先日、漫画を全9巻、ドカッともらいました。
「はるおにプレゼント」と、置き手紙付き(^^;)
がんばるな、家康!!
20年以上前、ビックコミックオリジナルで連載された漫画のようです。
正直、見たことも聞いたことも無い。(^^;)内容は、北海道は小樽出身の主人公が
ひょんなことから東京で注文住宅会社の営業になり
奔走するという内容です。
これが・・・
面白いのですが・・・
読んでいくうちに・・・
2巻で胃が痛くなり・・・
3巻で冷や汗がでて・・・
4巻で、めまいがするという・・・
主人公は、作中で、お客様に振り回されつづけます。
でも、主人公は、何でもお客様のいう事を叶えてしまう。
それを面白おかしく書いているのですが、やたらリアルなのです。
この漫画を見ると、まるで仕事の延長のような錯覚に襲われ・・・
休日に読むと、全く休んでいる気にならない。(TT)
まるで、働いているかのよう。
4巻で、読むのを断念しました。
その旨を、大親方の渋谷さんに話すと、北海道訛りで、こう言われました。
「主人公、まんまハルオだろ、ありゃ、ハルオだな。」
※注、ハルオとは私の名前です。
漫画を読んで胃が痛くなったのは、この漫画が初めてです。
ということで・・・
この漫画は、大親方の一番弟子である井関さんに責任を取ってもらい
引き取ってもらう事にします。
ああ、えらい目に合った。
いまだに思い出すだけで、めまいがする。(笑)
住宅の建築とは、人の壮大な夢を実現する仕事です。
以前、建築家の伊藤先生がこう仰いました。
「建築家とは、キラキラの夢を図面におこして、いざ建てるとなるとドロドロの沼へと足を踏み入れる仕事だ。」
夢実現するには・・・
金策・積算・工期工程・職人・近隣対策etc
職人さんだけでも、協力店15社を取りまとめて、一つ一つ見積もりを取り、高い安いのやり合いを行い、まとめてお客様に提示して、そこでまた高い安いのやり合いをして、再度、調整しながら、工程をまとめて、進めて行きながら、様々なクレームのご近隣対策をして・・・、工期オーバーや、予算オーバーをお客様や職人とやりくりを繰り返し、希望仕上げがお客様のイメージと違うと、塗り直したり、やり直したり・・・
ドロドロなんです。
休みの日ぐらい、仕事は一切忘れたい。
・・・のですよ、大親方様。