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2015年2月21日土曜日

俯瞰の大切さ

この地図を見て下さい。


・スーダン
・リビア
・エジプト
・イラク
・イラン
・シリア
・パレスチナ
・アフガン(イランの東側)
・ウクライナ

皆、戦争・内戦・クーデター・経済制裁が起きている国々です。
そのほとんどが、この地図内に収まっています。

ハッとお気が付いた人は、鋭いです。
そうです、その中心に「イスラエル」があるのです。

国土は、日本の四国よりも少し大きい程度。
しかし、世界有数の経済大国でいて軍事大国です。

その周辺国に次々とクーデターが起こり・・・
内戦状態に突入し無政府化。
それら国々は弱体化し、テロ組織が台頭。

その結果として、アメリカがことごとく「民主主義の的」と掲げ、攻撃を仕掛ける。

今まで、私は・・・
イラクも、シリアも、エジプトも・・・
一つの国のニュースとしてとらえていました。

しかし、こうして地図を見て・・・
その異常な状況に、始めて気が付きました。

こりゃ、アカンわ。


2015年2月20日金曜日

建築現場リアルタイムブログ

当社売主の建売住宅の建築現場をリアルタイムで紹介するページを新規作成しました。


(写真をクリックください。)

以前、数年間、現場紹介ブログをシーサーブログでやっていましたが・・・
http://kenchikugenba.seesaa.net/

当社HP上で、新しく開始します。

基本的に出来上がった建物を買う建売住宅。
購入者は、自分の家がどういう風に建てられたのかを知る由はありませんでした。
しかし、一生に一度の買い物です。
自分がこれから生涯住む家がどういう経過で作られたのかは、本来、知るべきことだと思うのです。

どんな地盤補強をしたのか?
どんな基礎の形なのか?
どんな鉄筋を組んだのか?
どんな柱が使われたのか?
断熱材は?
水道管は??

知っていたら、安心です。
将来のメンテナンスも、全然行いやすくなるでしょう。

もし、将来、売ることになったら・・・
このブログが、家の価値になるかもしれません。

安かろう悪かろうの建売市場。
出来れば建築現場は見せたくないのが普通です。

当社は、フルオープンにして、一石を投じたいと思います。

また、今後の予定地などを、当ブログと合わせて、フェイスブックでもいち早くご紹介しております。

www.facebook.com/kamakura.heisei

フェイスブックをご利用されている方!!
是非、当社ページを「いいね」してください。

ほぼ、毎日更新しています。
よろしくです。

2015年2月19日木曜日

鎌倉市玉縄2丁目建築家による建売住宅

鎌倉市玉縄2丁目で、去年から計画していた・・・
建築家による新築分譲住宅。

ようやく、造成工事に着手することが出来ました。(^^)



去年の8月から手掛け・・・
奥にある法面の造成許可が下りたのが1月中旬。
時間が掛かりました。(涙)

元々、造成を要する必要があるのは、隣接する青地の部分です。
その青地の地権者は「神奈川県」。

建築家の伊藤誠康先生が、建築確認の申請を行うと・・・
鎌倉市より「法面の安全性を確保しなければ、建築の許可を出せない」との回答。

早速、神奈川県に訪問し、現状の危険性を改善するように求めましたが・・・
神奈川県の回答は「一切の工事も費用負担もしない」というモノでした。

神奈川県の所有地が危険で、我々が家を建築することが出来ない。
ですが、その相手が我々業者だという理由で、一切の対処をしないというのは、物凄く納得がいかないモノでしたが、これを県と喧々諤々やるとなると、1年~2年は掛かる。(^^;)

我々は、一現場一現場毎に金融機関からお金を借りて事業を行っています。
1年も交渉にかかったら、簡単に数百万円が飛んでいくのです。(TT)

致し方なく、自費で行うことに切り替え、神奈川県に申請。
しかし、自費でも「県の土地に手を付けることはダメ」と言う。
さすがに、それは横暴です。

交渉を続け、どうにか工事許可を得ることが出来ました。

その許可後、今度は新設する擁壁が高さ2mを超えるため宅地造成規制法に基ずく宅造申請が必要だとのこと。

県の所有地に民間業者に防災工事を自費でさせ・・・
宅造規制があるから宅造申請を別途で県に申請する。
なんだか納得が出来ませんが・・・
従うしかありません。(TT)

ちなみに、建築確認申請は去年すでに済んでいます。
ですが、宅造工事が全て終わり、県から完了検査済み証が発行されないと、鎌倉市より建築許可が下りないのです。

造成工事は1月中旬からいつでも出来る状態でした。
順調にいけば、実はもう工事は8割程度終わっていたはずなのですが・・・
去年から工事を予約していた土建屋さんが、年末にこんなことを言ってきました。

「仕事が多すぎて、対応できない。申し訳ないがお断わりします。」

踏んだり蹴ったりとは、このことです。

なんでも、環状2号線関連の公共事業等が活況で・・・
石屋も土建屋も、皆持っていかれてしまっているのだとか。

よって、うちみたいな小さな会社の工事を請けている場合では無いという事です。

慌てて、他者を探しましたが・・・
どこも皆、同じ。

けんもほろろ。

そんな中、横浜の小雀建設さんが「2月中旬なら、どうにか無理くり確保できそう!」と連絡をくれました。

で、今に至ります。

先日、ご近隣全てにあいさつ回りを済ませました。

去年の8月からですから約7か月ですか。
その間、金利は無駄払いとなります。
当初予定よりも、だいぶオーバーです。

元々、多額の造成工事も見込んでおりませんでしたので、頭が痛いところです。

3月末日には造成工事が終わり・・・
4月から、建物を着工します。

仕上げ時期に梅雨が重なるので・・・
完成は、7月末ごろになるでしょうか。

なんだか、長くなりましたが、今ようやく入口にたどり付いたところです。
これから着々と工事を進んできけば嬉しいなぁ~。
そして、良い家を建てたいと思います。

ちなみに、販売は、3月末日開始となります。

ご期待くださいませ。

2015年2月17日火曜日

蓑踊り

昨日、夜、ソファーにヘタリ寝て・・・
テレビをぼんやりと見ていたら・・・

江戸時代の島原の悪政を語る番組がやっていました。
その凄まじい内容に、ビックリ。

場所は、今の長崎です。
たった380年前の話です。

同地にて大名となった松倉親子は、キリシタンの弾圧で有名なんですね。
激しい拷問にかけ隠れキリシタンをあぶり出し、かの有名な「島原の乱」の矛先が息子「勝倉勝家」だったそうで、大名で唯一斬首になるという、日本一の悪政を行った凄い人物として名を馳せているのだとか。
(私は勉強のべの字もしてこなかった人間なのでご勘弁を)

美しいと有名な島原城は、その悪政の象徴だと初めて知りました。


たった4万石の小さな領地の大名だった松倉親子。
その領地からは考えられない大きさの城だった。
この城を作るために・・・
領民から通常の2倍以上の年貢を取り立てる。
そして、領民に過酷な労働をさせて築城した。

呪いの城ですね。(^^;)

父親が死去後、息子の勝家は、さらに重税を課します。
豊作でも、領民が食うものに困るほどの年貢。
その他に・・・

赤ちゃんが生まれたら税金を取る「頭税」
人が死んだら税金を取る「穴税」
家に窓を作ったら「窓税」
家に棚を作ったら「棚税」

考えられない物凄い税金に、領民は疲弊します。
無茶苦茶な年貢なので、思うように徴収出来ないのは当たり前ですが・・・
勝倉は暴挙にでます。

村々の責任者である百姓の長「庄屋」の妻や娘を人質として取る。
年貢が収められなかったら拷問をすると脅す。

そして、実際に年貢が収められなかった村には・・・

その人質に・・・
蓑(みの)を着せ・・・


(これが蓑)

領民を集め、その目の前で・・・
火を着けたというのです。(汗)

藁で出来た蓑です。
火がつけば、勢いよく燃えます。

若い女性や子供は、蓑を脱ぎ捨てることが出来ず、もがき苦しむ。
熱さ苦しさに走り回り、転げまわる。

その姿を、役人は笑いながら見物し・・・
「蓑踊り」と揶揄したという記録が今も残っています。

その見せしめの拷問に、領民は恐怖におののき・・・
誰ひとり逆らうことができなかったそうです。

この話、実話です。
しかも、日本での話です。
たった380年前の日本でですよ。

その他、税金を払えないというだけで、生まれる直前の妊婦を1週間冷水に漬け(水責め)、死産させて殺したという記録もあります。

行っていたのは、今で言う都道府県ですね。

暗いリビングでテレビを見ていて、心底に戦慄を覚えました。

こんな残忍で残酷な所業をする本質が・・・
この日本にも、存在するのです。

年々世知辛くなる日本。
テレビを付ければ、毎日テロや殺人のニュースばかり。
人を殺して見たかったなんて、中学生の女の子が言う世の中です。

現在の政府筋が「穴税」の復活を検討しているという話まで聞きます。
その政府は、話し合いというスキルを持ち合わせていません。

日本の敵とされたIS。
目を覆うむごい映像が世の中に蔓延しています。

しかし、我々の祖先が同じことをしていたという事実を知り・・・

なんだか、震えが来て・・・
夜中にソファーから飛び上がりそうになってしまいました。


2015年2月16日月曜日

大失敗

今日は、朝から不動産売買の引渡がありました。
横浜の某銀行ですべての手続きを終え・・・

御客様を藤沢まで車でご送迎することとなりました。
ご年配の御客様です。

私が仕事で使っている車は、トヨタのシエンタ。
後部ドアがスライドドアで、片側が電動になっています。

なので・・・
開け閉めのときに普通のドアと思ってやると、開きません。(^^;)
手の力で開けようとすると、ドアが自動で開こうとして、相反してガクガクっと行ったり来たりしてしまうのです。

お客様は、私の母親と同じぐらいの御年齢。

絶対にガクガクっとなると思った私。
乗りこまれる時に、「私がお開けします。」とエスコートを差し上げました。

「こんな扱いを受けたのは、久方ぶりだわぁ~」

と、御笑談されながら、乗り込まれたお客様。
乗り入れられた直後、ドアノブに手を掛けられました。

そこで私、とっさに危ないと思い・・・
やってしまいました。(TT)

「お手手、放して!!」

とっさに出た言葉です。(^^;)
いつも息子や娘に対して注意する口調で。

私よりも30歳は年上であろう人生の先輩です。

一瞬、凍りつく車内。

何事も無かったかのように、ドアを閉め・・・
運転席に乗り込み・・・
世間話で誤魔化しながら、出発する私。

さすがに、変な汗をかいてしまいました。(苦笑)

お客様には、この場を借りてお詫び申し上げます。
失礼申し上げました。m(_ _;)m