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2016年6月17日金曜日

藤沢ラーメン「そよ風」

子供達は成長につれ・・・
自分で出来る事が増え、だんだんと手がかからなくなってきました。

一人でトイレに入れるようになったと思ったら
お尻も自分でふけるようになり

朝起きたら、洋服も自分で着替え、キレイにたたむ。
顔も自分で洗います。

お風呂も兄弟二人で入れるし、出たら自分でバスタオルで体をふく。

毎日のごみ捨ては、二人の役目。
ゴミ捨て場は、200mも離れていますが、へっちゃら。
折り畳みカートにゴミを乗せて、歩いていきます。

娘は、庭の水やりも進んでやってくれます。(^^)

数年前の・・・
すべてを世話していた怒涛の日々が、ウソのようです。

ご飯を全然食べてくれない君たちに、夫婦で四苦八苦して泣いたっけ。

約3年間も、毎日君たちのお尻を拭いてきたんだよ~。

うんちするとき、一人でできないから、一緒にトイレに入ってさ。
「それ、踏ん張れ~、頑張れ~!」って・・・
出てきたうんちの色や柔らかさを見て、いちいち心配して。(笑)

首が坐らない君たちを風呂に入れるのは、中々大変だったんだ。
3歳までは、お風呂も怖がっていて、仕事から帰ってきたら、まずは子供たちを風呂に入れるのは、私の役目だった。

あっという間ですね~。

そのうち、歯も自分できれいに磨くようになり・・・

親は、いらなくなるんだよね。

なんて、センチメンタルになりながら、
毎週、定休日は、今までできなかった事を妻と怒涛のようにやっています。

ということで、噂のラーメン屋をつぎつぎに踏破していきます。

先日は、藤沢の「そよ風」へ。



焦がしネギって・・・・

繊細なラーメンの風味をすべて消してしまいますね。(^^;

麺は、モソモソッとした触感。

星は・・・

★★☆☆☆

でした。


2016年6月16日木曜日

う~ん

話が政治的になると・・・
このブログも、アクセス数が落ちる傾向にあります。(^^;)

個人的に「原発反対」と言っているだけなのですが。

原発=政治的なんですね。

それにしても・・・

舛添さん、政治家が皆やっている経理処理で、都知事をクビですか。
まさに、政治的な退任劇。

舛添さん、言えばいいのに。
「世の中に何万といる政治家は全員、私的領収証を計上してるぞ!」
「俺をクビにするなら、皆やってるんだから、議会解散するぞ!」
って。

でも、変に気が小さいから、言えない。

これだけマスコミが右にならえで総攻撃は、珍しいんですよね。
見たことない。

甘利氏と舛添氏のこのマスコミの報道の差は・・・
利権の有無だと、個人的には納得しています。

よっぽど、ケチだから・・・
東京オリンピックの利権絡みで、陰のフィクサーを怒らせたのか?
もっと、盛大に金を使わせて、金を吸い上げたかったグループと対立したのか?

とにかく、邪魔になったんでしょう。
「もっと、大盤振る舞いしろよ!」
「あのケチのハゲ野郎、邪魔だ!」
と。

だって、ファーストクラスもスウィートルームも、東京都知事の習わしだったんでしょ。
鈴木、青島、石原と、ずっと、そうだった。
なのに、突然、批判され・・・
「お前なに贅沢してるんだ」と、言われる。

本人も、さぞビックリしたでしょう。(笑)

ケチって、素晴らしいじゃないですか!
政治家で、ケチ臭い奴なんて、どこにもいないんですから!
(中枢部にいる連中は、野党も与党も、皆、大金持ち。)

そのケチぶりを披露して、サヨウナラ。

東京オリンピックで、最大に金を扱うのは、広告代理店です。
全世界のスポンサーを一気に束ねるのは、日本大手の広告代理店となります。

日本の大手企業は、スポンサー料だけで、一口150億円。

その金は、マスコミに振り分けられます。
だから、皆、目が血走ってる。

マスコミの血液は、スポンサー料です。
その心臓である「コマーシャル」を握っているのは、広告代理店です。
マスコミは、彼らに一切逆らえない。

それが、今回はテレビを通して、とっても良く見えたわけです。(^^;)

そして、日本人は扇動を受けやすい民族だというのが・・・
この騒動を見て、心底、分かりました。



写真は、当社の完成間際の建売住宅のものです。

今の私の気持ちは・・・
まさにこんな気持ちです。

実はこれ、仕上がった壁紙の写真なんです。


現在、壁紙工事が終わりたてで、電気工事の真っただ中。

このドクロマークは、壁紙屋さんが電気屋さんに・・・
「エアコンスリーブや吸気口がここにありますよ。」
と教える、マーキングなんですね~。

いつもは「ニコちゃんマーク」や「ぴかちゅー」だったりするのですが・・・

なぜ、ドクロに?
まあ、可愛いから良いですが。(笑)

室内カバーを取り付けてしまうと、この切り絵?も無くなります。

別の部屋も同じです。



我々は、ただ、一生懸命働くしかありません。

しかし・・・
不思議に思うんです。

新しい都知事選挙に、50億円かかるのだとか。

数十万の私的流用で、ケチだと分かった都知事をクビにして・・・

50億円かけて、新しい海千山千の都知事を選ぶという。
いやいや、そのまえに新スタジアムに1000億円余計に使おうとした森なにがしとかいう元総理大臣は、涼しい顔してまだ組織のトップにいるぞ。(笑)

広告代理店の扇動力をまざまざと見せつけられ・・・それでもなお

東京都民は、金銭感覚が狂るってるのかしら?としか思えない事態です。

どうかしてるぜっ!!

2016年6月13日月曜日

見識

名古屋大学付属高校3年生の吉野裕斗君は
進路を決める人生の岐路に立った時・・・

世界を見たいと両親を説得。

自ら企業経営者の会合に出て
協賛金として135万円の旅費を集め
八か月半もの間
ボランティアとして世界各国の国際協力機構や国連事務所、NGOを訪ねて回った。

彼が訪れたのは東南アジアやアフリカ、南米など29か国。

フィリピンでは、子供の空腹を紛らわすため
親が食事より安いシンナーを子に与えている現場を目の当たりにし
日本が支援する施設を脱走する子供たちが居ることを知る。

カンボジアでは、日本の税金で作った学校が必要のない場所で建てられ
校舎が全く使われていない現場も見た。

アフリカやウガンダでは、日本の野球の普及事業の期間が終了した途端
定着しかけたリーグが無くなった。

現地スタッフから良く聞いた言葉は・・・
「支援慣れ」というものだった。

無償支援に依存すると、自力での社会構築の妨げになることを知った。

ビジネスとしてお金を回した方が現地の人のためになる。
そして、結果的により持続可能な支援となりえる。

長い旅を終え、
日本に帰郷した彼は
高校で学年が一年遅れた。

でも、焦りは全くない。

「世界を見たからこそ、日本でしっかりと勉強したい」
という。

(東京新聞3月8日夕刊より)

素晴らしいですね。
彼も、親も、学校も。

志した彼に、それを許した親。
そして、見守った学校。
日本も捨てたもんじゃないと思わせてくれました。

同新聞にこんな記事もありました。

「いまどきの大学生は読書も勉強もしない半知性主義」
などと批判されるが、多くはそうではない。
「学ぶ時間さえない万年家老の働き手」
となってしまっているのだ。

日本をダメにしているのは、政治でも、教育でもなく・・・
若者を食い物にする企業だ、というのだ。

将来の日本を担う子供たちの学びの時間を
アルバイトという、企業の都合のいい労働力として浪費している。

企業は、「新卒の若者は使えない」というが
実際にアルバイトで若者を過剰に拘束している、大手コンビニや量販店、大手居酒屋チェーンが悪いのである。

そりゃ、気が付かなかった視点ですね。(゜゜;)
なるほど。

大阪府の「らいとぴあ21」には
放課後の居場所「ぴあぴあルーム」がある。
日、平均20人の小学生がやってくる。
ある職員が呼びかけた。

「草むしり、50まーぶ!!」

まーぶとは、子供たちが学び、遊び、働いて手に入れられる「仮想通貨」だ。
得たまーぶは、食事やおやつ、祭りのゲームに使える。
仕事はぴあぴあルームの「ハローワーク」で見つける。

掲示板をみると・・・
ニュースレター配りは自給100まーぶ
朝市の手伝いは、200まーぶ
勉強を頑張れば、50まーぶ

運営するNPOの松村さんは言う。

どんな家庭の子でも頑張ってみようと思える仕組みにしたかった。
社会に出たら稼いで自立しないといけないことを
小さいころから肌で感じでほしい。

夏休み中、19回、職員や周辺の住民の作った昼飯を100まーぶで提供した。
食器の洗い物50まーぶ、配膳50まーぶと仕事をつくり
二つ担えば、翌日の食事が食べられる。
家庭の事情で、昼飯を抜く子やカップラーメンが続く子もいるから。
延べ88人の子が、この仕組みでお昼ご飯を食べた。

小学生高学年の子に話を聞くと・・・

「お使いをしてまーぶをもらって、ご飯が食べられた!」

と満面の笑みを見せた。

(朝日新聞2012年10月9日朝刊より)

良い仕事ですね。
子供のいない中央省庁で、官僚があーだこーだ議論して・・・
それを政治家や教育委員会を媒介として、システム化するのではなく・・・

子供たちを目の前にして、ふれあいながら、決めていく。

まさに、事件は会議室でおきているいんじゃない、現場で起きているんだ!
です。

「木を見て森を見ず」という言葉がありますが・・・

一本一本の木がどうなっているのかは、やはりとても重要なんです。

今の社会は、すべてが「おおざっぱ」すぎる気がしてなりません。

エムスクエアラボの加藤百合子社長。

農業に参入して6年半。
念願だった農業と教育のかけ算した事業をはじめます。
農業を軸とした人材育成プログラム「アグリアーツ」です。

教育には大きく
学校教育・家庭教育、そして地域教育があります。

学校教育は、その役割を再考する必要がある大事な時期です。
知識を身に付けるという点でいえば、ウェブ配信の講座や民間塾など
競争原理が働き、学校よりも優れてきています。
また、家庭教育は貧困や親の熱心さの影響を大きく受け
格差はますます広がっているように感じます。

では地域教育はどうでしょうか?
一昔前なら、人生の大先輩が地域の子供たちを叱る説教をするという
自然発生的な教えを得ることができました。
しかし分業化や核家族化が進み、教育は学校に任せきりになってきました。
そして何か問題が起これば・・・
学校にその原因を押しつけつことで、家庭も地域も責任を逃れてきたのです。

人材は地域の宝であるからこそ
学校・家庭・そして地域が一丸となって、子供を育てる必要があります。

アグリアーツでは
地域の資産であるシニア人材や放棄農地、空き家などを結び付け
子供たちの育成と地域の活性化を一挙両得してしまおうと思っています。

(東京新聞、紙つぶてより)

社会問題として扱われている

「地域の高齢化」
「放棄農地」
「空き家」

これらを、加藤社長は「地域の資産」とおっしゃっています。

これは、凄い斜め45度からの、鋭い視点ですね。

ビックリしました。

そうか~、地方は資産の宝庫なんだな~。

俄然、地方で子育てをしたくなってきました。(^^;)
どうしよう。

2016年6月12日日曜日

アジア人

とにかく、感動しました。

とにかく、この動画を日本のすべての人に見てほしい。




何が本当で、何が嘘か。
我々の価値観は、なにで作られているのか?

今一度
自分に向き合う必要があると・・・
強く思わせてくれる動画です。

この動画も一つのメディアです。

すべての情報をテレビを軸とするマスメディアから得る時代に生まれ
マスメディアが作った価値観に生きる我々。

その価値観にどれだけ他人の恣意的な意図が入り込んでいるか?
受け入れる側なのに、我々はほとんど考えません。

だから、中国で反日デモが発生といわれると・・・
中国人はそんなに日本人が嫌いなのかと、すり込まれる。

でも、実際には、日本で起きているヘイトスピーチ程度の
ごく一部の変わった人たちの小さな行為なのかもしれない。
しかし、このヘイトスピーチも、海外へ向けて「大規模な反韓デモ」と報道され、日本人は皆こうだと思われるかもしれない。

映像も写真も文章も、人が作り出すもの。
すべて個人の価値観に基づいて編集されている。
つまり、なにもかもが意図的だと言えます。

テレビ世代の我々は、「ボーっ」とテレビを見ることが多い。
すると、その情報は無意識にインプットされます。
疑うという余地がない。

用心深くあれ!

我々は、過去政治家が発言した「産む機械」でも「納税するだけの民」でもありません。

情報に翻弄されないためには、独自に見聞を広げるしかない。

このフリーハグを実践している若者の名は・・・
「桑原功一」さんです。

まさに、自分の行動力で、見聞を広げていますね。

彼のフェイスブック
https://www.facebook.com/freehugs4peace/timeline

若いって素晴らしい。
本当に、若いって素晴らしいことなんです。

何でもできますから!

テレビやパソコン、スマホの画面の前で身動ぎせず・・・
あふれ出てくる情報を「ボーッ」と見る。
電車の中でも、レストランの中でも、そんな若者で溢れ返っています。
まるで、画面越しにマインドコントロールされているかのよう。

モバイルゲームの虜にされて、「納税するだけ民」に成り下がってませんか?

打破しましょう!
簡単です。
他人様が作った今ある価値観を、ぶち壊せばいいんですよ。

ゲームなんて、その最たるもんです。

目覚めろ、日本の若者。
立ち上がれ。


2016年6月11日土曜日

立体パズル

さて、息子に手渡すパズルも・・・
日に日に、難しいものになっています。

今回の物は・・・
「クリスタルギャラリー」なるものです。

透明の立体パズルとなります。(^^)

これが中々難しい。

ためしに、朝仕事に出るとき・・・
妻に「作ってみて」と、一言いい残し・・・
夜、帰ってきたら、妻から一言

「難しすぎて、無理」

1時間やって、全く組み上げられなかったとのこと。

さて、それを息子がチャレンジ!!


41ピースあります。
ひとつひとつ形が異なり、しかも立体的な凹凸があり・・・
確かに難易度は、高い。

でも・・・


5歳の息子。
つぎつぎに、組み立てていきます。(^^;)


組み上げるたびに・・・
妻・・・

「おおおおっ!」

と雄叫びをあげてます。

私も、「お前、凄いな!」と、普通に驚嘆。

そんな親たちをよそに、集中している息子。


ドンドンと、組みあがっていきます。

妻曰く
「この真剣な時の、目つきの悪い顔がアナタそっくり」
だそうです。


まだ、これでは何が何だか分かりませんが・・・

胴体を組み立てて、

残るは顔だけとなりました。


正味、30分!!!

完成!!!!


クリスタル、シンデレラ!!

そのほかに・・・

ミッキーマウス、アリエルと・・・
その他、ディズニーの様々なキャラクターが発売されています。

価格も安く、ネットで一個1000円程度。
安い。

そして、これだけ手先と頭を使う遊びは、中々ないと思います。

妻が全く出来なかったパズル。
我が息子は、職人気質を持って生まれてきたようです。


妻曰く、ドヤ顔も、私に似ているそうです。

そんなに似てますかね?

2016年6月10日金曜日

癌と原発

また、著名人が癌になりました。
それも、まだお若いのに。(TT)

発病から、すでに1年8か月を経過しているという。

1年8か月、特定の病院に通院し、入院もした。
ご主人は、スキャンダルを多く抱えた日本を代表する歌舞伎役者。
きっと、多くの週刊誌が狙っている存在です。

まあ、1か月と隠し通せるわけありませんね。

それが、なぜかこのタイミングで週刊誌に掲載され・・・
それを受け、ご主人が記者会見をする。
そのおかげで、連日、新聞・テレビ・ネットと大騒ぎです。

朝から晩まで、この話題でもちきりです。

ご病気であるご家族を抱えて、とても同情します。
ご本人は、大変でしょう。

ただし・・・
マスコミのこのやり方は・・・
ひどいですね。

怒りを覚えます。

人の不幸を、選挙直前に「芸能ネタ」としてブチ当てる。
それすらも、「政治と金」に利用にする。

今日になって、今度は旬の笑点メンバーが不倫会見。

マスコミは、そこまで投票率を下げたいのか。

来月、選挙です。
あと1か月で、国を左右する選挙があるんです。
普通であれば、国を挙げて政策論争でしょう。

どこの国も、選挙はお祭り騒ぎとなります。
朝から晩まで、国民の生活がどう変わるか、議論するのが普通です。

でも、日本は、違う。
官民一体で、政治から国民の目をそらそうとする。

恐ろしい。
本当に、恐ろしい。

さらに、もう一つ物凄く違和感を覚えます。

30代前半で、癌になった梨園の妻。
それも、進行性の早い癌だという。

現代は、急速に癌患者が増えているそうです。
女性の12人に1人が乳がんになっているというではありませんか。
少し前まで、乳癌なんていう言葉は、こんなに頻繁に聞くことはありませんでした。

なのに・・・

「なぜ、これだけ癌が増えているのか?」

この論争が、TVで全くないのです。
昨日のテレビでは、梨園の妻の癌について・・・

「癌は生活習慣病です。」
「食生活の欧米化が、癌を招いています。」

と、某一流大医大の教授が何人も出て、話していました。

そこには、一言も・・・
「原発」
の文字も言葉も出てきません。

5年前に、爆発し、今なおメルトダウンしているんです。

癌の主因となる放射能が大量に放出されている原発が、日本に3基も存在しているのです。
そこに、医者も著名人もキャスターもアンタッチャブル。
一切触れない。

気持ち悪い。
こんなに気持ち悪いことはありません。

そんな黙殺できるものなんですか?
人間っていう生き物は?
何のために?

(金のため以外、ないのですが)


食生活の欧米化は、今に始まったことではありません。

逆に、ここ数年の間オーガニックが大きく取り上げられ・・・
多くの人が、急激に食生活に気を使い始めている現実があります。

それなのに、止まらない癌の猛威。
増え続ける患者。

東京大学教授は、こう言います。

「高齢化も大きな一因です。」


先生。
今増えているのは「若年性の癌」なんですよ。

大気汚染、海洋汚染、森林汚染、植物汚染、飲用水汚染。
放射能汚染は、間違いなく広がっています。

「メルトダウンが起きたら、世界が終る。」

そう言われてきた筈です。
だから、研究者は絶対起きないと言ってきた訳です。

その事態が、今、福島で3基同時に起こっているのです。

だれがどう考えても、それが一番の原因だろうよ?

私が言っていることって、おかしいですかね?
間違っているのでしょうかね?
変なことを言う変人扱いを受ける言動なのですかね。

この状況で・・・
福島の危険地帯を解除し、帰宅を諭し
福島県産の食べ物をアピールする政府。
オリンピックの聖火リレーを福島でやり
パラリンピック競技も福島で行うのだとか。

なんで、こんな無茶苦茶なことが、議論されないのだろう?
なんで、皆、見て見ぬふりができるのだろう?

それ自体が、摩訶不思議で・・・
芸能ニュースを見ながら、狐につままれているようで・・・

ただただ、その世の中が気味悪く・・・

原発を猛烈に推進し始め
世界に売りまくる現政権。

その政府の是非を問う選挙前だというのに
マスコミも国民も皆
芸能ニュースに一喜一憂する様。

ただただ、ゾッとします。

2016年6月9日木曜日

魔法使い

鎌倉某所にて
ウッドデッキの注文を賜りました。

大工の遠藤さんが、受けてくれました。
ありがとうございます。


大きさは、15畳ほどの大型デッキです。
目隠しルーバーもある大掛かりのモノとなりましたが・・・

山長商店さんに発注し、総「紀州檜」で製作することとなりました。

一人で、5日。
サクサクっと造ってしまいます。 


とても腕の良い大工なので、仕上がりも細部にわたり完璧です。

大きなウッドデッキだったので・・・
材料を大目に注文してあり、大分あまったのですが・・・
その余った材料を見て、遠藤さんがひとこと。

「材料が余ってるから、簡単な階段、造りましょうか?」

階段か~。
いらないな~。

それならば・・・

と、私、遠藤大工に無茶ぶり!!

すると遠藤さん、苦笑いして・・・

「やりますよ!」

とおっしゃってくれました。(^^)


さっそく造り始めます。

「余計なこと、言わなきゃよかった」

と、いいながら・・・(笑)
ドンドンと進んでいきます。


さて、一体、何をつくっているのでしょう?


総檜の土台骨組み完成!!


その上に、余ったデッキ材を並べてみます。


節目を弾いて、きれいな木目の板を選んで、私が仮並べ。

そして、コーススレッドで止めていきます。


「下から止めますか?」

いえいえ、そこまでしなくて大丈夫です。
サービス工事ですから。(^^)

板を全部止めて、全容が見えてきました。


そうです、テーブルです。
総檜のテーブル。

贅沢~っ!!!

W1600mm
D750mm
H750mm

ひのきの香りがなんとも心地よい。


デッキとテーブルの完成です。


仕上げに塗装をしなければなりませんが・・・
個人的に、無塗装が美しく思え・・・
塗るのがもったいない。(TT)

遠藤さんに「無塗装で持ちますかね?」と聞くと・・・

「いや~、絶対にやめた方がいい」

とのこと。

お客様も「耐久性が高いほうが良い」とおっしゃるので、スーパーウッドステインで仕上げる予定です。

それにしても、大工さんは何でも造り出してしまいます。
こんなテーブル
買ったら、5万はするでしょ~

それを、数時間でこんなに完璧に生み出してしまう。

個人的に思うのですが・・・

大工さんは、
玄能をステッキ替わりに持つ
魔法使いなんだと、思うのです。


2016年6月6日月曜日

仕事が人間を頽廃させる

先日、新聞でこんな感じを見た。

「頽廃」

タイハイと読みます。
意味を調べると・・・

「風俗、気風がくずれ、不健全になること」

とあります。
その記事をご紹介します。
----------------------------------------
私の家のある群馬県の山村「上野村」は
今例年より早い春を迎えている。

四月中旬にはソメイヨシノやしだれ桜が咲き
月末には山桜も散り始めた。
ワラビや山ウド、フキなどが姿を見せている。

子育て時期が近付いて、小鳥たちも忙しくなってきた。

村の暮らしは案外忙しい。
畑仕事をしたり
山菜を取りに行ったり
春祭りもあれば
共同作業もある。
最近では、土日様々な企画も行われている。

面白いのは、それが仕事なのか村の暮らしなのかが・・・
良く解らないことだ。

仕事だと言えば仕事。
それが村の暮らしだと思えば、暮らしなのである。

伝統的な社会では、すべてが何となく一体化している。
仕事と暮らしも一体化し
それらと結ばれながら
地域文化や地域社会も作られている。

山の神信仰や水の神信仰のような土着的な信仰も
それらと結んでいる。

それが伝統的な「生きる世界」のかたちだった。
この点では、世界中変わることはない。

ところが近代的な社会がつくられていくと
このような一体的な世界は壊れていく。

仕事は仕事、暮らしは暮らし、文化は文化、社会は社会・・・・
となったのである。

そのことによって、暮らしや文化、社会から独立したものとしての職業が成立した。

そしてこの変化が、職業倫理を問われなければならない時代を生むことになった。

伝統的な社会では、職業倫理は自然に形成されていた。

仕事は仕事以外の要素と結ばれていたから
仕事に対する考え方も、総合的につくられていたのである。

暮らしや社会を壊すような仕事はしてはいけないし・・・
仕事の中に文化や、ときには土着的な信仰も内蔵されているのだから
そういう結びつきが自然に職業倫理を成立させていた。

ところが仕事が仕事だけで独立したものになると
仕事の都合が優先され、仕事の倫理が独り歩きするようになったのである。

こうして近代社会になると
自分や自分の企業の利益しか考えない人が生まれてきた。

さらには、誠実に仕事をしているつもりでも
自分の職業だけの狭い世界の発想で行動し
それが結果的に、社会を壊していくような現実も発生するようになった。

事実上の粉飾決算をおこなったいた東芝
燃費データをごまかした三菱自動車
ブラック企業的な経営を行う経営者
パナマ文書にみられる税から逃れようとする人たち
不祥事を繰り返す政治家
そして、原発の危険性を無視しようとする人たち

私たち社会は、そんな人たちがあふれるようになってしまった。

職業は、職業以外の世界と結びつきを失ったとき
職業だけが独り歩きするようになり
頽廃していく。

その結果
絶えず職業倫理の重要性が語られ
しかし現実には、倫理観の欠如した事件が頻発しつづける。

そんな時代を、私たちは迎えている。

そのことに気が付いている人たちは
自分の仕事が社会や暮らし、文化と結ばれている世界を確立しようとして
新しい仕事づくりをはじめ
あるいはボランティアなどに力を注ぐようになってきた。

企業でも従業員の社会貢献活動に、本気で取り組むところが生まれた。

放置すれば、仕事が人間を頽廃させる不幸な時代を

私たちは、直視せざるをえなくなってきている。
--------------------------------------

東京新聞「時代を読む」から哲学者内山節さんのお話。


2016年6月5日日曜日

高齢化?長寿?

「100歳すぎても歯が生えてきた」
パキスタンにそんな桃源郷があるという。

インフラが一切整っていないパキスタンの山岳地帯「フンザ」
医療施設など無い。
少なくとも千年前から暮らす人々が、他界とつながったのは60年前のこと。
それまで完全に陸の孤島だった村は、完全な自給自足を営んでいた。

化学肥料も農薬も保存料とも無縁。

オーガニックな果物や木の実中心の食生活だ。

推定115歳で亡くなられたバラドさんは・・・
自分の畑や村でとれたもの以外は、「汚れている」といって食べなかった。

フンザの老人は良く歩く。
3日間かけて歩かないと、隣町にも行けないからだ。
夏には2か月間、高原の草原へ放牧へ。

昔は食べ物がなくなっても近所の家に行って食べ
酒を飲み、喧嘩も朝には忘れた。
木陰で寝ても平気。
家の戸にカギは無かった。

それが、最近急激に変わった。
観光ブームでこの桃源郷が話題になり・・・
外国人客が押し寄せ、貧富の差が生まれた。

昔は皆悩み事がなく、心も健康だった。

それが、今は、皆、教育やビジネスと心配事ばかりしている。
すると、どうだろう。
最近はがんや糖尿病など、現代病が広がり始めた。

昔は、癌患者なんて一人もいなかったのに。

老人の一人は嘆く。

昔は一個のじゃがいももゴールドのように大切にし
皆で分け合って食べた。
それが今はどうだ?
争い奪い合い、殺し合いまで起きている。
こんな世の中に何の意味もない。
人生最悪の時だ。

澄み切った空気。
7千メートル級の山々にしがみつくように存在する村の空は、宇宙を感じるほど深い。

訪れた人が「風の谷のナウシカ」のモデルの地だというのもうなずける。

世界屈指の長寿大国日本。
医療や福祉の充実ぶりは、素晴らしいと思う。

ただ・・・
100歳を超える長寿となると・・・
別次元の何かが可能にしているのだろう。

現代世代として、なんだか申し訳ない気持ちになった。

(東京新聞:武石英史「郎辺境の里、長寿伝説」より)

2016年6月4日土曜日

鎌倉の治安は良いの?

鎌倉で住宅を建て、お客様にお売りする時。
お客様の比率は、周辺の方50%、都心の40%、その他10%ぐらいです。

で、周辺以外にお住いの方から、必ず聞かれることがあります。
それは・・・

「鎌倉って、治安は良いのですか?」
「大船って、防犯はどうなんですか?」

このご質問にお答えするのは、結構難しいです。
何を基準にするかで、答えが大きく異なるからです。

東京都心部に比べれば、治安は断然良いと答えられます。
横浜駅界隈と比べても、治安はとても良いでしょう。

藤沢市と比べても、鎌倉の方が良いというのは分かります。

その理由は、鎌倉には盛り場が無いからです。
ラブホテルも規制されていて、2件しか存在していません。

よって、夜のにぎわいは、皆無です。

でも、地方と比べたら、治安はきっと悪いでしょう。
日本有数に人が集まる「観光地」ですから。

ちなみに同じ鎌倉市でも・・・
鎌倉駅と大船駅は、同じ鎌倉市ですが異質の町です。(^^;)
松竹が無い今、大船は観光とは無縁となっています。

先日、こんな広報が回ってきました。

「玉縄地区版、安全安心まちづくり推進ニュース」なるものです。




鎌倉市全域を5つに分け、1年の犯罪件数を累計したデータです。

なんと、鎌倉全域で、凶悪犯罪数はたったの2件。
ものすごく少ないですね。

傷害事件は年間で90件。
窃盗犯は516件。

この数字は、とても少ないものだと思います。

お隣の藤沢市では、窃盗犯は2000件を優に超えます。
自転車泥棒だけでも、1000件を超える多さです。

広報は、鎌倉市の市民安全課が作成しているとのことで・・・
さらに小分けした地域も抜粋されています。

 

窃盗犯が増加したとのことですが・・・
玉縄地域では、1年でたった61件。

とても優秀?な数字に思えます。
61件の半数が「乗り物盗」ですので、自転車の盗難です。
凶悪犯罪ではありません。


住宅への泥棒は、1年で玉縄で2件、岡本でたったの2件。
玉縄・岡本は、1年で2件という極小の数字。

ひったくりも1年で、岡本5件、玉縄1件だけ。

岡本は駅前になるため、玉縄の5倍となりますが・・・
それでも、1年でたったの5件です。(^^;)


自転車の窃盗は、これも駅周辺となる岡本がダントツです。
玉縄に至っては、4件だけ。

車上荒らしは、もう無いにも等しい。(^^;)

この数字を見ると・・・
胸を張って・・・

「大船西口の治安は、とても良い地域です。」

といえますね。(^^)

お隣が藤沢と横浜ですから、余計にそう思えます。