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2023年3月4日土曜日

ユナイテットワールドカレッジ

『神山まるごと高専』
を調べていたら
もう一高
魅力しかない学校を
発見してしまいました。

その名は・・・
『UWC・ISAK・JAPAN』

UWCとは
『United World Colleges』
ユナイテッド・ワールド・カレッジ
の略となり
ISAKとは
『International School of Creative Arts』
インターナショナル・スクール・オブ・クリエイティブ・アーツ
の略です。

軽井沢の地にある全寮制の学校で
アート・デザインなどクリエイティブ分野への
進学、就職を目指す生徒たちが
世界各国から集まる
まさにインターナショナルスクールとなります。

UWCジャパンのHPは下記です。
https://uwcisak.jp/jp/

なぜ、この学校を知ったかというと
神山まるごと高専の理事長
寺田親弘さんと
このUWCISAKジャパンの理事長
小林りんさんが
対談していた
動画を見たからです。

小林りんさんの
その動画の中の「目チカラ」が
物凄くて
引き込まれてしまいました。

人間って
第一印象が全てです。
魅力ある人は
女性も男性も
皆、目が凄い。(^^;)

そして、なぜこの学校を作ったかを
小林りんさんが語る
下記、ユーチューブを拝見しました。

動画が見れない方は、下記をクリック
https://www.youtube.com/watch?v=IuOMV_9CEyk

日本の秀才達というと
政治家や官僚方を
思い浮かべます。
その秀才たちの話(答弁)は
何を言っているか?
何を訴えたいのか?
全く分かりませんでしょ。

だから、我々一般人は
「頭のいい人の話は理解できない」
と、鼻からたかをくくって
諦めてしまっていますが

学校を作って
日本を根底から変えようと奔走する
彼ら彼女らの言葉は
これほど解りやすく
これほど引き込まれ
これほど面白く
これほど簡単なんです。

本当の秀才の話や言葉は
耳を傾けるだけで
染みてくるものなのだと
寺田さんや小林さんを通して
知ってしまいました。(涙)

そして、本当の秀才は
人間として、とっても魅力的。

下記動画も是非見てください。
神山まるごと高専の
理事の山川咲さんのお話。

動画が見れない人は下記をクリック
https://www.youtube.com/watch?v=ZbG9KJ-c4ZY&t=1s

こんなに快活で
活力あふれる言葉を吐く
大人・・・
近くに居ますか?

そして、なんと美しい目で
心地よい笑顔で
理路整然と
物事を語るのでしょうか。

我が子達には
子供のころの間に
是非、こんな魅力あふれる
大人に触れ合ってほしい。

そうしたら
絶対に人生が変わると思う。

ただ・・・
UWCは、倍率が5倍~7倍ほどで
神山まるごと高専は
1年たった40人の募集だけという
超狭き門。
入るのも難しそうだ。(TT)

暴力団のような連中が
理事長となり
子供達の教育を「金」変え
それを横領して
私腹を肥やしていた事件が
『日本大学』という
日本の中心的な大学で明るみに出たのは
ついこの間です。

あれが、今の
シロアリに食われた日本の
張りぼての中身です。

でも、足元から
変わろう・変えようとしている
若い世代がいます。

そして、世の中の学校に
彼・彼女等の活力が伝染して
全部こんな「志」を持ちだしたら
日本は、地球を救うでしょうね。

さらに、この学校で育った子供達が
政治を目指したら
本当の「美しい国日本」が
私が生きている間に
見られるかもしれません。

両校に携わる・・・

寺田親弘
大蔵峰樹
山川咲
伊藤直樹
小林りん

彼・彼女等の想いを形にする
強い意志に間接的にですが触れて
同世代として
何もしていない自分に
恥ずかしい気持ちで一杯ですが

でも、なんだか少しだけ
子供達の未来に希望が見えて
何だか、少し幸せな気分です。

2023年3月2日木曜日

高等専門学校

「大学生は採用時点では使いものにならない。」
「現代の教育では、高校・大学の7年間がただただ無駄になっている。」

そう話すのは・・・
大蔵峰樹さん。

あの億万長者として
なにかと話題ふりまく
ZOZOの前澤元社長に
巨万の富を授けた
「ZOZOTOWN」
というシステムをすべて
手掛けた御仁です。

その彼が
徳島の地で新規開校される
高等専門学校の校長に
就任するという記事を
東京新聞で拝読しました。

その名前は・・・
「神山まるごと高専」です。


中学校卒業生が対象となる
5年制の専門学校で
ITの情報技術から
ウェブ構築や映像デザイン
そして起業家精神に至るまで
「丸ごと学べる」
ことに特化し
卒業後は・・・
すぐに起業ができるよう
リーダーシップや
コミニュケーション能力も
養うという。

大蔵さん本人も
高専出身者で
「他分野を理解する子供を育てるには高専がベスト」
と仰る。

高専とは
一般高校の中等教育の一歩上を行く
「高等教育機関」とされ
扱いは大学と同じです。

「社会が必要とする技術者を養成する」
事に注力し
中学卒業後すぐに
専門的な高等教育が受けられる
教育機関なんですって。(□゜;)

私・・・
恥ずかしながら
『高専』という存在を
50歳目の前にして
初めて知りました。

高専の説明パンフレット

調べれば調べるほど
良いところしか目が付かない
システムですね。

学費も安いし
補助も多彩で
食堂や寮も充実。

そして、卒業したら
即戦力として働ける。
こんな素晴らしい学校の存在を
今まで知らなかったなんで
無知以外の
なにものでもないです。

私が子供のころ
就職しても
仕事を覚えるのに
本当に苦労しました。

そんな経験を振り返ると
成人するまでの間に
一つでも秀でた「技術」や「専門知識」を
身に着けていれば
今、50歳手前で
やっと得られた『安定』が
あと10年早く手に入れられたと
痛感するのです。

この「神山まるごと高専」は
学費をソフトバンクや富士通が負担し
実質、タダで通えるそうです。
さらに、学生は若年から
企業との共同開発や
新事業の企画を立案すると
いうではありませんか。

すげーな!!

我が子は、今年で
中学生となります。
三年後に
ここの高専に入れたい。
ここが無理でも
どこかの高専に入れたいな!!

調べてみると
神奈川には1つも存在せず
東京に3つの高専があり
国立と都立と私立が1つづつ。

東京都立産業技術高等専門学校が
何だかとてもよさそう。
https://www.metro-cit.ac.jp/

でも偏差値が60を超え
競争率も2倍を上回り
中々ハードルが高そうです。

我が息子にお受験か~。
任天堂スイッチと太鼓の達人に
とにかく夢中の12歳の息子。
将来の事なんて
1mmも考えて居ません。
難しそうだな~。

ただ、噂では・・・
地方での「高専」は、認知度がとても低く
国立でも定員割れが多発しており
入試を受ければ必ず入れる学校も
存在するらしい。(^^;)

地方で寮生活か。
それもありかな?

我が子の未来を
少しでも良い方向に導いてあげたい。

もうちょっと深く
高専という学校を
学んでみようと思います。

つづく

2023年2月28日火曜日

鎌倉「建築家のガレージハウス」プロジェクト

またやりますよ~。
男の夢!!
本格ガレージハウスをっ!!

場所は、鎌倉市梶原です。
設計は、建築家の伊藤先生。

現在のラフ図は下記の通りです。

■1F


(※クリックすると拡大します。)

■2F

(※クリックすると拡大します。)

伊藤先生が作成した
完成スケッチ図。


土地が角地で約100坪あり
建物も46.57坪(154㎡)と
とても大きな物件の為
金額は高額となりますが

出来るだけ価格を抑えるために
現在、様々なところで頑張っております。

早ければ、6月着工して
11月には完成予定です。

詳細が決まりましたら
お知らせいたしますので
ご期待ください。


2023年2月27日月曜日

鎌倉「建築家の建売住宅」プロジェクト

鎌倉中央公園にほど近い
鎌倉市梶原3丁目の
「坂の上」バス停近くにて

アトリエIs一級建築士事務所
建築家伊藤誠康氏の
基本設計による

一階が平屋の様に使える
3SLDKの「眺望の家」
の建築を計画をしております。

土地面積は85坪超
平置きの駐車場と
地下駐車場がある
既存土地に
とても贅沢な伊藤先生の
空間設計を
落とし込みます。


■1F間取り


(※クリックすると拡大します。)


■2F間取り

(※クリックすると拡大します。)

本日、土地の旧所有者様と
全ての取引を終えました。

旧ご所有者様より・・・

「2階から鎌倉花火大会の花火が見えるわよ」
「源氏山の山々の緑が心地良いよ」
「高台だから風が気持ちよく吹くよ」
と、名残惜しむように
良いところを一杯教えて頂きました。

酷い建売住宅ばかりの昨今。
住む側に立った
『これが注文住宅だ!』
というような建売住宅を
ご提供いたします。

早ければ、4月末から
建築を開始し
売り出して参ります。

建物の規模や仕様は・・・
大手建設会社が手掛けたら
税込5000万円前後の
見積もりが出るのではないか?
というものになっております。
v(^^)

売り出し担当は
野村不動産ソリューションズの
大船店となります。

ご期待ください。

2023年2月25日土曜日

何となく空気できまる社会

2023年2月22日の
東京新聞夕刊の一面トップに
こんな本が紹介されていました。


専修大学の山田健太教授著書
子供用の児童書である
「くうきが僕らを呑みこむ前に」
です。

以下、新聞記事内の著者の言葉です。

現代の日本では
「民主主義」や「自由」
といった言葉が
実感を伴わず
上滑りしている。

当たり前のようにある理念を
具体的に示すことが出来れば
何となく空気で決まる
今の社会の状況を
変えるキッカケになるのでは?
と思い児童書を作った。

特にコロナ禍の三年間は
『空気』によって
世の中が動いてきた。

マスクやワクチンや
政府の方針も
一定の科学的根拠はあっても
最終的には
社会の雰囲気で決まってきた。

それに慣れてしまうと
決まり方もぐずぐずになって
議論の土壌がなく
反対も感情的にするしか
なくなってしまう。

日本では
若年のころから
空気を読むのが『賢い』と
されがちだ。

考えることをせず
思考停止して
何となく『空気』に流されているうちに
自分も社会も
不幸な結論に
たどり着いてしまうかもしれない。

「おかしい」「変だ」
と思ったら
まず立ち止まって
考えることが必要だ。

出来る限り広く関心を持ち
報道を見聞きして
情報を集め
その裏側や登場人物の事を
想像する。

感じることがあれば
誰かと話してみたり
助けを求めたりと行動する。
そういう習慣を
出来るだけ早いうちから
身に付けてほしい。

以上

ムムムムッ!!
超、興味がある本ですね。

中は4コマ漫画になっており
絵は、美術作家の
たまむらさちこさんが
手掛けたそうです。

私は子供のころから
通信簿に
「協調性が無い」
と必ず書かれていた
社会不適合児童でした。

決まり事が嫌いで
世の中の空気になじめず
サラリーマンにもなれず
自営業者として
自分の我を通しつづけ
今まで頑張ってきました。

そんな私から見ると
今の若者達のかもし出す
社会に対する
「無気力感」
がとても気持ち悪るくて
仕方ありません。

政治・経済・環境・原発や
結婚・異性・子供に至るまで
全てにおいて
「無関心」
という重い空気を感じます。

それが重力の様に
社会に圧力をかけてる。

そこいらに
強烈に漂う・・・
「何も変わらない」という空気。
「別にいいや」という空気。

我が子達には
そうなってほしくないな~。

この本を買って
我が子達と
読んでみたいと思います。

2023年2月24日金曜日

グーグルの口コミ

先日、当社のお客様から
「グーグルで悪口書かれてるよ」
と、お教えいただきました。

なんだろか?

ネットの評判なんて
全く気にして来なかったので
教えていただくまで
知りませんでした。

早速、指摘された
グーグルマップを見てみます。
すると・・・
ありました!!


kinomotoなる方から
「最悪の分譲業者」
と罵られていますね。(^^;)

ありゃりゃ。

出来れば・・・
何が最悪だったのか
ことつぶさに
お教えいただきたいところですが
短い文章を読み解くと
どうやら
「営業の態度が癪に障った」
から、最悪と
ご判断されたようです。

でも・・・

我が社は、営業に携わる従業員が
実は一人も居ないんです。(汗)
営業という行為も
殆どしておりません。

当社HPを見て
直接ご来店いただいた方
又は、人のご紹介でご来店された
個人のお客様に対しては
代表取締役である私が
代表取締役の名刺をお渡しし
必ずご案内をしております。

よって・・・
ご来店いただいた
99.99%のお客様は
代表取締役の私しか
面談していない筈です。(^^;)

ということは、私の態度が
悪かったのかしら?

この方の他の書き込みを見ると
不動産屋をけちょんけちょんに
評価してますね。(苦笑)


横浜の住宅情報館
鎌倉の当社
静岡の榎本不動産

全部、最低評価。

ずいぶん
広範囲に不動産を
お探しのようですね。

う~ん、でも
もし私の態度が悪く
それが気に障ったのならば
この方だったら
「社長が最悪!」と
必ず仰られそうな気が
勝手ながらするのです。

しかも約1年前の出来事・・・
当社の建売住宅を
全否定されるような
強烈なご対応は
全く身に覚えがありません。

なので、せっかくのご批判なのに
「嘘なの?本当なの?」
と、私を不審にさせます。

できれば、何が「最悪」だったか
具体的にお書き願います。
私自身の事なので
ショックを受けるかもしれませんが
すぐに改善いたしますので。
m(_ _)m

また、併せて
当社の建売住宅の
どの辺を見て
「買わない方がよい」
と思われたのかも
事細かくご教授頂きた~い!!

追加書き込み
お待ちしております。

2023年2月18日土曜日

手造りアイアン表札

鎌倉市長谷の
山の中に
人に知れず

「小宮製作所」

という鍛冶屋さんが
いらっしゃいます。

自らを
ニュー鍛冶屋と名乗り
「斬鉄」
という技術で
一枚のアイアン板から

住宅の『表札』や
店舗の『看板』や
インテリアの『装飾品』などを
製作されています。

これが、普通の
アイアン表札ではなく
物凄く美しく

さらに、フルオーダーで
好きな形のものを
作ってくれるのです。

住宅のプロである私ですが
今まで見て来た
アイアン表札の中で
ダントツのNo1の
美しさ。

実は私も・・・
何年か前に
表札をオーダーして
造ってもらったんです。(^^)

まずは・・・
小学校3年生の娘に
ムチャぶりをして
表札のデザインを
考えてもらいました。


これが娘のスケッチ。

娘の説明では・・・
「文字は木の枝」
「そこから葉っぱが1枚生えてる」
「切り株にドングリが乗ってる」
とのこと。(^^;)

こんな小学3年生の
落書きのような
お絵描きが・・・

何という事でしょう!

こんな風に
昇天しました。


ヤモリは
オマケで
私が手書きしたもの。

家を守るオブジェとして
表札と一緒に
壁に付けるのです。

サイズは・・・
Yの字で高さ8cmと
とても小さなもので
一文字ずつ
後ろにピンが付くので
外壁に指して
簡単に設置できます。

フルオーダーで
職人による完全手造りのため
値段はネットで売っている
ロートアイアンの
倍ぐらいと
少々お高いですが

それでも
どケチな私が
「このクウォリティで安い!」
と納得できる金額です。

超おススメです。

ただし・・・
「人知れずに」
と言いましたが
人づてに
注文が一杯入っているようで

私は10人待ちの中の
11人目となり
発注してから
4カ月待ちました。

でも、それだけの価値があります。

興味がある方は
下記をご覧くださいませ。

■HP
■インスタグラム
■フェイスブック
■ピンタレスト

2023年2月12日日曜日

目的と目標の混同

最近・・・
「辞める」というワードが
日本社会で
とても軽くなっているように
強く感じます。

全ての出来事において
「諦める」「断念」「妥協」
という言葉が
毎日のように耳に入って来ます。

特に仕事に対しては
テレビやユーチューブで
朝から晩まで

リクルートエージェント
リクルートダイレクトスカウト
デューダ
ビズリーチ
インディード
マイナビ
リクナビ
エンテン
パソナキャリア
etc

上記企業が
呪文のように「転職」の二文字を
コマーシャルで流し続け
「仕事を辞めろ!」と
マスコミ総出て
国民を洗脳するかのよう。

日本を代表する俳優陣に
「転職すれば人生が変わる」
と画面越しに
毎日毎日
目を合わせて言われると
自営業者の私でさえ
今の仕事を捨てて
転職したくなるぐらいです。(^^;)

現在・・・
テレビCM数は、リクルートが
ダントツ1位なんですって。

このインフレの中
資材高騰で
中小企業が苦労し続け
不景気の真っ只中
原価が掛からない
他社が育てた「人」を
売り物とする転職サイト運営会社だけが
CMを打ちまくれるのですから
いかに転職ビジネスが
ぼろい商売なのかが伺えます。

そのおかげなのかは知りませんが・・・

ここ10数年の間で
「定職」
という概念が
若者から消え失せていませんか?

我々昭和世代は
「いかに人生を捧げられる仕事に就くか」
というのが
生きるうえで最大の目標でした。

だから自分で選んだ仕事を
簡単に辞めるなんていう事は
考えもしなかったし
途中で投げ出すことを
「恥」だとまで
思ったものです。

毎年・・・
『子供のあこがれの職業ランキング』
なんていう統計を目にします。

男の子は
■野球選手
■医者
■建築士
■料理人

女の子は
■看護師
■保育士
■美容師
■パテシエ

実は、我々の子供のころを比べ
今の子供たちの夢は
さほど変わらないんですよ。

ただ、決定的に違うことがあって

我々年代は
就職が『目標』だったんです。
でも、現代人は
就職が『目的』化している。

目的とは・・・
『最終的に目指す到達点』
すなわち「終点」を意味しています。

目標とは・・・
『目的を達成するために設けた手段』
すなわち「始点」です。

厚生労働省の統計において
現代の新卒の就職者で
入社3年以内の離職率が
なんと30%を超えるそうです。

さらにその半数ほどが
就職後1年以内に
簡単に辞めてしまうのだとか。

私の周りは職人方が多いですが・・・

鳶(基礎・足場)
大工
材木屋
板金屋
サッシ屋
左官工事屋
クロス工事屋
サイディング工事屋
タイル工事屋
水道工事屋
電気工事屋
防水工事屋
断熱工事屋
建具屋
家具屋
設備工事屋
クリーニング屋
リペア屋
外構工事屋
植木屋

各親方は皆一様に
「若者を雇っても数か月で辞めてしまう」
と嘆いています。
よって、高齢化が進み
殆どの職人方には
後継者が居ません。

本来ならば
立派な大工になる「目的」で
大工の見習いになり
何年の「目標」を立てて
下積みの仕事を重ねていくのですが
今の若者は
大工に就職したら
大工仕事がすぐに出来ると思ってる。

そして、仕事が出来なくても
「金が貰える」
と当たり前に考えてる。

就職したら
不甲斐ない自分には
一切向き合わず
国が取り決めた権利や待遇ばかりを求め
「賃金が悪い」
「休みが少ない」
と、何も覚えずに辞めてしまう。

そんなことを何回か繰り返すと
なにも身に付かないまま
あっというまに三十路になり
潰しが利かず
自分では手に負えなくなり
派遣会社に頼って
非正規雇用で
大企業にいいように使われてしまう。

自分の首を自分でしめてる。

日本人固有の特殊技術は
若者に受け継がれず
職人技は失われ
技術職は衰退の一途です。

これは・・・
大企業が悪い。
国が悪い。
マスコミが悪い。

でも決定的に
教育が悪いのだと思います。

未だに・・・
「偏差値の高い学校に入れば潰しが利く」
という、ここ数十年で
日本が失敗し続けた教育概念が
主力になっている。

本来、学校は
目標である仕事に就くための
下準備でしかなく
学校に入るための塾なんて
下準備の下準備ですよ。

目標の先にある目的は
受験?学校?就職?
違うでしょ。
自分の『幸せ』でしょ?

あなたは・・・
何のために大学に通うんですか?

医者になる
科学者になる
文学者になる
というのもただの目標です。

その先にある目的は
医者であれば「人を助ける」
科学者であれば「自然を救う」
文学者であれば「未知を創作する」
でしょ?

偏差値の高い学校に入る事を
目的化してしまったら
塾や受験が目標となってしまい
入学後は自分を見失い
惰性しか残らない。

だから、思うんです。
受験なんてものは
この世から失くしてしまえばよいと。

自分の子供の未来が
幸せになるかどうかわからない
漠然とした状況で
進学塾に何百万もの金を払い
私立の小・中・高校で
お金を使い果たす。

大学に通うためには
奨学金に手を出すしかなく
小学生から勉強に全てを費やし
「夢」にまで見たバラ色の未来が
現実は・・・
多額の借金まみれのスタートという有様。

この国・・・
どう考えてもアホですよ。

国がマヌケな制度を作り
将来の日本の種を
芽が出る時点で
踏みつけている訳です。

目も当てられません。

その結果・・・
大卒者の若者が
ニートになるという事態が
多発しています。

日本一の大学「東京大学」にて
卒業生のうち
毎年、約14%もの人が
就職をせずに
ニートになっているという
データが存在します。

現在、200万人もの
ニートが居ると言われている
世界一の経済大国だった日本。

高度経済成長期に
世界を席捲したのは
高学歴者ではありません。

身を粉にして
細部にこだわり
良いものを作ろうという
職人の技術と
それを支えた強靭な精神です。
そこには・・・
学歴など、微塵もありません。

なのに・・・
学歴だけ優れた人間が
官僚になれて
中央省庁を組織し(学歴派閥などがあるらしい)
政治家になり
地方に天下って
日本を形成してきた結果

ここ数十年で日本は力を失い
国が壊れ続けています。

今こそ、国を挙げて
メイドインジャパンの再興を掲げ
国内生産にシフトし
中小企業や工場を支え
日本文化の伝統技術(藍染や陶芸・織物)や
大工や左官などの職人の育成に
本腰を入れるべきだと思います。

でも国が掲げる「IT化」の御旗の前に
それら下仕事に
若者の目はまったく向かわず
いつの間にか鳶職は
中国人が殆どを請負い
手仕事や流れ作業は
日本人の代わりに
多くのベトナム人が就いています。

あと数年経ったら・・・
日本の伝統技術はすべて
ベトナムに持っていかれますよ。

韓国や中国に技術を奪われ
日本のオハコだった
精密機器や白物家電まで
外国にシェアを奪われ
経済まで抜かれた同じ轍を
また平気で踏む政府与党。

このままでは
絶対にダメです。

日本の目的はなんですか?

未来を考えるなら
小中高大学すべて
国立にして無料にしなさいよ。
なんで日本の未来を担う
子供達の教育に金を取るのよ?

大人になるまで健康で育つよう
給食を大学まで支給して
無料にしなさいよ!!

出産一時金?
児童手当?
東京都が月5000円?
金配ってる場合じゃない。

皆が良い教育を受ければ
絶対的に未来は明るくなる。
受験なんて必要ないじゃない。

受験のための塾なんて
この世の中で一番無駄な
時間と金と労力だわ。

そろそろ日本人全員が
『今の教育制度が悪の根源』
だと、気が付くべき。

スウェーデンのように
大学までの教育費を全て無料にしましょ!
フィンランドのように
高校まで給食を全て無料にしましょ!

フィンランドは素晴らしく
学校内に食堂があり
ビュッフェ形式で
子供達が好きな量だけ
好きなものを食べることが出来る。
さらに・・・
子供達がお腹がすいたら
給食だけを食べるために
学校に来ることが
認められているのだとか。

もちろん、無料。
所得制限なんて無論ありません。

美味しすぎるので
本当に給食を食べるだけに
学校に来る子供達が多いとのこと。

こんな素晴らしい事あります?

日本全国で実施して
すべてを国産食材で賄えば
困窮しているコメ農家や畜産農家を
助けることができる。

コメが余って捨ててるでしょ?
牛乳余って捨ててるでしょう?
様々な農家に多額の金を配ってるでしょ?
全部辞めましょ。
その金を給食無料化に回しましょう。

地産・地消・地労ですよ。

金を配るだけの政策を
一刻も早く「辞める」ためには
我々、日本国民が
政治家に対して
人材派遣会社の様に
「辞めたらバラ色」と
暗示をかけるしかありません。

皆で求めていくべきです。

2023年2月10日金曜日

パタゴニア

私のヒーローは
友人である登山家「坂下直枝」の父親だ。
青森に住んでいた彼の父親は
退職後・・・
魚を釣り
山菜を採り
最低限の物(米・味噌)などを買って
一カ月200ドルほどで
暮らしていた。
まさに私の理想とする
生き方だ。

こう話したのは
3900億円の資産を
環境保護団体に寄付し
その直後にインタビューを受けた
世界最大のアウトドア用品会社
パタゴニアの創始者
イボン・シュイナードさん。

東京新聞の一面に掲載されていた
この記事は
金に毒されている我々に
強烈なメガトンパンチを
放っており
私は全く避けきれず
大ダメージを負いました。(^^;)

以下、記事の続きです。

1973年に創業した
パタゴニアは現在
世界全体で年1300億円の
売り上げを誇る。

しかし自身は「大富豪」と
呼ばれることをなじめず
愛車は中古のスバルのレガシー
妻はトヨタの初代プリウスに乗り
飛行機はエコノミーを好む。

資産譲渡の際・・・
彼は「地球が唯一の株主」と
表現した。
会社の株式98%を
環境保護団体に譲渡し
残る2%に全ての議決権を持たせ
新たに設立した組織に
環境重視の理念を守るよう
パタゴニアを監視させるという。

環境保護団体には
パタゴニアの配当金が
毎年130億円
自動的に入る仕組みだ。

なぜ?
元々、クライマーとして
世界を旅していた彼は
地球の環境が
日に日に崩れていくのを
肌で感じてきた。

世界中を旅して
南極を含むすべての大陸で
クライミングをしてきた。
20年後にアフリカに戻ると
破壊されつくした
自然が広がっていた。
その光景を目の当たりにして
何とかしたいと思うのは
当然のことだ。

自然を壊し
地球温暖化を招く事は
私たち自身を
破壊する事だ。

気候変動は
今や人類にとって最大の脅威。
環境保護運動家の
デービットブラウワーが

「死んだ惑星でビジネスは生まれない」

と言ったように
死んだ星では何もできない。

もともと私は
ずっとシンプルに暮らしてきた。
中古車に乗り
小さな家に
妻と50年以上住んでいる。
子供達も同じ。
私達は富を重視していない。

もし・・・
あなたが文筆家だったら
世界の不公平について
書く責任がある。
もし・・・
あなたが写真家だったら
あなたの撮る写真は
大きな力を持つ。

自分に何が出来るかを
自ら問いかけてほしい。

長い「寄付」の手続きが終わり
ほっとしている。
生活は何も変わらない。
以前と違うのは
私が会社を保有していない事だけだ。

パタゴニアには
200年続く会社になってほしい。
その為には・・・
他の会社と同じであっては
いけない。

以上

僕に何が出来るだろう?
この記事を読んで
「日常を変えなきゃ」
と痛切に思う

今日でした。

2023年2月6日月曜日

埋蔵文化財の試掘

鎌倉市浄明寺で建築申請中の
「建築家のガレージハウス」
建売予定地にて・・・・
史跡の試し掘りを行いました。



鎌倉市にて調査を行う場合
2カ月先になるとの事。

さすがに2カ月待つことは
出来ません。
よって、当社が費用負担(手配含む)して
「シャベルカー」と「オペレーター」を
用意して、鎌倉市の調査員と
日程調整し
2カ月丸々の短縮となりました。

早速、鎌倉市の調査員の指示のもと
深さ2mまで掘っていきます。


ここで史跡が出て
その史跡が鎌倉時代以降のモノであれば
本調査となります。

本調査になると・・・
1年半の調査待ちと
数百万の負担増になるので
戦々恐々です。

私は立ち合いながら
何も出ない事を
ただただ祈りながら
写真を撮っています。

雨合羽の人が、調査員。



掘っている最中
「ストップ!」
と度々止めながら
穴におりて
調査していきます。


地表から2mの高さに到達。

そこで綿密な調査を開始。


調査の結果・・・

上の「茶色の層」は、昭和の埋め戻し
中腹の「灰色の層」は、江戸時代の田んぼ
下の「粗目の層」は、それ以前にあった川原

なのだそう。


そして・・・
「何も出ませんでした」
「このまま建築してOKです」
と、その場で
お墨付きを頂けました。

バンザイ!\(^^)/

さて、これから
建築家の伊藤誠康先生の設計にて
建築確認申請・風致地区申請に
進んで参ります。

3階建ての建築家の家となります。
次回、間取りをご紹介します。
ご期待くださいませ。

つづく