あれだけ中国を敵対視して
「日本の主権を脅かす存在」と国民に脅威を主張し
軍事費を右肩上がりで拡大し続けてきた我が国の元首。
それが7年ぶりに中国に呼ばれて行った途端・・・
「日中は隣国のパートナーで、互いに脅威にはならない。」
と、平然と習近平主席に仰った様子がニュースとなりました。
本当にこの御仁には驚かされるばかりです。
ですが、その他にも驚くばかりのニュースが駆け巡っております。
日本政府は、イギリス国内の原発建設に対し
巨額の資金支援を発表しました。
援助を受けるのは、日立製作所の英子会社。
国際協力銀行(JBIC)や日本政策投資銀行を使い
総額1兆円規模になる投融資を行う公算が大きい。
政府は原発輸出に力を入れており
ベトナムでの新設計画が中止になるなど逆風が絶えない中
麻生太郎が主導して官民連携で突破口を探っているとのこと。
上記は、どちらも昨日の新聞です。
メルトダウンの原発を3基かかえる日本が
イギリスの原発建設計画に1兆円の資金援助。(笑)
まるでマンガのような話です。
そんな記事と合わせ・・・
我々の身近でも驚く記事がありました。
『高速道路6500ヶ所に異常判定』
『2割が2年超えて未補修のまま』
東日本・中日本・西日本の高速道路三社が管理する
「道路」「橋」「トンネル」を会計検査院が調べた結果
構造物の危険性が非常に高いAAランクの異常を6500ヶ所も発見。
そのうちの1300ヶ所が2年間以上前に指摘されていて
いままで一切無視されていたという恐ろしい発表です。
さらに驚く事に・・・
今年の3月末時点で3割の補修しか契約締結されておらず
残り6割はいまだに補修契約すら取り交わされていないという。
つまり「笹子トンネル天井落下事故」のような事件が
いつ起きてもおかしくない状況だということです。
こんな今、日本政府は英国に日立製の原発を造るために
1兆円を民間企業に融資するという。
気が狂ってるのでしょうか?
さらに、こんな記事がありました。
菅官房長官が「拉致問題に全力で取り組む。」と表明。
7年前の選挙の時、自民党の皆さんは
「私達が全力で政治生命をかけて拉致問題を解決します。」
と仰っていたと記憶しておりますが
それから7年経過した現在。
全く同じことを臆面もなく言うとはっ。(失笑)
面の皮が厚いのか?
心臓が強いのか?
恥知らずなのか?
それとも、痴呆なのか?
私個人だと、何事にも全力で向き合ったら・・・
だいたい1ヶ月で心身共にボロボロとなります。
話が本当なら、彼らは全力を7年間も出し続けていることになります。
超人の類ですね。
ああ、だから国会で寝てしまうのか。(苦笑)
とにもかくにも・・・
「全力」とか
「政治生命にかけて」とか
「全身全霊で」とか
そんなことを言う人は信じてはいけないという・・・
とても良い見本だと思います。
1兆円、他に使い道が山ほどあるだろうに。
九州の復興・中国四国の復興。
福島の被災者の支援。
拉致問題。
拉致問題に1兆円使ったら
あっという間に解決するでしょうね。