我々人間は、簡単に答えることが出来ますか?
政治家だったら・・・
「労働力を確保するため」とか
「税金を徴収するため」とか
「年金制度を保つため」とか
言うのでしょうね。(失笑)
人は、なぜ、子供を産み育てるのでしょう?
女優山口智子さんが、「親にはなりたくない」と主張し
以前、物議を醸しだしてましたね。
私の周辺にも同じようなことをいうご夫婦は珍しくありません。
「子供が居なければ、自由気ままに生きられる。」
「自分の稼いだ金を全部自分の為に使える。」
今では、この考え方が世の潮流なのかもしれません。
私も子供のころ、母親に・・・
「お前は、産む予定ではなかった。」とか
「お前なんて生まなければ良かった。」とか
よく言われた記憶があります。
(まあ、ろくな子供ではなかったので致し方ない。)
子供の居ない知人にも、こんなことを聞かれたことがあります。
「なんで子供をつくるの?」
「好きな人と結婚して、二人で生きていけば十分じゃん!」
そう言われて私、答えが見つからず・・・
こう答えるしかありませんでした。
「でも、自分の子供はメッチャ可愛いぞ~!」
その後、その問答が頭の隅に引っかかり
少し考えてみました。
何故、子供を産んで育てるのだろう?
本能と言ってしまえばそれまでです。
でも、そんな遺伝子レベルの話では済ましたくない
何かがあるように思える。
でも、それが何だかわからない。
禅問答のような状態に陥り・・・
面倒なので、考えるのを辞めたのです。
もう何年も前の話です。
子育てや仕事に追われすごし続け・・・
そんな先月の事。
週刊マンガ雑誌を見ていたら
余りに突拍子もなく、その答えを発見。
まさかマンガでそれを教えられるとは思ってもおらず
マンガ本を手に、呆然としてしまいました。
ヤングマガジン2018年24号
手塚だい氏構成・のん氏作画「ハレ婚」より
AmzonKindle盤ですぐに購入し見ることが可能です。
子供とは・・・
この何十億人と生きる世界で・・・
たった二人が惹かれあい出会った
「目に見えないつながり」の証明である。
子供とは・・・
二人が死んだ後も
その二人に存在した一瞬の「愛」が
子供という形になり
「命」として代々受け継がれ
永遠となっていく。
つまり
私と妻が逢った一瞬の奇跡の「輪廻転生」だと。
私が死んだ後も、その一瞬の奇跡が
「命」として生き続ける訳です。
おお~、凄いな!!
凄い考え方だ。
映画リメンバー・ミーと通じるところがあります。
手塚だいさん、のんさん。
有難うございます。
解らない事だらけの己の人生と
これからまだまだ続く子育てに
一寸の光がさしました。
日本の漫画は、凄い!!
子供が成人するまで、頑張って働けそうです。(^^)