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2017年11月3日金曜日

リニアモーターカー

さて、11月1日。
私の定休日です。

先日、このブログでご報告しましたが・・・
当選したアレを、行ってきました。

リニアモーターカー試乗!!!

場所は、山梨のリニア実験場です。

第一便に当選したので、朝10:15分に集合となります。
鎌倉から圏央道で片道1時間半かかるので我が家を朝8時に出発。
(圏央道が無ければ、2時間はかかりますよ)

会場に付くと・・・
すでに長蛇の列。



入場するために並んでいたら・・・
先頭の方で、写真撮影用の列だと言われ・・・
苦笑い。
仕方ないので、柳一家でパチリ。


ちなみに私。
「リニヤのヤで撮るよ~」と言ったら、JRの係りの人に
「リニヤじゃなくて、リニアです!」と軽く叱られてしまいました。
43歳にして、情けない。(^^;)

入場は物々しい感じです。

手荷物検査ですか。


金属探知機での本格的な検査です。

内容は、飛行機と同じですね。
警備員もいて、息子たちも親も、なんだか盛り上がってきました。


広い会場に100人ほどが入り・・・
10分ほど、説明ビデオを視聴。

そして、いよいよ搭乗です。

会場の奥が入口になっており・・・
数十メートルすすむと・・・


おおおお!!
目の前にリニアモーターカーの入口が。


すご~い。
息子は、興奮絶頂で・・・

「ひゃっほ~!」

と一声発し・・・


こんな感じでコブシを突き上げ飛び上がりながら
一目散に搭乗。

そのあと、ゆっくりと行く私たち。(^^;)


中は「THE JR」という感じです。
モニターがあり、ここに速度が表示されるようです。

座ると、さほど時間をおかず出発。


なんと、後ろ向きに走り出しました。
これには参りました。
動き出した直後、妻一言「マジか!」

後ろ向きって、酔うんですよね~。(涙)
時速320kmで数分走ったら、停車。

アナウンスがあり
「これから時速500kmの走行を行います」
というと、今度は前方に向かい走り出しました。

あっと言う間に・・・


350kmを超え・・・

400kmを超えたあたりから、ガタガタと機体が振動し始め・・・

そして、あっという間に時速500km超え!!


結構ゆれますね。(汗)

外は、猛烈な風切音。
中は、ピタッと滞留する空気。
その時空のギャップが異様な空間を作り出しています。
それが、なんとも恐いのです。

時空がゆがんでるんじゃないの、これ?

この嫌な感じは、アレと似てます。
飛行機に乗っているときに遭遇する乱気流。
あの脂汗と同じ。(TT)

私はすっかり気分が悪くなり・・・
妻もダメ。
10分ぐらい走ったら、また後ろ向きで走りだし
今度はその状態で時速500km。

こりゃ、アカンわ。

賞味20分の走行でしたが・・・
降り立ったところで、ふらつく柳家4人衆。

なるほど。
これは、人の体がついて行かないな。
2025年に運行を予定しているそうですが
たぶん、名古屋駅に降り立った乗客の1割ぐらいが
体調不良で倒れるように思います。

外から見たリニアは、ブタッ鼻。
ちなみに運転窓はありません。


完全な、コンピューター制御だそうで・・・
運転士はいないそうです。

さて・・・
時空のゆがみに身を置いて
すっかり脳がモヤってしまったので
富士山方面に向かい、体を癒すことにしました。


富士山のふもとは、すっかり紅葉に色づき・・・
美しい景色を楽しませてくれます。


鎌倉は全く紅葉をしておりませんが・・・

思ってもみなかった情景を見ることが出来て
すっかり、我が夫婦の気分も良くなりました。



今日も親としてヤリ切りました~。
息子と娘には、今日という日が一生の記憶となったことでしょう。

『親として、子供の記憶に残ること』
それが40代の私の唯一の楽しみでして。
今日も大満足の一日となりました。(^一^)ニッコリ



2017年11月2日木曜日

手造り

10月31日のこと。
仕事から帰ると、娘が寝ずに待っていて・・・

「トンちゃん、怖いよ~」

と、オドロオドロしい顔をしてお出迎え。

私の手を取り「いいから、こっちに来て!!」と、引っ張る。
着替える間もなく、そのままリビングへ連れて行かれました。

なんだろか?

リビングの前に来ると・・・
「トンちゃん、目をつぶって!!早く!!」と、強い口調。
言われるがまま目を瞑る私。(^^;

「薄目あけてんじゃない?」と息子の声。
「本当?」と娘の声。
目の前で、どうやら二人、私の目が開いてるかどうか確かめているよう。

このパターンは、初めて。
私の誕生日は、2月ですし・・・
何か記念日だったっけか?

目を瞑ったまま、手を引かれ
10歩ほど歩かされ

「いいよ、目をあけて!!」
と息子の声。
「怖いよ~!!」
と娘の声。

目を開けてみると・・・



こんなものが、リビングの床に。(笑)

「お化けだぞ~」
「ぎゃーぁ~!!」

と、娘と息子が走り回って大騒ぎしております。(^^;)

トイレットペーパーの芯・・・ですね。
ほほ~。
幼稚園で教えてもらったのかしら。
良く出来てますよ~。

しかも、中に小豆を入れてあり、カラカラと音がします。

それにしても・・・
ずいぶんと、かわいいお化けたちです。


これは、吸血鬼なのだそうです。

ですが・・・・


ずいぶんと、かわいい・・・
お化けだ。

まだまだ子供だしね~。
と思ったら、中に一匹、本当に怖いものも。

気合入ってますね。


ずいぶんとリアル。
特に血の表現が。(汗)

目も何気に・・・
悲しそうなのがミソです。(笑)

・・・・・
・・・・
・・・


もはや、お化けではなく・・・
猫ですね。

そうか~
世の中、今日がハロウィンなのか~!!
なんという、無頓着な父親だこと。
残念な男です。

個人的にハロウィンなんて一切祝ったことなのなく
仮装パーティーやイベントも興味を抱くこともなく
43年間生きて来てしまった私です。

人生で初めてハロウィン的なイベントが今日かもしれません。(失笑)
しかも、トイレットペーパーの芯という、究極のエコなハロウィン!

娘も、今年10月で6歳になりました。
あと半年で小学生か~。

来年は、娘のために仮装でもしようかな?
恐怖におののくような、本格的な・・・

くっくっく。


2017年10月31日火曜日

堀部安嗣氏の集会所

つい先日
鎌倉山の土地の商談で、鎌倉山二丁目を訪れました。
メイン通りの桜並木に面した立地です。

商談のあと、すぐ近くに噂の自治会館(集会場)があるので
のぞいてきました。

そうです。
建築家「堀部安嗣」氏が手掛けた・・・
鎌倉山町内会集会所です。



これは、
鎌倉山町内会が複数の建築家に設計を依頼し
コンペに参加した住民の多数決で建築家をきめるという
とても面白い手法で建てられた集会所です。

木造平屋建て。
石畳を介して、風情のある建物となっています。



内部は入れませんでしたが・・・
外部と同じく、内部もほとんどが木肌での仕上がりなのだとか。
色々な雑誌で紹介されているので、興味がある方はそちらをご覧くださいませ。

軒の杉の木肌が美しい。

キクイムシとか蟻とかクマ蜂とか
その他いろいろな虫害に目をつむれば

桁も垂木も野路も破風も皆、国産の無垢材の表しだと良いですね~。


桁と野路の隙間は、そのまま小屋裏が開いているように見えます。
スズメ蜂とか、エゾリスなんぞが、入り放題のように見受けますが
大丈夫なのかしら?

もともと古い集会場が建っていたそうで
費用は、総額4000万円とのこと。
目視で、約40坪ぐらいにみえますので
解体や外構などを鑑みても、なかなか高価なものと言えます。

ところどころ、贅沢な作りになっています。

土間も美しい。


なるほど!!
コンクリートの金鏝と大磯砂利の洗い出し仕上げをこんな風に使い分けるのか。
継ぎ目は玄武石っぽい自然石の縁石を見切りにするなんて、素敵。

それにしても、継ぎ目が解らないぐらい、綺麗に仕上げてるな~。
よほど、腕の良い左官職人が仕上げたのだろう。



ちなみに、4000万円のお金は
町内会費の積み立てや住民からの寄付で補い
足りない部分は、鎌倉市の補助金を利用したそうです。

地域が主導するなんて、ますます素敵ですね。

町って、こうあるべきです。

知らない間に、チープな家が次々に出来る昨今。
「家がその町の景観になる」という意識は
ビルダーには皆無です。

建物の面積や土地の面積ばかりを規制する町内会や自治会。
でも、それは全く意味が無く
こんな風な「その町の風土にみあった家」が出来上がるよう
市役所ぐるみで、規制をするべきだと思います。

いっそのこと、鎌倉市役所がコンペを行い
建築家に建築関連の条例を手掛けさせればよい。

鎌倉市内すべての建築協定や自治協定を破棄して
宅地の無駄な規制ではなく、建物の規制に乗り出すべきと、考えます。



2017年10月30日月曜日

昭和回帰

東京モーターショーが先週末に開催されています。
最近、特に興味もなかったのですが・・・
昔のバイク仲間から「待ちに待った昭和回帰が始まったようだ」と
連絡がありました。

ちょこっと速報サイトをみてみると・・・
https://news.webike.net/2017/10/25/118124/
(ウェビックニュース)

本当だ!!
これは、オートバイの「昭和」への回帰ですね!!

私は、1973年生まれの学年です。
高校生時分は、日本の『オートバイ黄金時代』でして
本当にオートバイに恵まれた青春時代を過ごしました。

日本製バイクが世界を席巻。
毎年毎年、物凄くカッコ良いバイクが発売され
どれもこれも、超高性能。

カワサキ派
ヤマハ派
ホンダ派
スズキ派

各メーカーがしのぎを削り
それに感化された消費者である我々若者は
各派閥に分かれ、バトルしていました。

Z系、CB系、GS系、RZ系が現役の時代。
公道レーサーと言われたNSR250が発売され
箱根の峠では、87年のNSRと、88年のNSRと、89年のNSRが
ぶつかり合い・・・
最新のTZR(後方排気)を初期型TZRが追いかける。
片持ちスイングアームのVFR400が出て
湾岸仕様で、夜間のヘリポートや大黒ふ頭のコーナーを光りながら疾走する。

まさに、黄金時代で、本当に楽しかった。(^^;)

そんな、世の中に多大なご迷惑をおかけした我々世代。
彼らが社会人になるのを境に・・・
日本のバイク業界は、衰退をたどります。

特に1998年の排ガス規制により
「ハイスピード」「ハイパワー」に規制がかかり
『冠』であったNSやFZという名前は消え
各メーカーのデザイナーは奇抜をもとめ出し




昭和後期のオートバイのカタチは、失われていきます。

その最新鋭のデザインが、致命的にダサい。
それが、近年までずっと続いたんです。

今年、大きな変化の兆しがありました。
先陣を切ったのが、ホンダ。
CB1100RSという、古きCB系の復活を皮切りに・・・

今年のモーターショーで、なんとカワサキの古き「Z」が完全復活。



1970年代の往年の名車「Z1」に見間違えるかのようなフォルム。

これは、衝撃です。

他のメーカーも同様。

ヤマハも・・・ 



ホンダも・・・


スズキも・・・

(写真はすべて、ウェビックより)

形が、昔に戻ってきている!!

極めつけは、これ。


ホンダ「モンキー」復刻。
昔のママですよ。(゜゜;)

これを、現在のモーターショーで出してきますか?

なんでしょう?
メーカーの傾向が横並びで気持ち悪いですが・・・
(これも一種の日本の慣習談合か。笑)

個人的には、この写真を見るだけで、わくわくするのです。

カワサキの新型Z900RSは、なんと今年12月に発売されます。
https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/z900rs/

乗ってみたい~!!




2017年10月29日日曜日

不正?

日産にスバル、神戸製鋼・・・

次々、あかるみになる不正に偽造。
メイドインジャパンが、激しく揺らいでいます。

一体全体、今、何が起きているのか?

大会社の企業秘密という閉ざされた中での出来事なので
我々一般人には、全く分かららない。

昨日の東京新聞にとても解りやすい記事がありました。
弁護士の郷原信郎さんのインタビューです。
下記のとおり、ご紹介します。

もともと
日本の経済社会は、独自の慣習があり
契約をギリギリまで詰めて守るというものではなく
曖昧な形にしておいて
少しずれた形の運用があっても
お互いに容認してきた実態がある。

しかし
2000年ごろから
コンプライアンスが日本社会で厳格化され
曖昧にしてごまかしてきたものが
改ざんや偽造と言われるようになった。

企業はこれまでやってきたことを
表に出すこともできず
潜在化させて続けた。

それが最近色々な形で表に出るようになった。

改ざん文化に抵抗を持つ若い世代が増え
内部告発につながりやすくなった。
また、告発が行われやすい環境になったことから
会社も厳しい姿勢になるを得なくなり
監査などを徹底するようになった。

もはや日本の文化である「商慣習」は、通用しない。

問題を潜在化させている企業は、他にもある。
政府が音頭を取って公表をうながし
出し切る必要がある。

ほほ~
企業が変化したのではなく・・・
世の中が変わったんですね!!

急激に法令順守(コンプライアンス)が厳格化された現社会。
その中で育った20代の若者達。
その若者たちが企業に就職して起きた出来事。

今までの日本は、終身雇用の世の中だったので
社員は、定年までその会社で働くため
自分の人生を守るため、社員一同、会社を守ることに
共通の大きな価値観を持っていた。

しかし、終身雇用が崩壊。
企業は、終身雇用を重荷として、首を切れる派遣社員を増やし
その結果、生涯一企業という概念は消えて無くなり
若者は、逆に職場が気に入らなければすぐ辞める。
就職後、平気で違う会社を探す。

つまり、「会社を守る」という個人の価値が失われたのですね。

だから、法令を犯しているモノがあれば
会社や上司・同僚に迷惑がかかるとしても、一切気にすることなくリークする。
それが、たとえ古くからの慣習や経営方針だったとしても
従属することを選ばない。


なるほど。

ということは
メイドインジャパンが劣化したわけでは無いのです。

一社員の内部告発により、大企業が数百億の損失を出す。
一昔前は、考えられなかった事ですが・・・
それが、今の日本の世情なのですね。

談合社会の崩壊。
良いことなのかな?

自己中心主義がここまでくるとなると、怖いです。


2017年10月28日土曜日

倒木

台風21号の影響で、倒木がありました。

台風が過ぎ去った月曜日の朝一
現場を見回っていると、鎌倉某所の当社所有地にて
高さ10mはあろうかという高木が
根こそぎ、暴風雨で持っていかれていました。




現場について、根っこが見えて・・・
「なんだろう、あんな庭石あったかな?」
と、最初なんだかわからなかった私。

近づいていき、事の重大さに・・・
一気に血の気が引き、全身冷や汗をかきました。


隣家に倒れている。(大汗)

すぐに御隣に見に行くと・・・
家に覆いかぶさっています。


すぐにインターホンを鳴らすも・・・
だれも応答されません。

「ま、まさか、木の下に人が・・・・」

この時点で、もうパニックです。
木をかき分けて、下部を除き込みながら
「誰か、いませんか?」と、大きな声で叫びます。

スーツ姿で、枝葉をかき分け幹を跨ぎ、隅々まで確認。
10分ぐらいかけて確認して、人は倒れておらず、一安心。

さて、次はこの家の所有者様を探さなければなりません。
伝手を頼ってどこにいらっしゃるかを特定。
電話番号を探しだし・・・

すぐに電話。

奥様が出られて状況を話すと「今、家人は留守にしている」との事。
それを聞いて、とにかく安堵。
ご主人が現地に向かってくださるとのことで
お越しになられるまで、待つこととしました。

その間に、保険会社に電話して・・・
業者さんに手当たり次第電話。

30分ほどで、ご主人様が到着され、状況を確認していただき
平身低頭、とにかくお詫び申し上げ
ご隣家の火災保険会社に連絡をしていただき
申請書類は私が作成する旨お話し
保険申請用の現状の写真を撮り
明日中に当社の責任と負担でどうにかする旨お約束。

しかし・・・
長雨で、どこの業者も職人方も、仕事がずれ込んでいて手一杯。
重機を取ろうにも、10日ぶりに晴れた日の今日
一斉に動いており、空きが無い。
困った。(TT)

解体業者の不動マネジメントの大和田社長に電話。
「助けてっ!」と言うと
「今すぐ誰か行かせます」と言ってくれ
30分で現場に来た現場監督の島さんは状況を確認し
「明日は人員が確保できないので私が来てどうにかします。」
と、二つ返事で請けてくれました。


翌日の火曜日の朝。
隣家のご主人様御立ち会いの下、朝から倒木の解体作業。
家に覆いかぶさっているので丁寧に時間をかけて行う必要があります。

私が屋根に上って小枝をすべてカットしてから・・・
太い幹をユニックで釣りながら、チェーンソーで切っていきます。

半日かけて、ここまで持ってきました。


今日はこれで、終わり。

オープンになった屋根や濡れ縁の痛みを確認し
写真を撮り、事務所に帰り書類を作成し、火災保険会社に連絡。
「保険金額が確定するまで直さないように」といわれました
でも、保険目当てに放ったらかしには、絶対にできません。

すぐに横浜の工務店「アモン」の中島社長に補修を相談。
中島社長も「任せてください」と二つ返事でOK。
突然の依頼にも関わらず・・・
次の日の朝、現場の確認に来てくれることになりました。

持つべきは、ピンチの時に助けてくれる仕事仲間ですね!!

週末に台風が来ると言うので、早急な補修を依頼するも
次の日の水曜日は、なんと雨。

解体作業も、補修作業も出来ず、地団太を踏みます。

次の日の木曜日は、急ぎ建物の補修を先行。
一日で直して下さり、中島社長には感謝感激。
あざっす!!

さて、倒木の解体は、どうしよう。
不動マネジメントさんは、連日の雨で身動きが取れなくなりました。
無理強いも出来ず・・・

さて、どうしよう。
「自分で、チェーンソー片手に切るか?」
でも、来客が多数あり、現場にいることが出来ません。

そこで、金曜日の夕方。
どこも引き受けてくれない中、困った挙句
「何でも屋」の深瀬さんにダメ元で電話をしてみました。

深瀬さんは、鎌倉在住の格闘技仲間です。
シュートボクシングにどっぷりとハマり
その後、全日本キックや各団体のレフリーをしながら

ハウスクリーニング
遺品整理業
引っ越し業
運送業
庭剪定

我が身一つで、何でもこなすマルチプレーヤーです。

「今、忙しいですよね~?」
電話をすると、すぐに察してくださり・・・
「明日の午前中だったら、空いてるよ」
と、これまた二つ返事でOK。

ということで、今日の朝一。
さっそく、作業をしてくださいました。


丸太をチェーンソーでバシバシ切っていきます。
木こりですか?
凄い出際です。(^^;)

雨が降ってくるも、お構いなし。
普通の職人だと「雨が降ってきたから帰るわ」となるもんですが・・・
何も言わず、黙々と切っていきます。


午前中で、この通り!!!


おおおお!!
あとは太い幹だけですね!!

広葉樹の高木なので、幹はとても固い。
午前中でチェーンソーの歯がダメになったので・・・

歯を取り換え、午後は幹を輪切りにしていきます。


彼が神様のように見える私。
(人ー)アリガタヤ

「これは、太いな~」と、苦笑いの深瀬レフリー


午前中だけの約束でしたが・・・

「午後もやるよ」と、これまた神対応。
本当にありがとうございました。m(_ _)m

解体業者の現場監督さんが
「この木は、木こりじゃないと切れない」と
専門職人を探してもらっていたのですが・・・

まさか、キックボクシングのレフリーに
10m級の倒木を片付けてもらえるとは、夢にも思いませんでした。



写真、左のレフリーが本人です。

本当に、感謝です。
有り難うございました。

おかげさまで、今日は自分の仕事をこなすことが出来ました。

明日は、また、台風です。
どうにか、二次被害を完全に防ぐことが出来そうです。

皆様、本当にありがとうございました。


2017年10月26日木曜日

憎しみは争いしか生まない

小学1年生の我が子が
最近、こんなことを盛んに言うようになった。

「北朝鮮、ムカつく。」

それを聞いて、かなりビックリした。

我が家では、北朝鮮の話題など皆無。
ワイドショー的なテレビも見ておらず
日々、楽しく笑いの絶えない家庭なので
そんな発想に行き着くことは有り得ないのです。

ということは・・・
原因は、学校となります。(TT)

学校は、イジメや差別をしない人を育てるために
子供に「慈しみ」や「思いやり」を教える場所。
個人的に、そうあってほしいと思っていました。

その学校で、私や妻が全く知らないうちに
我が子が見たことも接したことも無い他国に
「敵意」を持つようになったことに
激しい動悸と、言いようもない不安にかられました。

憎悪は、何よりも強力です。
物凄い推進力となります。

しかし、憎しみが生むのは「争い」しかなく
他は何も生み出しません。

そして、個人同士であれば喧嘩で済みますが
国と国が憎しみ合うと、行き着く先は「戦争」しかないのです。

まさか、教師がそんな話をするとは考えにくい。
そうなると、同級生のあいだでそんな会話があるのでしょう。

「北朝鮮、ムカつく」
「日本にミサイル撃ってくる悪者」
「キムジョンウン、やっつけてやりたい」

そんな敵意を幼少の子供達が口にするなんて
今までの日本では存在しなかったことです。

日本は、我々が全く気がつかない中で
足元から確実に変革し始めており
それが、今回の選挙で
日本を根本から変えるほどの時代の変わり目になることが
決定的になったと、個人的に思います。

先週、東京新聞の「玄侑宗久」のコラムをみてさらにビックリ。
他の地域、他の親御さんでも、全く同じ話があるようです。
ご紹介します。


北朝鮮のミサイル発射や核実験に対して
アメリカと北朝鮮の挑発合戦が止まらない。
それに韓国と日本が加わり一触即発だ。
その中でロシアのプーチン大統領が「冷静になれ」と発言。

国としての対応に私が口を出す余地はないが
学校現場での混乱に鑑み
子供たちにどう伝えるべき事態なのかを考えてみたい。

新聞によれば
15日のミサイル発射時の各地の学校の対応は
実にさまざまだったらしい。
休校にしたり・授業開始を遅らせたり・何もせず平常どおりだったり
同じ地域でもバラバラだったのである。
またミサイルが飛んでくるかもしれないという場合
核弾頭の有無によっても
どんな避難訓練をすべきなのか全く解らない。
東京のある小学校では
防空頭巾を被らせ、壁際に逃げる訓練をさせたようだが
どれほど役に立つだろう?

そうした訓練により培われるものは
身の安全を確保するという技術よりも
むしろ
相手国への敵意ではないか。

ある先生によれば
子供たちの半数近くが
「北朝鮮なんてやっつけちゃえ」
的な言葉を口にするようになったという。

安倍総理に伺ってみたいのだが、これは「愛国心」だろうか?

おそらく答えてくれないだろうから・・・
自分で答えるがこれはいわゆる愛国心だ。

もしも、北朝鮮の先制攻撃で戦争が始まれば
この子供達は、間違いなく日の丸の小旗をふって
戦勝を念じ、相手国民の空爆死を喜ぶことになるだろう。

子供たちに教えるべきこと。

愛国というような「愛」は
いつでも一瞬で「憎悪」に反転し
正義を振りかざすことこそ
人を悪逆非道に走らせるということ。

特に・・・
自国ファーストの風が強まった昨今では
どの国も・・・
自国の愛のため他国を踏みにじるようになる。

そして、国の数だけ違った正義があり
愛と正義のために、人々は戦争をするのである。

戦争の結果が、なにを生むのか?
日本は、世界一我が身で思い知っている国だ。

無謀な「力」を抑えるのが
より強力な「力」ではないことを
何とか子供たちに伝えられないだろうか。

以上

日本人として
子の親として
有権者として

これが現政府が唱える「教育改革」であるならば
絶対に看過できません。

ついこの前まで・・・
赤ちゃんだった我が子。
真綿にくるむよう一生懸命育ててきました。
その愛しい我が子が・・・
小学校に通うようになって、たった半年と少しで
いつのまにか「北朝鮮、ぶっ飛ばせ」なんて言うようになってしまった。

なぜ、世界一平和といわれる国に生きる子供が
見たことも無く、全く知りもしない他国に対し
憎悪を抱かなければならないのか?

違和感しかないです。

目に見えない変化は急激で
我々は、気に留めず流されてしまっています。
でも、流された先にあるものを
日本は過去の経験で、痛いほど知っているはずです。

180度の日本の転換点である今
 親は、括目しなければなりません。

2017年10月24日火曜日

年末

さて、今日も朝から台風の後始末に追われています。

「木がなぎ倒された」
「物が飛んできて、屋根が壊れた」
「看板がぶっ飛んだ」

台風、本当に憎たらしい。(▼▼#)

特に、高木が強風で倒れた現場は
樹齢100年はあるかという7m超の樫の木が
隣家に覆いかぶさるように倒木。

今日は、ご所有者様にお詫びをして、現場で立ち会って
解体業者の不動マネジメント大和田社長にレスキューを頼み込み
長雨で仕事がパンパンに詰まっているのにもかかわらず
今日、朝から伐採を手伝ってくれて、感謝です。

一日では終わらず、後日、出直すことになります。

そんな中、建築中の注文住宅と建売住宅の計4棟は、何事もなく助かりました。
これで何かあったら、心が折れていたかも。

どの職人も業者も、長雨で仕事が詰まってしまいひっちゃかめっちゃか。
我々工務店も、その職人を取り合い、ひっちゃかめっちゃか。

どうにか、職人を確保し・・・
ようやく晴れ間が見えて、工事も進められるぞっ!!と思ったら
明日、また雨。(TT)

もう、泣くしかありません。

もう少し、バタバタが続きそうです。

あと2か月で訪れるお正月休みを夢想して・・・
頑張ります。

2017年10月23日月曜日

戦後二番目

今回の衆議院議員選挙。
不正隠しの突然の解散。

その結果、投票率、53.68%

有権者は、おおよそ約1億4百万人といわれています。

その半数の約4千8百万人の人が・・・
投票に行かなかったのですね。

最初から、投票率が60%を超えない限り
組織票を持つ自民党と公明党が圧勝すると言われていました。

この結果をどう受け止めればいいのか、正直、もう解りません。

今日は、朝から台風の後始末で大わらわ。
あっちの現場、こっちの現場と・・・
選挙の結果をゆっくりと見るどころではありません。

こんな日常に戻り
国民は、日々の生活に追われ
政治に向き合うことを止めてしまい
そして、すべてを忘れていきます。

とにかく、私は、今日
まだまだ、台風の後始末が残っています。

ということで、また現場に参ります。