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2016年2月16日火曜日

注文住宅を超えた建売住宅

住宅は
造り手に遊び心があると
住む側も楽しい生活が出来るものとなります。

先日、業界でこんな噂を聞きました。

「某社の建売住宅を買われたお客様は、離婚率が高い。」

嘘か本当か、解りませんが・・・
個人的には、とても腑に落ちるんです。

狭い
動線が悪い
階段が急
段差だらけ
湿気が強い
寒い
・・・etc

都心では、狭小土地にたつ建売住宅が多く
よって、3階建ての建売住宅が主流となっています。

狭小住宅でも、工夫を凝らせば、いくらでも住みやすい家となります。
3階建ての家でも、階段や動線に気を使えば、楽しい家になります。

ですが、住む側の事を全く考えていない・・・
コスト重視のビルダー独りよがりの「住みにくい住宅」が多いのが現状です。

そんな住宅に住むと、知らず知らずのうちに住人はストレスが溜まるでしょうね。
そのストレスが、家族にも向かう。
夫婦の歪にもなるし、子供たちへも悪影響を及ぼす。

凄く、解る気がします。

注文住宅は、そこを自分で工夫できるのが良いところです。
ですが・・・
「家は3回建てないと、理想の家にはならない」
と言われています。

この格言、本当です。
それほど、家造りは難しいのです。

当社は、建売住宅を建てる際、一番に考えることがあります。
「自分が住むのであれば、どうしたいか?」

私は、住宅の建築に、17年超関わってきました。
いわゆる、プロ中のプロです。
そんなプロが住みたい家、それを実現すれば、万人が楽しい家になるのではないか。

例えば、玉縄2丁目の建売住宅


居室のデットスペースを、造り付けの勉強机にしていました。
上部は小物棚と、本棚2段。

無塗装のタモ集成材で、大工の遠藤さんに製作してもらいました。

トイレには・・・


大型の飾り棚。
本棚としても機能します。

玄関には、こんなものが。


これまた大工の遠藤さん手作りの木枠と、受け棚。
受け棚は、台形に面取り加工を施してくれました。
(言っても無いのに、カッコいい仕上げ、感謝)

これは何かと言いますと・・・


埋め込みポストです。(^^)

寒い冬でも、外に出ることなく新聞を取れますよ。

玄関わきには、オープン型のシューズクローク。


上部には、L型の固定棚を造り付けし、正面壁に8段の稼働棚を設置します。
「棚は、パイン材の24mmで造らせて」とは、大工の遠藤さん。

それでは、石井塗装さんに仕上げ塗装をお願いしないと。(^^)

本物件は、2FがLDKとなっています。
階段室&廊下に上に伸びる梯子があります。


ちなみにこのハシゴも、遠藤大工の手造りです。
無塗装のタモ集成材で加工してもらいました。

これも石井塗装さんに仕上げてもらわないといけません。

このハシゴはなんじゃらほい?


上部は、開放型のロフトとなっています。

上から、リビングを見下ろせます。
リビングから見ると・・・


天井高を巧みに変えて、面白い空間となっています。

断熱材がセルローズファイバーなので、複雑な形の屋根になっても、一切の隙間の無い断熱施工を可能にしています。
よって、屋根からの輻射熱を完全にシャットアウトできるんです。

床は、ナラの無垢。
天井は、杉板を張ります。

これだけやると、お金はとっても掛かります。

でも、余計に掛かるといっても200万円前後。

その200万円で、その住宅に住む方々の一生が左右するのです。

そこは、ビルダーとして、手を抜くわけには行きません。(個人的な考え)

当社の住宅は、幸せを運びます。
というよりも、住む人に幸せを運ぶために、日々、頑張ります。


2016年2月14日日曜日

持続可能な未来へ

何かの表紙でこの標語をみました。

「持続可能な未来」

見た瞬間、電気が走った気がしました。

世の親の、様々な自分の思いを集約した言葉ですね。
人間が動物としてもつ本能「子孫繁栄」の根本だとも思いました。

原発反対っ!!
今度の選挙は、これだけ!
争点は、これだけ。

新聞の切り抜きが、まだまだ溜まっているので、放出します。

★サウルの息子
カンヌ国際映画祭グランプリ受賞の作品。
ナチスの強制収容所で死体処理の強制労働させられていたサウル。
ある日、息子をガス室で発見する。
そして、目の前で殺されてしまう。
サウルは息子の遺体を埋葬するため、聖職者を探し出そうと収容所内を奔走する。

これは絶対に見なきゃと思う映画です。


★みんな輝ける子に(精神科医明橋大二)
・「頑張れ」より「頑張ってるね」と認める方がよい
・「ほめて育てる」と自信がつく子と、逆効果な子が居ます。
・「甘やかす」と「甘えさせる」は違う

ふ~ん


★久米島高校魅力化事業
沖縄県立久米島高校が県外から生徒募集を行っている。
里親制度を整備し、14年は5人、15年は10人が入学した。
同校は、約230人の小規模高校だ。
少人数のきめ細かい習熟指導をしている。
同校には、ハワイへの留学制度もある。
自然にめぐまれ、助け合いの伝統が根付いている島での生活は
魅力的だ。

ほ~っ


★里山くらしためらわないで
石川県輪島市の山間にある人口2千人の三井地区。
そこで、現金収入が見込める仕事をまとめた
「生業カレンダー」なるものがある。
発案したのは、世田谷区出身の「地域おこし協力隊」の山本亮さん。
移住者を増やし、里山を守りたいと、意気込む。

カレンダーは、木の実やキノコなど
周辺で採取できる60品目について、収穫時期を図示。
販売見込みや価格、出荷先の情報を盛り込んだ。

キッカケは・・・・
同地にゼミの合宿で訪れた時、山本さんが聞いた
「里山があれば食べる事には困らないよ」
という、住民の言葉だった。

三井地区は、家賃が安い。
山本さんは言う。
「ここで一か月生活するために必要な費用は、十万円程度。色んな仕事を組み合わせれば、十分暮らしていける」と説明する。
東京育ちの山本さん。
任期を終える3月以降も町に住み続けることを決めた。
「カレンダーのように、自然と共存する生活をしてみたい」
と話している。

おおお~っ


★塚本晋也監督「野火」
戦場のヒロイズムを描く作品に人気が集まる映画界。
そこに異を唱える意図もあった。
それらには、幻想として甘美な死があるだけで・・・
皆、肉体の死は描かない。
肉が異様な裂け方をしたり、餓鬼状態で骨と皮になるのが本物の死。
それを前提に考えないと。
戦争は、そんな夢のような物語じゃない。

あまりに凄惨な映像に、賛否両論の本映画。
作者は言う。
なぜ人間は殺し合うのか?
僕は戦争をしない世の中に生まれたけど
その前は日本でも戦争が続いていた。
むしろ70年もないのが奇跡かも。
だとすれば、その美しい奇跡を
少しでも延長する事が大事な使命なんじゃないか?

この映画も、絶対に見なきゃ。


★山を履く(和田重良)
自分に出会うこと、自分を知ることが人生の宿題です。
「自分に出会うための三点セット」に気が付きました。
朝、「起きる」「掃除する」「坐る」です。

どれも、子供たちには不得手なことです。
大人である私にとっても
「眠いから、今日はいいや」
「寒いからイヤだ」
「こんな我慢大会みたいなことをして何になる」
毎日、朝を迎えると次々といい訳が頭に浮かんでくるのです。

それでも毎朝、エイッと思い切って布団から出て
凍てつく廊下を雑巾がけし
暖房の無い御堂で座禅を組むのです。

毎日、掃いても掃いても、すぐに枯葉が落ちてくる山を掃除する。
何の為に?
やりながら、答えは出せませんでした。
6年ほどたった頃・・・

誰も認めてくれない褒めてくれない
ひたすら山を掃く事こそに

自分に向き合っているのだと気が付きました。

ふ~む。


★自然との共生(橘正信)
大都市の人口流出によって
国土の大半を占める農村は荒れ地に変わり
農業は片隅に追いやられてしまいました。
一方、都市に移り住んだ人々は
競争社会の中で、一生を終えてゆくしかありません。

自然とともに暮らし
田畑を耕し
「もの」を育て、土に生きる農村の生活は
様々な「もの」の命と共存しているという実感を養ってくれます。

日本の「経済優先の価値観」の転換が図られれば
都市に集中する人口は農村に戻り
農業再生の道が見えてきます。

農村復活は、日本の復活につながり
人の心の豊かさを取り戻すことになります。
自然との共生を教える仏教は
人々の価値意識を変える大きな力を持っています。

自然を征服する事を目指してきた西洋の近代文化は
地球規模で深刻化する自然破壊を止めることができないでしょう。
仏教精神は・・・
草木を含めたすべての生命を平等に尊いとみます。

「一切衆生」
心豊かな社会とは、自然とともに生き
全ての命を尊び
絶対平和を願う社会です。

一人一人が相手を敬い
助け合う心を育てて
そして相手に感謝する

それが、心豊かな社会への第一歩になるに違いありません。

ごもっとも

2016年2月13日土曜日

「福士加代子」は戦士加代子と読む。

福士が好き。



三十路のバスト90cmの元ミス湘南のグラビアアイドルが目の前にいても・・・
全く、不倫しようとは思いませんが・・・

福士が目の前にいて「抱いて」って言ったら、抱くなぁ~。
(福士さん、生意気言って申し訳ありません。)

それほど、カッコいい。
魅力的。

人間として、光ってる。

自分の弱さに打ち勝ってきた人間は・・・
何よりも勝り、美しい。

頑張れ、福士!!!!
大好きです。 応援してます。(^^)/

2016年2月12日金曜日

建築現場は危険が一杯

スーツ×3着
ジャンパー×2着
Yシャツ×5枚
カバン×1個
革靴×6足
カメラ×1台
携帯×1台

さて、これはなんの数でしょう?

先週も、やってしまいました。



これ・・・

毎日、仕事で履いている・・・

白い靴、ではなく・・・

黒い革靴です。(苦笑)

注文住宅の現場にて、珪藻土に突っ込んでしまいました。

左官屋さんが地面に穴を掘って、余分なものを捨てるのですが・・・
そこが固まっていると思い込んで、ズボッ!!

瞬時に飛び上がって、靴だけで免れましたが・・・
危うく、スネあたりまで埋まるところでした。(^^;)

これで、突発的事故で履けなくなった靴、7足目。

さようなら。(TT)号泣

子供の頃、父親から
「社会人になったら靴は良いものを履け。」
と言われて続けていた私です。

晴れて社会人になり、少し余裕が出てきた20代半ばで・・・
トラサルディーの革靴を買ったんです。
5万円ぐらいだったと思います。

良い靴を履くと、人って、足元に気を付けますね。
足元を見て歩く。
なるほど、そういう事なのか?

なんだか、レベルアップしたようで嬉しかった若かりしころの私。
おろしたての高級靴に意気揚揚で訪れた建設現場。
ズボっと、ぬかるみにハマり・・・

両足、泥がくるぶしまで
懸命に洗って磨きましたが、すでに遅し。
乾かしたら、外も内もカッピカピ。

不動産業・建設業での格言。

よい靴は
汚れ・ほつれて・シミ付いて
釘は刺さるし
色変わる

ちなみに靴を「服」「鞄」にも置き換えられます。(苦笑)

それから15年。
安い靴しか履かなくなった私です。


安いといっても、2足で1万5千円。

痛いな~。

さよなら、マイシューズ。(TT)



2016年2月11日木曜日

鎌倉市岡本新築住宅

当社売主の建売住宅
鎌倉市岡本の全3棟のA棟を、昨日、上棟しました。


先週の週間天気予報では・・・
月曜~火曜まで、雪予報となっていたので、ヒヤヒヤしていましたが・・・

週が明けてみたら、月~水まで、晴天。

月曜日に土台を敷き
火曜日に足場を建造して

無事、上棟日を迎えられました。


土台柱は、紀州産の檜、四寸。

今、注文住宅でも土台柱は、集成材や注入材の三寸五分が多いですね。

当社は、国産ヒノキの産地証明付き乾燥剤を使用してます。
建売住宅なのに、とっても贅沢です。


担当する大工は、「井関工務店」の一人親方、井関棟梁。

在来工法なので、1日で一気に躯体を屋根まあで組み上げていきます。


柱は全て、無垢。
集成材は、一本も使っていません。
和歌山の国産材、しかも全国的に名を馳せる「山長商店」さんの産地証明付きとなります。

全てに銘木の産地「紀州産」の刻印と、乾燥率・ヤング係数・シリアルナンバーが明記されています。
この仕様は、高級注文住宅専門の某工務店さんと同じです。
贅沢です。


夕方には、屋根の耐水合板まで施工して、終了。

腕の良い、一人大工の親方衆が5人。
手伝いに来て頂き・・・
たった1日で、30坪近い家を完璧に組み上げてくれました。

いつも、ありがとう御座います。

5月初旬の完成を目指します!!

2016年2月9日火曜日

なぜ勉強するの?

新聞の切り抜きが、まだまだ山のよう・・・
という事で、教育系で気になった記事を一斉放出します。

★池田清彦先生
皆さんの中には
「勉強なんかしたってしょうがないよ!」
と、思ったことがある人もいるでしょう。
むしろ一度も考えた事もない人の方が珍しいと思います。
成功した大人はしたり顔で
「勉強をするのは一流大学を卒業して、大企業に就職し、安定した生活をするため」
と答えるかもしれません。

でも、スティーブジョブスのように
大学を卒業しないで大成功した人もいます。
では、何のために勉強をするのでしょう?

苫野一徳は著書『勉強するのは何のため?僕らの答えの作り方』の中でこう言います。

「勉強する意味は、あえて言うなら自由になるためだ。」

何だ、正解があるじゃないか。
と、思ってはいけません。

自由は万人に共通する正解では無く
自分にとって一番望ましい状態のことです。
自由を得るためには「力」が要する。
その為に勉強をする。
シンプルだけど素敵な考え方だと思います。

内田樹が著書『修業論』の中でこう言っています。

修業とは
あらかじめ設定されたゴールを目指して努力する事では無く
一生懸命やっているうちに
昨日の自分と違った自分になっていることに
気が付く事だ。
勉強も実は修行と同じだ。
勉強をしなければ、自分の新しい可能性を発見する事が出来ず
つまらない人生になるよ。

★児美川浩一郎先生
大企業・正社員モデルへの信仰は、もう辞めるべきです。
大卒者55万人に対し、従業員5千人以上の大企業の求人数は5万以下です。
すでに終身雇用制度は崩壊していて、非正規社員が多くの企業を支えている現状です。

中小企業では、希望退職を募って人員削減をしているところは、いくらでもあります。
「正社員になれば、一生安泰」「就職できればいいんでしょ」
と学生が考えているのだとすれば・・・
大学のキャリア教育は、見事に失敗です。

誰かに教えられた通りでなく
視点をずらして物事をみる。
そんな現代的な教養を、大学で得てほしい。

就職したらゴールでは、人生は開きません。就職後の人生の方が遥かに長いのだから、生涯学び続ける姿勢を大学で身に着ける必要があります。

自分の人生なんだから、ちゃんと自分に責任をもたなくちゃ。

それを最初に問われるのが就職活動で・・・
みな、大学や親に依存しすぎており
多くの学生が生まれて初めて、挫折を味わいます。

その時、親が心配して介入すると
子供の依存心が無くならない。

そんな人材は、企業も欲しくないし・・・
将来、本人がキャリアを切り開く邪魔になるだけです。

★小泉文子先生
出産後、短くとも3年
いや、就学前まで・・・
働く女性が育児に専念できる環境が必要です。
「預ける」は教育ではないし、「イクメン」もよろしいですが
母親の愛情は、なにものにも代え難い。

赤ちゃんは、おっぱいに触れて飲んで
その安心した感覚を土台に育ちます。

仕事だけでなく子育ても
あらゆることに、女の人は賢くあってほしい。

女性が子育てをするのは、社会にとってもプラスですよ。
子供のによって訓練された女性が
どれほど素晴らしい力を持つか。

何より、忍耐力がつくし
何事にも即時即決で対応せざる得ないので
高度な判断力も付きます。
それを女性のキャリアとして
認めてほしいですね。

★よしもとばななさん
人間は一度くらい深く内側に入る時が無いと成長しない。
学生時代というのは、そのためにあります。

皆、成長無く子供のまま大学を卒業してしまう。
だから、就職してから
「なんで俺はこんなに大変なんだ」
「なぜあんな奴に頭を下げなきゃならないんだ」
と感じたりすることが多くなり
やがて辞めてしまったり、鬱になったりして、また一層落ち込んでいく。

だから私が、言ってあげたい。

もし今、あなたが学生なら
良い子で勉強なんかしていないで
何かにがむしゃらになってくださいと。

そうすれば、嫌でも自分の限界や能力が分り
絶望的にがっかりするだろうけど・・・
大人になれる。

めちゃくちゃに恋愛したり
スポーツの部活でやっと手にしたポジションを奪われたり
時にはいじめられたり

そういう目に合って・・・
自分の内側に入ってしまい
「うちの子は一か月も部屋に引きこもって出てこないの」
と、親が心配するようなことが無いと・・・

結局、人間は、大人になれないと思います。

2016年2月8日月曜日

パパイヤ鈴木さんの子育て日記

東京新聞で毎週とても楽しみにしているのが・・・
「パパイヤ鈴木さんの子育て日記」です。

一歩先をいくパパとして、本当に為になり参考になってます。
下記は、2016年12月25日ばの記事です。

【(子供たちを)スマホから奪還】

僕たちが子供の頃と
今とでは時代がおおきく変って
昔では考えがつかないモノがたくさん出来ました。
中でも断トツに凄いのが「インターネットの普及」と「携帯電話」

スマートフォンはその両方の良いとこ取り。

どこにいても何でも調べることができるようになりました。

文字を打つ必要もなく

スマートフォンに話せば
何でも教えてくれる時代に。

外国語が解らなくても、通訳までしてくれます。


これは便利です。

小学生でも解らないことがあると
辞書ではなく携帯電話を持ってきて、あっという間に答えを見つけることが出来ます。

分厚い辞書のように場所をとらず

一台の携帯電話が魔法のようになんでも教えてくれるのです。
さらにスマートフォンは、ゲーム機の役割も務めるようになり
無限の可能性を秘めるようになったのです。

そんな優れものに

うちの子供たちも翻弄されています。

体よりも、指先を動かすことに夢中になっています。

時代が進むにつれ
昭和の遊びが減っているのも事実です。

エスケン

ドロケイ

僕らの青春時代の遊びは、過去の遺物になりつつあります。


家に帰ってくるなり玄関にランドセルを投げて

「行ってきま~す!!!」
と叫び、外に出かける子は少なくなったでしょう。

家の外に楽しみが無い子供が増えたと思っています。


我が家も同じです。

息子はゲームに没頭。
娘はスマートフォン片手に部屋に閉じこもるようになりました。

学校の成績も下がっていきました。


僕は・・・

「そういう時代なんじゃないの?」
と、なかば諦めていましたが
妻は、そうではありませんでした。

ルールを決め

それを守らなければ、「便利」を没収。
ワイファイの電波を切り
「リビングに来なさい!」
と一喝。

一切妥協せず、子供たちと必死に戦いました。


ほぼ毎日、ぶつかり合い

険悪なムードが家に立ちこていることが何度も。
しかし、妻は負けませんでした。

子供の事を思い

厳しく接し続けました。

こういう時の母親って凄いですね。


結局子供たちが降参。

そして、今に至ります。
今は、息子はゴルフに夢中。
娘は、ダンスとギターを楽しんでいます。

これがいつまで続くか、解りませんが・・・

こうやって悩みながら、お互い成長していくのが・・・
子育てなんですよね。

そういう苦労が出来ることを

ありがたく思いながら
今日も子育てに奮闘しています。

最近、コミニュケーションアプリLINEで、イジメが横行していることが、社会現象になってますね。

そんなものは、我々の青春時代にはありませんでした。

呼び出しをする場合・・・
相手の家にいって、その子が居る部屋の窓ガラスに・・・
小石を投げる。

「コツ」
「コツ」

と、やっていると・・・
そのうち窓がカラカラッと開いて、「おうっ!」と出て来る。

それが、今のLINEの代わりでした。

便利になったもんですね。

ポケベルが、魔法の道具に見えたのは、ついこの間の話ですよ。

我が家は、幼稚園児ですが・・・
そのうち、スマホ問題が勃発するのでしょうね。

今のうちに、親が出来ることは・・・
なにか没頭出来るものを探してあげる。

それが、最善なことだと、パパイヤ鈴木さんのコラムから教わりました。

さて、父親として頑張って、息子の才能を掘り起こしてやろう!!(^^)
でも、無限の選択肢がある・・・


こまった。

2016年2月7日日曜日

木製の手造りポスト

先日、片瀬山西公園にてお客様と待ち合わせ。

その時・・・
公園の中で、こんなポストを目にしました。


何気ないポスト。

それを食い入るように見る私。

多分、子供を遊ばせているお母さん方からは・・・
思いっきり変質者に見えた事でしょう。(^^;)

それにしても・・・

良くできてます。


何が良くできているか解ります?

そうなんですよ。

打っているはずの釘が、見えないんです。

隠し釘?違うな~。
埋め木?見当たらないな~。
接着剤?それも難しい。

まさか、伝統工法の継手で組んでるのかしら?

扉の蝶番もきれいに掘って、ピッタリ。

う~ん、見れば見るほど、良くできてる。

今度、大工の井関さんに造ってもらおうかしら(笑)

そんなことを思いながら・・・

遅れている待ち人を待つ、私でした。

2016年2月6日土曜日

組体操事故

新聞の切り抜きが貯まってきたので・・・
一斉解放させて下さい。m(_ _)m

★組体操に関して、義家文部科学副大臣の話
組体操で年間8500件の事故が起きているが、何件だから危ないと線引きする事は慎重にしなければならない。事故が起きているのは、組体操だけではない。柔道や剣道、あらゆるところに規制を出さなければならなくなり不健全だ。「二段、三段にしましょう」と文部科学省が言うのであれば、きわめて不思議だ。
組体操はかけがえのない教育活動で、悪い事ではない。
それを規制するのは違う。

素晴らしい。
見事な、The官僚のご回答。
「組体操がかけがいのない教育活動。」だなんて、42年生きてきて初めて聞いたわ。本当にそう思っているなら、合掌するしかない。(-人-)
そんな考え方が、子供たちに無茶を強要していると、なぜ解らないのだろう?


★甘利大臣の口利き事件に対する本人の釈明
いい人と付き合っているだけじゃ、選挙は落ちる。
来るものは拒まずでやらないと、当選しない。

「金をくれるのであれば、暴力団でも付き合う」
そう公言した大臣。

しかも、よくよく読みといてみると・・・
「当選した政治家は、みんなやっている。」
となる。

合掌。(-人-)


★うどんかるたで、香川県腰砕け
香川県で、販売する予定だったカルタ。
全国から募集した読み句の中に
「強いコシ、色白太目、まるで妻」というものがあり、外部から女性蔑視だと指摘を受け、発売を中止に追い込まれる。

女性に「貴女は、うどんのようだね。」なんて言う男・・・
凄い粋じゃないですか?
色白太目がセクハラだとしたら、現代はクソみたいな社会ですね。


★安いモノには必ず理由がある
COCO壱番の冷凍かつ事件、その余波がとどまるところを見せない。コンビニや冷凍食品の様々な賞味期限切れの廃品が、格安スーパーのお弁当や惣菜に生まれ変わっていた。

このブログでも何度も言っていますが・・・
もう、「日本の安全神話」は、無いんです。
すべての安物に、疑いの目を持ち、警戒することが必要です。

食べ物はもちろん、衣料品・家電・スマホetc
もちろん「住宅」「リフォーム」なんて、その最たるもの。



★疲れが取れない原因
精神科に来て「疲れがとれない」という方が多い。
その問題の多くが、シンプルな休養不足だ。
本人が心配する「うつ病」のケースは、1割にも満たない。

仕事量を減らし、休む時間を増やすだけで問題は解決する。
そう説明しても「それは無理」と、皆が言う。
そして、皆、診療室で魔法の薬でも処方して貰えると思っている。

そんな薬は、存在しない。

「もう休もうよ」と体が出してくれるサインに素直に従うべきだと思う。薬など飲まず、「ゆっくりしよう」という体の心に耳を澄ませて、のんびりと春の日差しを楽しんでみてはどうだろう?

なるほど!


★傍観者
日本は住宅事情が厳しい。
よって近隣との揉め事を抱えたお宅も多く、そこではほんの些細な事でも口を出す。
しかし、いざ政治の事になると、途端に口を閉ざし・・・
だれもかれも、傍観者となってしまう。

今、原発・戦争・年金・教育の大転換期を迎えています。
傍観者でいたら、将来の子供たちはどうなってしまうのでしょう?
子供を持つ父親母親、孫を持つ爺ちゃん婆ちゃん!
傍観者では絶対だめ!!


★クルドの石油
シリアでイスラム国が石油を密輸して巨万の利益を出している。
なんと、その石油は、トルコで正規の商社に買い取られ・・・
クルド人自治区の石油として、輸出されているという。
それを見つけたロシア戦闘機が、空爆。
それを阻止しようと、トルコ戦闘機がロシア戦闘機を撃墜。
トルコ大統領の息子が海運会社を経営していて、その石油を運んでいるのが理由だ。
その石油の輸出先が、なんとイスラエルだという。

アメリカを陰で操るイスラエル。
そのイスラエルがイスラム国を援助している。

凄い裏事情というか、裏世界です。

イラク戦争も・・・
シリア内戦も・・・
エジプトの蜂起も・・・


イスラム教に対しユダヤ教が仕掛けた、国家破壊計略なんでしょうか。
表と裏が違い過ぎて、すさまじいですね。



★悲しき奨学金
日本学生支援機構からの借り入れを滞る若者が増え続けている。
入学時の特別貸与30万円と、学費月額10万円を年利3%で借りる。
大学卒業時には、総額500万円を超える借金を背負う事となる。
当事者の一人は言う。
「教育を受けながら、どうして大きな借金を背負わなければいけないのでしょうか?」

それは、入学時に君が選んだことでしょう?
借金してでも、大学出たら、良い就職ができて良い暮らしが出来るなんて思って、4年過ごした君のミステイク。

「大学でたら初任給で3万円違う。」
なんて言いますが、就職難の今、大卒で無条件に良い給与をくれるところなんて存在しない。
また、高卒で働いている人間は、4年でその穴を埋めると思う。

500万円の借金の代わりに、大学でほどよく遊んでいたんじゃないか?

自営業者は、皆、1000万円からの借金を背負ってるよ。
失敗したら、だれもかれも自己破産の一文無しだよ。

でも、皆、自分で責任を負って、必死に働いている。

若者たちの将来の展望が、甘・甘・甘過ぎるだけのこと。


★バターはどこへ
年末を迎えると毎年繰り返されるバター不足。
バターはどこへ行ったのか?
原材料の生乳は、法律により農協等の指定団体に集められ、乳業メーカーに販売される。
酪農家と乳業メーカーが直接取引はできない。
農協を通さないと「補助金」がもらえない仕組みだからだ。
また、海外からの輸入も「農畜産業振興機構」が独占。
民間企業が直接輸入できない仕組みとなっている。
乳製品は、農水省が需要を予測しながら、余りが出ないよう生産を抑制している。
つまり、その「計画生産」がバター不足の「主犯」だと指摘が強い。
バターは、国が全てを管理し・・・
生産者の自由は一切なく・・・
民間の輸入も制限している。

つまり、バター不足は・・・
官僚の将来の展望の甘さにあった。(失笑)

それで、パン屋さんやケーキ屋さんが大混乱。
飲食業界は、もっと政府に激怒しておかしくないのだと思うのだけれど・・・


★子供の将来を奪う行為はゆるさない
国際刑事裁判所の検察官「ファトゥ・ベンソーダ」さん
内戦のルワンダやコンゴで、弱い女子供を助けるために、全てをささげる人。
その御仁の信念の言葉です。

「子供たちの将来を奪う行為はゆるさない」
すべてが、この言葉にあります。
人の人としてのすべてが。

べつに、40過ぎの私がね。
廃棄物の弁当や総菜を食べても・・・
中国の大気汚染を浴びても・・・
TPPで、遺伝子組み換え食物を知らずに食べても・・・
成長ホルモン付けのウナギやブロイラーを食べても・・・
放射能に汚染されても・・・
その汚染された野菜・茶・牛肉・豚肉・鶏肉・魚介・海藻を食べても・・・
100ベクレルの水道水を飲んでも・・・
年金を受け取れなくても・・・

どうってこと無いです。
病気になろうが癌になろうが、あきらめがつきます。

ですが、将来の子供の事を思うと、受け入れらえません。

政治家の皆さん。
将来の子供の事を考えてください。
考えたら、原発なんて、絶対推進できないはず。

「子供たちの将来を奪う行為はゆるさない。」

これが、人として、全ての政治家が掲げるスローガンであるべきです。



先日、唖然としました。
なんだこのフザケたスローガンは?
こんな子供じみたポスター作るなら・・・

政治家というか、政党を辞めてほしい。

2016年2月5日金曜日

成人式に毎年思う事

成人式・・・

毎年毎年、お決まりのように「荒れた」というニュース。

これ、意図的ですよね?

マスコミが、例年「ネタ」としてる感があります。

そして、我々は・・・
テレビ見て・・・

「またやってるよ。」
「馬鹿だね~」
「今の若者は~」

まるで、恒例行事のよう。(苦笑)

主催者は、工夫も何もない。

子供たちの一生に一度の祝賀。
大人になるための記念行事という触込みです。

「明日から、お前たちは大人だ。」

そんなことを言われたら・・・
最後に子供であったことを表現したいと思う訳です。

そんな場で・・・
市長・政治家・お坊さんなどが、長々と祝辞を述べる。
無粋ですね。

子供たちは、ずっと我慢してきたわけです。

幼稚園から繰り返される朝礼や集会、運動会ですらもある校長先生の長い話を。

それが、最後の最後にも・・・

そりゃ、荒れますよ。(笑)

「勘弁してくれっ」て。

宮崎駿がこう言っています。

つまらない校長先生の話しを聞くために・・・
なぜ朝礼をするのか?
人前で話をしたい人の為に・・・
朝礼があるんだと、僕は思うんですけど。

成人式。
最後の餞(はなむけ)に、どんちゃん騒ぎすれば良いじゃない。
盛大な「お祭り」にすれば良いじゃない。

トマト祭りとか・・・、牛追い祭りみたいに・・・




日本全国で一斉に。
きっと世界規模の催しになるよ!

若者の発散になり・・・
景気景気ってうるさい大人たちの、経済効果にもなる。

日本津々浦々、様々な祭りが一斉出動!!!!!!!!!


神輿だして・・・
大人も子供も入り混じって・・・
一日だけ、リオのカーニバルのような大騒ぎ!!

押さえつけようとしないで、子供たちに大人のパワーを見せつけてやれ!!

そしたら二十歳の若気なんて米つぶのようなもんだよ。

せっかく、祝日なんだから。

そんな成人の日があっても良いと個人的に思う・・・

私です。