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2014年8月26日火曜日

玉縄二丁目の分譲予定土地

鎌倉市玉縄二丁目の谷戸池前の土地。
解体が、本日、ほとんどが終了しました。(^^)


谷戸池と言えば・・・
隠れた、鎌倉の桜の名所!!
(以下、写真はクリックすると拡大します。)

(鎌倉四季の花紀行より)
http://photograph.pro/jp/kamakura/ofuna/yatoike.html

キレイですね~。
↓これは、今年4月の私のブログ
http://heisei-shonan.blogspot.jp/2014/04/blog-post_4.html

本土地は、この池のほとりに位置します。

カーポートを最初に解体して・・・
建物を解体して・・・
外構・駐車場土間等を解体して・・・
樹木を抜根して・・・


ようやく、更地です。(^^)

奥からも、池が見渡せるようになりました。



本地は、北西側に少し崖を背負っています。
関東ローム層の岩盤なのですが・・・
山上の樹木の根が長年侵入していて、岩盤が部分的に剥がれている箇所があります。


さほど高い崖ではありませんが・・・
対策をしなければなりません。

週末までに、構造の検討をして取り決めます。

2014年8月25日月曜日

玉縄二丁目の分譲予定地

これから分譲を予定している鎌倉市玉縄2丁目。
解体、進んでいます。

8月初旬までは、こんな古家がありました。
古家と言ってもまだまだ使える軽量鉄骨の住宅です。




それが一昨日・・・



キレイさっぱり、無くなりました。

建物で隠れていた敷地の全容ですが・・・
奥まで、見えるようになりました。



池のほとりの良い敷地です。

敷地の奥には、傾斜のある山肌があり・・・
ちょっと心配なので・・・
今日、鎌倉市の防災課に相談をし・・・
明日、神奈川県の藤沢土木事務所に打ち合わせに行って参ります。

現在、建築家の伊藤誠康先生に設計を依頼しています。

早速、スケッチ図がメールで送られてきました。
伊藤さんの手書きスケッチです。(^^)

※ちなみに伊藤先生は、先生と言うと怒るので、私はさんづけでなんです。

A区画のスケッチ(クリックすると拡大します。)


B区画のスケッチ


ガルバリウム鋼板の家ですね。(^^)
良い家です。

来年の2月を目標に完成を目指します!!

2014年8月24日日曜日

三浦の油壷にある民宿「豊月」

三浦市三崎町にある宿「豊月」
http://www.navida.ne.jp/snavi/5355_1.html

お盆の8月15日に宿泊して、大人一人8900円。
しかも、朝晩食事つき!!
子供は、布団無、食事なしで一人1500円。
食事・布団有で一人7800円。

この料金が一年通して同じ!!
お盆であろうが、ゴールデンウィークであろうが。
凄いです。

しかも、3日前ぐらいに急きょ予約を入れて、取れました。(^^;)

建物は、古いです。



旅館とまでは、言えません。
イメージとしては、離島の釣り旅館のような感じといえば、解りやすいかも。
Tha民宿ですね。

しかし・・・
このお盆時期、どんなに安い旅館でも一泊2万はします。
平均、一人3万円越えです。
それを考えると、破格です。

海側の部屋からの景色は、絶景。(クリックすると拡大します。)




小網代湾が一望です。
眼下に横堀海岸が広がる贅沢な立地です。
http://www.azami.sakura.ne.jp/miurahantou/yokobori.htm

部屋は、和室。
築40年ぐらいの民宿をイメージして頂ければ間違いない。
トイレは、共同トイレです。

ちょっと、神経質な人は、お勧めできませんが・・・
小さな子供が居て、どこに行っても大暴れする家族には、もってこいの宿だと言えます。



我々一行は、終始、5歳以下の子供が4人で大暴れ。
しかし、畳も布団も襖も壁も、気にすることが無く・・・
大声を出して走り回っても、普通の旅館のように神経を逆なでることがありませんでした。(^^)

旅館の女将さんも従業員もアットホーム。

そして、ご飯が美味かった!!
焼き魚にお刺身にと、とっても豊富。

ボディービルダーの友人が、ご飯をなんと5杯もおかわり。
それを嫌な顔せず、対応してくれました。

ちなみに、朝も5杯食う彼って・・・(^^;)

三浦半島を遊び倒す拠点としては、抜群の立地。

大勢の子供連れには、とってもお勧めの宿でした。(^^)






2014年8月23日土曜日

翌日

次の日・・・
朝から保険屋さんと車のやり取り。
現場で見た限り、車は全損(廃車)でしょう。

その日は、朝から家族旅行の予定でしたが・・・
とりあえず、出発を遅らせて、うちの社長と事故の引き継ぎ。

車は会社名義で、車両保険も入っています。

保険の窓口の連絡先
相手のご主人の連絡先
レッカーの連絡先
事故の状況

色々と説明し、警察と相手との示談内容を報告。

あとは、社長に丸投げして・・・
私は、2時間遅れで家族旅行へ。(^^;)

友人とハワイへ!!!

・・・
・・・
・・・

と言いたいところですが・・・

三浦半島の油壷にLet`s go!!
(近っ!全くセレブじゃないな。涙)

目的は、ソレイユの丘のじゃぶじゃぶ池です。



(画像は鹿島建設株式会社より)
http://www.kajima.co.jp/welcome-j.html


友人との待ち合わせを2時間遅れで現地に到着。
ソレイユの丘は、入園無料です。
じゃぶじゃぶ池も、無料です。

全部で5つのプールがあり、水深が膝下と浅く、小さい子供が居ても、とても安心して遊ぶことが出来ます。

最近、川や海での事故が多発していますよね。
川で子供が流されて、助けに行った兄弟や両親や祖母が流され死んでしまったり、つい最近のニュースで衝撃的だったのは、海で子供たち7人をゴムボートに乗せて、親が沖に引っ張って行って、帰ってきたら一人足りなかったというもの。

きっと、お父さん方は、我々と同じ年代で・・・
私もそうですが、皆、自分を過信しているところがあるんですよね。

私は、日々、武道に触れているので、自分の意識と肉体のギャップは、40歳という分岐点で痛いほど感じています。

これで、なんの運動もせず、毎日お酒を飲んで食べての普通の生活をしていたら、そのギャップは計り知れません。
でも、皆、その恐ろしさに気が付いていないんだろうと思うのです。

話は戻りまして・・・

本日の宿泊は「葉山にある音羽の森!!」

・・・
・・・
・・・

と行きたいところですが・・・


油壷にある民宿「豊月」へ。(^^;)

なんと、この民宿、一年で最も繁忙期のこのお盆時期に、一泊2食付で8,900円也。
http://www.navida.ne.jp/snavi/5355_1.html

一年通じて、増減なし!!
凄い宿ですね。

友人のお嫁さんが、元バックパッカーで・・・
しかも、大手旅行代理店の元ツアーコンダクター。
身内に旅行のプロが居ると、凄いですね。

よく「人生で持つべき友は、医者・弁護士・不動産屋」と言いますが・・・
個人的に「旅行のプロ」は、凄い味方となってくれます。

この旅館の部屋からの景色。



私が撮影した朝焼けです。

この時は・・・
まさか会社にとんぼ返りすることになるとは、夢にも思っていませんでした。(^^;)

2014年8月22日金曜日

自動車事故

(昨日のつづき)

Uターンした下り車線。
すでに、カラーコーンが並べられ・・・
警察の方々により交通整理が行われています。

当事者立会いの下、現場検証中のようです。

カラーコーンの間を縫って路肩に車を止めた私に警官が走り寄ってきます。
「ちょっと、そこに止まらないで!!」

私「事故の当事者の身内です!」
警「ああ、え?随分早いですね!」
身内も、突然現れた私をみてビックリしてます。
(狐につままれた顔って、ああいうのをいうのですね。)

茫然と立ち尽くしている身内の代わりに、とりあえず、私が説明を受けます。
状況の説明をこと細かく受けた後・・・

警「お互い怪我がないのであれば、罰則はありません。もし怪我があるとすると、人身事故としてお互いの運転手を罰しなければならなくなります。相手のご家族は怪我がないと言っていますが・・・、そちらは??」

身内のに聞くと、「う、うん、大丈夫。」と言います。
う~ん、軌跡だ。

追突直後、相手の家族は、こっちの運転者は死んだと思ったそうです。
運転席を見に来た相手の旦那さんの顔は、顔面蒼白で・・・
恐る恐る覗き込んできたのだそう。(^^;)

その後、危険なので車から下そうしてくれたそうですが、身内は腰が抜けて出られない。言葉のやり取りをするも、ショックで支離滅裂な身内をみた相手のご主人、こういったそうです。

「脱法ドラック、吸ってます?」

(苦笑)

身内の状況は、通常「ムチ打ち」と診断される状況と思われますが・・・
ここは、「怪我無し」とした方が良いでしょう。

警「怪我がないというのであれば、あとはお互いの任意で入っている保険屋さんに連絡をしてもらって、とりあえずレッカーを手配してもらって、車を引き揚げて下さい。」

警「修理費等は保険屋さん同士でやってくれますから。」

ということで・・・
潰れた車のダッシュボードを探って、保険証書を探すも、見当たらない。
多分、あいおいニッセイ同和損保のはずなので、事故受付を調べて電話をして、車種とナンバーで保険加入を確認。
レッカーを手配して、位置情報を警察から聞いて伝えて、待つこと20分。

到着したレッカーで追突した車を引き離し・・・
レッカーに積み込み・・・
警官の書面を何枚か書き・・・

身内を車に乗せ、帰宅。
午前0時を回っていました。

車の中で、私言います。
「普通、後続車に追突されて死んでるよ」
「ついてるね。」

身内、車に乗って安心したのか、一言。

「それにしてもアンタ、なんで、この場所が解ったの?」

貴方もそう思うでしょ。私も、そう思います。

不思議です。(^^;)


2014年8月21日木曜日

お盆明け!!

ご無沙汰しておりました。

弊社お盆休み中、大変ご迷惑をお掛けいたしました。m(_ _)m

併せてブログも完全にお休みをさせていただきました。

当社、本日から平常通りの営業となります。
今日からまた、年末までノンストップで参ります。

休み期間中、色々なことがありました。
ブログでも書きたい事も多々あります、が・・・
半分ぐらい、書けない事でして・・・

平々凡々の日常を過ごしたいと、日々願っている私です。
何事もなく、毎日をニコニコと過ごしたい。
でも、今までの40年の人生で、そんな簡単なことが許されない。
そろそろ、ゆる~りと落ち着きたいのですが・・・。(TT)

今回も 「さ~、お盆休みは、疲労回復に当てるぞ~!!}
と、思っていましたが・・・

早々の夜10:00。
リビングでテレビを見ながら寝てしまった私に・・・
身内の一人から、高速道路上で衝突し3車線の真ん中に横倒しになった車の中に閉じ込められたと連絡がありました。

その電話は、直後の車の中からのSOS。

寝ぼけマナコの私に・・・
錯乱状態の電話口から聞き取れたのは・・・

「家に帰る途中」
「場所は、第三京浜」
「3車線ある」
「戸塚あたり」
「車は動かない」
「自分も動けない」
「車から出られない」
「相手の車が自分の車に刺さってる」

ということ。
第三京浜の戸塚??
何じゃそりゃ!

とりあえず、すぐに現場に行かなければなりません。

横浜新道??
でも、3車線となると・・・

基本的に私、こういう時は考えないタイプの人間です。
すぐに動きます。
電話を受けた2分後には、家を出て車に乗り、走り出します。

とりあえず、戸塚というキーワードを信じ、横浜新道を上って行くことに。
戸塚をすぎて、上り下り車線ともに事故はありません。

電話の状況では、大事故です。
家に帰る途中ということは、下り車線でしょうね。
ドンドンと上ります。

東戸塚、何もない。

保土ヶ谷バイパスの分岐を過ぎ・・・

事故らしいものは見当たらない。
これは、本当に第三京浜かしら??

そういえば、保土ヶ谷トンネル手前に3車線があるな・・・

あそこで車が横倒しになったとしたら、2次衝突や3次衝突の可能性が高い。

ヤバいな。(゜゜;)

新保土ヶ谷料金所あたりに、赤橙が見えます。
反対の下り車線です。

「居た、これだな。」

複数の赤橙。
車の陰。

三ツ沢を降りてUターン。

見慣れた車が車線のど真ん中に横たわっています。
パトカー3台。
高速パトロール2台。

まだ、事故ホヤホヤの状況です。
電話を貰ってから、20分程度。

「第三京浜の戸塚あたり」

この情報で、探し当てたのことに驚きながら・・・
現場をみると、結構な事故です。

見慣れた車の横っ腹に他の車がズボッと刺さってます。
そして、3車線の内、2車線をふさいでいます。

普通であれば後続車が突っ込んで大惨事。
死亡事故のパターンです。
それが、1次事故のままで済んでいる。
奇跡ですね。

現場を見て・・・
とにかく、「なぜ後続車が追突しなかったのか??」
それが信じられない私。

つづく




2014年8月12日火曜日

腹を割る

最近、気が付いたこと。

人って・・・
腹を割って話すと・・・
必ず、内面の子供の部分が顔を出す。

特に40歳すぎてから、心底そう思います。

腹を割るって、今、使わない言葉ですかね??
胸襟を開くでしょうか。。
こっちの方が、使わないか。(^^;)

「大人って何か?」

私がそう聞かれたら・・・

「面子」「体裁」「建前」

この3文字が頭の中に浮かんできます。

つまり、対外的に己を繕って気を張っている姿。
それが大人だと、個人的に思うのです。

歌舞伎に「見得を切る」というのがありますが・・・
感覚として、あれと同じですね。
「虚勢を張る」とか「自分を取り繕う」とか。
多分、私の今の年代がその全盛期かな?

同年代の人と話をしても、腹を割りません。
濡れ手に粟みたい。
面と向かっても真意が全然わからない。

酒を飲んでも大人しいので、とっつき難い。(^^;)
そんな人がとても多いように感じます。

しかし、年を重ねるごとに自分を繕う殻は、増えますね。
相手が多いほど、幾重にもなり、分厚くなる。
そんな歳の取り方をしたオッチャンを、偏屈親爺というのでしょうか?

でも、そんな人ほど・・・
じっくりと話しをお伺いすると、本心を打ち明けるのが早い。
気を許してくれれば、気さくになんでも話してくれる。

そして、皆さん、昔話が好き。
子供の頃を回想して、自分で話ながら顔はもう童心に戻ってます。

実際、定年されていますから、仕事から解放されているので、見栄を張る必要性ってあまり無いのですよね。
でも、習慣というか習性というか、70歳になっても80歳になっても片意地を張り続けている人が多いように思います。

なんだか、若造が生意気ですね。(^^;)
オチが無いので、この辺で辞めておきます。

でも・・・
こう話していても、日本語って面白いと思います。

「面子」も「建前」も、普通に使っていますが、なぜこの漢字なのか?
「胸襟を開く」「取り繕う」なんて表現、他国には無いでしょうね。
性質や態度が穏やかで従順なさまを「大人しい」というのも、なんとも面白い。

そうそう・・・
「建前」という言葉、これ、建築用語なんですよ。(^^)
土地に対して、初めて建物の躯体を組み上げる日を建前と表現します。

語源は、「本音と建前」という昔話がありまして・・・

むか~し、昔。
ある所に凄腕と名を轟かせた棟梁がいました。
土地の名士の建物を請負い、棟上げの前の晩。
自分で測って、削り出して刻んだ材木を並べていると、その中の柱のうち、玄関の柱の寸法が何度図っても足りない。。
短くて、どうしても梁に届かない。

切腹が美とされた時代です。
誇り高き棟梁は、間違いを恥じて自決しようとした。

それを見た奥さん。
「貴方が死ぬのなら私も死ぬ。」と諌め・・・
混乱する棟梁にお酒を飲ませて寝かしつけた。

そして、奥さん、一晩寝ないで考えた。
朝、奥さんは棟梁に三つのマスを黙って差し出すと・・・
そのマスを柱と梁の隙間に補う提案した。
枡は一升マス、五合マス、一合マスの3つ。

棟梁はその升を使って、見事に柱を納めた。

これが神社仏閣に見受ける「枡組」技法の起源なのですって。



ところが棟梁、事なきを得た後・・・
世間体を気にし出します。

「この恥が外に出るたら、自分の名声にキズが付く。」
そう恐れた棟梁は、口封じの為になんと妻を殺してしまったとさ。
(おしまい)

世間体の為であれば、愛する妻をも殺す。
この出来事が、今の「建前」という語源になっているそうです。

ちなみに・・・
古式の上棟式(建前)では、女の七つ道具とされた、「口紅」「おしろい」「くし」「かんざし」「鏡」「かつら」「こうがい」を小屋裏の梁に飾ります。

当時、棟梁を守った女房への、供養なのだそうです。

日本語って、深いですね。


2014年8月11日月曜日

40歳過ぎてからの変化。

「人間の内面は、いつまでも子供のまま。」

その話は、今まで何度もこのブログでしてきました。

30歳になっても、40歳になっても、50歳になっても・・・
80歳になっても・・・
おじいちゃんは少年のころと変わらない「意思」であり・・・
おばあちゃんは、少女のころと変わらない「心」のまま。

大人は、皆、飾っていますが、根本は幼稚なんです。

だから、20歳になったら成人式などという馬鹿っぽい催し物をして、「成人」という線引きをわざわざ押し付けなければならない。
中学や高校生時分に思っていた「社会人になったら自分の中で何かが変わる」なんていうことは、根本的にない訳です。

家族がありながらの不倫とか浮気とか・・・
あれは、高校生気分のなせる業でしょう。

先日、ソフトバンクの孫正義さんがこんなことを聞かれていました。
「一代で年1兆円を超える利益を出す企業を作り上げ、もうすぐ60歳になるあなたが、会社の存続を掛けるような大きなリスクを冒してまで、アメリカ市場に打って出るのは何故ですか?」

彼は、個人資産で1兆円を超えており・・・
億万長者どころか日本一の兆万長者です。
働かなくても良いし、普通であれば引退の文字が浮かぶ年代です。

彼はこう答えていました。

「僕はまだ、気持ちが駆け出しのベンチャーの頃のままなんです。」

到底使い切ることのできない莫大なお金を手に入れてなお・・・
18歳の時の夢を追い続ける。

人間ってやつは、永遠にこういう生き物なんですね。(^^;)

先生でも、社長でも、町長でも、市長でも皆同じ。
立派なことを言う面の内側は、みな子供のまま。

安倍総理大臣も、オバマもプーチンも、デカい子供と思った方が良い。

今年40歳になった私。
やはり、心は、子供のころと変わりません。
唯一の違いは、我が子という箍(たが)。
「働け」「働け」と背中を押してくれます。

「なるようになる」という、子供のころからの考え方は不変です。

そんな中、今年に入り変化がありました。
なにか・・・
せかされるんです。

「それで大丈夫?」
「そのままでいいの?」
というような、今までとは明らかに違う漠然とした自問自答。

「何かしなきゃいけないのではないか?」
そんな得体のしれないプレッシャー。

自分の中で感じます。
う~ん。
良い事なのか、悪い事なのか?

私は霊は一切信じない人間です。
霊感もゼロです。
でも・・・

「これは、なにか予知的なものなのか??」

なんて、思ったりします。
大丈夫か、私(^^;)



2014年8月10日日曜日

鎌倉市玉縄1丁目にて

去年、鎌倉市玉縄1丁目で、土地を購入した時の話です。

当社に土地を売って下さった方は、80歳の個人の方。
生まれも育ちも、この玉縄の2代目の地主さんです。

その取引の最中、とても貴重なお話をお伺いすることが出来ました。

その地主さんが子供の頃。
当時、玉縄地域は、全て田んぼだったそうです。

もう70年ぐらい前の話しですね。
当時は、日本画の絵に出てくるような山間の集落だったという所から、話が始まります。

山に囲まれた谷戸。
落ちくぼんだ真ん中に川が流れていて、その両脇を囲むように田が連なる。

山側は、小さな畑が点在していて。
畑に並んで、山のすそ野辺りにカヤブキ屋根の家が2、3軒。

田んぼのど真ん中に、玉縄小学校があった。
今と同じ場所だよ。

今、家が多く立ち並ぶ玉縄3~5丁目の山の上の分譲地や、栄光学園があるところは、一面ススキの原っぱ。
学校どころか、家の一軒も無かった。
頂上までススキしかなかった。
その情景は・・・
箱根にある仙石原のすすきの原にソックリだった。

よく、棒きれを片手にケモノ道を駆け上がったよ。

玉縄小学校は、とても歴史が古い小学校で・・・
元々は、鎌倉と藤沢の境にある龍宝寺境内にあったんだ。
昭和初期に今の場所に移設してきた。

龍宝寺にあった旧校舎は、外国兵の捕虜収容所になってね。
外から見ると、檻に入れられた金髪の欧米人が居たよ。
裸同然のボロボロの服に、痩せ干せた顔体。
それを見たら、子供ながらに可哀そうでね。
忍び込んでは、外から、蒸かしたイモを投げ入れてやって。

そのうち、顔なじみになって・・・
言葉は通じないけど、俺が行くと笑顔になってさ・・・
それが嬉しくて、何度も行ったよ。

今、倉岡胃腸科内科のある裏山は、当時、軍の施設を地下に造る計画があってね。
朝鮮人の人が一杯連れてこられて、一斉に穴を掘っていた。
掘っている最中で、戦争の雲行きが怪しくなってきて、結局、中断して、朝鮮の人もどこかに連れて行かれてしまった。

いまでも、その横穴は、残ってるよ。

そのうち、俺は売らなかったけど、玉縄の村が国に収用されて、田んぼと川はすべて埋め立てられ、区画整理がされて、今のような町に整理されたんだ。

目をつむると、それ以前の情景が今でも出てくる。
本当に水墨画に出てくるような・・・
こんな景色じゃなかったんだ。

御爺ちゃん、涙しながら語ってくださいました。

不動産業者冥利につきます。
仲介していた東京の不動産業者の若い営業マンは、「はいはい」と「カットしながら客の話を聞く美容師」のように聞き流していましたが、私はその話にどっぷりと浸かりました。
地元大船の原点をきく、なんとも心にしみるお話です。

鎌倉は、今、80代の地主さんがとても多いです。
相続対策を税理士や信託銀行に相談し、ハウスメーカーや不動産コンサル会社を紹介され、生前対策を依頼することが多いようです。

そこで提案されている多くが・・・
「土地の切り売り」
「賃貸アパートによる税金軽減」

つまりは、土地や旧家屋を手放し、売却や他人に貸して、所有者さんは手軽なマンションに引っ越すような計画となります。

相続税の非課税枠が縮小され・・・
今後、同じようなご老人が増えるでしょう。

親から引き継ぎ、自分が1世紀近く暮らした土地を処分する心境は、きっと、我が身を切り裂かれるような思いなのでしょうね。
仕事柄、そんなお年寄りの方が涙する場面に、私はとても多く遭遇します。

どうにかならないのですかね?
税金ってもんは。

何世代も受け継いできた土地を、相続税を払うためだけに売り払わなければならないなんて、絶対におかしな制度ですよ。
その税金が、議員のカラ出張やカラ印紙で支出され、腐れ議員の夜の遊びや飲食に使われている現実って、地主さん方はどう見ているのでしょう??

今、そんな年老いた地主さんに対し、相続税対策として、前述したとおりに賃貸アパートを建てるのが活況です。
大手住宅メーカーさんは、アパートを高額な建築費で請け負って、過去最高の利益を上げています。

しかし、一方で、日本全国で空室率が上がり続けている現実があります。
賃貸市場はすでに飽和状態で、収益業を営んでいる会社等は、数年前から危機意識を持ち、手持ちの収益資産を整理に入っている状況です。

「30年借り上げ契約だから安心」というお年寄りが多くいますが・・・
借り上げ契約のビッシリ書かれた小さな約定を見てください。
契約期間内でも、市場の情勢や借上側の都合で、家賃引き下げや途中解約できる条文が必ず入っていますから。

税金の税率を上げて、非課税枠を下げる。
借家を建てれば、相続軽減をすると政治家が取り決める。
会計事務所や税理士が相続対策として借家運営を進める。
斡旋された大手メーカーが超高額なパッケージプランを営業する。
個人は、税理士の先生が仰るのであればと言われるがまま。

アパートが建てば、消費税や印紙税・不動産取得税や登録免許税等の税収が国に上がる。
大手メーカーが儲かれば、法人税の税収が上がる。

なんだか、上手く出来過ぎてますね。

しかし、人口が減り続ける日本。
空室率は、首都圏でもどんどんと上がっていくと言われています。

結局、損をするのは地主さん一人です。

ほんとうにこれで良いのでしょうか。

古き良き日本・・・

無くなってしまいましたね。
いろんな意味で。


私は、一度でいいから、見てみたいです。
玉縄の昔の谷戸の景色を。
そして、当時の日本人に触れてみたい。


地主さんの涙を見ながら、色んな事と思った一日でした。(TT)


2014年8月9日土曜日

アメリカの価値観

テロって、なんだろう??

テロとは、「テロリズム」の略語であり・・・
元々テロリズムとは、フランス革命やロシア革命期の恐怖政治や暴力活動を指すのだそうです。
ようは、それらを連想させるものが「テロ」とされているのですね。

これら革命の担い手が「テロリスト」という事になります。

「革命」とはなんでしょう?
革命とは、絶大な権力に対し被支配者階級が抵抗し、その権力を奪い取って、政治や経済の社会構造や既成概念を根本的に覆すことを指すのだそうです。

近年、テロと言うと・・・
「宗教対立」
「原理主義組織」
「過激派」

という言葉が絡んできます。
但し・・・

イラクの宗教対立で年間1万人以上が殺されている状況は・・・
内戦となります。

民間人が10万人近く殺されているシリアも・・・
内戦となります。

多数のデモ隊が殺されたエジプトも・・・
内戦とされています。

ウクライナでのロシア侵攻による殺戮も・・・
内戦です。

その中で、民間飛行機が落とされたら、テロなんですって。
地上で民間人が殺されて内戦。
空に飛んでいる民間機が打ち落とされてテロ。

アメリカのボストンで爆発騒ぎがあり、3人が死んで、テロ。

私には、その違いが良くわかりません。
様は誰だ死んだのか?なのかしら。
既存社会の革命を目的とする行為がテロならば・・・
イラク・シリア・エジプト・ウクライナはすべてテロですね。

ガサで行われている一方的な空爆。
今なお一般市民や女子供や赤ちゃんまでが無差別的に殺戮されています。
アメリカ大統領曰く
「停戦が発表された直後に2人のイスラエル兵を殺害し、もう一人を拉致したハマスに責任がある。」
のだそうで・・・
れっきとした「自衛」なのだそうです。

いわゆる、日本で言うところの「集団的自衛権」ですね。

我々は、オバマ大統領がいう事実があったかは、知り得ません。
破壊兵器もないのに「ある」と言い張り、利権の為に一国を潰して、何十万人の命を奪うのがアメリカです。


ただ、アメリカが発信すると、それはすべて正義となります。

イスラエルが病院を爆撃したことにオバマさん
「目的は地下トンネルを壊すことで、イスラエルは完全に正しい。」
と仰る。

ようは、何の罪もない学校や病院や避難所が空爆され・・・
多くの子供や赤ちゃん、病人が殺戮されても・・・
それは、テロリストとの戦いだから、許されると言っているのです。

よくよく考えなくても、そのアメリカの価値観の恐ろしさを理解できると思います。
もし、その病院にアメリカ人の子供が一人でもいれば、まったく違った結果を生むのでしょうね。

つまり・・・
日本で言われているテロというのは・・・
アメリカの価値観なんです。

世界の番犬であるアメリカに刃向う敵は、すべてテロリズムであり、極悪なテロリストであり、過激派の「テロ」ということにされてしまう。

そして、アメリカが許容すれば・・・
1000人殺されようは、1万人殺されようが自衛となり・・・
正義というお墨付きを与えられてしまう。
さらに、アメリカの同盟国である先進国の人々が死なない殺戮は、「内戦」の2文字で、自己責任的なニアンスに片付けられてしまう。

テロでなければ、日本は騒ぎもしない。

「日本は、憲法九条に守られている。」
という人がいます。
でも、実際は、アメリカの傘下にいる島国だから平穏なんです。
その結果、アメリカの自分勝手な価値観を100%許容している。
そして、その横暴を金銭的に支えているのが日本なんです。

悪の枢軸といわれたイラク。
でも、イラクを強大な軍事国家にしたのはアメリカの後ろ盾と支援があったというのは、有名な話です。
サダムフサインとアメリカは、それだけ蜜月な関係だった。

その数年後、サダムフサインはテロリストとしてアメリカ軍に殺されました。

「世界で一番怖い国は、北朝鮮でもイランでもない。」
「アメリカだ。」

某著名人がそうおっしゃっていましたね。(^^;)

テロは・・・
その行為事態は確かに恐ろしいですが・・・
行われているのは、同じなんです。
それは、アメリカの銃乱射でも、猟奇的殺人でも、戦争でも内戦でも報復でも、自己主張を押し通すための単純な人殺しという手段なんです。。
皆無差別的な殺人で、殺される側は、なんら変わらない。


個人的に、「テロ」相手なら、なんでも許されるという風潮が怖い。
テロという言葉が、怖くて仕方ありません。