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ラベル 熊野古道,那智の滝,那智神社,年末,夜の那智,大きいおみくじ,石畳,熊野古道の宿,美滝山荘,和歌山,景勝地,絶景,こたつの宿,熊野那智大社,飛瀧神社 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2024年1月26日金曜日

民宿旅館「美滝山荘」

 さて、水族館を満喫したら

4日目の宿泊地に向かいます。

車で3時間かけて南下して
三重県から和歌山県へ。

予算の関係上、今回の旅は
すべて素泊まりのため
途中で晩御飯のお弁当を
調達する必要があります。
(社長なのに貧乏くさっ!)

日付は12月31日。

「お店、開いてないんじゃない?」
と、道中を心配する妻。

私や妻の昭和な感覚だと
年末年始の街って
どこも静まり返って
お店は全部お休み
というイメージですが・・・

紀伊半島を南下すると
通る街々でほとんどのお店が
開いていてビックリ。

関東と近畿だと違うのかな?
それとも不景気だからかな?

景勝地の七里御浜海岸を超えて
紀伊半島の南部に入っても同じ。
新宮あたりで大きなスーパーがあったので
無事にお弁当とお菓子を買えました。

走り続けていると
すっかりあたりは真っ暗。
那智に到着し
山道をグルグルと登り続け

ようやく宿に到着!


世界遺産の中にある民宿旅館
「美滝山荘」です。
https://mitaki-sanso.com/

熊野古道と言えば「那智の滝」
その超景勝地の目の前にある旅館です。

部屋は畳&こたつ!!!


トイレは共同トイレ!
でも、お風呂は貸し切りで入れて
そのお湯は、はなんと
那智の滝の現流水!!

自動的に滝浴びのお清めが出来る(笑)
凄いお宿です。

道中とても疲れたので
まずは、一服して・・・
その後、こたつに入りながら
紅白歌合戦を見みて、晩御飯。

お風呂は10時半から貸し切りとなったので
その前に
チェックイン時に宿のオーナーが
「ライトアップしてるのでぜひ見に行って!」
「玄関は閉めずに開けておきますよ。」
と、進めてくれた
夜の那智の滝を拝みに
いざ『飛瀧神社』へ


暗い誰もいない沿道を歩くと
すぐに滝が見えてきました。

そして、一の鳥居をくぐり
石畳の階段をくだり

目の前にぱっと
人生が変わるほどの絶景が!


写真では、全然伝わらないですね。(TT)
感動の100分の1ぐらい伝わるだろか?

今まで見た景勝の中で
群を抜いていたのは
沖縄の海々でしたが
石垣島で川平湾を見た時より
私の心は動きました。

「こんな世界があったのか!」

私と妻、子供たちも
心底、感動しました。

旅って、偉大です。
そして日本の地方は凄いです。

まだまだ知らない日本。
知る旅を続けるために
こらがら一生懸命働くための
モチベーションにもなりました。

妻、巨大おみくじに挑戦。


我が家族以外の参拝客は
5人ぐらいで、ほとんど貸し切り。

あと2時間で
新年となる熊野古道の中心地で
見たことも無い
超巨大おみくじを
家族で振り続ける・・・絵。
メッチャ贅沢で
めっちゃシュール。

興奮冷めやらずに宿に戻り
お風呂に入って
そのあとは
皆、こたつにどっぷりハマり
出ることが出来なくなり
・・・年越し!


「ゆく年くる年」を見ながら
・・・就寝。

そして、新年最初の朝!!

ここは朝ごはんだけ付けてました。


物凄いボリュームの朝ごはん。
私が食べきれない。(^^;)
でも、メッチャ美味しかった。

娘と妻は半分残してしまい
「余ったおかずを持って帰る」
と妻の無茶ぶりにも
宿の皆様は
とても親切にご対応して頂き
感謝感激。
本当に暖かい民宿旅館でした。

今回の旅行で4泊しましたが
その中でこの宿が
ダントツ1位です。

年老いたら、妻と二人で
必ずまた来ますので!

朝9時にチェックアウトして
外に出てみたら
本当に那智の滝が目の前ですよ!


昨日は人っ子一人いなかった道は
車の大渋滞で全く動かず
参拝客があふれんばかり。

「参拝してる間、車を駐車場に置いてください」
と仰ってくれたので
お言葉に甘えて
熊野那智大社を参拝して
再度、飛竜神社を参拝して

午後0時になり、帰路につきます!

その後はひたすら車を運転して・・・
鎌倉に着いたのは、夜9時過ぎです。

車の走行距離は1400km。

自分に、一言。
「お疲れさまでした。」