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2022年12月23日金曜日

精神年齢

先日、新聞紙面にて
こんな言葉に目が行きました。

「人間30歳過ぎれば、顔に生き様が出る」

そうそう、本当にそうだな~
人間、顔に全て出るよな~
と、新聞を手に
ウンウンと頷ずきながら
「でも待てよ?」
「最近の30代って違くない?」
と、自問自答。

ちょっと前まで
日本のアイドルって
20代前半で皆引退していましたでしょ?
でも、現代の日本では
もうすぐ40歳の男の子?が
トップアイドルをやってます。

そこに全く違和感を覚えない
世の中があります。

当事者のメンバー達は
まるで20歳のように
物凄く若作りしていて
「俺はまだまだ少年だぜ!」
という体裁で
彼らを追いかけているファンは
顔写真付きの
ぼんぼんでデコレーションされた
ピンクのウチワを振る。

冷静に考えたら
異常な光景です。
どう贔屓目に見ても
39歳はオッサンですよね?

アラフィフの私には
そんな国民的アイドルを見て
「トッチャン坊や!」
という死語しか浮かばず
彼等をキャーキャー言いながら
追いかける若い女性の群衆を見て
違和感のミルフィーユ状態です。(^^;)

ここ20年ぐらいで
日本の年齢認識が
大きくズレている。
それを・・・
たわいもない新聞記事に
気が付かされました。

私が高校生のころ
30歳の人達は
皆、凄い大人に見えて
「別の生き物」みたいに
感じたものです。

街でサラリーマンを見て
「30歳になったら人生終わり」
なんて言葉を
同級生の女子高生たちは
平気で口にしてたぐらい。

だから、40歳のアイドルを追いかける
若い女性の姿がより一層信じられないし
実際・・・
日本の30歳の人たちは
24時間働くサラリーマンで
もの凄く大人だった。


でも、現代では
30代の人たちの顔は
皆一律、童顔。
高校生みたいに若く見える。

「人間30歳過ぎれば、顔に生き様が出る」

という昭和の言葉は
全く当てはまらず
生き様なんて微塵も感じない
幼い顔をしている人が多い。

なんでなんだろう?

40歳のオッサンが
少年(アイドル)でいることを
許容しているマスコミ(世の中)が
30歳過ぎた人間が
幼くても許される世界を
形成しているのかな?

ゆえに・・・
30歳過ぎて
「好き勝手に自由に生きたい」
などと言いっても笑われず
いつまでも保護された未成年のようで
歳だけ重ね取り
実年齢から精神が乖離しているのかな?

なんだか・・・
勤勉な日本人の気質を
若い世代から削ぐような
何か大きな意図が
日本社会にうごめいているように
感じもするのです。

ああ、でもそうか!?
幼さこそが
彼ら彼女らの「生き様」なのか。

なるほど!
30過ぎれば顔に生き様とは
よく言ったもんだ。

こんなことを言うと
物凄く反感を買いそうですね。
30歳でも凛々しい人は
多くいることを
付け加えさせて頂きます。m(_ _)m
それ以上に
嵐のファンにこ●●れるかも。(^^;)

お気を悪くされた方、申し訳ありません。
お詫び申し上げます。

この言葉の元を調べてみると・・・

有名ファッションデザイナー
ココシャネルが生前に残した
下記言葉だそうです。

20歳の顔は
自然から授かったもの
30歳の顔は
自分の生き様が映る
だけど・・・
50歳の顔には
あなたの価値がにじみ出る

もうすぐ50歳の私・・・
自分の顔を
鏡で見て
価値があるようには
到底思えません。

ただ、この歳になって
驚く事が3つ。

■眉毛が下に向かって生えてくる。
■目の下のクマが目尻を引き下げる。
■口角にシワ出来て口が常に閉じる。

そのせいで
表情が垂れ下がり
昔を知る人から
「顔が温和になった」
と、よく言われます。

それが価値だとは
到底思えませんが
にじみ出ないのは
まだまだ頑張りが足りないのか?
と思う今日この頃です。

ちなみに・・・
不動産業を数十年つづけている私から
こんな格言を一つ。

男性の人間性は
奥様を見ればわかる。
女性の人間性は
子供を見ればわかる。

お粗末様でした。

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