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2021年2月15日月曜日

地震

久々に・・・
凄い揺れでしたね。

関東圏下の皆が
すっかり忘れていた
3.11の記憶。

あれから10年という節目を
直前にして

記憶が都合よく改ざんされ
どんどんと不都合な記憶が
消えていく我々の脳内から
10年前の当時の映像が
蘇った日となりました。

余震なんですってね。

10年経って、余震と驚きましたが
専門家曰く
「後10年は同規模の余震が続く」
とのこと。

この余震が起きる3日前・・・

空には異常な雲が出ていました。

(※画像はウェザーニュースより)

妻と「うわっ!地震雲だ!」
と、空を見上げて
気持ち悪がったのを覚えています。

飛行機が飛んだわけでもないのに
交差する飛行機雲に
うろこ状の見たことのない雲。

自然は、繋がっていますね。

テレビニュースでは・・・
「原子力発電の状態は、電力会社が確認中」
とありましたが
それ以外、全くの情報は
入って来ませんでした。

電力会社が確認中?
なにそれ。

真夜中の地震でしたので
確認のしようが無かったそうです。
翌日になって
貯水タンクや冷却水からの
漏水が発表されましたが

10年たってなお
壊れた貯水タンクに
1000本を超える燃料棒が
存在します。

手付かずで
高線量で触る事すらできず
10年間、ただひたすら
水だけ注入し続けております。

もし、2日前の地震で
燃料プールが破損し
これら燃料棒に
何らかの損傷が起きた場合

朝まで解らなかったのかな?

となると・・・
また、周囲の人が
電力会社の発表があるまで
被ばくすることになりますね。

福島第一原発で
作業している人の数は
5000人を超えると
言われています。

その他、周囲で生活をする人たちは
その数倍。
その方々が極限の危険に
さらされたわけです。

それをテレビの画面ごしに
「電力会社が安全を確認中」
と、言う言葉だけで知って
心底、ゾッとしました。

政治家もテレビ局も
我々もまったくの他人事。

ニュースでは
「海面上昇の危険性があります」
「海岸付近の人は万が一に備え避難してください」
とは言うものの・・・

「原発が放射能を放出する可能性があります」
「原発付近の人は万が一に備え避難してください」
とは、絶対に言わない。

なぜ?
・・・
・・・
・・・
そういう国なんですよ。

この有様を政治家も国民も
今まで散々見ぬふりをしてきていますが
これからも、それで良いのですかね?

我々は、凝りもせず
「何もなくてよかった~。」
として、日常にもどって良いの?

東北では、断水が続き
多くの人がいまだ大変のようです。
その状況も
関東から下の地域の人たちは
2日経って、もう忘れていきます。

私は、嫌です。

何がって、
地震のたびに・・・

・福島第一原発は確認中
・福島第二原発は確認中
・女川原発に今のところ異常なし
・柏崎原発に今のところ異常なし
・東海第二原発に今のところ異常なし
・浜岡原発に今のところ異常なし

というニュースを見るのは。

全国ニュースで
地震の度に発表するのは
猛烈に危険だという事ですよ。

もう、辞めましょう。
命の危険を
見て見ぬふりするのは。

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