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2020年11月22日日曜日

最後は金目でしょ?

今まで我が国の政治家が発した
失言は数え切れません。
「何が印象に残っているか?」
と聞かれたら
皆さん、何と答えます?

私は、石原大臣のあれが
歴代政治家の中で
最低最悪だったと
即答します。

「東日本大震災は天罰」
という、親父の発言も酷かったですが
それではありません。

その親父が育て
大臣にまでなった優秀な息子が
半笑いで発言した
「最後は金目でしょ」
という言葉です。

日本の政治家は
いつからか
全てを「金」で解決できると
思っている節があります。

『国民はバカ』だから
金さえくれてやれば
何でもハイハイ言う事を聞く。
それが・・・
自分で払った税金だったと
してもね。

そんな霞が関での共有されている声が
日本有数のボンボン政治家の
口を借りて、ポロッと出てきたわけです。

そのバカさ加減が
あの顔からにじみ出て
今でも忘れられないのです。

安倍政権は金権政治でした。
過去最大のバラマキが行われ
日本中で新しい道路や鉄道が作られ
それが票となり
自民党の支えになっています。

結果、何でもかんでも
全てを金で解決しようとし
その一片がポロっと表に出たのが
河井夫婦の事件ですね。

菅新政権になっても
金権政治は何も変わらず
きっちりと受け継がれています。


コロナ対策もそうですが・・・
一番笑ったのは

先月、少子化対策として
自民党が打ち出した
「出産育児一時金の増額」
というものです。

現況の42万円から
50万円にひきあげる・・・
というのです。(失笑)

何じゃそりゃ!?

出産率が下がっているのは
金のせいなの?

豊田真由子元議員に
是非「違うだろー!」と
議員席の椅子を蹴りながら
怒鳴ってほしい。(苦笑)

「金で何とかなる」
と、国会議員が考えている以上
日本は、一つも良くならず
ドンドンと、衰退の一途を
たどることでしょう。

そして、新総理が
金をばらまきながら
今になって自助とか言い出した。
「金やったんだから、あとは自分でどうにかしろ!」
という、御言葉です。

もし、本当に
そう言うのであれば・・・

人と人が助け合えるような
地域のコミュニティー構築を主導し
昔のように人のつながりを強め
子育ての地域化を進め
教育施設の設備改善を行い
老朽化した小学校や中学校の建て替え
教員の拡充をする等々・・・

やる事一杯あるだろが。

それをなに?
42万円を50万円にするって?

アホか。

アメリカから買う戦闘機
105機でしたっけ?
1機100億円がドンドン値上がりして
今、一体いくらになってるのか?

是非、5機でも買うの止めて
その浮いた600億円で
日本で老朽化している
小学校を100校、建て直してほしい。

大人が見てウキウキするような
コミュニティー豊かな学校が出来たら
子を持たない夫婦も
子を産もうと思いますよ。

それが政治のやる事だわ。

今、どこもかしこも
老朽化したお化け屋敷のような
小学校や中学校ばかりです。

それを見て
自民党議員395人は
なんとも思わないのかな?

将来、負の遺産になる可能性のある
新東名やリニアを作るなら
未来の教育に金を使うべきでしょ?

一人でもそんな事を考える
人はいないのだろうか?

本当に、勘弁してほしい。

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