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2020年6月15日月曜日

久米宏

電通を批判して
ラジオ番組が消滅した
久米宏さん



電通ピンハネ事件。
もしかしたら
日本国始まって以来の
政治的な贈賄事件に関して
こう仰ったそうです。

僕はね
政権のバラマキを
なんで電通が
一手に引き受けるか
分らないんですよ。

僕が思うに
電通は
オリンピックが無くなって
金が入らなくなった。
そのために
自民党がその分を
穴埋めしているんじゃないか?
そう思ってます。

ああ、なるほど。
持ちつ持たれつなんだ。

普通であれば
委託先が中抜きをしていたら
委託主の国は
烈火のごとく怒る筈です。

「国民の金を何だと思ってるんだ!」

政府から、そんな声が
嘘のように全くない。
一言も出てこない。

つまり
政府主導だというのを
自ら示してしまっている。

その状況をみたら
日本の大手企業や他の企業が
「談合だ!」と
怒らなければなりません。

ですが・・・
現在、国が日本株を買い支えており
何百兆円と膨れ上がる株式購入で
国が日本の様々な企業の
大株主となっています。

筆頭株主になりつつある国に
企業は全く逆らえず
従順になりつつあるように見えます。

広告代理店は
その企業の代理として
企業広告を一手に仲介し
マスメディアに振り分けるのが仕事です。

マスメディアは
広告収入で成り立っているため
企業広告がなければ
すぐに倒産します。

よって、マスメディアは
広告代理店に抗えません。
CMのちからは絶大なのです。

『マスメディアを手中に収めれば、国は思いのまま。」
と、独裁国家が生まれるたび
事後、教訓のように言われて来ましたが
今、この近代国家の日本で
行われている訳です。

安倍晋三という一人の人間の手で。

国が日本企業の株を買うというのは
禁じ手ですね。
絶対にやってはならない。

この禁じ手を「景気対策」などと
言葉巧みに国民を騙し
「アベノミクス」だと胸を張る。

過去、政界の汚職事件で
闇のフィクサーなるものが
暗躍したのが知られていますが
現在、至るところに
電通とパソナという社名が
出てくるところをみると
黒幕はあの人だろうということが
うかがえます。

電通を飼い慣らし
マスコミを黙らせる。

今、アベノミクスの化けの皮が
国会で剥がされています。

パソナが暗躍し
税金を詐取している事が
次々に明るみになってなお
国民の半分は無関心です。

これも、メディアが忖度し
芸能人を薬漬け色欲漬けで
貶めておいて
タイミングを見計らい
コンスタントに
スキャンダルとして
出してくるからなのか?

やはり・・・
国民はバカにされていますね。

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