どうやら、日本はバブルのようである。
といっても・・・
以前のバブルと違い
隅々にまで泡が行きわたっている状況ではなく
ごく一部が泡にまみれているようです。
派遣とか契約社員という言葉が無かった時代
日本は、一億総中流などと言われ、国民はこんな区分けをされました。
●上流階級(年収1000万円前後)
●中流階級(年収600万円前後)
●労働階級(年収300万円前後)
集団意識と序列意識に支配された日本。
この国は、本当にランク付けが大好き。
何でもかんでも、上下に区分けをする。(^^;)
分類される我々はたまったものではありません。
でも今、この区分けも様変わりしており
新たに3つの区分が加わっているそうです。
上流階級の上に「富裕層」と「超富裕層」
労働階級の下に「貧困層」
よって・・・
●超富裕層(年収5千万前後)
●富裕層(年収2千万以上)
●上流階級(年収1000万円前後)
●中流階級(年収600万円前後)
●労働階級(年収300万円前後)
●貧困層(年収150万円前後)
現在、貧困層が激増し社会問題となっている一方で
「金融バブル」により超富裕層も増え続けている。
それを実感することが現在、鎌倉で起きています。
なんと、1億円以上の不動産が・・・
飛ぶように売れているのです。(^^;)
リーマンショックや震災後、高額不動産の取引は低迷していました。
億を超える不動産は、個人間売買で成立することは本当に稀だったのです。
だから、3億の土地がでても1年売れなないなんて当たり前。
買い手が付かず、競売になって3分の1の価格で落札されるなんて
ごく普通にあったのです。
それが今年に入り・・・
2億や3億のマンションが売り出ると
飛ぶように売れる。(゜゜;)
以前、売るのが困難だった逗子や葉山の3億を超える土地が
ドンドンと売れているのです。
しかも話を聞くと・・・
現金で買っているというのです。
我々にそんなに景気のいい感覚、あります?
バブル景気なんて微塵も感じていない。
逆に野菜や果物が値上がりし、ヒーヒー言っている毎日です。
庶民が知らないところで物凄いバブルが起きている。
それは、間違いないようです。
そして、問題は・・・
それにより不動産価格が高騰している事。
これは、ちょっと深刻です。
鎌倉は、高額売買成立に引っ張られ
全体的に不動産の価格が上がっています。
個人的な感覚ですが、不動産バブルです。
庶民の生活は変わってません。
それなのに、物価がどんどん上っている。
国策で正社員が減り・・・
派遣社員・契約社員が増え続け
最低賃金が上昇したことにより
パートやアルバイトで生活する人も激増。
結果、労働階級以下がドンドン増える。
人口が減り、高齢者が増え
働く年代がドンドンと減っているのに。
全人口の数パーセントの人たちが
労せずバブルを得ていることで
圧倒的に多い低所得層の需要と供給のバランスが崩れ始めている。
ちょっと、気持ち悪さを感じます。
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