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2018年2月9日金曜日

太陽光 買い取り価格

平成30年の再生可能エネルギーの「固定価格買取制度」の方針を
経済産業省が出しましたね。



(画像は、東京新聞WEBより)

出力が10キロワット以上で、3円安くなり・・・
家庭用の10キロワット未満は、予定通り2円安くなりました。

あれほど国を挙げて盛り上がった「太陽光発電」が
なぜ、これほどまでに盛り下がってしまったのか?

神奈川県知事にいたっては
「県内の家全てに太陽光発電を乗せる」とか言ってましたよね?
もう、口にもしてませんでしょ?

やはり、太陽光憎しなんです。
電力会社は。
電力を供給するという絶対的権力を手放したくない。
個人から電気を買うなんて、権力放棄の何物でもないわけです。

過去、国策として「太陽光発電」が掲げられ
数多くの業者や個人が発電事業に新規参入しましたが
ここまで買い取り価格が安くなると採算が合いません。
去年の太陽光関連事業者の倒産数は88件にも及ぶそうです。
酷い話です。

東日本大震災以降・・・
一般家庭の電気料金は平均で約35%上昇しています。
今、我々の手元にくる電気代の伝票を見てみると
電気代は、1kwh/30円前後を行き来しています。

新年、2月から電気料金が上がるという報道があった後
3月も電気料金は上がるという報道がありました。

東京電力管内では・・・
2月に前月より19円増、3月はさらに52円増になるそうで。
これ、皆、認識されてますか?

東京電力の一般家庭契約数は、おおよそ2000万世帯。
19円の値上がりで、一か月の増収は3億8000万円
52円の値上がりで、一か月の増収は10億4000万円

「うちでの小槌」ですね。

しかも、すでに去年までに35%の値上がりしている。

金額にすると1kwh約8円の値上がり。
一般家庭一世帯の1日の電気使用量は、平均18kwh。

震災前と比較して、単純計算だと・・・
28億8千万円の増収を得ていることになります。
たった1日で。
東京電力が!!!

いくらでも、金は湧いてくる訳です。国民から。(怒)

これら費用が、税金とともに原発の事故処理につかわれているとすると
実際に、原発の事故処理の負担をしているのは、100%国民ということになります。

狐につままれるとは、このことです。

世の中をコントロールしているのは、金です。
政治も・マスコミも、広告代理店も、金で動いています。
金こそが最大の力とすると・・・
電力会社が持っている力は、日本屈指と言えます。

さて、太陽光の話に戻ります。

現在、一般家庭で発電した電力の買い取り額は26円。
東京電力に売電して、電気を普通に使うと4円損することとなります。
3kwを搭載した住宅では、1日平均10kwhを発電します。
つまり最大で1日40円の損となります。

よって、できる限り、自家発電した電気は売電せず・・・
自己使用したほうが得となる。
「蓄電池」ですね!!

これから「家庭用蓄電池」の発展がポイントです。
簡単に取り入れられれば、太陽光発電自体が大きなメリットとなります。

しかし、これだけ技術が発達しているのに
家庭用蓄電池が思うように開発されないのはなぜか?
裏で大きなチカラが働いているのでしょうね。

これをやられると、東京電力は困ります。

電気を買ってもらえなくなるからです。

いまだに、6kwhの蓄電池システムが定価200万円(税込)以上するのです。
http://www.lixil.co.jp/lineup/solar_roof_outerwalls/solar/

私は、ここ最近、太陽光に関して目が向いていませんでした。
住宅の断熱性能を向上させるための方法に傾倒していたので
太陽光及び蓄電池の最新の情報をほとんど知りません。

早速、大手のパナソニックLの鈴木さんに電話して
「最新のシステムをレクチャーしてほしい。」と話しました。

来週には、2018年の最新のシステムと価格を熟知しようと思います。
追って、報告します。(^^)

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