先日、恐ろしい新聞記事がありました。
「東京湾のカタクチイワシの8割の体内からマイクロプラスチック検出」
というものです。
(写真は、グリンピースジャパンのHPより)
写真は、アジでしょうか?
小さいイワシは、頭から内臓まで食べる私。
個人的にかなり衝撃を受けました。
日本有数の漁獲高を誇る全国の湾での調査では・・・
調査した魚の4割から検出。
さらに、淡水の琵琶湖のワカサギからも高確率で出てきたそうです。
ワカサギは、丸々天ぷらにして丸かじりします。
そりゃ、恐ろしいことです。
マイクロプラスチックをご存じない方は
グリンピースのHPで学べます。
レジ袋やペットボトルが海に捨てられ
波で5ミリ以下にされたものをマイクロプラスチックと言います。
また、スクラブ洗顔料や歯磨き粉・・・
クレンジングケア商品
シャンプー
ファンデーション
口紅
マスカラ
アイライナー
etc・・・
様々なものに下記粒子に加工され、配合されているそうです。
(写真はグリンピースジャパンのHPより)
石油で生成された、化学物質です。
歯磨き粉に含まれているなんて、ビックリしますね。
自分の口に、石油の粒の塊を入れるなんて。(゜゜;)
今回の調査は、大きさ0.1ミリ以上が対象とのこと。
海上では、それ以下ものも大量に存在する可能性が高いのだとか。
ここで、もっと衝撃的なニュースが。
そのマイクロプラスチックが・・・
水道水に、普通に含まれているという調査結果です。
世界14か国で収集したサンプルに基づくと
水道水1リットルに含まれていた粒子は0~57個で
平均、1リットル当たり約4個だったというのです。
えっと
ちょっと待ってください。
野菜も魚も、出荷する前、水道水で洗いますね。
ほとんどの飲食店では、水道水で料理を作ってますよね。
食材も、汚れを落とすために水道水で洗います。
お皿も水道水で洗います。
こりゃ、どう気を使っても、我々の体内に入りますね。(^^;)
男性の場合、1日の飲料水摂取量が3リットルとすると
飲み物をすべて水道水か水道水で作ったものと考えた場合
毎日14個のプラスチック粒子を摂取する可能性があるというのです。
また、天然塩は海水から作ります。
0.5ミリ程度の塩粒の中から
0.1ミリのプラスチックを取り除くことは不可能です。
こりゃ、大変だ。
有名大学の教授は「人体に影響はないと思われる」という見解なのだそうですが
そりゃ、無理があるだろう~。
マイクロプラスチックは、水に浮きます。
海の表層、湖の表層、池の表層に存在するそうです。
また、波に打ち寄せられ、砂浜に蓄積されるので
潮干狩りで取れる貝類は、より危険となります。
プラスチックは、様々なものを吸着する性質があるそうです。
つまり、海の有害物質を吸着しながら海上を漂い、海岸に漂着する。
また、紫外線により破壊され、波にもまれたプラスチックは
ナノレベルまで小型化しており
ナノレベルの微粒子は細胞や器官をも通るのだとか。
となると、体の老廃物を取り除く腎臓に蓄積され
腎不全などを起こす原因になる可能性がある。
また、紫外線により破壊され、波にもまれたプラスチックは
ナノレベルまで小型化しており
ナノレベルの微粒子は細胞や器官をも通るのだとか。
となると、体の老廃物を取り除く腎臓に蓄積され
腎不全などを起こす原因になる可能性がある。
さて、これまた、どうしたものか。
インド、中国、東南アジアが飛躍的に成長を遂げ
ペットボトルは、右肩上がりを超えた爆発的な製造をされ続けています。
そして、消費されず、使い捨てされているのが問題とされていますが
実は、リサイクル再生時に8ミリ角に粉砕されてから
再利用されています。
ここにも、どうやら問題がありそうです。
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