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2017年9月25日月曜日

ネット炎上のカラクリ

昨日は朝から千客万来で・・・
夜、ブログを書こうと思ったら、すでに余力が残っておらず(^^;)
早めにフラフラと家に帰って、晩御飯食べて
子供達とカルタで遊んで
子供達の歯をみがいて
寝かしつけを妻にバトンタッチしたあと
ソファーで爆睡。

夜中の一時過ぎに目が覚めて
あわてて風呂に入るという
お決まりパターンを繰り返してしまいました。

新聞の切り抜きが溜まっているので
紹介していきます。(以下東京新聞の記事転載)

2009年にジャーナリスト上杉隆氏のブログにて
炎上が発生。
ブログのコメント欄に700件の批判コメントが寄せられた。
数百人の大炎上とみられていた書き込に関し
上杉氏が疑問に思いIPアドレスを調べたところ
なんと、たった4人しかいなかったという。

ネットメディア運営に携わっていると分かる。
ツイッターでフォロワー数万人を超えると
叩くアンチは数人から多くて20人程度と推測できる。

特定の人を叩いているのは「いつのも面々」なのだ。

文化庁が発表した『国語に関する世論調査』の中で
ネットの炎上を目撃した時のアンケートで

■拡散をすると思う/100人のうち3人
■炎上を好ましく思う/100人のうち5人

という数値が出ていた。
この数字で「炎上させるのは少数派」というのが
公的に示されたわけだが
根深い問題をはらんでいる。

いわゆる・・・
ノイジーマイノリティーの言い分が通ってしまい
まっとうな企業・団体
まっとうな個人の活動に
制限が加えられてしまうからだ。

ノイジーマイノリティーとは『声高な少数者』である。

最近でも女優「水原希子」のビールのCMが大炎上
彼女をCMに起用した企業がネット攻撃された。
「アメリカ人の父と韓国人の母の彼女は反日」だという。

こんな主張をする日本人は、たぶん1万人に1人ぐらいだろう。(失笑)

それでも、一部の声の大きい人が騒ぎ
結果的に企業にクレームが寄せられれば
「面倒なことは回避したい」と
同様の企画や人物の起用をためらう空気になる。

かくして「タブー」は生まれる。

積極的な情報発信ではなく
波風が立たなくなる情報発信を心がけるようになり
社会が萎縮していく。
(東京新聞「ネットで何が」中川淳一郎より)

これが、今の世の中の現実です。
少数思想の人間がテクニックを駆使して己の意見を拡散すれば
たちまち「炎上」とマスコミに取り上げてくれる。
いつのまにか、大多数の無関心者を扇動し、多数派に化けてしまう。
そして、ごく少数派が世の中を操っていく。

日本の現役の副総理が羨望するナチの手口ですね。
現代版の「扇動」です。

自民党には、ネットサポーターズクラブなるものがあるそうです。
http://www.j-nsc.jp/

何をしている団体かは、会員にならないと分かりません。

ネットメディア「LITERA」でにこんな記事があります。
(以下抜粋)

自民党の党「公認」のボランティア集団であるこの組織。
その活動内容は、自民党の政策や方針などを
ネットに日々書き込むこととされていいます。
「週刊現代」(講談社)2014年11月22日号に
自民党関係者によるこんな談話が掲載されています。

会員専用サイト内にある会員以外が見ることが出来ない掲示板に
例えば『△△党の××候補が、こんなことを言っている』と書き込むんです。
すると、『有志』の会員が勝手にその候補者に対して
ネット上で匿名の批判を浴びせたり
ネガティブキャンペーンを展開してくれるというわけです。

実際、ツイッターのプロフィールをサーチできるウェブサービス
「ツイプロ」で「J-NSC」を検索してみると
その会員を自称するアカウントのプロフィール欄には
ヘイトを煽る多くの文言を確認できた。

ようするに、自民党はネトウヨを組織的に培養しているのである。

なかでも注目すべきは・・・
ネット選挙が解禁された13年参院選前
そこで発足した自民党ネット対策特別チーム
平井ネット局長率いる「Truth Team(T2)」だ。

その主な業務は、専門の業者に委託するかたちで
ツイッターやブログの書き込みなどを24間監視し
自民党に不利な情報があれば管理人に削除要請をすること。

他にもスキャンダルなどネガティブな情報が
検索エンジンに引っかかりにくくさせるための
「逆SEO(検索エンジン最適化)」まで行っている。

そして、この組織が誕生したときに広報本部長を務めていたのが
何を隠そう小池百合子氏なのだ。
しかも小池氏は、10年にはJ-NSCの設立総会で「相談役」に就任していた。
つまり自民党のなかで
小池氏は、ネトサポ誕生時からその監督責任者だったのである。

都知事選でJ-NSC会員のツイートを調べてみると
案の定、鳥越俊太郎候補に対する悪辣な言葉を盛んにばら撒いていた。

ほほ~
そりゃ、凄い話ですね。
アメリカ選挙で、ロシアが組織的に
ヒラリーのネット情報を操作し
トランプを勝たせたと言われていますが

日本も、すでに組織的に機密費を使い
ネットの情報操作を繰り広げているのです。

未来を見通しても「右」も「左」もわからない我々一般人。
その未来を見定めようと我々が頼るのは
すでに9割がネットで得られる情報です。

嘘の情報でも、多くの人がシェアすれば
それは、ネット上では本当の事として永遠と残ります。

つまり、自分が有利な情報、相手が不利になる記事を
真実か嘘かは関係なくネット上により多く残した方が
勝利する世界になっているのです。
そして、それにより我々国民を制する事が出来る。

選挙が近づくと、駅に立ってマイクを握る立候補者。
目の前は、通り過ぎる人だけ。
誰も聞いていないその姿を見て
「もう少しやり方を考えればいいのに」
と、選挙のたびに思う我々です。

でも、実はそれはカモフラージュで
裏では、インターネット情報合戦が繰り広げられている。

我々一般人は、選挙のたびに「選挙カーうるせ~な!」
ウンザリしますが・・・
あれは、ワザとなんですね、きっと。

我々国民が、選挙に辟易するように仕組まれている?

よく考えてみたら、そりゃそうですよね。
世界有数の経済大国ですよ。
その政治家が、あんなアナログな訳がない。(汗)

こりゃ、一杯食わされているみたいです。

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