こぞって解禁日なる日に買い求めるモノ。
そんなものって、あまりありませんよね。
①ゲーム機の発売日
②ゲームソフトの発売日
③アイフォンの発売日
思い浮かぶのは、そのぐらいかな。
昨日、世の中、大騒ぎでしたね。ボジョレーヌーボー。
ボジョレーは、その数少ないモノの最たるものです。
忘れていても、数日前からマスコミが大々的に「今年もボジョレー解禁!!」と、大騒ぎします。
ワインを飲まない知人たちも、酒屋や百貨店に出向き、高いワインを買い・・・
「いやぁ、ボジョレーヌーボーは美味しいね~。」
と、老若男女、皆がこぞって話しているのです。
ですが・・・
その様子を外国人は見て、顔をしかめて、こう言うそうです。
「なんで、あんな不味いワインを金を払って買うの?」
美味しいワインは、最低でも1年の熟成をようするそうです。
長期熟成は、30年を超えます。
11月17日に解禁とすると・・・
たった1ヵ月。(^^;)
つまり、ボジョレーヌーボーは、一切熟成していないこととなります。
「ヌーボー」の意味は「試飲用」なんですって。(失笑)
つまり、「ボジョレーの試飲用」という意味なんですね。
皆、フランスでは無償でふるまわれる程度のワインに・・・
高額を払っていることなる訳です。
フランス人に言わせると・・・
熟成していないワイン香りも薄く、味も深みが無い。
そんな、ボジョレーヌーボーが、なぜかに本人に大うけ。
生産される約50%を、日本人が消費しているというのです。
日本のワインの消費量は、ヨーロッパの20分の1。
ボジョレーヌーボーだけは、桁外れ。
なぜ?
マスコミに、皆が見事に踊らされているのです。
そして、マスコミに金を払っている商社や輸入代理店はウハウハ。
ワインの味が解らない東洋人たちが・・・
マスコミや似非ソムリエの話をうのみにして・・・
騙されている。
「こういう味が、美味しいワインなんだ。」
皆、そう思ってしまっている。(TT)
日本人は何に弱いのか?
本当に良く解る事例です。
さてと・・・
今日は帰って、三岳のロックでも飲むか。
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