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2015年3月5日木曜日

悲痛

今週は、月一の2連休。
火~水とお休みをいただきました。

といっても、火曜日は何件か仕事が入り、バタバタしました。

火曜日の朝・・・
起きがけに、新聞を読んで号泣。
川崎の事件の被害者のお母さんのマスコミに寄せたコメントを読んでです。


離婚後、片親で5人を育て・・・
朝は、息子より早く介護の仕事に出かけ・・・

夜は、仕事が遅く・・・
我が子5人を・・・
細腕ひとつで育てるのは・・・
並大抵の苦労ではないですね。

切羽詰ってたでしょうね。
日々、訳が分からない状況で慌ただしく過ぎていったでしょう。
一切手が抜けない仕事と子育て・・・
疲労困憊の中・・・

息子の命が突然、奪われる。

しかも、残忍な手口で。

愛息が殺されたと電話を受け・・・
混乱の中、変わり果てた息子を迎えに行いく母親。
霊安室でみた絶望は、いかほどだったか。

考えれば考えるほど、震えます。
涙しか出ません。


これこそ、テロですよ。

一部マスコミは、母親を批判し・・・
ネットでは「親が悪い」と言われ・・・

クソみたいな世の中ですよ。

なんで被害者側の家族が攻撃されなアカンのか??

真冬の河川敷で、裸にされ川に泳がされた子供。
首をカッターで切られ殺された。

あまりにも一方的な暴力です。


どこに、非があるのか?
教えてほしい。


マスコミは「大人が悪い?」「防げたのではないか?」と口をそろえます。
防げないよ。
そりゃ、無理だ。

大人の世界は、子供なんて見ちゃいないよ。
学校も教育委員会も警察も児童相談所も。

口だけで、みんな出来ないのは解ってる。
そのくせして、被害者の周辺を泡立てる。

そして、その矛先は、親に向う。

中でも、スーパーニュースのキャスター安藤優子は最低でした。

顔や体の酷い傷を見てどれほど怖かっただろうか
どれほど痛かったかと思うと涙が止まりません。

このお母さんのコメントに対し、吐き捨てるように言いました。
「母親には、生前に顔にあざが出来た時点で、そう思って欲しかったですね。」

なんていう無慈悲で・・・
なんて、無責任に人を傷つける言葉でしょう。

私、このコメントに絶句してしまいました。

「お前、5人の子供を育ててみろやっ。」

介護の仕事は過酷で有名です。
超重労働で、休むことができない。
それでいて、安月給。


必死に働いて・・・
家に帰れば、膨大な家事に子育て。
心身ともに疲労困憊の自分。
でも、子供たちは5人それぞれが自己主張。
それに答えてあげる事も出来ないでしょうね。
その状況で、安藤、お前、どうしろと言うんだ?

本当にクズで馬鹿ですわ。
権力者の箝口令には従順にしたがい・・・
それでいて、極限まで弱った人を平気で批判する。


お母さんのコメント、辛辣です。
遼太君が殺され、一番ショックで傷ついているのはお母さんです。
そのお母さんを攻撃する人間の神経は、一体全体どういう風になっているのでしょう?


事件の日の夜・・・
一度は外に出かけようとするのを止めることができたのだから
あのとき、もっともっと強く止めて いれば
こんなことにはならなかったと
ずっと考えています。


悔しいでしょうね。
目を閉じれば、その場面がフラッシュバックするでしょうね。

彼女は、一生、「最後に見送った息子の顔」と「本人確認の為に霊安室で見た息子の顔」を、夢にみるのでしょうね。

加害者の親の一切謝罪の無いコメントの酷さが気がかりですが・・・
加害者は、しっかり賠償をしてほしい。

せめて、遼太君の失われた命を・・・
彼が「大好きな家族」の生活の助けにして・・・
天国の彼を喜ばせてほしい。

そうすれば、彼の受けた恐怖も、痛さも、寒さも、悲しさも・・・
少しは救われますよ。

やばい。
ブログ書いていて涙が出てきた。

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