一昨日、注文住宅I様邸にて、断熱材の施工を行いました。
本物件は・・・
日本製紙木材の乾式のセルローズファイバーを採用しました。
その名も「スーパージェットファイバー」
http://www.jet-npl.com/
大引き下に受け用の垂木を3尺ピッチで組み込み・・・
根太を施工後・・・
スーパージェットファイバー専門の施工業者が、専用シートを敷き込みます。
大引きのあいだ。
セルローズファイバーは、古紙(新聞紙)を砕いてホウ酸で特殊処理をした綿状のものです。
とても細かい繊維状のものなので、隙間があるとそこからこぼれ落ちてしまいます。
また、固まらない為、将来このシートが断熱材を支えることとなります。
つまり、このシート張りがかなり重要なのです。
配管回りは念入りに隙間を埋めていきます。
施工後、穴をあけることが出来ません。
よって、正確な位置決めを要します。
また、断熱を施工後に、配管や電線を追加することが出来ません。
大引きのシート張りが終わると、今度は上部の根太です。
上から吹いて積もらせるのかと思いましたが・・・
シートで挟んで、その中に吹き込みを行うそうです。
物凄い手間ですね。(^^;)
タッカー(建設用ホッチキス)も1cm感覚で打っていきます。
それだけ張力を出さないと、はち切れるのだとか。
外部には吹込み用のトラックが待機。
これがセルローズファイバーですね。
トラックの中に、ブローの機械が載っています。
玄関からフォースを室内に差し込みいざ尋常に!!
さて、室内では・・・
貼り終わったシートをカッターで等間隔で切っていきます。
ここから吹き込むこととなります。
そして、吹き込み開始。
内部を見ながらの作業は出来ません。
切り込みからホースを差し込み、吹き込んでいきます。
かなりの勢いで、セルローズファイバーが送られてきます。
「ボボボボッ!!」
あっという間に膨れ上がってきます。
隙間なくできているかは私には解りませんが・・・
プロは感覚で解るのでしょう。
かなりのスピードで進んでいきます。
室内は、細かい古紙が舞っています。
ホウ酸が入っているので、あまり吸い込まない方が良いでしょう。
この辺で退散します。
ちなみに吹き込んだ場所はというと・・・
こんな状態です。
つづく
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