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2014年6月2日月曜日

女性の護身術とは

なんでもそうですが・・・
技術が簡単に身に付くことはありません。

1年、練習を続けたとしても・・・
武道の時間軸では、「たったの1年」の米粒のようなもんです。

一般人の時間軸では1年は「とても長い」です。
近代的な格闘技の鍛錬は、フィジカル的な部分が多いので、1年でも体力的に「強くなった」という自意識を得られます。

でも、この自意識が「技術を得た」という錯覚となってしまうんです。

武道の世界では、1年は入口の門をくぐったかどうかの「白帯」です。

武道は、板前さんや大工さんと似てます。
使い物になるまで、最低でも3年は必要なんですね。
それでも使い物程度です。

大氣拳の高名な先生は、師匠に言われるまま何十年も禅を組みつづけ、50歳に近づく年齢になり・・・
「やっと、立禅の意味が解ってきた。」と、仰います。

そんな世界です。

日本では「護身=合気道」というイメージが大きいです。
世界の多くの軍や武道、格闘技にその技術は取り入れられています。
ただし、合気道は、武道の中でもダントツで習練が難しく、実践で使えるようになるには、他の武道に比べ、より長い時間が必要です。

合気道を3年やった女性が、夜道で襲われて、無事でいられるか?
答えはNoです。

数十年習練を重ねた合気道の達人は、女性であれば、夜に危険なところは歩かないでしょう。
不審者に、跡を付けられたりもしないでしょう。

夜道や危険な道を歩くなら、ハイヒールは履かないでしょうね。

つまり、「心構え」なんです。

「達人とは?」という問いに・・・
私は、「24時間、365日、心を構え続ける気力」と答えます。


普通に立っていても、歩いていても、話していても、気持ちは構えている。
これを「気を発する」と言います。

心構え無く、イヤホン耳にさして音楽を聴きながら、スカートとハイヒールで暗い夜道を一人で歩いていたら、いくら高い技術を持っていようが、暴漢に襲われたら助かりません。
一般の女性は、そう思ってください。

なんだか、話がややこしくなってきましたので、この辺でやめておきます。

ちなみに・・・
合気道の技術で、暴漢をやっつけるとすると・・・
この女性ぐらいの技術力が必要と思ってください。
(動画8分過ぎぐらいからの、多人数乱捕りの女性をご覧ください。)



スマホの人は、↓↓をクリック。
https://www.youtube.com/watch?v=L5OBetE_aJ8

私が今でも習いたいと思っている・・・
日本一実戦的な合気道、合気柔術「養生館」の動画です。

あの有名な養神館ではないですよ。

合気道流派の中でも武闘派の養生館です。(^^)

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