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2022年1月8日土曜日

陽だまりの樹

去年末のこと。

福島県南相馬出身で
約10年前に当社から
新築住宅を買われたお客様より
「こんなこと、許されます?」
と怒り心頭の
メールが送られてきました。

その怒りの先は・・・

福島県が地域活性を掲げ
11月から発行している
『プレミアム商品券』です。

事業名は・・・
「do!浜通りd払いポイント還元キャンペーン」
です。


予算は年間9億円。
令和7年まで続ける予定で
総予算『45億円』の
巨大プロジェクトとなります。

その商品券の仕組みに
大きな問題がありました。

すでに11月から開始されている
商品券の仕組みは・・・
観光客らが
訪れた福島の観光地で
NTTドコモのスマートフォンを使った
バーコード決済「d払い」で
買い物をした場合に
dポイントで還元するというもの。

問題は・・・
①加盟店以外は使えない
②バーコード読み取り専用機器が必要
③dポイントだけが対象
④スマホが無いとダメ
⑤ドコモ払いアプリが必須
⑥現金払いは対象外
⑦他の決済も一切対象外

あまり普及していない
dポイントなので
普通の感覚だと
「そんなポイント要らね~よ。」
となりそうですが・・・

その還元率が物凄い。

原発事故の被災村は30%!
1万円の買い物をしたら
3千円が戻ってきます。

浜通りの3市町は15%!
1万円の買い物をしたら
1500円が戻っています。

また・・・
県外からの来訪者だけでなく
域内の人も利用できるそうで
いわき市の人が
市内で買い物しても
おなじように還元されます。

ここで人間は混乱します。

「なんでdポイントなんだ?」
という事より
「30%戻って来るなんてスゲ~!」
と惑わされてしまい
心理的に「こりゃお得だ!!」と
いう方向に誘導されてしまいます。

これが今
世の中で消費者を惑わす
『ポイント還元マジック』
です。

クレジットカード・電子決済だけではなく
スーパー・コンビニ・ネットショップから
本屋・美容室・床屋・整体・・・etc
ポイント・ポイント・ポイント。

財布にはお金が入っていないのに
皆、ポイントカードで財布がパンパン。
ポイントに取りつかれたかのように
一生懸命貯まるよう努力するようになる。

でも、実際、ポイント還元分は
商品価格に乗っているのですが・・・

話を戻します。

すでに福島県では
このキャンペーンに約3100店が加盟し
全店が読み取り専用機械を導入。
併せて「ドコモ払い」のアプリが
副島県だけで
異常なダウンロード数となっているのだとか。

本来のプレミアム商品券は
対象市町村全員に配布されます。
よって1万円の商品券を自由に
使えたはずです。

なのにNTTドコモの電子決済に
「限定」して高還元化することで
プレミアム感を錯覚させ
さらに「ポイント」という魔法で
お得感を演出し
最後に「加入しないと使えない」という
危機感を店と客へ強烈にあおる。

もう、裏でこの仕組みを考えた
頭の良い『悪いヤツ』の思うがままです。

しかも・・・
普及が伸び悩むdポイント。

(※画像はimpressのHPより)

dポイントは、大きく後れを取っています。
そのドコモ決済に「官」が税金を使い
全力でバックアップ。
だれがどう見ても
一企業への利益供与ですが
それを公然とやってのけているのです。

さらに日本政府は・・・
ポイントで一人勝ちしている楽天を
「中国のスパイ企業」などと
しきりに攻撃しつづけています。

その様は異様です。
(そういえばLINEも韓国のスパイなんて攻撃されてたっけ)

現在、キャッシュレス決済のトップは
ソフトバンクの「PayPay」ですが
PayPayの電子決済システムは
中国のアリババが開発した
電子決済システムを使っていますが
そこに日本政府は、なぜかアンタッチャブル。

NTTドコモは
CMも公共の電波を使うことで
広告料も一切かからず
何もせずに
自社の電子決済が増え
笑いが止まらない状況です。

その笑いが与党の票田となる。

そして、その企業の株を
日本政府が年金基金を投入し
買いまくってる。
日銀は金を擦りまくり
政府の言いなりで、株を買い
起業の株価を下支えする。

大手企業の株価は
実態に添うことなく
上がり続けています。

もう、資本主義でもなく
民主主義でもない。

怒り心頭のお客様から
頂いたメールはこう続きます。

何故か原発事故の被害区域である
「浜通り」の地域振興に
dポイントが関係してるんでしょう?
還元還元って、税金ですよ?
それが、NTTドコモに流れるって・・・
もう何も信じられませんね。

国も地方自治体も
大企業にしか興味無いんですよ。
自分の田舎である
相馬地方の悲しい現実です。
他の地方も同様かも知れません。(TT)

私は・・・
一番好きな漫画を聞かれたら
手塚治虫の「陽だまりの樹」と答えます。

手塚治虫の実の曽祖父が
幕末に活躍する有名な漫画です。

その漫画の題名は・・・
藤田東湖の家の庭にあった
日が燦々と当たる庭にそびえたつ
一見すると立派な桜の樹が

(※画像は手塚治虫オフィシャルより)

実は、シロアリに侵食され
中身が空っぽになり
外見とは裏腹に
倒れかけている様を
幕末の政府に置き換え
語る場面に由来します。

読んだことのない人は
手塚治虫の「陽だまりの樹」を
ぜひ、読んでみてください。

陽だまりの樹
陽だまりの樹か~(TT)

2022年1月6日木曜日

迎春

新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

2022年!

スタンリーキューブリックが
監督して製作した映画
『2001年宇宙の旅』の舞台から・・・
もう・・・
21年が経ちました。


この映画をみて
昭和生まれの人は皆
「2000年には宇宙に行ける!」
と、本気で思っていました。

他に・・・
「2000年にリニアが通る!」
「2010年には車が空を飛ぶ!」
「世紀末に世界戦争が起きる!」
「199X年に地球は滅びる!」
なんていう様々な噂が
真実のように語られ

その情報に混乱した1990年代に
青春を過ごした我々世代は
今年が2022年と聞くと

「今は現実なのかな?」

と、本当に・・・
夢を見ているような
気がするのです。(^^;)

2001年から20年以上が過ぎ
去年末に日本の民間人が
宇宙旅行をした画像を
テレビ画面ごしに見せられて
さらに「この今」が
現実か夢なのかを
混濁させてくれます。(笑)

でも・・・
2022年の新年は
確実に明けて
また一年が始まりました。

一般庶民は
地に足をつけて
一歩一歩、地面を歩いて行く。
ただ、それだけです。

ご紹介する写真は
横須賀某所からの日の出です。


太陽が出る直前の房総半島が
赤く染まり

そして、ご来光。


初日の出は
地球が一生懸命に自転して
生きているということを
我々に教えてくれます。

そして私達人間も
地球と同じように
回り続けないと
ダメなんだという事を
思い知らせてくれます。

だから・・・
「初日の出を見る」
という風習が
昔からあるのかしら?

我々は
地べたに押し付けられた
石ころだけれど
地球と同じように
自力で転がるしかない。

とにかく転がらないと
景色は何一つ変わらない。

ゴロゴロと
ゆっくりでも
頑張って、頑張って。
ほんの少しでも
良い景色を見るために。

一年、頑張って参りましょう!

そして本年も
皆様の一層のご指導、ご助言をお願い申し上げます。

2021年12月25日土曜日

明日は大掃除

皆様、今年一年、大変お世話になりました。

今年の本営業は、今日で終わりです。
明日は、大掃除をして
午前中で営業終了となります。
来年も本ブログを続けて参りますので
何卒、よろしくお願い申し上げます。

乾燥したとても寒い日がつづきます。
皆様におかれましては
くれぐれもお体をお大事にされ
健康に新年を迎えられますことを
お祈り申し上げます。
良いお年をお迎えください!

株式会社 平 成
代表取締役 柳春逢



※昨日、ブログを書きましたが・・・
内容が年の〆に良くないと
取引先からご指摘を頂きましたので
年明けに再度掲載させて頂きます。m(_ _)m

2021年12月23日木曜日

年末年始のお知らせ

~年末年始のお休みのお知らせ~

当社は誠に勝手ながら
令和3年12月27日(月)~令和4年1月5日(水)
の間、お休みとさせていただきます。

その間、電話やメールのご返信が出来ません。
ご迷惑をお掛け致しますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

令和3年の最後のブログは
良い景色をお見せしたくて
どうしようか考えましたが・・・

今、私の記憶の中で
「絶景」を思い浮かべると
かならず、いの一番に
この風景が出て来ます。



香川県の小豆島・・・
国民宿舎「かつや」からの景色です。
https://www.acomo.jp/

過去、訪れた観光地の中で
一番、印象に残っていて
たぶん、私が将来永眠する時に
瞼の裏に憩う情景になると思うほど・・・

素晴らしい宿でした。

部屋の目の前が砂浜。
その窓から降り立つ海は・・・


「透明」とか「絶景」とか
そんな言葉では言い表せないほど
本当に美しかった。

宿にいる間・・・
ずっと・・・
その砂浜と部屋が床つながりで
夢のような体験でした。


子供達は、朝ごはんを食べたら
部屋の窓から砂浜に降り立ち
ひと遊びしたら、部屋の窓に腰かけ
昼ご飯を食べ
また、砂浜へ。

我々大人は
のんびりビーチコーミング。


ご飯もと~っても美味しく
「心」に残る・・・
素晴らしい旅館でした。
料金も、激安なんですよ。

ただ、ご覧の通りすごく古~い建物なので・・・


トイレや浴室、部屋の畳や壁などを
気にする方や潔癖症の方には
お勧めできません。(^^;)

また、「小豆島」は観光地として素晴らしく
子供達に「今度どこ行きたい?」と尋ねると
二人とも口をそろえて
「もう一度、小豆島に行きたい!」
と、満面の笑みを浮かべます。


何もかもが良かった。


小豆島。
親の我々も、もう一度・・・
行きたいな~。


今年も去年も
自粛自粛の世の中でしたが

来年は、コロナも収まり
自由に好きな所に
マスクなどせずに行けるように
ならないだろうか?

2022年、良い年になるよう
ただただ祈るばかりです。

2021年12月19日日曜日

今年もあと数日

2021年も・・・
あと12日を残すだけとなりました。

目に見えない
様々な「混乱」に
とにかくカキ乱された
一年でした。

今年の一文字は
「金」に決まったそうです。


その他のノミネートには

輪・楽・変・新・翔・希・耐・家・病

当たり障りのない漢字が並びます。
個人的には・・・

「菅」

だろうと思うのです。(苦笑)
また・・・
毎年ユーキャンが発表する
流行語大賞ですが
今年は下記がノミネートされたそうですね。

○イカゲーム
●うっせぇわ
●ウマ娘
●SDGs
○NFT
○エペジーーン
○推し活
●親ガチャ
●カエル愛
○ゴン攻め/ビッタビタ
●ジェンダー平等
●自宅療養
○13歳、真夏の大冒険
●ショータイム
●人流
○スギムライジング
○Z世代
●チキータ
○チャタンヤラクーサンクー
●ととのう
○フェムテック
●副反応
●ピクトグラム
●変異株
○ぼったくり男爵
○マリトッツオ
●黙食/マスク会食
○ヤングケアラー
●リアル二刀流
●路上飲み


●は、私が「意味が解る」で
○は、「意味が解らない」です。

結果、リアル二刀流になったそうですが・・・
大半が知らない言葉で驚いたのと
ノミネートされた中に
一つも政治的なものが無く
二度ビックリしました。

今まで、流行語大賞って
政治をこき下ろす
ツールの一つだったのですが

今、日本では・・・
国が企業の株式を買いまくっているので
株式会社ユーキャンも
そろそろ、大株主の政府様に
逆らえなくなっていることが
伺えます。

また、政府が電通に利益供与を繰り返し
その電通が企業広告を差配している以上
まあ、企業はドンドンと
政府の言いなりになっていくことでしょう。

民主主義に背く中国を
批判しまくっている日本政府ですが
我々の知らない裏で
社会主義まっしぐらのようです。

ちなみに・・・
2017年の流行語大賞は
「忖度」でしたね。

その流行語大賞の審査員が
与党を忖度している様は
必然なのですが・・・
見たくないな~。

今年の流行語を
もし私が選ぶのであれば
ダントツで「ファイザー」かな。

今年、一番聞いた言葉は
「ファイザー」ですもん。

違いますか?