目覚めは息子の絶叫から始まりました。
「クワガタが居ないっ!!!」
朝6時で・・・
我が家の玄関は大騒ぎ。
数日前に羽生さんからもらってきた
ノコギリクワガタです。
息子はリビングで飼いたいと嘆願するも
妻から拒否され
「外に置いてっ!」と言われながら
息子が最大の抵抗をして
玄関に置いてあったものです。
その虫かごの中に
居るはずのクワガタが
突然、消えた?
本当だ。
居ないぞ。
ちなみに・・・
こんな張り紙をしてあります。
「中、ちゃんと見たの?」
「おがくずの中に潜ってるんだよ?」と聞くと・・・
「全部、見た」と言いながら
目からポロポロと涙が。(苦笑)
私がチェック。
本当だ。
居ないぞ!!
どうやら、霧吹きをするとき
蓋をちゃんとロックしておらず
自力で蓋を開けて逃げだしたようです。
朝、学校に行く前
家族で家の中を大捜索しましたが
発見できず。
このパターンは・・・
絶対に見つからず、数日後
干からびて出てくるヤツです。
息子・・・号泣。
物凄く落ち込みながら
登校していきました。
その様子を見た妻。
再捜査!!
そして・・・
10分後「居たよ~っ!」と
これまた絶叫。
駆け寄って
妻の指さす先をみても
どこにいるか解りません。
「そこそこ!」
「カーテンのところ!」
え?
どこよ。
よく見てみると・・・
いました。
こりゃ・・・
一見、ゴキ●リですね。(^^;)
女性がクワガタが「ダメ」な理由が
とてもよくわかりました。
こうみると、デティールがソックリ。
それにしても
奇跡です。
妻、登校中の息子を追いかけて
忘れ物の教科書を渡しながら
「クワガタ、見つけたよ!」
と、報告してあげたそうです。
肩を落として
「この世の終わり」
のように歩いていた息子は
大歓喜して
跳ね上がっていたそうです。
良かったな息子。
でも、お前が霧吹きの時
蓋を閉めなかったのが原因だぞ。
これも経験ですね。
これを機に蓋をちゃんと閉めるように
なることでしょう。
くわがた、侮るなかれ・・・です。(^^;)
たった虫一匹で
我が家の大事件となった
一幕でした。