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2020年7月2日木曜日

トヨタの新聞広告

コロナウイルスの影響で
日本が疲弊する昨今

我が街、大船仲通商店街を歩くと
だいだい10店のうち1店舗に
「閉店」の看板が出ています。

そして、もうすでに・・・
内装の撤去をしています。

飲食業界・小売業界は未だ激震中です。

不動産の購入マインドも冷え込み
都心では、マンションの売れ行きが大きく下落。
同業ビルダーや不動産業の多くが
苦境に立たされているようです。

また、流通が混乱しているため
建築資材の値上げの動向が見られ
今後、より一層、建築費の高騰が見込まれます。

全国の行政も混乱しっぱなしなので
土地開発や宅地造成他
様々な申請に対する許認可の延滞が多発しており
中々、ストレスの日々になっています。

鎌倉市役所もようやく通常の人員にもどりましたが
5月まで3分の1体制となっていたので
なんとも、大変でした。

現在、その混乱の帳尻を合わせるため
行政・銀行・問屋等と
お客様(賃貸も合わせ)の間に立ち
やりくりする仕事が山ほどあり
大小、様々なトラブルが続きます。

なので、私もヘトヘト。
定休日は、心身ともにボロボロの状態です。(^^;)
そんな中・・・
こんな新聞の一面広告がありました。



この文字だけで一面です。

新聞を開いたら
この文面が「ドンッ!」と現れて
20秒ほどフリーズしてしまいました。

ああ、そうか。
今日は・・・
「かけがえのない1日」
なんだ。

朝、子供たちを叩き起こし
着替えさせて
朝ご飯を食べさせ
学校に送っていくまでの間
3日遅れの新聞を手に
眉間にシワを寄せて読んでいた私。

こりゃ、ダメですね。

仕事の「雑念」がどうしても残る休日。
積もり積もったコロナの鬱憤を
休日に引きずってしまい
気が付くと「ため息」ばかりです。

その私の様子は・・・
家族にも伝染します。

こんな何気ない言葉を
新聞広告で投げかけられただけですが
自分の嫌気を痛感しました。

「ありますように」
というのは、動詞です。

かけがえのない日々を認識し
そうなるように願い行動して
「有難うございます」
と言われるように過ごそう。

世界一の企業の社長が
日本の全国民に
こう、呼びかけたのですね。

何人が呼応したのかな?
何人が感化されたかな?

少なくとも、ここに
物凄く反省させられた「おっさん」が一人。

トヨタ社長有難うございます。
まずは・・・
ため息を無くすことから頑張ってみます。(笑)

話は戻ります。
都心の不動産売買が低迷している中
古都鎌倉も同じかというと
かなり様子が違います。

IT企業や大手企業が
在宅勤務を常態化させており
その結果、都心に住む必要性が無くなるため
都心から「離れよう」とする都民の方々が
一気に増えています。

その方々が見据える先は
「自然あふれる鎌倉」です。

6月に入り、お客様の数が物凄く・・・
先週の日曜日などは、当社建売住宅に対し
私一人で5組のお客様をご案内いたしました。

今後、より一層、増えていく可能性が高く
当分、その対応に追われそうです。

頑張りましょ~。

2020年6月29日月曜日

深沢地域整備事業の最新情報

鎌倉市より
深沢地域整備事業の情報が
今年3月に更新されました。
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kyoten/fuka.html

その内容を簡単にご説明いたします。

鎌倉市は、現在・・・
令和3年(2021 年)度に都市計画策定を予定。
下記割り当ては、もう決定事項のようです。


(※クリックすると拡大します。)

柏尾川の方にショッピングモール(ピンク)が出来て
上町屋寄りに市役所が出来るのですね。
目を見はるのは
市役所やグラウンドの横の巨大な遊歩道。
前回の計画では、ここは道路でした。

そして・・・
IOTやAIを駆使したスマートシティー化を行い
国が進めるスーパーシティー特区にするとのこと。
鎌倉市長曰く
「深沢から鎌倉市全体に進めていきたい」
と仰る。(^^;)

その中で、街づくりに対するポイントを
下記のように紹介しています。

ウェルネス化を行い、
クオリティ・オブ・ライフの向上させ
サイバーとフィジカルを融合させることで
オープンイノベーションを生み出し
ウォーカブルなまちを目指す。

レジリエンスを有するまちとして
ミクストユースにより
シビックプライドが醸成される
新しい鎌倉の未来を創造するまちづくりを
公民が一体となって実現したい。

そうです。
こういう事です。(^^;)

正直言って・・・ 私は、学が無いので
最後の「公民が一体」という所しか
解りません。(涙)

というか・・・
一体全体、これは・・・
何処の国のまちづくりでしょうか?

深沢がスーパーシティーになるの?
ニュースでやっていたアレです。
安倍内閣が進める
地方創生「環境未来都市」構想で
えっと、なんちゃらとかいう
なんでしたっけ?
「SDGs」とか言うんでしたっけ?

なんでこうも日本の政治家は
横文字を使いたがるんでしょう?
説明文を読んでいて
「ルー大柴か!」と一人突っ込みする
昭和世代の私。

解りやすく言うと・・・
下記が移転・新設されます。

①鎌倉市役所本庁舎
②鎌倉市消防本部
③鎌倉総合体育館
④多目的グラウンド
⑤市営公園
⑥病院
⑦ショッピングモール
⑧新商店街
⑨卸売市場
⑩遊歩道(ウォーキングコース)
⑪市指定有形文化財の宝篋印塔(泣塔)

それらが融合して
環境と行政と商業と生活と医療がITでつながった町ということ。

そして、注視するのは無電柱化と
巨大な遊歩道。



たぶん、多摩ニュータウンを
イメージしたら近いです。 それを「ウォーカブル」というのか。(汗)

また、ショッピングモールには
噂では「イオンモール」が入るのでは
と言われています。
そうなると、「イオンシネマ」の期待が膨らみます。

そして、この街づくりには
新駅構想がセットとなっています。
鎌倉市役所がモノレールだけではダメ。
ということで同時に新駅も動き出しています。



(※クリックすると拡大します。)


藤沢市のHPには
都市計画図が公開されています。
https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/tosei/machizukuri/toshi/shisaku/muraoka/muraoka.html



こっちにも商業施設が出来ます。


今TUTAYAがある場所が
北側ロータリーになるのですね。
そして、南側ロータリーは現在畑です。

鎌倉市は、2028年までに
新しい庁舎を新設し
移設することを目標に掲げています。

あと8年で、深沢は全く新しい年に
生まれ変わるということだけは
確かです。

また、テラスモールが出来て
辻堂駅北口の地価が倍になったように
深沢や村岡の地価が倍になる可能性が高い。

鎌倉市の予定では
来年に都市計画決定し、早ければ同年に着工。

時間があるときに・・・
①ウェルネス
②クオリティ・オブ・ライフ
③サイバーとフィジカル
④オープンイノベーション
⑤ウォーカブル
⑥レジリエンス
⑦ミクストユース
⑧シビックプライド
が、どういう意味なのか
調べてみたいと思います。

というか、誰がこの文章作ったんだ?
その人と、一度腹割って話してみたいわ。


2020年6月28日日曜日

外壁の色決め

鎌倉市大船某所
建築中の注文住宅「S様邸」にて

外壁の色決めを行いました。



施主様は、元々
グレーの壁を希望されていましたが
家の形が出来てくるにつれ
「少し茶色がかった方が良いかな?」
と、考えが変わってこられ

「じゃあ、サンプルを取って実際に見てみましょう。」
ということになりました。

最終的に残った色は6種類。


現場で並べて、悩みに悩みます。

左官仕上げで
エスケー化研の「ベルアート」を塗る予定です。

さて、どうなるか?

つづく

2020年6月27日土曜日

インバウンドが無い世界

今週の定休日・・・
子供達を連れて、久々に箱根に行ってきました。

目指したのは、天山。
https://tenzan.jp/tenzan/

箱根屈指の日帰り温泉です。

20年前・・・
私が空手の選手をしていたころ
ウェイトトレーニングをした後
トレーニング仲間と
夜な夜な、訪れていた
お気に入りの場所です。

ですが最近、足が遠のいており
今回は4年ぶりの来訪です。

理由は、外国人観光客です。
昔は、夜とても空いていて
本当にのんびり入れたんです。

たった1300円で
何時間でも入れて
設備も整い、風情も抜群。
鎌倉から車で50分で来れるので
本当に重宝しました。

それが、数年前から
館内は、いつも人が一杯。
その大半が外国人。
多国籍の言葉が飛び交い
「日本じゃないのでは?」
と思うほど。

湯船もすし詰め状態で、
とてもじゃないですが
ゆっくりと温泉に浸ることが出来ず
「もう来ることは無いな。」
と、その後4年間
一度も来ることがありませんでした。

現在・・・
入国規制中の日本。
さらに県外への渡航自粛要請で
こんな状態に戻りました。
(※見えているのは私の足です。)



動画が見れない人は下記をクリック。
https://www.youtube.com/watch?v=NNkWztPskh8&feature=youtu.be

ゆっくりと温泉を堪能した後
休憩室で、寝そべり
川音を聞きながら
ほぼ貸し切りの部屋のベットで呆ける。

20年前の状態に戻ってますよ!!

しかも、1日、たった1300円。
こんな浮世離れした景観を味わえる部屋が
無料開放されています。

10年ぶりぐらいに味わった
格安で極上のひととき。

たぶん、今しか味わえません。
神奈川県下の方、必見です。

2020年6月26日金曜日

数十年前の鎌倉に戻ったかのよう

まだ、越県行為は
控えるように言われている昨今。

日本の三大観光地である
我が町鎌倉でも
県外ナンバーの車は
まだまだ、忌み嫌われています。

でも、観光客数は一気に増え
土日は活気を取り戻しています。

小町通りも、凄い人。
だいぶ、戻ってきている様子がうかがえます。
人気のお店は満員。
外は、長蛇の列などという
ところも見受けます。

でも、まだ海外からの渡航者は
抑制されているため
インバンド消費なんていう言葉が
全くなかった10年以上前の
鎌倉に戻ったかのような様子。

これが、正常ですね。

ここ数年・・・
鎌倉の飲食業界は
とにかく増え続ける中国圏の客に対応するため
中国語の説明書きを作り
QRコードやペイペイの対応に追われ
中国語を喋れる従業員を雇用する店も多く
全ての目線が
中国圏の観光客に目が向いていました。

それにより
鎌倉の良い意味でも悪い意味でも
「お高い」部分が全く消えてしまい
「敷居が高い」というお寺や店を
探すのが難しいほどになっています。

この理由は・・・
日本全国にインバウンド需要などと言われ
「海外客が無ければ成り立たない」
「海外客に対応しない自治体はつぶれる」
というどこから湧き出てきたか
解らないマインドに支配され
「お客様は神様です」
という日本的な考えが知らぬ間に
強く前に押し出されているからだと思います。

何時の間にか鎌倉市も鎌倉市長も
商工会も各お店も
「海外客は神様です」
的な雰囲気に圧倒されています。
それが、街全体の雰囲気になっている。

中国が大嫌いと公言する
我が国の首領が
「中国の方々、ぜひ日本にお越し下さい。」
と、中国国民向けの動画を作り
配信するぐらいですから
致し方ないのでしょう。

国を挙げてのインバウンド政策です。

でもやはり・・・
今の日本人ばかりの鎌倉の街を見ると
鎌倉に住む一般人としては
とても落ち着いて見えるのです。

そして、その様子をみて
「あれ、海外観光客が居なくてもやっていけるんじゃない?」
と、思えるのです。(個人的に)

6月になり鎌倉市は
逗子市と葉山町と連名で
「海開きはしない」
と、発表しました。

そして・・・・
「海水浴は控えるように」
という声明を出しました。

海風が強く吹き、屋根も壁も無い海。
三密ですかね?

なぜ、海水浴だけを「悪く」するのでしょう?

来週から本格的に梅雨に入ります。
鎌倉が1年を通して一番人出がある
「あじさい」の時期です。

でも、そこになんらアクションはありません。

すでに週末は
観光客で満員電車が増え
パンパンに乗ったバスも見受けます。
江ノ電もぎっしり客を乗せて
走っています。

その状況を見て
あじさい寺として有名な明月院は
独自に自粛を決定しており
6月末日まで平日のみ開門し
土日は、終日閉門としています。
また、原則、県外在住者の拝観は
お断りしているようです。

また、長谷寺は
あじさい鑑賞を予約制にして
6月末日まで一日あたり1千名限定での
入場としてるそうです。

既に平日も大渋滞の134号線。

なんだか、腑に落ちないな。

もっと、鎌倉市政は・・・
やらなければならないことが
あると思うのです。

今こそ、古き良き(悪き)鎌倉を
取り戻すような政策を打ち出す時ではないか?

鎌倉は、ここ数年
日本人観光客数が減り続けています。
なぜか?
その原因を全く考えず
その穴埋めとして、外国人誘致に躍起です。

でも、それが・・・
逆に日本人観光客を減らしている原因だと
誰も気が付こうとしません。
多国籍に媚びない「古都鎌倉」を取り戻せば
日本人観光客は、増えていくでしょう。

温泉街に行くと「入湯税」なるものを
払います。
これは、地方税です。
温泉を守っていく税金です。

鎌倉に降り立つ外国人観光客に対して
何らかの課税をするのは
いかがですか?

市政として、是非検討してもらいたいと思います。