今週の定休日・・・
子供達を連れて、久々に箱根に行ってきました。
目指したのは、天山。
https://tenzan.jp/tenzan/
箱根屈指の日帰り温泉です。
20年前・・・
私が空手の選手をしていたころ
ウェイトトレーニングをした後
トレーニング仲間と
夜な夜な、訪れていた
お気に入りの場所です。
ですが最近、足が遠のいており
今回は4年ぶりの来訪です。
理由は、外国人観光客です。
昔は、夜とても空いていて
本当にのんびり入れたんです。
たった1300円で
何時間でも入れて
設備も整い、風情も抜群。
鎌倉から車で50分で来れるので
本当に重宝しました。
それが、数年前から
館内は、いつも人が一杯。
その大半が外国人。
多国籍の言葉が飛び交い
「日本じゃないのでは?」
と思うほど。
湯船もすし詰め状態で、
とてもじゃないですが
ゆっくりと温泉に浸ることが出来ず
「もう来ることは無いな。」
と、その後4年間
一度も来ることがありませんでした。
現在・・・
入国規制中の日本。
さらに県外への渡航自粛要請で
こんな状態に戻りました。
(※見えているのは私の足です。)
動画が見れない人は下記をクリック。
https://www.youtube.com/watch?v=NNkWztPskh8&feature=youtu.be
ゆっくりと温泉を堪能した後
休憩室で、寝そべり
川音を聞きながら
ほぼ貸し切りの部屋のベットで呆ける。
20年前の状態に戻ってますよ!!
しかも、1日、たった1300円。
こんな浮世離れした景観を味わえる部屋が
無料開放されています。
10年ぶりぐらいに味わった
格安で極上のひととき。
たぶん、今しか味わえません。
神奈川県下の方、必見です。
まだ、越県行為は
控えるように言われている昨今。
日本の三大観光地である
我が町鎌倉でも
県外ナンバーの車は
まだまだ、忌み嫌われています。
でも、観光客数は一気に増え
土日は活気を取り戻しています。
小町通りも、凄い人。
だいぶ、戻ってきている様子がうかがえます。
人気のお店は満員。
外は、長蛇の列などという
ところも見受けます。
でも、まだ海外からの渡航者は
抑制されているため
インバンド消費なんていう言葉が
全くなかった10年以上前の
鎌倉に戻ったかのような様子。
これが、正常ですね。
ここ数年・・・
鎌倉の飲食業界は
とにかく増え続ける中国圏の客に対応するため
中国語の説明書きを作り
QRコードやペイペイの対応に追われ
中国語を喋れる従業員を雇用する店も多く
全ての目線が
中国圏の観光客に目が向いていました。
それにより
鎌倉の良い意味でも悪い意味でも
「お高い」部分が全く消えてしまい
「敷居が高い」というお寺や店を
探すのが難しいほどになっています。
この理由は・・・
日本全国にインバウンド需要などと言われ
「海外客が無ければ成り立たない」
「海外客に対応しない自治体はつぶれる」
というどこから湧き出てきたか
解らないマインドに支配され
「お客様は神様です」
という日本的な考えが知らぬ間に
強く前に押し出されているからだと思います。
何時の間にか鎌倉市も鎌倉市長も
商工会も各お店も
「海外客は神様です」
的な雰囲気に圧倒されています。
それが、街全体の雰囲気になっている。
中国が大嫌いと公言する
我が国の首領が
「中国の方々、ぜひ日本にお越し下さい。」
と、中国国民向けの動画を作り
配信するぐらいですから
致し方ないのでしょう。
国を挙げてのインバウンド政策です。
でもやはり・・・
今の日本人ばかりの鎌倉の街を見ると
鎌倉に住む一般人としては
とても落ち着いて見えるのです。
そして、その様子をみて
「あれ、海外観光客が居なくてもやっていけるんじゃない?」
と、思えるのです。(個人的に)
6月になり鎌倉市は
逗子市と葉山町と連名で
「海開きはしない」
と、発表しました。
そして・・・・
「海水浴は控えるように」
という声明を出しました。
海風が強く吹き、屋根も壁も無い海。
三密ですかね?
なぜ、海水浴だけを「悪く」するのでしょう?
来週から本格的に梅雨に入ります。
鎌倉が1年を通して一番人出がある
「あじさい」の時期です。
でも、そこになんらアクションはありません。
すでに週末は
観光客で満員電車が増え
パンパンに乗ったバスも見受けます。
江ノ電もぎっしり客を乗せて
走っています。
その状況を見て
あじさい寺として有名な明月院は
独自に自粛を決定しており
6月末日まで平日のみ開門し
土日は、終日閉門としています。
また、原則、県外在住者の拝観は
お断りしているようです。
また、長谷寺は
あじさい鑑賞を予約制にして
6月末日まで一日あたり1千名限定での
入場としてるそうです。
既に平日も大渋滞の134号線。
なんだか、腑に落ちないな。
もっと、鎌倉市政は・・・
やらなければならないことが
あると思うのです。
今こそ、古き良き(悪き)鎌倉を
取り戻すような政策を打ち出す時ではないか?
鎌倉は、ここ数年
日本人観光客数が減り続けています。
なぜか?
その原因を全く考えず
その穴埋めとして、外国人誘致に躍起です。
でも、それが・・・
逆に日本人観光客を減らしている原因だと
誰も気が付こうとしません。
多国籍に媚びない「古都鎌倉」を取り戻せば
日本人観光客は、増えていくでしょう。
温泉街に行くと「入湯税」なるものを
払います。
これは、地方税です。
温泉を守っていく税金です。
鎌倉に降り立つ外国人観光客に対して
何らかの課税をするのは
いかがですか?
市政として、是非検討してもらいたいと思います。
足の骨が折れました。
私ではありません。
息子の足です。(^^;)
なんでも・・・
玉縄幼稚園で開催されている
アート教室が終わった後
幼稚園の園庭で走り回っていて
高さ20cmぐらいのベンチから
地面に飛んで
着地した瞬間に
「ボキッ!」といったらしいのです。
周りにいた人はその様子に
「足を挫(くじ)いた」
としか思わず
妻も捻挫だろうと判断し
そのまま、足を引きずって
家に帰ってきたとの事。
夜、仕事から帰ったら
その報告があり
診断を委ねられました。
場所は、左足の甲です。
かなりはれ上がっています。
さらに皮下出血しています。
指先に皮下出血した血が溜まってます。
この様子は、骨折を疑います。
でも、さほど痛がっておらず
足をついて歩いてます。
患部を触ると痛がりますが
足の指は普通に動かせ、痛がりません。
過去、空手の試合で
足の甲を何度も骨折している私。
足の甲の骨を折った時は
「激痛」で、一歩も歩けませんでした。
笑顔でニコニコしている息子の様子をみて
捻挫と判断。
足首を強くひねった場合も
足が倍に腫れあがったり
皮下出血するケースもありますから。
心配する妻に
「数日、様子を見てみよう。」
と話をしました。
その後、2日間。
朝晩としっかり冷やしつづけ
ビッコを引きながら学校にも行き
3日目は、私の休みの日なので
江の島に釣りに行き
タコを釣ったり・・・
普通に過ごしました。
で、4日目の朝。
少し痛がり始めた息子。
私は「大丈夫、大丈夫!」と言っていましたが
妻が心配がり
「念のために医者に連れて行こう。」
と、提案してきて
学校に子供を送った後
ママ友に朝からLINEをして
大船で評判の良い整形外科をリサーチ。
「田辺整形外科が良い。」
というママ友の情報をもとに
学校帰り、そのままレントゲンを撮りに
病院に向かいました。
病院に入る前も
「大丈夫だと思うけどね~。」
なんて、軽口を叩いていた私。
受付から1時間後・・・
娘と車の中で待っていた私のスマホに
メールが「ピロン」送られてきて・・・
「2か所、折れてた(TT)」
と、写真付きで送られてきました。
ああ!
「下駄骨折」だ!
見事に折れてる。
こりゃ、全治1カ月だ。(□゜;)
なんで、これで歩けるんだ、息子。(汗)
写真をみて「こりゃギブスだ!」と覚悟しましたが
医者の先生の判断で
ギブスはせずシップだけで治療をすることになり
松葉づえをついて、病院から出てきました。
「足はなるべく地面に着つかないように。」
という、先生のご指示です。
親として・・・
反省しきりです。
特に妻は自責の念で落ち込んでしまい
父親として面目丸つぶれ。(TT)
ゴメンよ、息子。
後に、空手関係の整骨院の先生に聞くと
「成長期は体の成長に骨が追いつかず、普通の何気ないことで骨折することが良くある。」
「ギブスは、治療を遅らせるケースが多々あるので、この骨折でギブスをしないというのは、医者として良い判断。」
と、助言を頂きました。
ママ友情報に基づき
妻の整形外科のチョイスが成功したようです。
「災い転じて福となす」
とはなっていませんが・・・
良い治療を受けられるようになって
ひと安心の父親でした。
「言葉」に
「信頼」は
必要不可欠なものだなと
最近、動画制作に
素人ながら携わり
とても強く感じています。
我々が携わる不動産業は
「言葉」の仕事です。
お客様からお問い合わせ頂き
一切面識のない方と
顔も見ずメールや電話で言葉を交わし
物件の現地案内を取り付けます。
土地や建物にお客様をご案内したら
言葉巧みに営業トークを行い
購入申し込みへと導きます。
それで終わりではありません。
契約前に不動産の重要事項を
口頭で説明する責任を負い
2時間、ぶっ続けで言葉を発します。
契約では契約書の20を超える条文を
すべて言葉で申し合わせます。
その後、数ある銀行の中から
借入先を選んでもらい
何種類もあるローン商品の中から
申し込む商品をチョイスしてもらいます。
これらもすべて、言葉によるものです。
ローンが確定したら
銀行窓口で、行員から約1時間
口頭で説明を受け、金銭消費貸借契約。
所有権移転時には
登記手続きの説明や支払いの説明・・・
火災保険の加入時には
火災保険の条文説明・・・・
千言万言。
すべてが、言葉で成り立っているのです。
不動産のカリスマ営業マンと言われる人は
言葉をとても上手く操ります。
この難しく面倒な不動産売買を
緩やかに流れる川のように導いていきます。
ただ、今・・・
「言葉が巧み」と思わせる人が
とても少なくなりました。(^^;)
なんだろう?
当社は売り主の為
直接お客様が当社にお見えになり
ご案内することは殆どありません。
大体が仲介業者の営業マンを介して
物件のご案内に立ち会います。
でも、住宅を理解していない営業マンばかりなので
私が熱弁をふるう事となります。
「断熱材が凄い」
「国産材が凄い」
「珪藻土が凄い」
「床材が凄い」
他社の建物とは違うのだと
お客様に対して言葉を発します。
でもね・・・
ご内覧に来られたお客様は
その日、初めて会う人なんです。
お互いに信頼も何もありません。
お客様からしたら・・・
初対面の人から、どんなに
「この家は凄いんですよ。」
という説明を受けても
話半分ですよね。
全ては壁の中や床下の話で
実際見ることが出来ませんから
「それが本当かどうか?」
も、判断できないのは当然です。
だから・・・
私が30分間、一生懸命ご説明しても
「ああ、この人の心には届いてないな。」
と感じる事ばかり。(^^;)
そんなことを何度も何度も繰り返し
来るお客様、来るお客様に
同じ説明をしていると
「この説明は、動画があれば不要だな。」
と、痛感するのです。
信頼がない人の言葉は
いくら誠心誠意、嘘なく発しても
響かないのですよ。
でも、信頼は出会って数時間では生まれません。
でも、動画は違います。
1棟1棟、施工時の動画を撮影しておき
お客様に見せればよい。
「基礎の動画」
「上棟時の動画」
「断熱施工時の動画」
「左官施工時の動画」
それを、解りやすく編集したものを
私は、お客様にただ一言
「この家の断熱材の動画です。」
と言って、スマホやタブレットで見せるだけ。
すると、一目瞭然
普通と違うというのが、解って頂ける。
つまり・・・
信頼という「人と人を繋ぐ」
時間がかかる作業が
動画は、必要ないのです。
『言』という字は
「辛」の下に「口」が付いた文字が語源。
辛(しん)/刑罰としての入墨を彫る針
口(こう)/誓いの文書を入れる器
元々は、神に誓いをたてる事を指し
そこに人が加わり「信」となる。
人と人が神の前で交わす約束が
「信」なのですって。
そして「言」の右隣に「成」が合わさると
『誠』になる。
言葉に信頼が生まれて
それを成就させると
「誠」になるわけですか。(^^;)
このとても難しい作業を・・・
我々は、何百何千とくりかえしてきた訳ですが
動画は、言葉が不要。
これは、契約も重要事項も同じです。
先日・・・
「全国の住宅展示場が閉鎖される」
というニュースが業界を駆け巡りました。
アキュラホームが5月のコロナ騒動の自粛の中
オンラインサービスやWEB動画で
9000件を超える資料請求を得たことを
プレスリリースし
「全国の住宅展示場から撤退する可能性」
を示したことが起因します。
これから、大きな変化が起こりそうです。
当社も動画の拡充を図っていきたいと思います。
ITやAIの技術を駆使した未来都市を
安倍政権が政府主導で
日本のどこかに造るそうです。
面白い話ですが・・・
パソナとか竹中●蔵という名前が出てくると
一瞬でキナ臭くなってくる今日この頃。
そういえば・・・
カマキリ博士の香川照之さんが
トヨタのTVCM「トヨタイム」で
こんな街を紹介してました。
『Woven City(ウーブン・シティ)』
なるこの代物は
静岡県裾野市にある
トヨタ自動車・東富士工場の跡地を利用して
未来都市の開発をするというもの。
2021年初旬に着工予定。
これが今、政府が主導し
物凄く慌てて法整備を進め
パソナの会長が
「これがあれば、コロナの感染拡大は防げた」
と豪語する
スーパーシティなのかは知りませんが・・・
街全体をIT化して
運転手の居ない車が街を走り
すべての人の流れを
人工知能が管理する街となのだとか。
現政権の目指す未来の日本は・・・
こういう方向性なのですかね?
昭和世代の我々は
未来都市というと、真っ先に
映画「ターミネーター」を思い出します。
人工知能を持ったコンピューターが
「人間が悪」とみなし
人間を壊滅させようとするストーリーです。
当時、私は中学生でしたが
数十年後に
そんな世界が本当に到来するとは
夢にも思いませんでした。
監督のジェームス・キャメロンは
凄いですね。
先日・・・
著書「バカの壁」で日本を代表する作家であり
東京大学名許教授の養老孟司さんが
スーパーシティー法とは真逆の事を
東京新聞紙面で、こう言っていました。
(以下抜粋)
何が「要」で、何が「急」なのか?
ちゃんと働く人がよいというのが
今までの常識だった。
それが高齢化社会で変わりつつあり
このコロナ騒動で
その変容がより一層ハッキリした。
給付金を見ても面白い。
今まで、お金は労働の対価だった。
一生懸命働いてお金をもらうのが
まともな生活だとすると
年寄りはまともな生活が出来ない。
それが・・・
働かないで
外出しないことが
有難がたがれ
お金までもらえる。
これまでの常識が変わっていくのではないか?
外出している人を見て回り
見つけると攻撃する
「自粛警察」のニュースは
戦時中みたいな雰囲気で
『日本らしいな』
と感じた。
自粛というのは
非常に正体が解りにくい言葉。
本来は自分で考える筈の自粛なのに
誰かが決めた訳じゃないけど強制され
訳の分からないことになった。
日本の場合・・・
太平洋戦争で「お国のために」というのが
「死」の枕ことばになった。
それが敗戦でひっくり返って
戦後は「公」が亡くなった。
今回、行政は
飲食店や遊興施設などに
営業の自粛を求めたが
強制力をもって営業停止にするとなると
責任をもって保証しなければいけなくなる。
そうならないために『自粛』という
言葉を出してきたのではないか。
結果、自粛するかしないかで
国民が分裂した。
東京で感染者が相次いだことで
都市のもろさがあらわになった。
世界中で、都市に多くの人が集中して暮らしている。
それを『進歩』とか『経済効果』が高いとか
言ってきたが
単に人が集まるようになっただけ。
コロナのようなことが起こると
逆に危ないことがハッキリした。
みんな同じように電車に乗って
オフィスに行って机を並べる。
僕は古い人間だから
当たり前と思わないけど
これらが当たり前とすることが
変わればいいと思っている。
これまでも都市の人間が田舎で暮らす
『参勤交代』を提唱してきたが
その思いを強くした。
特に子供は、野山を走り回るのが本来の姿。
都会ではきれいな教室に入れてしまって
色んな学習の機会を奪っている。
人に対する世界と
物に対する世界を分けてみよう。
虫を見たり標本を作ったりする『物に対する世界』は
コロナではあまり影響を受けなかった。
人に対する世界に強く影響がでた。
現代は、猛烈な勢いで
人を相手にした仕事が増えた。
それがサービス業。
社会の中でそういう業種が
アンバランスに大きくなり
コロナで大きな影響を受けた。
人は、社会的な動物。
猫は一匹でも暮らしていけるが
猿の仲間は、そうはいかない。
群れで大きくなればなるほど
脳が大きくなる。
一番大きな群れをつくるのが
人間でしょう。
田舎では、直接いろんなものに触れる。
その典型が一次産業。
知り合いが栃木県で
農業体験や農業への転職をうながす
農業法人をやっているが
希望者が多いと聞いている。
お金にならなくても
そういう仕事をしたい人が増えているという。
みんな自然に直面して暮らしたいと
思っているのではないか?
コロナによって
そういう世の中に変って行けばいい。
以上
真逆の考え方ですね。
私は後者の考え方に惹かれます。
スーパーシティーとかいう
和製英語を使い
新ワールドトレードセンターを設計した
ビャルケ・インゲルスという外国人が
設計した最新鋭都市より
私は・・・
日本の田舎の風景が好きです。
自然回帰という言葉が
『後ろ向き』と捉えられる昨今。
環境大国日本として
是非、後ろに進んでいってほしい。
人間の全ての行動が
コンピューターに管理される社会なんて
個人的に、真っ平ごめんだぜっ!!