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2019年3月30日土曜日

春休みの時間割り

昨日。
仕事から家に帰ってリビングのテーブルに目をやると
こんな紙が目につきました。



どうやら・・・
妻が息子に書かせた「春休みの計画表」のようです。

きっと、妻は・・・
息子が自堕落にならないよう
しっかり計画を立てて一日を過ごすよう
この表を書かせたのだと思います。

書きおこしてみると・・・

午前5:00/起床
午前7:30/朝ごはん
午前8:00~12:30/あそぶ
午後1:00/昼ごはん
午後1:30~5:00/あそぶ
午後5:30/新聞
午後6:00~6:29/あそぶ
午後6:30/晩ごはん
午後7:00~9:00/遊ぶ
午後9:00以降/はみがき
午後9:30/寝る

3度の飯以外・・・
ほどんど遊んでますね。(失笑)
昭和のCMで井上陽水が発した言葉が
私の頭の中に浮かびました。

まさに「くうねるあそぶ」です。

書く前、家で一番怖い妻に
「あ~しろ、こーしろ!」
と強く言われている筈です。
それなのにこれを書いた息子。
どういう反応が妻からあるか見越して
この計画をした息子に、ある意味感服です。

将来、大物になるかも。(笑)

2019年3月29日金曜日

生ごみを資源化する施設?

さて、新しいごみ焼却施設をつくらないことを決定した鎌倉市。
その代替え案として「生ごみを資源化する施設」をつくるという。

生ごみを資源化する施設?

それって、バイオマスのことではないのですか?

燃やすごみの多くを占める生ごみを分別して
生ごみと下水汚泥を混合処理してバイオガスを発生させ
そのガスで発電するという施設です。

元々、10年前に前市長の石渡さんが山崎浄化センターにて
「バイオマスエネルギー回収施設」の整備を決めていたのですが
それを白紙撤回したのが現市長の松尾さんです。
お金がかかりすぎ、発電ができるか怪しいというのが
撤回の理由だったかと思います。

でも、バイオマスを事業化している市はあります。
静岡県の浜松市です。

浜松市では「生ごみ発電プロジェクト」を掲げ
民間により市内飲食店・小売店から1日に生ごみ60トンを回収し
メタン発酵(メタンガス化)→発電→堆肥化を行っています。
将来は、規模を拡大し家庭用ごみ処理も検討中とのこと。

また、バイオマスのような大規模なものではなく
東京都の立川市や小金井市、埼玉県狭山市等が行っているのは
家庭の生ゴミを大型の専用バケツで集団回収し
それを民間企業に持ち込み、肥料化するというもの。

狭山市は、地域特産肥料として商品化までしています。

基本的に生ゴミの資源化は・・・
「燃やして熱源にする」
「発酵させてガスにする」
「たい肥にする」
の3つに限られます。

葉山町では堀内にあるクリーンセンターを改築し
2023年度から「生ごみの堆肥化」を開始するそうです。
生ごみの焼却を2023年度から中止し
新施設にて、微生物を利用した堆肥化を行うとのこと。

葉山町は、ゴミ処理広域連携を締結しています。
平成28年7月29日に・・・
鎌倉市長・逗子市長・葉山町長の三者で
こんな書面を取り交わしているのです。
https://www.town.hayama.lg.jp/material/files/group/13/17064405.pdf
(※葉山町のHPより)

逗子市と葉山町は、昨年7月から可燃ごみの共同処理をスタートしており
そこに鎌倉市が加わる予定となっています。

逗子市と葉山町の連携の枠組みには
将来的に逗子市が容器包装プラスチックを処理し
葉山町がし尿・浄化槽汚泥の処理を担うと取り決めており
鎌倉市は、さて、何を担うのでしょう?

鎌倉市の人口は、葉山町の5倍。逗子市の3倍です。
さらに店舗数もダントツに多く
鎌倉市のゴミの量は逗子・葉山を合わせても
その3倍以上はあります。

さらに、日本有数の観光地ですから
未分別の事業用ゴミも大量にあります。

となると・・・
責任は重大です。
単純に逗子や葉山にゴミを押し付けるのは無理でしょうね。

とにもかくにも・・・
今まで同じ袋で捨てていた「可燃ごみ」と「生ごみ」は
近い将来、分別することとなります。

今のうちに耐性をつけておくために
個人用の生ごみ処理機を導入するのが一番良いかも。

鎌倉市では、非電動型生ごみ処理機の購入に対して
90%の補助金を助成しています。
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/gomi/josei.html

製品はいろいろあります。
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/gomi/documents/gomigentsushin27-tokusyu2~3.pdf

また、電動でも75%の補助が受けられます。
となると、パナソニックのMS-N53なんて素敵。



ただし、助成の上限は4万円まで。
MS-N53は実売価格が5.8万円ですので
1.8万円で購入することができます。

我が家でも、近々チャレンジしてみようと思います。


2019年3月28日木曜日

鎌倉市山崎のゴミ処理場断念

昨日の鎌倉市の市議会協議会で
大きな発表がありました。

「可燃ごみの新たな焼却施設を建設しない。」

山崎の跨線橋横にある山崎浄化センターを
鎌倉市全域のゴミ焼却施設にするという方針だった市長。
それを白紙撤回するということです。

180度の方針転換となります。

現在、鎌倉にある焼却炉2基のうち
すでに4年前に焼却をストップしている今泉クリーンセンター。
ここを「生ごみを資源化する施設」にすることも同時発表。

となると・・・
2024年に焼却業務を終える名越クリーンセンターも
同様の施設にすることが内定かな?

鎌倉市は、紙おむつなどの資源化によって
年間約3万トンの可燃ごみ焼却量を
2029年度までに約1万トンに減らせると推計。

ゴミを減らす努力をしていきながら
「逗子市、葉山町との広域連携」
「民間事業者による処理」
にて、鎌倉市の可燃ごみを処理していくとのこと。

さらに鎌倉市としてゴミの資源化を進めることが
将来のごみ処理体制を構築する方策として
妥当との結論に達したと説明。

これは・・・
市民にとって重大ニュースです。
突然の方向転換で、個人的にも驚いてます。

しかし、またトップダウンの発表なので・・・
今度は、今泉クリーンセンターを「生ごみ資源化施設」にするという部分で
揉めそうですね。

とにもかくにも、大船の街の住人として
鎌倉市長が公約にもしていた
「山崎の焼却施設の新設」
がなくなったというのは、朗報です。

大渋滞地域でのゴミ処理施設計画だったので
近隣住民は、気が気ではなかったでしょう。

継続して、注視していきたいと思います。

2019年3月26日火曜日

大谷ノブ彦

新聞の大谷ノブ彦さんの「さあ汗をかこう」というコラムが
とても面白かったので抜粋します。

ここから五年で
色々なことが変わるでしょう。

僕の周りではあまり見た人がいないのですが
2017年末に公開されたジャッキーチェンの主演映画に
「カンフーヨガ」という作品があるんですね。
この映画は、日本では全くヒットしなかったのですが
実は、ジャッキーのキャリアの中で
最も興行収入がよかった作品なんです。

そもそも今
ハリウッドを含め、世界の映画市場は
中国が中心なんです。

中国の人に好まれれば・・・
過去にはなかったアフリカ系米国人のみの映画や
アジア系の役者のみの映画もどんどん作られるのです。
そして・・・
それがとんでもないヒットとなっています。

「カンフーヨガ」はインドが舞台で
インドのスターたちと香港スターのジャッキーの共演。

中国十四億人、インド十三億人。
『合計二十七億人』が対象だったというわけです。

日本の人口は一億二千万人。
今までは、この人口の国内市場だけでも
十分やっていけていました。
文化鎖国をして。

今年、アカデミー賞のノミネート作品は
「人種問題」「民族問題」「性的少数者」など
社会問題をエンターテイメント化して、ヒットさせている。
しかし、日本もたくさん社会問題はあるはずですが
多いのは、男女のどちらかが重い病気の゛泣かせよう映画゛。
人気あるグループは動画公開を制限したり
取り締まったりしてね。
世界への広がりをまるで拒んでいるよう。

ところがですね。
やがてこの国の人口の半分以上が高齢者になるんです。
今までの一億二千万人とは、消費の傾向が変るんです。
スポーツなんかもそうです。
大人気に見える野球ですが
全国の小学生のチームや競技者は、日々減っています。
そもそも練習する場所も限られてきていますし。

プロ野球の明るい未来のためには
若い選手の酷使をやめて
アジア全体のリーグへと市場拡大をしていく必要があるのです。
中国の選手が入ったりしたら
放映権が売れて
球団経営も相当助かるでしょう。

ここから五年でいろいろなことが変わるでしょう。
あなたの周りにいる
「外国人に買ってもらおう。」
「外国人をもてなしてみよう。」
と思っている人たちが活躍する時代の到来です。

とりあえず僕は・・・
来週からホットヨガに通います。
まずは、そこから汗をかきたいと思います。

(2019.3.24、東京新聞より)

面白いですね。

アジア各国に対して鎖国状態の我が国。
そして、差別的なマインドを持ち続ける政治家たち。

それが、日本の首を絞めているという訳です。




2019年3月25日月曜日

隈研吾

昨日は、朝から物件のご案内がいっぱい入り大忙し。(^^)
午後は、お客様と打ち合わせに外苑前へ。

地下鉄「銀座線」に久々に乗りました。

外苑前と言えば・・・
秩父宮ラグビー場があり
ラグビーワールドカップで盛り上がっている場所です。

でも、ラグビーに対して微塵も興味がない私は
その先の神宮球場に目が行き
さらにその先に建設中の「新国立競技場」に心奪われ
イベントで盛り上がっているラグビー場は素通り。(^^;)

これが・・・
あの大騒動を巻き起こしたあと
建築家「隈研吾」さんが設計した競技場ですか。



物凄い規模です。
これが、日本過去最大の「ザ、箱物」です!!
建築費は1550億円。

シドニー五輪の収容人数11万人スタジアムが
総工費483億円。
北京五輪の収容人数9万1000人のスタジアムが
総工費は540億円。

「東京は、物価や人件費が高い。」という一言で
この国の国民を黙らせることが出来るのだから
日本の政治家は楽ですよね。

そりゃ、ゼネコン関連の企業は自民党を応援しますわ。

工事がギリギリだということですが・・・
結構進んでます。


木造にこだわるという話を聞いた記憶がありますが・・・
見た感じ、バリバリの鉄骨造です。

格子状に見える部分が木部なのかしら?

でも、隈研吾さんが過去に設計した建物において
外部に使った木製建材が
10年もたたないうちに腐って来て
問題になっているというニュースを先日見ました。

この建物は、我々の税金で建てていますので
数年で腐らないことを祈ります。

さて、私は・・・
喫茶店にてお客様との打ち合わせを終え・・・
1時間ほどで鎌倉に帰ります。

帰り道、駅の本屋の横を通ると
パッとこんな表紙の漫画が目に入りました。


「おお、カッコ良いなぁ~!!」
久々に表紙に惚れて、本を衝動買い。

作者は、全く知りません。
ビニールに包まれており中を見ることが出来ませんでした。
完全な「ジャケ買い」です。

そして、満員電車の中で・・・
ワクワクしながら開いてみると・・・
絵が、絵が、絵が、全然表紙と違う。(TT)号泣

中の絵は、いたって普通。
というより、少年誌的なものでした。
やられた。
久々の「ジャケ買い」で、完全な敗北です。

住宅でも、これ良くあります。

住宅雑誌に掲載された写真に一目惚れて
その設計事務所や工務店で建てることを決意。
いざ、実際に建てたら
物凄く住みにくく、見栄えだけの家が完成したとか。

新しくできる国立競技場も・・・
見た目だけじゃなく
使い勝手や機能が充実していることを切に願いながら
満員電車にゆられる私でした。