「想定外」という言葉・・・
素敵ですね。
我が社も、こんな素敵な言葉を使いこなしたいです。
予想できる範疇で対処をしていれば
その予想を上回る出来事が起きて人の命に係わったとしても
「想定外」と高をくくれば済んでしまう。
なんとも魔法のような言葉です。
責任をすべて回避できる奇跡の言葉です。
社会は、すべてが想定よって築かれています。
現代社会を構築する「法律」も
すべてが想定に基づき決められています。
たとえば、家を建てる時の規制となる「建築基準法」は
震度6強~7程度の地震で倒壊や崩壊しない水準
とされています。
これがいわゆる新耐震基準といわれるものです。
1981年5月までの旧耐震基準では、震度5強程度でした。
つまり、旧耐震基準では震度5超以上は来ないという想定であり
新耐震基準では震度7以上は来ないという想定に基づいた法律となります。
原発も様々な公共施設も、この想定に基づいて建てられています。
1995年阪神淡路地方で震度7.2の地震が発生。
10万棟の建物が全壊し、その他15万棟の建物が半壊。
道路が沈下し公共施設が倒壊し、高速道路が倒れ
多くの命が失われ
消防設備が機能せず大火災が起きました。
この時あたりから「想定外」という言葉を
良く聞くようになったと記憶しています。
この大惨事に・・・
「今までの常識の想定を超えた地震」
「都市計画の想定外の地震」
として、国土交通省の誰一人として責任を負いませんでした。
直後、建築基準法が改正され、接合金物が義務化。
さらに、地盤調査を行わないと建物を建てられないよう改正。
震災以前、地盤補強なんて木造2階建では珍しい代物で
ほとんどの住宅は、地盤調査すらしていませんでした。
この建築基準法の改正で
霞が関は「これで大丈夫」と想定した訳です。
その数年後、マンションや住宅の耐震偽造が発覚。
日本全国で偽造マンション・偽造住宅が大問題になりました。
構造計算の偽造を、審査機関は全く見抜けず
検査機関の現場検査が全く無意味だということが露呈したのです。
この時も「想定外」という言葉が飛び交いました。
あわてて、国は、さらに建築基準法を改正。
一定の高さ以上等の建築物いついて「構造計算審査」が義務付けされ
建築確認・検査が厳格化されました。
また、建設業法、建築士法、宅地建物取引業法も改正され
建築士等の業務違反行為に対する罰則が強化。
そして、国は「これで大丈夫」とした直後・・・
六会生コンクリート偽造事件が発覚。
JIS印のスラグ入りの違法コンクリートが出回り
神奈川県内の300件に強度不足のマンションや住宅が発生。
鎌倉の大仏トンネルにも使われて大騒ぎとなりました。
この時も「認可したコンクリート製造会社が偽造するなんて想定外」として
認可し監督責任のある国土交通省は一切の責任を負いませんでした。
そして、現在に至ります。
先日、建築士を騙り・・・
無資格者が木造住宅の設計を行い
おおよそ50件がすでに完成しているというニュースがありました。
驚くことに、建築確認の申請も行い
設計検査をすべてスリ抜け
行政から許可を受け、現場管理も請け負い
中間の検査もすんなり通り、完了検査に合格していたというのです。
この異常事態も、監督責任のある国から言わせると
「想定外」なのでしょう。(失笑)
しかし、事件後、システムの不備を問題とせず
そして、そのシステムを管理する誰も責任を負わず
責任の所在があやふやのまま、また沈静化する不思議。
素敵だ。
何度同じ過ちを繰り返しても
何事もなく済ませてくれる魔法の言葉。
この後、まるで「法律が悪かった」と言わんがばかりに
一部法改正して終わりです。
今の社会は、何事もこの有様です。
国がこうなると、企業も追随します。
想定は任意ですから、その壁の高さは自分のさじ加減です。
原発がその最たるもので・・・
国と電力会社が有識者会議を開き
その有識者なるものが「想定」した基準以上であれば
老朽化した原子力発電所がつぎつぎに再稼働してしまう。
でも、その想定が誤っていて、将来覆っても・・・
「当時の常識では想定できなかった」として
誰一人として責任を負わず
福島原発の事故で放射能を世界にまき散らして
手におえない今になって尚
裁判所も「原子力規制委員会の想定は安全」として、物事を進める。
本当に魔法にかけられたようです。
ぜひ、我が社も、なにかあったらこの魔法を使いたい。
住宅業界でも、事故は間々おきます。
トラブルで一番多いのは雨漏りです。
ビルダーは、建てた家で雨が漏る事など一切想定していません。
つまり、漏った時点で想定外なんです。(笑)
だから「想定外」などという言い訳は、通じません。
ちなみに、お客様からのクレームも想定なんてしていません。
クレームとなった時点で、すべて想定外ですもん。(失笑)
よって、政治家や国・地方団体・大手企業が何か事あるごとに
「想定外」と悪びれず口にし責任を回避する報道を見るたびに
本当にうらやましく思うのです。
震災前の東京電力の経営陣裁判が現在行われています。
そこで断罪されている会長も社長も副社長も
裁判の中で皆口をそろえ「想定外だった」と主張。
さらに、東京電力のTOPだった勝俣恒久被告は
「社長の権限は無かった。」
「津波対策の権限は本部に付与していた。」
「全部私が見るのは不可能に近い。」
「説明は無かったんじゃないかと思います。」
「原子力本部で考えたのではないか。」
と、自分の経営者としての責任を一切否定。
「想定外」という主張の元、現場が悪かったと言い切ったのです。
いいな~、羨ましいな~。
当社の住宅で雨漏りが発生して、お客様が怒って当社に来た時
「私は現場の事は知らない。全部、社員に任せていたから。」
「造った大工が手を抜いたのではないか。」
「私が見るのは、不可能に近い。」
と言って、社長を辞めて逃げるのと同じです。
ふつう、そんな会社ありえませんね。
極悪ですよ。
私がそんな事をしたら、会社の評判がすぐに落ちて潰れるでしょう。
マネしたくても、絶対にできないのです。
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2018年11月20日火曜日
2018年11月19日月曜日
日本酒
日本酒がフィーバーしているそうです。
海外で。
日本での消費量が減少の一途をたどり
国内では、毎年、出荷量が3%程度減り続けている日本酒。
「衰退の一途」と言われていた酒造が・・・
日本全国でつぎつぎに新規に建造され
新しい酒造会社が次々と生まれているとのこと。
ニュースでは、聞いていましたが
まさかここまでとは、思ってもいませんでした。
なんでも国内の衰退に並行して
海外への輸出量が毎年10%もプラス成長しているというのです。
先日、山形から妻の両親が来ました。
娘の七五三のため、遠路はるばるです。
山形は、日本週数の日本酒の里。
よって父は酒豪です。
その父をもてなすため、事前に地元の酒屋さんへ
七五三の前に日本酒を探しに行きました。
これがなかなか難しい。
まず、私が日本酒の「ズブの素人」ということと・・・
日本全国でも山形ブランドは銘酒がずらり。
・出羽桜酒造の「出羽桜」
・高木酒造の「十四代」
・楯の川酒造の「楯野川」
・亀の井酒造の「くどき上手」
・東北銘醸の「初孫」
etc
この他にもキラ星のごとく有名な銘柄がひしめいています。
その中の出羽桜酒造は、山形県天童市に所在し・・・
父と母は、その天童市に住んでいるのです。(^^;)
ハードルが高い。
いつも毎年、日本酒を選ぶときは、ドキドキするのです。
一人向かったのは、「さけはアート」と言い切る
大船の老舗酒屋の菅野商店さん。
http://www.ne.jp/asahi/osake/sugano/index.html
毎年、山形から父が来ることになると
ここで酒を吟味するのですが
今年は、陳列されるお酒に大きな変化がありました。
「見たことない産地の、見たことない日本酒がならんでる。」
「みな、ワインボトルみたいになってる。」
「しっかりと梱包されたものが多く、その梱包が派手になってる。」
目が行ったのは・・・
この三種。
左は、山形の銘酒「山法師」の純米大吟醸。
関東圏ではあまり見ないお酒です。
右の「S.tokyo」と書いてあるのは
地元神奈川の丹沢で作られている「松みどり」
http://www.matsumidori.jp/kaisya.html
東北の各地域や関西や愛知の産地は有名ですが
地元神奈川の酒造があることはほとんど知られておらず
私も丹沢に歴史ある酒造がある事は、昔聞いたことがある程度で
ほとんど知りませんでした。
そして、真ん中が三重産の「作」
たぶん、神奈川と三重の日本酒は、お父さん飲んだことが無いはず!
ここは、山形の銘酒と飲み比べてもらおうと考え
この3つをセレクトしてみました。
こんな他愛もない事で・・・
地元丹沢に「200年の歴史」がある酒造があることを認識し
しかも、今まで細々く地消されていた日本酒が
世界に目を向け、今、羽ばたいていることを知りました。
凄いことですね。
これは、すべてのことに言えます。
先日も、日本の住宅技術である「木造軸組み工法」が
中国政府に認められたニュースを聞きました。
これからは、本当の意味で
グローバル化が進んでいくことでしょう。
となると・・・
日本の最大の商売先は、中国を含めた東南アジアです。
ちなみに日本酒がブームになっているのは
中国(台湾・香港)がダントツで
その消費量の伸び率は、今年だけで前年の74%増。
日本食もブームになっており、すごい盛り上がりなのだそうです。
でも、日本の子供たちが勉強をする外国語の比率は
約98%の人が「英語」という様。
中国語は、なんと1%にも満たない。(汗)
ちなみに、一番日本酒を飲んでいる外国は韓国ですって。
人口3.2億人のアメリカが日本酒の輸入量が5780klに対し
人口0.5億人の韓国の輸入量が4797kl。
これを見ると・・・
いかにアメリカ向きの教育を受けているのかが
手に取るように解るのです。
東南アジアに目が行っている子供たちなんて
今の日本の義務教育環境では、皆無でしょうね。(^^;)
これからの日本のグローバル化は
東南アジア人を中心に急激に進んでいきます。
そんな時代に重宝されるのは
間違いなく中国の標準語である「北京語」となるでしょう。
そして、これから高度経済成長を迎え世界が目を向ける
ミャンマーやベトナム・タイの言葉。
学生諸君、ミャンマーはビルマ語だぞ!!
ベトナム語やタイ語のどれか一つでもマスターすれば
将来、食いっぱぐれすることは、絶対に無い!
アメリカばかり目を奪われている日本ですが
若い世代は、アジアに目線を変えるべきです。(^^)
海外で。
日本での消費量が減少の一途をたどり
国内では、毎年、出荷量が3%程度減り続けている日本酒。
「衰退の一途」と言われていた酒造が・・・
日本全国でつぎつぎに新規に建造され
新しい酒造会社が次々と生まれているとのこと。
ニュースでは、聞いていましたが
まさかここまでとは、思ってもいませんでした。
なんでも国内の衰退に並行して
海外への輸出量が毎年10%もプラス成長しているというのです。
先日、山形から妻の両親が来ました。
娘の七五三のため、遠路はるばるです。
山形は、日本週数の日本酒の里。
よって父は酒豪です。
その父をもてなすため、事前に地元の酒屋さんへ
七五三の前に日本酒を探しに行きました。
これがなかなか難しい。
まず、私が日本酒の「ズブの素人」ということと・・・
日本全国でも山形ブランドは銘酒がずらり。
・出羽桜酒造の「出羽桜」
・高木酒造の「十四代」
・楯の川酒造の「楯野川」
・亀の井酒造の「くどき上手」
・東北銘醸の「初孫」
etc
この他にもキラ星のごとく有名な銘柄がひしめいています。
その中の出羽桜酒造は、山形県天童市に所在し・・・
父と母は、その天童市に住んでいるのです。(^^;)
ハードルが高い。
いつも毎年、日本酒を選ぶときは、ドキドキするのです。
一人向かったのは、「さけはアート」と言い切る
大船の老舗酒屋の菅野商店さん。
http://www.ne.jp/asahi/osake/sugano/index.html
毎年、山形から父が来ることになると
ここで酒を吟味するのですが
今年は、陳列されるお酒に大きな変化がありました。
「見たことない産地の、見たことない日本酒がならんでる。」
「みな、ワインボトルみたいになってる。」
「しっかりと梱包されたものが多く、その梱包が派手になってる。」
目が行ったのは・・・
この三種。
左は、山形の銘酒「山法師」の純米大吟醸。
関東圏ではあまり見ないお酒です。
右の「S.tokyo」と書いてあるのは
地元神奈川の丹沢で作られている「松みどり」
http://www.matsumidori.jp/kaisya.html
東北の各地域や関西や愛知の産地は有名ですが
地元神奈川の酒造があることはほとんど知られておらず
私も丹沢に歴史ある酒造がある事は、昔聞いたことがある程度で
ほとんど知りませんでした。
そして、真ん中が三重産の「作」
たぶん、神奈川と三重の日本酒は、お父さん飲んだことが無いはず!
ここは、山形の銘酒と飲み比べてもらおうと考え
この3つをセレクトしてみました。
こんな他愛もない事で・・・
地元丹沢に「200年の歴史」がある酒造があることを認識し
しかも、今まで細々く地消されていた日本酒が
世界に目を向け、今、羽ばたいていることを知りました。
凄いことですね。
これは、すべてのことに言えます。
先日も、日本の住宅技術である「木造軸組み工法」が
中国政府に認められたニュースを聞きました。
これからは、本当の意味で
グローバル化が進んでいくことでしょう。
となると・・・
日本の最大の商売先は、中国を含めた東南アジアです。
ちなみに日本酒がブームになっているのは
中国(台湾・香港)がダントツで
その消費量の伸び率は、今年だけで前年の74%増。
日本食もブームになっており、すごい盛り上がりなのだそうです。
でも、日本の子供たちが勉強をする外国語の比率は
約98%の人が「英語」という様。
中国語は、なんと1%にも満たない。(汗)
ちなみに、一番日本酒を飲んでいる外国は韓国ですって。
人口3.2億人のアメリカが日本酒の輸入量が5780klに対し
人口0.5億人の韓国の輸入量が4797kl。
これを見ると・・・
いかにアメリカ向きの教育を受けているのかが
手に取るように解るのです。
東南アジアに目が行っている子供たちなんて
今の日本の義務教育環境では、皆無でしょうね。(^^;)
これからの日本のグローバル化は
東南アジア人を中心に急激に進んでいきます。
そんな時代に重宝されるのは
間違いなく中国の標準語である「北京語」となるでしょう。
そして、これから高度経済成長を迎え世界が目を向ける
ミャンマーやベトナム・タイの言葉。
学生諸君、ミャンマーはビルマ語だぞ!!
ベトナム語やタイ語のどれか一つでもマスターすれば
将来、食いっぱぐれすることは、絶対に無い!
アメリカばかり目を奪われている日本ですが
若い世代は、アジアに目線を変えるべきです。(^^)
2018年11月17日土曜日
足し算人間vs引き算人間
何年か前に同じようなブログを書きましたが
もう一度、同じことを書いてみようと思います。
良く「マイナス思考」「プラス思考」とか
そういう表現を目にしますが・・・
■マイナス思考=ネガティブ=暗い
■プラス思考=ポジティブ=明るい
だいたいこんな漠然としたイメージですよね。
私は「貴方はポジティブだね。」と言われる事が多いのですが
正直、なにがポジティブなのかは自分ではよく解からないのです。
私がAB型の左利きの直感人間の「変わり者」なので
ただ単純に自己分析ができないだけなのかもしれませんが。(^^;)
でも、人間の行動は、ネガティブかポジティブか
この2つのどちらに支配されてるかで、大きく異なります。
ただ、横文字だとニアンスだけで解りにくい。
それを日本的に足し算と引き算と言い表すと、理解しやすくなります。
個人的に、人という生き物は
「足し算人間」か「引き算人間」の二つの人種しかないように思うのです。
たとえば・・・
目の前に意中の女性が居て、結婚をしようかどうか悩みます。
引き算人間の場合、その女性の評価を100点から引き算していきます。
「この人の目はかわいいけど、鼻が低いのがマイナスだな。」
「言葉使いは綺麗だけど、声がかすれていて低いな。」
「清楚だけれど、爪がやたらと長いな。」
「料理はうまく作るけど、食べ方が汚いな。」
足し算人間の場合、その女性の評価を0点から足し算していきます。
「鼻は低いけど、目がかわいい。」
「声はかすれて低いけれど、言葉使いがきれい。」
「爪や化粧は濃いけれど、内面は清楚だ。」
「箸の使い方が変だけど、料理の腕前はピカイチ。」
同じ女性を目の前にしています。
そして、言っている内容はほとんど同じです。
すべて同じ事を言っていますが・・・
最終地点は180度異なることとなります。(^^;)
マイナス思考とかプラス思考とは、ちょっと違うんです。
ポジティブとかネガティブとは、だいぶ異なる感覚です。
前者の男性は、この女性とは結婚しないでしょうね。
もし結婚しても、どんどんと減点がかさみイガミ合うでしょう。
でも後者は、この女性と結婚して、その後も点を加えながら
とても幸せな生活を送ると思います。
ちょっと大げさな話ですが・・・
「足し算」するのか「引き算」するのかで、人生は遥かに違うのです。
そして、それが顕著にあらわれるのが、マイホーム選びです。
当社は、売り主として今年で創業30年を迎える会社です。
いままで、何百という物件を個人の方に販売してきました。
個人に不動産をご案内をして
気に入ったら「購入の意思」を示していただき
お申し込みをしてしただきます。
お申し込み後、1週間以内にご契約となるのですが・・・
足し算人間の方は、一度気に入られたら絶対にブレません。
しかし、引き算人間の方は、申し込み後ブレまくります。
引き算人間は、契約までの1週間の時間で
「本当にここで良いの?」と、自問自答を繰り返します。
そして、自分が気に入った物件の「粗」を一生懸命さがしはじめます。
・玄関の方位が悪いかな?
・お庭が少し狭いかな?
・朝の日の入りが遅いかな?
・一部屋だけ日当たりが悪いかな?
・押入れが少し小さいかな?
こうなると、ちりも積もれば山となり
一週間程度で、とても大きなマイナス要因が出来上がります。(苦笑)
最近、一番ええっ!と思ったのは・・・
「この金額にしてくれたら買うから、値引きしてほしい。」
と当社に直接お越しいただいたお客様。
ご要望をすべてお受けし「じゃあ週末に契約で」と
ニコニコして帰って行かれました。
契約予定の前日、すべて準備を済ませて確認の連絡をすると
「思った以上に西日が差し込んでくるから買うのやめます。」とメールだけ。
私が営業したわけでもなく・・・
向こうから突然「買うから安くしろ!」と来られたのに
一体全体なんなんでしょう?
まるで狐につままれたかのよう。
でも、こんな出来事が最近とても多いのです。
不動産に至っては、100点の土地や建物なんて絶対にありません。
注文住宅でも「3回建ててようやく満足できる家を手に入れられる」といいます。
家を作る人間として・・・
「西日なんて、設計でどうにでもできる。」と思うのですが
一度、自分自身でネガティブに冷めた人を元に戻すことは
私の経験上不可能なのです。
よって、そんな方を無理に引き留めたりはしません。
でも、そんな人ほど「あの時、買っておけばよかった。」と
あとで後悔を口にする。(^^;
マイホーム選びで、一つだけアドバイス!!
それは『直感を大事にする。』ということ。
人間の社会で「超能力」なるものがありますね。
あれは元々、動物すべてが持っている能力なのだと個人的に考えます。
地震の前に動物が騒ぎだしたり逃げ出したり
海にクジラやイルカが打ち上げられるのも、その類です。
人間は、その「野生の勘」ともいえる能力を失い
すべてを視覚・聴覚・触覚・味覚・臭覚の「五感」で補っていますが
でも、奥底にまだ「野生の勘」である第六感が潜在し
それが「直感」として表に出てきているのだと思うのです。
でも、五感ボケしている人間に「直感」は理解されず
せっかくの第六感を、五感で追補してしまう。
そうなると、たちまち直感はボヤけてしまい、跡形もなく消えてなくなってしまう。
だから「この土地、良い!」「この家、良い!」という第一印象を大事にしてください。
そして、そんな土地や建物を買ってください。
自分や他人に理屈付けされた不動産より、絶対良い未来となりますから。
不動産業者としての過去23年間を振り返ると
「直感は正しい。」
「人においては第一印象がすべて。」
ということ。
何事も、直感が大事です。
もう一度、同じことを書いてみようと思います。
良く「マイナス思考」「プラス思考」とか
そういう表現を目にしますが・・・
■マイナス思考=ネガティブ=暗い
■プラス思考=ポジティブ=明るい
だいたいこんな漠然としたイメージですよね。
私は「貴方はポジティブだね。」と言われる事が多いのですが
正直、なにがポジティブなのかは自分ではよく解からないのです。
私がAB型の左利きの直感人間の「変わり者」なので
ただ単純に自己分析ができないだけなのかもしれませんが。(^^;)
でも、人間の行動は、ネガティブかポジティブか
この2つのどちらに支配されてるかで、大きく異なります。
ただ、横文字だとニアンスだけで解りにくい。
それを日本的に足し算と引き算と言い表すと、理解しやすくなります。
個人的に、人という生き物は
「足し算人間」か「引き算人間」の二つの人種しかないように思うのです。
たとえば・・・
目の前に意中の女性が居て、結婚をしようかどうか悩みます。
引き算人間の場合、その女性の評価を100点から引き算していきます。
「この人の目はかわいいけど、鼻が低いのがマイナスだな。」
「言葉使いは綺麗だけど、声がかすれていて低いな。」
「清楚だけれど、爪がやたらと長いな。」
「料理はうまく作るけど、食べ方が汚いな。」
足し算人間の場合、その女性の評価を0点から足し算していきます。
「鼻は低いけど、目がかわいい。」
「声はかすれて低いけれど、言葉使いがきれい。」
「爪や化粧は濃いけれど、内面は清楚だ。」
「箸の使い方が変だけど、料理の腕前はピカイチ。」
同じ女性を目の前にしています。
そして、言っている内容はほとんど同じです。
すべて同じ事を言っていますが・・・
最終地点は180度異なることとなります。(^^;)
マイナス思考とかプラス思考とは、ちょっと違うんです。
ポジティブとかネガティブとは、だいぶ異なる感覚です。
前者の男性は、この女性とは結婚しないでしょうね。
もし結婚しても、どんどんと減点がかさみイガミ合うでしょう。
でも後者は、この女性と結婚して、その後も点を加えながら
とても幸せな生活を送ると思います。
ちょっと大げさな話ですが・・・
「足し算」するのか「引き算」するのかで、人生は遥かに違うのです。
そして、それが顕著にあらわれるのが、マイホーム選びです。
当社は、売り主として今年で創業30年を迎える会社です。
いままで、何百という物件を個人の方に販売してきました。
個人に不動産をご案内をして
気に入ったら「購入の意思」を示していただき
お申し込みをしてしただきます。
お申し込み後、1週間以内にご契約となるのですが・・・
足し算人間の方は、一度気に入られたら絶対にブレません。
しかし、引き算人間の方は、申し込み後ブレまくります。
引き算人間は、契約までの1週間の時間で
「本当にここで良いの?」と、自問自答を繰り返します。
そして、自分が気に入った物件の「粗」を一生懸命さがしはじめます。
・玄関の方位が悪いかな?
・お庭が少し狭いかな?
・朝の日の入りが遅いかな?
・一部屋だけ日当たりが悪いかな?
・押入れが少し小さいかな?
こうなると、ちりも積もれば山となり
一週間程度で、とても大きなマイナス要因が出来上がります。(苦笑)
最近、一番ええっ!と思ったのは・・・
「この金額にしてくれたら買うから、値引きしてほしい。」
と当社に直接お越しいただいたお客様。
ご要望をすべてお受けし「じゃあ週末に契約で」と
ニコニコして帰って行かれました。
契約予定の前日、すべて準備を済ませて確認の連絡をすると
「思った以上に西日が差し込んでくるから買うのやめます。」とメールだけ。
私が営業したわけでもなく・・・
向こうから突然「買うから安くしろ!」と来られたのに
一体全体なんなんでしょう?
まるで狐につままれたかのよう。
でも、こんな出来事が最近とても多いのです。
不動産に至っては、100点の土地や建物なんて絶対にありません。
注文住宅でも「3回建ててようやく満足できる家を手に入れられる」といいます。
家を作る人間として・・・
「西日なんて、設計でどうにでもできる。」と思うのですが
一度、自分自身でネガティブに冷めた人を元に戻すことは
私の経験上不可能なのです。
よって、そんな方を無理に引き留めたりはしません。
でも、そんな人ほど「あの時、買っておけばよかった。」と
あとで後悔を口にする。(^^;
マイホーム選びで、一つだけアドバイス!!
それは『直感を大事にする。』ということ。
人間の社会で「超能力」なるものがありますね。
あれは元々、動物すべてが持っている能力なのだと個人的に考えます。
地震の前に動物が騒ぎだしたり逃げ出したり
海にクジラやイルカが打ち上げられるのも、その類です。
人間は、その「野生の勘」ともいえる能力を失い
すべてを視覚・聴覚・触覚・味覚・臭覚の「五感」で補っていますが
でも、奥底にまだ「野生の勘」である第六感が潜在し
それが「直感」として表に出てきているのだと思うのです。
でも、五感ボケしている人間に「直感」は理解されず
せっかくの第六感を、五感で追補してしまう。
そうなると、たちまち直感はボヤけてしまい、跡形もなく消えてなくなってしまう。
だから「この土地、良い!」「この家、良い!」という第一印象を大事にしてください。
そして、そんな土地や建物を買ってください。
自分や他人に理屈付けされた不動産より、絶対良い未来となりますから。
不動産業者としての過去23年間を振り返ると
「直感は正しい。」
「人においては第一印象がすべて。」
ということ。
何事も、直感が大事です。
信じるか信じないかは、貴方次第です。
2018年11月16日金曜日
神奈川県の原発
「神奈川県に原子力発電所がある。」
そういわれたら、皆さんどう答えます?
「お前バカか?」
「あるわけないじゃん!」
きっと、そんな答えをするでしょうね。
原発大反対で放射能汚染に超敏感な私でも
ロナルド・レーガンしか思い浮かびません。
(※横須賀に停泊するアメリカ原子力空母。)
ロナルド・レーガンは、加圧水型原子炉2基を搭載した
日本国内で最も危険な『海上を移動する』原子力発電所です。
でも、それではないのです。
なんと、全く知るところではなかった川崎市に
3基の原子力発電所が存在していた。
■日立製作所(川崎市麻生区王禅寺1022)
■東芝(川崎市川崎区浮島町4–1)
この川崎に工場を構える大手日本企業の敷地内に・・・
■株式会社東京原子力産業研究所
■株式会社日立製作所中央研究所王禅寺分室
■東京芝浦電気株式会社総合研究所
■株式会社日本原子力事業株式会社NAIG総合研究所
4つの原子炉研究施設が存在しており
過去何百回も「臨界実験」を行っていたというのです。(^^;)
震災後、研究炉2基が廃炉が決定したようですが
東芝の株式会社日本原子力事業株式会社NAIG総合研究所は
国が必要性を説き、現在、再稼働する準備を進めています。
マスコミなどで、こんな図を見たことあります?
または、こんな施設の名前を聞いたことありますか?
(※画像は内閣府委員会のWEBサイトより)
東芝も日立も、テレビ・雑誌・新聞の大スポンサーですから
まあ、扱いませんわな。
しかし、驚きました。
横須賀の立教大学に原子炉があったなんて。
東京の武蔵工業大学(現東京都市大学)にも原子炉があったのか!!
ということは・・・
神奈川に4基の原子炉が稼働していたこととなります。 まったく、知らなかった。
というか、すごく恐ろしいですよね。
我々が知らないところで。
さらに、昨日の新聞で驚きの記事がありました。
横須賀の自然豊かな久里浜地区に
「グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン」
という会社があり、なんと日本国内の核燃料をここで製造しているというのです。
略してGNF-J。
「核燃料の製造」と言われても、ピンとこないですか?
ウラン燃料のことです。
「ウラン燃料」と言われても、まだピンとこないですよね?
じゃあ、原爆は知ってますよね。
広島に落とされた原子力爆弾の別名は「ウラン爆弾」です。
この施設では、過去人為的なミスで2度の放射能漏れ事故を起こしており
作業員が被曝して、国が厳重注意をする事態となっています。
GNF-Jで起きた事故は、
①金属製管からウラン粉末約8グラムが飛散し1人が被曝。
②加工過程で出る不要なウランの回収時ウラン溶液が飛散し2人が被曝。
③過熱防止装置が電源が落ちたことに気づかず、電気炉の電源を数回入れようとした。
驚くことに、この会社。
事故の国への報告を怠り・・・
その事故翌日、一般人の見学者を施設内に招き入れるという
とんでもない事をしでかしています。
経済産業省原子力安全・保安院は厳重注意をしただけ。
その後も変わらず運営されています。(失笑)
横須賀市の話。
臨界事故のような最悪な事態を想定した防災計画を立てて
防災訓練を定期的に行い、最悪の事態に対応できるようにしている。
(だから大丈夫。)
また、GNF-Jと直接協定を交わし
地震などの際、細かい報告を受けるようにしている。
(だから大丈夫。)
はい、ここで危機を感じてください。
所在する横須賀市の役所が
なんと「臨界事故」に言及しております。
臨界事故とは、福島第一原発で起きているメルトダウンと同じです。
格納容器外での「核分裂」です。
つまり、この施設でも福島と同じような事故が起こる可能性を
横須賀市が認めていることになります。
さらに、それに対する被災訓練まで行っているという訳です。
ビックリしますね。
本当に、この国はビックリすることだらけです。
しかも、新聞記事では・・・
「避難訓練に地元住民が50人ほど参加した。」
とありました。
たった、50人。(^^;)
久里浜の人口は、約5万人。
0.1%の人にしか周知されていないのと同じです。
これを、危機管理というのでしょうか?
誰か教えてください。
これも、全ての元凶は
行政に100%依存している国民性なのでしょうか?
久里浜で臨界事故が起きたら
三浦半島は全滅です。
私が育ててくれた鎌倉もダメでしょうね。
でも国は「ただちに人体に影響はない」というだけ。
その間に湘南の海は放射能にまみれ
相模湾全域が汚染されることでしょう。
「なに大げさなこと言ってるの?」とお思いの方
このGNF-Jのある場所、地図でご覧ください。
久里浜の住人50人だけで危機管理?
こんな冗談ともギャグとも思える現実を
皆さんは、認知する必要があります。
そういわれたら、皆さんどう答えます?
「お前バカか?」
「あるわけないじゃん!」
きっと、そんな答えをするでしょうね。
原発大反対で放射能汚染に超敏感な私でも
ロナルド・レーガンしか思い浮かびません。
(※横須賀に停泊するアメリカ原子力空母。)
ロナルド・レーガンは、加圧水型原子炉2基を搭載した
日本国内で最も危険な『海上を移動する』原子力発電所です。
でも、それではないのです。
なんと、全く知るところではなかった川崎市に
3基の原子力発電所が存在していた。
■日立製作所(川崎市麻生区王禅寺1022)
■東芝(川崎市川崎区浮島町4–1)
この川崎に工場を構える大手日本企業の敷地内に・・・
■株式会社東京原子力産業研究所
■株式会社日立製作所中央研究所王禅寺分室
■東京芝浦電気株式会社総合研究所
■株式会社日本原子力事業株式会社NAIG総合研究所
4つの原子炉研究施設が存在しており
過去何百回も「臨界実験」を行っていたというのです。(^^;)
震災後、研究炉2基が廃炉が決定したようですが
東芝の株式会社日本原子力事業株式会社NAIG総合研究所は
国が必要性を説き、現在、再稼働する準備を進めています。
マスコミなどで、こんな図を見たことあります?
または、こんな施設の名前を聞いたことありますか?
東芝も日立も、テレビ・雑誌・新聞の大スポンサーですから
まあ、扱いませんわな。
しかし、驚きました。
横須賀の立教大学に原子炉があったなんて。
東京の武蔵工業大学(現東京都市大学)にも原子炉があったのか!!
ということは・・・
神奈川に4基の原子炉が稼働していたこととなります。 まったく、知らなかった。
というか、すごく恐ろしいですよね。
我々が知らないところで。
さらに、昨日の新聞で驚きの記事がありました。
横須賀の自然豊かな久里浜地区に
「グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン」
という会社があり、なんと日本国内の核燃料をここで製造しているというのです。
略してGNF-J。
「核燃料の製造」と言われても、ピンとこないですか?
ウラン燃料のことです。
「ウラン燃料」と言われても、まだピンとこないですよね?
じゃあ、原爆は知ってますよね。
広島に落とされた原子力爆弾の別名は「ウラン爆弾」です。
この施設では、過去人為的なミスで2度の放射能漏れ事故を起こしており
作業員が被曝して、国が厳重注意をする事態となっています。
GNF-Jで起きた事故は、
①金属製管からウラン粉末約8グラムが飛散し1人が被曝。
②加工過程で出る不要なウランの回収時ウラン溶液が飛散し2人が被曝。
③過熱防止装置が電源が落ちたことに気づかず、電気炉の電源を数回入れようとした。
驚くことに、この会社。
事故の国への報告を怠り・・・
その事故翌日、一般人の見学者を施設内に招き入れるという
とんでもない事をしでかしています。
経済産業省原子力安全・保安院は厳重注意をしただけ。
その後も変わらず運営されています。(失笑)
横須賀市の話。
臨界事故のような最悪な事態を想定した防災計画を立てて
防災訓練を定期的に行い、最悪の事態に対応できるようにしている。
(だから大丈夫。)
また、GNF-Jと直接協定を交わし
地震などの際、細かい報告を受けるようにしている。
(だから大丈夫。)
はい、ここで危機を感じてください。
所在する横須賀市の役所が
なんと「臨界事故」に言及しております。
臨界事故とは、福島第一原発で起きているメルトダウンと同じです。
格納容器外での「核分裂」です。
つまり、この施設でも福島と同じような事故が起こる可能性を
横須賀市が認めていることになります。
さらに、それに対する被災訓練まで行っているという訳です。
ビックリしますね。
本当に、この国はビックリすることだらけです。
しかも、新聞記事では・・・
「避難訓練に地元住民が50人ほど参加した。」
とありました。
たった、50人。(^^;)
久里浜の人口は、約5万人。
0.1%の人にしか周知されていないのと同じです。
これを、危機管理というのでしょうか?
誰か教えてください。
これも、全ての元凶は
行政に100%依存している国民性なのでしょうか?
久里浜で臨界事故が起きたら
三浦半島は全滅です。
私が育ててくれた鎌倉もダメでしょうね。
でも国は「ただちに人体に影響はない」というだけ。
その間に湘南の海は放射能にまみれ
相模湾全域が汚染されることでしょう。
「なに大げさなこと言ってるの?」とお思いの方
このGNF-Jのある場所、地図でご覧ください。
事の深刻さ、わかってもらえますかね?
東京湾も千葉もOUTです。
国は、この深刻さを知っています。
知らないはずがない。
わかってて一切の周知をしていないのだから
とてもタチが悪いといえます。久里浜の住人50人だけで危機管理?
こんな冗談ともギャグとも思える現実を
皆さんは、認知する必要があります。
2018年11月15日木曜日
難民
息子が新聞を読み始めてから・・・
朝は、私と一緒に新聞を読む時間が出来ました。
今まで自分で新聞を読むときは全く気になりませんでしたが
息子が新聞記事を「四苦八苦」しながら読む姿をみて
日本語がとても難しいことに気が付かされます。
たとえば・・・
「いわば」とか「すなわち」というような言葉。
ひらがなで表記されてるので一見読めるよう思えますが
子供にとって「いわば」は「岩場」だし、「すなわち」は「砂地」に変換されます。
「かまわない」という表現も意味が何通りもあり
「つまり」と書いてあったら
息子は「詰まり?」とイントネーションが逆になります。
「さらに」とか「さまざま」とか「はたして」とか・・・
子供が理解できないひらがなが満載。(^^;)
とにもかくにも、小学生低学年の頭を混乱させるのです。
これが外国人だったら「日本語は大変だろうな~」と思うのです。
そんな新聞記事から、気になったことをちらほら紹介。
(下記は東京新聞紙面から抜粋転載。)
■難しい民ですか?
外国人から「難民という漢字の意味はなんですか?」と質問を受けた。
『難』は難しい『民』は人という意味で・・・
という説明をしながら、大きな違和感を覚えた。
ドイツで難民に向き合う団体の多くは
難民を「ニューカマー」と表現する。
ニューカマーとは「社会に新しく来た人たち」を指す。
日本でも、難民という言葉を・・・
クリエーティブに考え直してもよいのでは?
(NPO法人WELgee代表:渡部さん)
■それって今聞くことか?
文化人やアスリートが快挙を成し遂げたとき
テレビ報道でやたらと「好きな食べ物」を聞き出そうとする。
「今食べたいものは?」「ゲン担ぎに何を食べる?」
外国の俳優には「好きな日本食は?」と必ず聞く。
あれ、なんなの?
大坂なおみの記者会見は、さらに違和感を覚えた。
彼女の言いたいことを自身の言葉で自由に語ってもらうべきところを
テレビ局はやたらと食べ物の話か「日本語でお願いします。」と限定。
彼女の感性をないがしろにしてない?
そりゃ「なんか疲れた。」て言うわな。
ほぼ寝てない状態だし。
テレビでは、食べ物を代表として
「つたないがキャッチーな日本語」ばかり取り上げる。
「こういう分かりやすいのが数字とれるんだよ。」という
テレビ局の中の声が聞こえてきそうだ。
テレビ業界は日本人・日本食の「日本礼賛」が大好き。
日本人が世界で評価されたとたん、ワッと群がり・・・
自国礼賛をしれっと要求する。
礼賛するべきはその本人で、国じゃないと思うのだけど?
(コラム風向計:吉田潮さん)
以上
難しい民=難民。
自国を戦争で追い出された人を指すのだとしたら・・・
これは、本当にひどい言葉ですね。
ぜひ、変えてほしいと思います。
ちなみに、今月の新聞記事で・・・
私が知らないで一番驚いたものは・・・
茅ヶ崎市の名所「えぼし岩」は
サザンオールスターズの歌でおなじみで
茅ヶ崎の代名詞となっている。
この岩は、辻堂にあった横須賀海軍砲術学校演習場を
敗戦後に在日米海軍が接収し、米軍演習場となり
その演習砲撃の標的とされた。
度重なる砲撃で岩が吹き飛ばされ、今の形になった。
えええ~、知らなかった。
地元民として、恥ずかしいかぎりです。
辻堂に日本帝国軍の演習場があったんだ!!
その後、米軍の演習場だったなんて。
でも、言われてみると・・・
本当だ、片側が吹き飛んでる。(゜゜;)
今度、えぼし岩の由来を調べてみよう。
そんな気になった記事でした。
朝は、私と一緒に新聞を読む時間が出来ました。
今まで自分で新聞を読むときは全く気になりませんでしたが
息子が新聞記事を「四苦八苦」しながら読む姿をみて
日本語がとても難しいことに気が付かされます。
たとえば・・・
「いわば」とか「すなわち」というような言葉。
ひらがなで表記されてるので一見読めるよう思えますが
子供にとって「いわば」は「岩場」だし、「すなわち」は「砂地」に変換されます。
「かまわない」という表現も意味が何通りもあり
「つまり」と書いてあったら
息子は「詰まり?」とイントネーションが逆になります。
「さらに」とか「さまざま」とか「はたして」とか・・・
子供が理解できないひらがなが満載。(^^;)
とにもかくにも、小学生低学年の頭を混乱させるのです。
これが外国人だったら「日本語は大変だろうな~」と思うのです。
そんな新聞記事から、気になったことをちらほら紹介。
(下記は東京新聞紙面から抜粋転載。)
■難しい民ですか?
外国人から「難民という漢字の意味はなんですか?」と質問を受けた。
『難』は難しい『民』は人という意味で・・・
という説明をしながら、大きな違和感を覚えた。
ドイツで難民に向き合う団体の多くは
難民を「ニューカマー」と表現する。
ニューカマーとは「社会に新しく来た人たち」を指す。
日本でも、難民という言葉を・・・
クリエーティブに考え直してもよいのでは?
(NPO法人WELgee代表:渡部さん)
■それって今聞くことか?
文化人やアスリートが快挙を成し遂げたとき
テレビ報道でやたらと「好きな食べ物」を聞き出そうとする。
「今食べたいものは?」「ゲン担ぎに何を食べる?」
外国の俳優には「好きな日本食は?」と必ず聞く。
あれ、なんなの?
大坂なおみの記者会見は、さらに違和感を覚えた。
彼女の言いたいことを自身の言葉で自由に語ってもらうべきところを
テレビ局はやたらと食べ物の話か「日本語でお願いします。」と限定。
彼女の感性をないがしろにしてない?
そりゃ「なんか疲れた。」て言うわな。
ほぼ寝てない状態だし。
テレビでは、食べ物を代表として
「つたないがキャッチーな日本語」ばかり取り上げる。
「こういう分かりやすいのが数字とれるんだよ。」という
テレビ局の中の声が聞こえてきそうだ。
テレビ業界は日本人・日本食の「日本礼賛」が大好き。
日本人が世界で評価されたとたん、ワッと群がり・・・
自国礼賛をしれっと要求する。
礼賛するべきはその本人で、国じゃないと思うのだけど?
(コラム風向計:吉田潮さん)
以上
難しい民=難民。
自国を戦争で追い出された人を指すのだとしたら・・・
これは、本当にひどい言葉ですね。
ぜひ、変えてほしいと思います。
ちなみに、今月の新聞記事で・・・
私が知らないで一番驚いたものは・・・
茅ヶ崎市の名所「えぼし岩」は
サザンオールスターズの歌でおなじみで
茅ヶ崎の代名詞となっている。
この岩は、辻堂にあった横須賀海軍砲術学校演習場を
敗戦後に在日米海軍が接収し、米軍演習場となり
その演習砲撃の標的とされた。
度重なる砲撃で岩が吹き飛ばされ、今の形になった。
えええ~、知らなかった。
地元民として、恥ずかしいかぎりです。
辻堂に日本帝国軍の演習場があったんだ!!
その後、米軍の演習場だったなんて。
でも、言われてみると・・・
(画像は茅ヶ崎市役所WEBサイトより)
本当だ、片側が吹き飛んでる。(゜゜;)
今度、えぼし岩の由来を調べてみよう。
そんな気になった記事でした。
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