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2018年9月23日日曜日

YKKAP

当社が現在、売主として販売中の分譲土地
「鎌倉市笛田」にて
http://www.heisei-shonan.co.jp/urinusi/fueda.html

YKKAPさんが
自社で販売中のサッシやルーバー、ポストやフェンスの
プレゼンをして下さいました。



私が書いたラフ図を元に製図した間取り図を手に
現地調査をしていただき


YKKAPの商品を使ったパースを作成。
その後、各商品のご説明を受けました。


全4区画に統一性を持たせたパースとなっています。



ジャパネスクタイプ
北欧風タイプ
シックモダンタイプ

の3パターン。

サッシ・ルーバー・バルコニー格子等がYKKの商品で固められています。


この建物に合う庭の提案も受けました。


フェンス・ウッドデッキ・ポスト・表札などです。

ジャパネスクスタイルは、シックな風合いです。
4宅地の意匠を統一すると、重厚感ある街並みになりますね。

次は北欧風。


どちらかというと・・・
今の建売や注文住宅で良く使われている色合いです。
でも、色幅が合って、とても明るい印象です。

統一感を出しながら、一つ一つ色で違いをだすというのも
雰囲気が良くなりますね。

外構は、枕木を使って、自然の風合いを出したいそうです。


これだけ手の込んだ外構工事をするとなると・・・
1宅地で、裕に原価100万円は超えてしまいます。

でも、これだけ造り込んだら、売れるでしょうね~。

最後はシックモダン。


実は、他に7種類ほどご提案を頂きましたが・・・
私の好みで3種類に絞り込ませてもらいました。
YKKの筒井さんは「全部作りますか!!」と勢い良くおっしゃりましたが
さすがに、それでは申し訳ないので(^^;)汗

シックモダンは、陸屋根風で庇がありません。
キューブ型なので、少し近代的な印象を与えてくれます。

外構は、色合いを合わせ、作り込んであります。


面白いですね。

通常、パースを作る場合
立面図までを当社が作成し、それを作図屋さんに依頼します。
今回は、平面図だけを参考にYKKAPさんが立面図を想定し
屋根の形から窓の形等を検討し
パース図を完成させてくださいました。

これで、イメージがググッと湧きます。

鎌倉で注文住宅をご検討の方。
本地にこんな家を建てて見てはいかがですか?

当社が売り主なので、仲介手数料は不要です。
また、フリープランで上記のような家を建築することが可能。
予算も、出来る限りご要望に応える努力は出来ます。

ぜひ、ご検討ください。

お問い合わせは、下記アドレスまで。
info@heisei-shonan.co.jp

どんな内容でもお受けします。

たとえば・・・
①こんな理想があるので間取りを書いてほしい。
②この予算しかないが、どうにか家を建てたい。
③住宅ローンが借りられるかわからない。
④土地をもっと値引きしてほしい。
⑤2世帯は建てられるか。
⑥バリアフリーの家にしたい。

すべて、無料でご相談お受けいたします。

ぜひ、ご一報くださいませ。

2018年9月22日土曜日

一般家庭の太陽光発電買い取り額

政府の他人任せの極致「有識者会議」というもの。

何かあるごとに「有識者の会議を立ち上げて検討する」といい
すべて、丸投げで決定する。
そして、問題が起こったら「私が決めたのではない」と逃げる。

有識者は有識者で「検討しただけで最終決定はしていない。」と逃げる。
だれも責任を追わないこの構図。
本当にひどい物だと思います。

その会議の一つ「総合資源エネルギー調査会」にて
住宅用太陽光発電の売電価格を
2025~27年度までに11円/kWhとする指針だと
経済産業省が発表しました。

現在、一般家庭10kw以下では
1kwあたり26円にまで下がっている買い取り価格。
毎年、2円~3円の値下がりが続いています。

我々が毎日買っている電気料金は、ここ数年で約10%ほど値上がりしています。
様々なものの原価が上がり、海産物から農作物、衣料品や薬にいたるまで
ドンドンと値上がりをしている中

なぜか、我々が作る「電気」だけは、ドンドンと値下がりし
電力会社に買い叩かれる不思議。

2019年度の住宅用太陽光発電の売電価格は24円/kWhとなります。
今年より2円下がる。

それは、東京電力が決めるのではなく・・・
経済産業省が決めているのも、また不思議。

買い取り制度が始まった時
1kwの買い取り価格が48円でしたから
たった10年ちょっとで2分の1以下になった事となります。

オリンピック後
さらに売電価格が今の半分になるという発表は太陽光発電の普及に大ブレーキをかけています。

政府は、どうにかして太陽光を減らし
原子力発電や核燃料サイクルを推し進めたいのですね。

しかし・・・
この発表は、見通しが甘いとしか言えません。
電力会社の買い取り額を減らせば
電力会社の負担が減り
目先は電力会社が儲かる訳ですが

国民もそんなにバカじゃありませんよ。
電力会社が企業や個人が自家発電をした電気を買わないなら
自分で発電した電気は、自分で使うようになります。
必ず。

太陽光システムの値段は下がりつづけていますので
今まで高額で手が出なかった家庭も
屋根やカーポートに多くのパネルを設置できます。
性能もドンドンと上がっているので
より省スペースで高効率の発電が可能です。

今、5kwほどの太陽光パネルを屋根に乗せれば
年間を通して1日平均15kwほど発電します。

その家に5kwの蓄電池を2台設置すれば
毎日平均で約8kwを蓄電できます。

一般家庭で使われている電気は・・・

・冷蔵庫/1日=約3kw
・照明器具/1日=約2kw
・洗濯機/1日=約1.5kw
・その他/1日=約1kw

最低でも、一般家庭で約7.5kwあれば生活できます。
電気を電力会社から買わずに
余裕で生活することが可能なのです。

余力があるので、エアコンを使っても大丈夫。

現在、我々が電力会社から買っている電気の金額は
28円~30円です。
4人家族の場合、電気料金は月1.5万円程度。
オール電化住宅は月2万円を裕に超えます。
これを、蓄電池の導入でゼロにすることが出来る。

「電気が足りないから原発を継続する。」

そんな経産省の主張を根底から崩すことが可能なのです。

電力会社が買い取り価格を減らせば減らすほど
蓄電地という選択肢を選ぶ人は増え続け
それによって、電気消費量は落ち込み
電力会社の売上は落ち込んでいくでしょう。

墓穴を掘るとは、こういう事を言うのでしょうか?

5kwの蓄電池は、実売価格ですでに100万円を切っています。
補助金も出ます。

■蓄電池比較(省エネドットコムより)
http://www.shouene.com/battery/maker.html

特にすでに太陽光を乗せている住宅の方は要検討です。
48円とか44円で売電の契約をされている方々は
そろそろ契約更新となります。

電力会社は、売電の更新契約時
現行の26円よりもかなり低い額を提示してくると言われています。
そうしたら、契約更新したあと・・・
蓄電池の出番です。

自分で作った電気を自分で使う。
出来る限り、東京電力から電気を買わない。
それができれば、今後電気をいくら値上げして行こうが
全く怖くないわけです。

但し、市販されている蓄電池の半数は
電力会社からの電気を蓄電するシステムになっています。
国・電力会社・大手企業、皆グルですわ。
経団連の癒着だね。

自家発電した電気を蓄電する蓄電池の導入
ぜひ、ご検討ください。

■ソーラービレッジ(HEAPSより)
http://heapsmag.com/solar-village-penre-solar-eco-house-in-wales-small-power-bill-thanks-to-natural-sunlight

■オフグリット生活(家電watchより)
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/solar/674549.html

電力の独り立ちが次々に起きるとと
国は微塵も考えていないようですが

政府も経産省も電力会社も・・・
自分の首を自分で絞めているのではなかと
個人的に思えてなりません。


2018年9月21日金曜日

造成図面

現在、鎌倉にて宅地造成を2件計画しています。
当社の設計は手一杯なので

藤沢の一級建築士事務所に外注で依頼することとなりました。

昨日、その図面が上がってきました。
その図面を検討しなければならないのですが
昨日は、玉縄の上棟、大町の電柱の撤去その他現場での仕事がかさみ
事務ワークは夕方6時からとなりました。

現場を回ってくると、それを整理しなければならず
契約予定の不動産の打ち合わせや
お引き渡し真近の住宅の引き渡しの準備と
結局、腰を据えて図面と向き合う事が出来ませんでした。

今日は、朝8時から事務所で図面とにらめっこ。


擁壁を建物に干渉させないよう
出来る限り、造成が建物を制約しないよう

階段の位置や擁壁の数センチの調整に四苦八苦。

う~ん
どないしよう。

埋蔵文化財包蔵地なので、必ず試掘調査が入ります。
とても時間がかかるので、出来る限り申請を先行したい。
でも、ここで時間をかけて・・・
散々悩んでおけば、あとが楽です。

う~ん。
時間のせめぎ合い。

でも、朝起きると気が付くと夜という毎日。

ドンドンと時間は過ぎ
明日は、子供たちの運動会。(^^;)

いろいろと焦るばかりの今日この頃です。

2018年9月20日木曜日

コンビニ外国人

私の住む鎌倉でも
急激に
コンビニや24時間営業の牛丼屋や大手スーパーなどで
外国人従業員が増えてきました。

中国の人たちが一番多いですが
ここ最近は多国籍。
東南アジアの方々やインド・パキスタンの人。
これはどうやら、国の指針が深く関係しているそうです。

「留学生三十万人計画」ですって。

留学生と言っていますが
単純に労働力が欲しいだけ。
本当にこの政府は・・・
表だけ繕う癖(ヘキ)があって気持ちわるい


今の日本の若者の価値観は変貌し
キツイ仕事は選ばず
世界で稀に見る24時間営業の国なのに・・・
深夜営業の担い手がいない。

働き手が居なければ・・・
深夜営業を辞めればいいだけの話です。
しかし、止めようとはせず
その利権を食いつく人材派遣会社。
大企業に外国人をあっせんし、物凄い利益を上げている。

個人的に、物凄く異常だと思うのです。

きつい事を外国人にやらせる。
様々な体裁の良い表向きを繕って。

「外国人技術技能実習制度」というやつも同じ。
発展途上国から夢を見て何も知らされず日本に来て
言葉もしゃべれず、突然3Kの仕事をさせられる。

それを「技術実習」というのだから
性質(タチ)が悪いです。

先日、原発で働かされたベトナム人のニュースは
言葉も出ず、絶句するだけ。

留学に来る人たちは
渡航費や滞在費が全て自己負担なのだそうです。
夢を見て、借金をしてまで日本に来て
日本語学校に通い、そのお金も自分で払い・・・
ようやく、日本語が喋れるようになって

コンビニをあっせんされる惨状。

「留学生は週28時間しか働いてはダメとと取り決めている」
と政府は胸を張りますが・・・
28時間という規制があるからこそ
より時給が高い深夜バイトや
日本人がやらない3Kの仕事を選び
短時間でより稼ぐしかなくなる訳です。

よくも仕組まれたものですよ。(^^;)

これが、今の日本で行われている惨状です。
安倍政権主導で。

外国人労働者は五年連続で過去最多を更新。
去年は約128万人になったそうです。
移民を認めていない国が
128万人もの労働力を外国から買っている。
そして、国粋主義を掲げるのだから気味が悪い。

派遣会社ばかりが儲かるこの仕組み。
どうにかしないといけません。

あっせんは、非営利団体に限定するべきかと。

コンビニに行くと・・・
日本語を完ぺきに使いこなす東南アジアの若者達。
そして、日本人でも難しい複雑なコンビニ業務を
完ぺきこなしています。

凄い向上心、情熱です。
その素晴らしい志を、いいように使ってやろうとしている
日本政府や日本企業。

「日本の心」はどこに行ってしまったのでしょう?
取り戻すどころか、失われていくばかりです。

2018年9月17日月曜日

建築家

建築士はとても大変な仕事です。

「建築家は五十歳でひよっこ」なんて言われるほど。
言葉を返すと「五十歳でようやくまともに食えるようになる」という事です。

多くの建築家は・・・
若い時分、大企業や有名設計事務所で長い下積みをしています。
その下積時代に自分の才能を見限り
景気のいい土木や建設会社の現場管理等に流れていく。

今、一級建築士事務所として独立され
個人で仕事をなりたてている方々から
下積時代の話を聞くと壮絶な内容ばかりです。

家に帰らず、会社の机の下に毛布を敷いて寝て
ほぼ、毎日徹夜。
残業なんていう概念は、業界に存在ぜず
給与は30歳になっても大学生の初任給程度。

設計が全てを左右するため責任ばかりが重く
日々、胃がキリキリ痛んだと。
師匠の建築家の代わりに現場を回り
現場からの不平不満の矢面に立ち、もう踏んだり蹴ったり。
その経験があるから今があるのだけれど・・・

※今50歳~60歳の建築家の皆様のお話です。
現在は、どうなのかは知りませ~ん。(^^;)

一念発起して建築家として独立しても
仕事の依頼が1年間で1度も無いこともざら。
そうなると、食べるために下請けをするしかない。
下請がなかったら孫請け。
孫請けが無かったら、アルバイトの現場監督をしたり。

でも、下請けをしてしまうと抜け出せなくなる。
アルバイトに手を染めると独立した意味が無くなってしまう。
才能があっても、仕事は取れず・・・
仕事を取る能力(営業力)も兼ね備えていなければ、食えない訳です。

「若くて活躍している建築家もいますよね?」

某大手設計事務所の方に
以前、こんな質問をしたことがあります。
すると、こんな答えが返ってきました。

「そういう人は、大体、親がお金持ちなの。」

なるほど。
そう言われてみれば、今まで会った若い建築家の人は・・・
良い所のおぼっちゃん風の人が殆どです。(^^;)

なんでこんな話をしたかと言いますと・・・

先日、当社の事務の廣子さんが
我が子とお絵かきをして遊んでくれました。

小学二年生の息子ですから何を書くかは高が知れています。
でも、遊んだあと
廣子さんが私の元に、こんな紙を持ってきたのです。



間取り図ですね。
しかも、我が家のっ。(゜゜;)

なんでも・・・
おもむろに自分の家の間取り図を書き始め
どこに何があるか詳細の説明を廣子さんにしだしたのだとか。

この図はとても雑ですが
スケール感がほぼ完ぺきで
細かい家具の描写が出来ていて
本当にビックリ。

私、こんなこと教えたことありません。
私の仕事姿もあまり見たことが無いはずです。
それなのに、どうやって?

空間を感じる才能。
それを頭の中で形にする才能。
そして、立体を平面に変換する能力。

どれも私には無いチカラです。(汗)

我が息子が、こんなところに才能を見せるとは。
ただただ、驚くしかない親の私。

でも・・・
でもね、息子よ。
その業界の仕事は、大変だぞ。
苦労するぞ。

どうしよう?

親としては・・・
もっと楽な方向に進んでほしいと思うのです。
でも、もしかしたら
隈研吾みないになる可能性が・・・
あ、隈さんも家がお金持ちだったっけか。

このたった一枚の息子の落書きで
考え込むバカ親。

でも、そろそろ
どういう方向に導いてあげるか
本格的に考えないとな~。(苦笑)

焦るばかりで、何もできません。