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2018年5月25日金曜日

ジャパニーズスタンダード

ご紹介するのがすっかり遅くなりましたが・・・

ブログに乗せようと思って忘れていた写真を
約6ヶ月遅れでご紹介します。

去年、ご協力店の皆々様から頂いたお歳暮の中に
驚くものがありました。



風呂敷包みでリボンを添え・・・
造花が添えてあります。(□゜;)



中身はさることながら
この梱包に、心を奪われました。

「日本って、本当に凄いなぁ~。」

しばし、このお歳暮を手に、感じ入ってしまいました。

このお歳暮を選んだ方の心とセンスを感じ
商品にこの梱包を施したお店の粋を感じ
美しく包んだ従業員さんの敏腕を感じ
造花やリボンを崩さず運んできた宅急便の凄さを感じ

「本当に日本って、良い国だな。」

と、改めて認識しました。

酷いニュースばかりですが・・・
日本は捨てたもんじゃないですよね。

日本とは、こういう文化の国なのです。

「心配り」
「気遣い」
「思い遣り」

それを思い知らせてくれた、逸品の話でした。


2018年5月24日木曜日

スケープゴート

日大アメフト事件で・・・
日本マスコミ特有の「個人叩き」が始まってます。

攻撃する必要がある先は、日本大学という組織なのに
終始「井上コーチ」や「内田監督」に矛先が向かい
ネットでは、個人攻撃がやまない。

元々、宮川泰介君が「殺人タックル」の首謀者として
ネットに顔写真から自宅の住所が晒され
家族構成から親の職業、兄弟親族までを特定され
彼らの身に危険が及んだことが
これ程までに事態が大きくなった原因です。

そこにマスコミはクローズアップせず・・・

一緒になって、コーチや監督個人の猛烈なバッシングをする。

しかも、時期が「森友学園の交渉文書」の国会提出にかぶさり
この日大アメフト問題が、絶妙のスケープゴートにされてしまい
もう、酷い有様です。

森友問題では「首相夫人が関わった」事が明らかになりました。
もし、このアメフト問題が無ければ・・・
ワイドショーは、首相が「妻が関わっていたら総理大臣を辞める」という
あの一点で、盛り上がっていたことでしょう。

方や民事の全治3週間の傷害事件。
方や税金8億円詐欺。首相の収賄&偽証罪。

本当に、日本のマスコミはアカンですね。(TT)

ただ、今回の件で一つだけ為になったことがあります。

パワハラ会見の志學館大学が特殊だったのではなく
日本最大規模の日本大学も全く持って同じだった。

大学というのは、利権なんですね。
教育に情熱がある人間がトップに付くのではなく・・・
権力と金だということ。

それが、今回、本当に良~く解りました。

加計学園の加計考太郎理事長しかり
志學館の谷岡郁子学長しかり
日本大学の内田正人常務理事しかり

言動も容姿も含め、失礼ながら・・・
皆様とても教育者には見えないのです。
アウトレイジに出てきても違和感がない。(苦笑)

先日、高須クリニックの院長のツイッターが炎上し
ニュースとなりましたね。
それは下記若者の記事に対し意見したことがキッカケでした。

~20歳大学生~
「若者の車離れ」「若者の旅離れ」など
「若者の○○離れ」という言葉が存在する。

メディアは
その原因を若者の意識の低下のせいだと指摘しているが
はたして本当にそうなのだろうか?
私は違う考えだ。
根源にあるのは「お金の若者離れ」ではないだろうか。

2016年度、20代の給与所得者の平均年収は
258万円とのこと。

月々の家賃や水道光熱費の支払いに加え
奨学金の返済がある人もいるだろ。
この中でやりくしり・・・
私たちに支払われるかどうかも分からない年金の事を考え
貯蓄に回す分を含めると
思うように使えるお金はほどんと手元には残らない。

「車が欲しい!」
「旅行に行きたい!」

そう思う若者は多くいる。
だが、車や旅行が高嶺の花になっていく。

今なお、右肩上がりに経済が成長した時代の感覚で
物事を考える人達から
「最近の若者は夢がない。欲が無い。」
と言われるのは、うんざりだ。

「お金の若者離れ」という言葉は
もっと広く知られて欲しい限りである。

これに対し、高須院長が「甘ったれるな、目を覚ませ!」とツイートし大炎上。

どちらの言い分にも一理あるのですが・・・
一言だけ言わせてください。

「大学が腐ってるんですわ。」

教育を食い物にしている連中がいる。
結果、子供を食い物にしている訳です。
その連中が権力を握り、今のこの社会を形成している。

それが高須院長と若者のギャップを生んでいるのだと
強く思うのです。

日本を形成する人員を生む為の大学が
金と権力を得るための箱物に成り下がってしまった。

福沢諭吉や大隈重信の人を育て国を創造しようという志が
今の大学運営から、失われてしまった。
教職員もただの金儲けの道具として扱われている。

今、我々が見せられているのは、その腐った部分かと。

そんな大学を出た若者たちを不能だと嘲笑うのは
筋違いだといえます。

また、テレビを見ていて不思議に思ったことがあります。

・セクハラ財務省事務次官
・志學館大学学長
・日大アメフト部監督

顔が、皆様とても良く似てらっしゃいます。

写真を並べて見ると・・・
「3兄弟か?」
と思うほど。(苦笑)

なぜか、考えてみました。
国も企業も大学も皆、横でつながっているのです。
金・コネ・天下りで。
同じ穴のムジナ。
同じ穴に入ると、人って顔が似てしまうのですね

政治家も官僚も学長も理事も本当に人相がソックリ。

プライドの塊で人を見下すあの目。
良いもの食いすぎて、ただれた肌。(ただのひがみ)
ほくそ笑みすぎて、ひん曲がった口元。
金の匂いを嗅ぎすぎて膨れた鼻の穴。

厚顔無恥を絵に描いた御顔々。

人相って、本当に凄いですね。
人としての性質や本質はすべて相に出るのです。

日大の記者会見を見ていて・・・
だただた感心する私でした。

2018年5月22日火曜日

上棟式

昨日は、注文住宅T様邸
無事、上棟を終えることが出来ました。

午後4時ごろ、施主様にお越しいただき・・・
午後5時まで、屋根の野路板施工が終わるまでお待ちいただき
略式の上棟式をとり行いました。

ご近隣の方から「餅撒くの?」と聞かれましたが
都心やその周囲では、餅撒きなんてほとんど行われておりません。

昔は家を建てるというのがステータスシンボルで
とてもオープンだったのです。
3世代が生活し、10人以上が住む大家族が多く
○○家と、親族の顔だった。
「見ろ、俺の家だ、凄いだろう~!」というような。
すごく外向きだったのでしょうね。

日本の昔からの風習は、外様向きのものが多いのです。

でも、今、プライバシーが何よりも重要となり
皆、内向きな生活をしています。
出来る限り自分の生活は人に知られたくない。
なんなら自分が建築することも伏せたい。

よって、地鎮祭や上棟式もやらないという若者も多い。

私もこの仕事をもう20年以上やっていますが・・・
神前で行う上棟式はビル以外一度も立ち会ったことは無く
餅撒きは一度も遭遇したことがありません。

ちなみに最近は、現場での宴会もしません。
建物密集地が多く、近所迷惑になるので。
それに大工さん方は皆車で来るため、お酒が飲めないのです。(^^;)

さて、話を元に戻します。

作業の片付けを終えた後
まず、施主様と棟梁のご挨拶。
棟梁と家の四隅を回り、土台柱にお米と御塩を盛り、御酒でお浄め。
そして、無事の完成をお祈り。



お浄めとお祈りが済みましたら・・・
上棟応援に来て下さった大工さん方を囲んで、一言頂戴します。


本建物設計の善波からの挨拶。
棟梁の遠藤からの挨拶。

御酒で乾杯をして(私が音頭)
お手を拝借し、一本締め。(井関が音頭)

施主様から大工さんにご祝儀を賜り
これで、滞りなく終えることが出来ました。

その後は、施主様と私で室内を見て回ります。


これが、施主様の人生最初の我が家とのご対面となります。

思ったよりも大きかったり、小さかったり
「おーっ」とか「う~ん」とか、言葉にならない声が上がります。
ご夫婦で目を丸くして見回る後ろを私が付いて回り

「ここがキッチンです」
「ここがトイレです」
「ここは全部吹き抜けになりますよ~」

と説明して回ります。

今まで想像でしかなかった我が家。
今日、初めて形になった訳です。

そんな場面に立ち会えるので、この仕事は感動があります。

これから3か月かけて、理想を叶えて行きます。
頑張ります。



2018年5月21日月曜日

注文住宅を上棟

今日は、快晴!!

ずっと続いた猛暑も落ち着き・・・
とても過ごしやすそうな日となりました。

そして、今日は建築吉日。

建築の良日を仏滅や大安という「六曜」で考える人が殆どですが
実は、日本古来より使われている歴注(占い)がもう一つあります。
それを『十二直』といいます。

私もさほど詳しくありませんので・・・
パナソニックさんの建築吉日カレンダーを活用しています。
http://sumai.panasonic.jp/cgi-bin/sumu2/calendar/webcal.cgi

十二直(じゅうにちょく)は
建・除・満・平・定・執・破・危・成・納・開・閉
の12の種類で形成されており

今日は、「成」で物事が成就する日 新規事・建築・開店は吉となります。
ちなみに六曜では本日は仏滅。

知ってほしいのは・・・
仏滅でも、建築には良い日があるのだという事です。
(ちなみにどちらも占いなので、信じない人には意味がありません)

ということで、今日は朝から建前です。


鎌倉市玉縄の注文住宅T様邸。

現在、朝8時。
大工が総勢6人。
クレーンのオペレーターが1人。

ご近隣の皆様は、ご迷惑をおかけいたします。
何卒、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

今日一日で、屋根まで上げます。
夕方には、施主様がご家族でお見えになり・・・
上棟式をとり行う予定です。

さて、今日も一日、頑張りましょう~!!!

2018年5月20日日曜日

おねんどお姉さん

先日の朝。

新聞を読む私に娘がこんなものを
「ハイ、トンちゃんどうぞ」
と手渡してきた。



なんでしょう?
これは。

「開けてみて」と、私の目の前でニッコリ笑うので
新聞を読むのを辞めて開けてみました。


みかんと
トマトと
お芋と
・・・
梅干し?

娘一言
「今日のトンちゃんのお弁当。」
「私が作ったの。」
「どうぞ、お食べ。」


梅干しに見えたのは
から揚げだそうです。(^^;)

粘土細工ですね。

それにしても、良くできてます。(ビックリ)

妻曰く。
NHKのEテレでやっている番組に感化されたそう。
ニャンちゅう宇宙放送チューの1コーナー
その名も「おねんどおねえさん」

そういえば以前、娘と夕方に見た記憶があります。

見た目、アラフォーの女性がコスプレして出ていたのを覚えてます。

(画像はNHKより)

そして、子供番組なのに・・・
男性プロデューサーの趣味趣向を
120%反映させた、物凄い演出。(^^;)

(画像はNHKより) 

粘土を、こねこね~、こねこね~。

そして、決め台詞!!


(画像はNHKより)

娘の隣で見ていた私。
テレビの前で・・・





ざわざわが止まりません。(笑)

昭和が香る女性・コスプレ・ブリっこ
その彼女が、粘土を「こねこね~」という掛け声とともにこねる。

こ、これは・・・
ギリギリセーフなのか?

このおねんどおねえさん。
大フィーバーしているそうです。
イベントで引っ張りだこ。
各地イベントはプレミアチケット化しており
常に満員御礼。
小さな女の子たちに混ざって、お父さんたちも多く駆け付け
大盛り上がりなのだとか。(^^;)

その動画です。
ご覧くださいませ。

(NHKチャンネルより)

動画が見れない人は、下記をクリック。
https://www.youtube.com/watch?v=qZyVwDlYGd8

普通お父さんって・・・
この手のイベントは行かないですよね~。
そんなお父さんの姿を見て、お母さん方はどう思うのでしょう?

女の子心をくすぐり
さらにお父さん方の心もくすぐる
なんという演出。
NHK・・・、弾けてますね。

ちなみに実際の彼女は、全くブリっこはしておらず
粘土造作家「ねんドル」岡田ひとみとして真面目に活動しています。
その作り出す物のクオリティーは素晴らしいの一言です。

話がだいぶ反れてしまったので、戻ります。

このお弁当。
私が愛娘に初めて作ってもらったお弁当です。

彼女が将来、結婚する時・・・
その相方に「大事にしろよ」と、手渡たそうかなぁ。

それまで、食べないで大切に保管しようと思います。
(元々、食べれないけどね。)