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2018年4月13日金曜日

野党

旧民主党政権の政治家さん方。
解ってないね。全然。

今のこの「嘘のぬりかべ政権」を生み出したのは
旧民主党政権なんですよ。

官僚方が「自民党が与党であってほしい」という一心が
安倍氏の幼稚な嘘を、支え続けている。

なぜ、プライドの塊で誇り高き官僚の方々が
見下している政治家の言う事を聞き
安倍のお友達を優遇したのか?
そして、ただのイチ政治家への攻撃を
組織一丸となり、必死に盾となって受け続けているのか?

それを解らないのかな。

彼らは「二度と民主党政権は嫌だ。」と思っているのですよ。

国を動かしているのは官僚であって・・・
政治家が主導で事を起こしているように見えるなかで
全てのおぜん立てをしているのは、霞が関なのです。

だから、官僚組織を敵に回しては、国の運営は出来ないわけです。

それを散々、与党になったときに味わった連中が
この期に及んで、また、政治家では無くて、官僚を攻撃してる。
バカじゃないのか?

政権中枢にいた枝野氏が一番わかっている筈なのだが。
希望の党の玉木氏は、野次を飛ばした官僚に激高し
矛先を100%官僚に向け、無意味な証人喚問ばかり要求している。
事件の本丸には、全く攻め込まない。

極めつけは、昨日記者団に・・・

「犬は飼い主に似るという言葉がある。首相の傲慢な姿勢が隅々まで行き届いている。」

などと言う始末。
国を運営している官僚組織を「飼い犬」と言ったのです。

これで官僚組織は、より一層、徹底抗戦するでしょう。
この喧嘩に勝つには・・・
官僚を味方にしなければ勝ちはないのだが。

この玉木氏、なんと官僚上がり。
しかも、財務省。(^^;)
小泉内閣で秘書官をつとめた人だというから驚きです。
だったら、お前の仕事は「違うだろ~っ!!」

超進学校から東大に入り、卒業後大蔵省へ就職。
首相秘書官に上りつめた、いわゆる秀才中の秀才。
喧嘩なんて、したことないのでしょう。(TT)

ここ数年・・・
ずうっと続いている国会の幼稚な言い争い。
喧嘩にすらなっていない。

それを見るにつけ
この国会運営の費用や政治家たちの活動資金。
そして、官僚が費やした答弁書の作成等々。

これら全てが
我々一人一人が働いて稼いだ金だという事実に
ただただ、ゾッとします。


2018年4月12日木曜日

子供の鼻洗浄

息子の重度の花粉症対策として
鼻うがい器を検証。

今の時代、本当に便利でして・・・
鼻うがい器の品名をユーチューブで検索すると
実証動画が必ず出てきます。

CMでいくら誇大広告をうっても
すぐに個人消費者に「動画付」で検証されてしまうという
嘘がつけない時代です。(苦笑)

私が目を付けたのは・・・



■ティービーケーの「ハナクリーンS」


■フマキラー「アレルシャット鼻シャワー」


■小林製薬「ハナノア」


■ニールメット「サイナスリンス」

さて・・・
深夜、スマホで動画検索。(^^;)

ネットで評判が良いのが、小林製薬の「ハナノア」です。
でも、早速引っかかったのが、あのヒカキンTV。


※動画が見れない人は、こちらをクリック。

ああ、こりゃダメっぽい。

大人でこんな状況だと、子供は無理ですね~。(TT)

見た画像の中で、一番信頼がおけたのが・・・
「こうざき歯列矯正クリニック」の
歯科医師の先生が実演している動画でした。


※動画が見れない人はこちらをクリック。

ほほ~
他の動画では、口で「え~っ」と発声しながら使用し
咳き込んで、ゲホゲホと苦しむケースが殆どですが

このサイナスリンスは、すんなり皆がしています。
ただ鼻に差し込んで押すだけ。

私、子供のころ、鼻洗浄をしたことがあります。
息子と同じ年齢のころです。
親に無理やりやられ、物凄く苦しかったので
今でも「苦しかった」という記憶だけ鮮明に残っているのです。

だから、できるだけ自分で簡単に出来るものの方がよい。

ということで、このサイナスリンスを買うことにしました。

アマゾンドットコムで、60袋セットで3000円未満!!
安いですね~。

60袋の小さい袋の中身は、96%が塩化ナトリウムで、4%重炭酸ナトリウム。
ようは食塩水を作る粉です。
知りませんでしたが・・・
鼻洗浄は、普通の水を使うと痛いのだそうです。
生理食塩水ではないと、鼻がツーンとするのですって。

注文して、次の日に我が家へ。
何もかもが、便利な世の中です。

早速、その夜、怒涛の鼻水に苦しむ息子がチャレンジ。


結論は・・・
大成功!!!!!

写真のように、右の鼻に差して押すだけで
反対側の鼻から、鼻水がドドドドドドッと出てきました。(笑)

とても簡単。
そして、苦しむことも無く
生まれて初めての鼻洗浄をすることが出来ました。

おかげで、この日の夜。
いつもは鼻水がのどに回り、咳き込みながら
息苦しく寝る息子が
朝までぐっすりと寝ることが出来ました。

そのかわり、今朝は5時半に起きられてしまい・・・
じゃっかん寝不足の私です。



2018年4月10日火曜日

子供の鼻うがい

息子が花粉症です。
重度です。

私は花粉症ではありません。
娘も花粉症ではありません。
この時期でも、なんともありません。
が・・・
妻が重度の花粉症です。

劣性遺伝というやつですね?(^^;)

息子は、逆歯です。
私からの遺伝です。
上顎の永久歯が一つ
元々足りないのが理由です。

驚くことに、私も上顎の永久歯が一つ
生まれつき無いのです。
しかも、同じ位置の前歯です。

遺伝、恐るべし。

私、一つ勘違いしてましたが・・・
劣性遺伝の『劣性』とは、「劣った性質」ではないのですってね!

二人の親から受け継いだ対の遺伝子のうち
父母どちらか一方の遺伝子が形質化され
もう一方は、優勢の法則により表にでて来ず
この表に現れにくい方の遺伝子が
「劣性遺伝子」と表現されるのです。

多くの人が、親の劣った性質を受け継いでしまった事と思っていますが
全くの勘違いだったんです(^_^;)

子は必ず、親二人分の性質を受け継いでいて
目は、母親の遺伝子が優勢であれば、母似となり
鼻は、父親の遺伝子が優勢であれば、父似となる。
でも、母似の目の奥に必ず父親の遺伝子も存在しているわけです。

ということは・・・
息子の鼻腔は、母親が優勢となり
娘の鼻腔は、父である私の遺伝子が優勢になったのですね。

顔は、息子が私の生き写し。
娘は性格も顔も妻の生き写し。

一見すると、息子が私の遺伝子を受け継いだように思えますが
子のすべてに私と妻の遺伝子が
対に存在しているのです。

子は両親の結晶体であって
先祖代々の遺伝子の受け手なのですね。

なんとも複雑だと、驚くばかりです。

さて、話が戻りまして・・・

息子の花粉症、見ていて辛いです。

目が真っ赤で、涙顔。
鼻から垂れ続ける鼻水。
鼻を噛みすぎて、耳が痛いと訴えます。
鼻詰まりで息を苦しく熟睡できません。

さて、どうするか!!?

ここは、鼻うがいでしょうか?

つづく


2018年4月9日月曜日

空家の特例措置

最近、個人の更地の取引が活況となっています。

「更地」とは・・・
建物も庭木も無い土地を指します。

以前は、我々が買い取る不動産は100%古屋付でした。
古屋付で買い取り、我々が手間をかけて解体し更地にしていました。
しかし最近は、個人の売主が古屋を取り壊すケースが多く
我々は、個人の方から、更地で土地を買い取ります。

解体費用は、バカになりません。
30坪程度の家の場合、更地にするには
税込で200万円前後を要します。

なぜか?
理由は、一昨年の4月1日に施行された
「空き家に係る譲渡所得の特別控除の特例」
によるものです。

今、鎌倉でも空家が問題化しています。
40~50年前に分譲された住宅地では
ところどころに人の住んでいない空家が目立ち
庭木が荒れ、街全体の景観や雰囲気を乱しています。

その対策として政府が打ち出したのがこの優遇措置です。
親から相続した家屋又は家屋付土地を平成31年12月31日までの間に
『引き渡し前に建物を耐震リフォームする』か
『引き渡し前に古屋を解体する』か
どちらかを行った後、売却した人が対象となります。

譲渡所得の金額から3,000万円を控除することが出来るのです。

詳細要件は、下記の通りです。

①相続の開始の直前において、被相続人の居住の用に供されていた家屋
②昭和56年5月31日以前に建築された家屋(区分所有建築物を除く。)
③相続の開始の直前において、被相続人以外に居住をしていた者がいなかった
④相続後~譲渡の時まで事業用、又は賃貸していない
⑤相続日から起算して3年以内の譲渡
⑥譲渡価格が一億以下

簡単に言うと・・・
親からの相続した不動産を売る場合は、長期譲渡所得となり
売ったお金に対し、税率が20.315%かかります。

売却額から3000万円を特別控除できるので
単純に・・・
3,000万円×20.315%=6,094,500円
という考えてOKです。
最大で600万円超の税金を払わなくて済むこととなります。

30坪の古屋があり、150万円で解体した場合
解体費の150万円も売却のための経費として認められるので
最大で約480万円の得をすることとなります。

ということで・・・
今、解体屋さんが大忙し。

売ることが前提の次元減税なので、賛否ありますが
一昨年、相続税が大幅増税された後
多くの人が相続税を払う事になったため
税金を払うために不動産を売る事になっています。

その結果、多くの人がこの特例の適用を受け
更地にして、家を売却しているのが現状です。

相続税増税の時、皆無関心でしたが・・・
いざ、親の家を相続したりするとき、ええっと成る訳です。

これからも、様々な税金が上がっていきます。

上げられて、徴集された税金・・・
何に使われてます?
モリカケなんて、小さい小さい。

アフリカのODAに3兆円?
アメリカの欠陥ヘリコプターに3千億円?
アメリカの戦闘機の7千億円?
東京電力への援助に10兆円?

そこに日本の国民は全く興味がないのでして。

税金を取られるだけ取られ
こんな特例で「政府に感謝」する矛盾。

だれも口にしないから、不思議です。

2018年4月8日日曜日

モハメドゥスラヒ

紹介しようとおもって切り抜いておいていたのに
すっかり机の肥やしとなっていた新聞記事があったので
発見した今日、ご紹介します。

東京新聞2017年12月12日「笑い命さざめく」より
グアンタナモからの生還『自由になるために、許す』

祈りを唱える母の姿と自宅の青い門が・・・
小さくなっていく。
警察へ向かう車のドアミラーに映るその光景は
モハメドゥ・スラヒの脳裏に今も深く刻まれている。

2001年9月に起きた米中枢同時テロの後
中東やアフリカで拘束された数百人が
キューバのグアンタナモ米軍基地にあるテロ容疑者収容施設に送られた。

その一人、モーリタニア人のモハメドゥは
CIAに国際テロ組織アルカイダ関係者と決めつけられ
15年もの間、拷問と監禁に耐えた。

昨年10月に解放された時・・・
母は病死していた。
「全てを許します。神がわれわれを許されますよう。」
生還後の第一声だった。

46歳のモハメドゥは
サハラ砂漠の国モーリタニアで、遊牧民の家系に生まれた。
12人きょうだいの9番目。
600ページ余りのコーランを暗唱する神童だった。
奨学金を得て17歳でドイツの大学に留学。
電気工学を学び、12年後の00年に帰国し、技師となった。

しかし、米国が人生を変えた。
モハメドゥには、CIAが目を付ける条件がそろっていた。
アラブ人、高学歴。
米ソの代理戦争が続いたアフガニスタンで
まだ米国と協力関係にあったアルカイダから
戦闘訓練を受けていた。

米中枢テロの2カ月後、地元警察の要請で出頭し、CIAに引き渡された。
02年8月、グアンタナモにひそかに移送された。
「テロとは無関係だ。」と裁判で主張できる。
米国への期待は、夢にすぎなかった。

抵抗の意志をくじき「自白」させる手段に、鎖と拷問、屈辱が使われた。

ハンストであらがう者。精神に異常を来す者。
収容者の大半は非戦闘員で12歳の少年や80代の老人もいた。

モハメドゥは、証拠もないのに身柄を渡した自国政府を憎んだ。
生きている、と母に伝えたかった。

03年5月ごろ、モハメドゥへの拷問が激化した。
ラムズフェルド国防長官が「特殊尋問」を承認したのだ。

「アルカイダの勧誘者と認めろ」と、昼夜の尋問が70日間。
長時間の殴打、低温の部屋への放置。
女性兵士2人に性的暴行をさせ、祈りを唱えるモハメドゥをあざ笑った。

だが兵士は命令を拒否できず、嫌々やっていることに気付いた。
「この経験に一生、苦しむだろう。」と同情した。
しかし、心身が限界だった。
家族の声が聞こえ、指先に血がにじむまで髪を抜いた。

海水を飲ませ殴る拷問と、母を連行するという脅迫で全てに同意した。
04年が終わる頃だ。

待遇が変わった。
隔離監禁だが、新たな看守の米兵らは人間的だった。

在米で36歳の元看守スティーブン・ウッドは
モハメドゥに初めて会った日の驚きを覚えている。
「極悪人」という情報を一瞬で否定した笑み。
二人の間の境界が消えた。
人生や宗教を議論し「初めての女性」を明かし、散髪し合った。

うなされるモハメドゥを慰めた時に、拷問の事実を知った。
自分が命じられていたら?
「ゾッとする。」とウッドは言う。

05年6月、米国人弁護士が面会に来た。
モハメドゥが人身保護請求を申し立てた後だった。
「叫びが通じた!」

看守らから学んだ英語で、弁護士宛てに手記を書いた。
5年後、連邦地方裁判所は釈放を命じた。
だが米政権が控訴。
モハメドゥは絶望し、誰とも話さなくなった。

中国の老子や禅の本を読み、自身と対話した。

グアンタナモで非人間的な行為が横行していると・・・
米国で批判が起きていることは、知る由もなかった。

弁護士らが15年に出版にこぎ着けたモハメドゥの手記は
波紋を広げた。
収容所の実態、著者のユーモアや人間への好奇心、内なる善と悪の攻防。
検閲による数千カ所の黒塗りが衝撃を深め
ニューヨークでは朗読会も開かれた。

元主任検事は「拷問による自白。」と無実を証言した。

解放の日は突然、来た。

米軍機が降りたモーリタニアの首都ヌアクショットの空港には
米国大使もいた。
青い門をくぐり、自宅で報道陣と歓喜する家族に囲まれ

モハメドゥは、ぼうぜんとしていた。

それから約10カ月後の今年8月。
首都で会ったモハメドゥは、朗らかだった。
看守に人気だったヒップホップを歌い冗談を言いミント茶のお代わりを気遣う。

ふと「頭痛がひどい」とつぶやく。
拘禁の後遺症で、何種類もの薬が欠かせない。

なぜ、それでも許すのか。

「憎しみに支配されたくないから。」

憎しみは頭の中で『敵』に力を与え、自分を奴隷にする。

「許すのは自由になるためだ。」

まっすぐな目でそう答えた。

「神のご加護を。」郊外の砂丘で、モハメドゥは砂に書く。
風が少しずつ砂丘の形を変えながら、アラビア文字も足跡も消していく。
辺りが夕日に染まる。

「砂漠の平和が好きだ。」

『敵』の善意も引き出したあの笑みで、モハメドゥは言う。

米軍は、世界各地に秘密の軍事施設を持つ。
英国の人権団体によると・・・
グアンタナモには、約780人が送られたが
その中で有罪判決を受けたのは、たった9人だけ。

「米国人にも良くない。多額の税金で復讐者をつくりだしている。」
とモハメドゥ。

拷問には同盟国兵士も従事したという。

アメリカという合衆国が、どういう国なのか?
CIAがどれほど恐ろしいのか?
思い知らしめてくれる記事でした。

そして・・・
モハメドゥ氏の言葉の深さに感服します。

現代社会において
15年もアメリカより投獄され・・・
無実の罪で拷問を受け続けた筆者。
その記憶は生涯消えることが無いはずです。
でも・・・

自分が自由になるために
己の中の憎しみを開放し、すべてを許す。

人は、なぜテロリストになるのか?
その理由にも、深く踏み込んでいます。

アメリカがテロリスト(復讐者)を作り出している。
アルカイダも、アメリカが作り出したという現実。

それに対し、無条件賛同する我が国。

考えさせられます。