さて、共産党が大嫌いな我が国の政権。
日本の共産党も対象ですが・・・
現政権の政治家又は支持者の方々が毛嫌いするのは、大本の中国です。
その中国の一企業に、なんと我が国民の年金データの処理を
業務委託していたというニュースがありました。
その会社のデータ処理は、いい加減を通り越してヤッツケ仕事。
過少支給が6万7千人あったことが発覚したのを皮切りに
入力漏れが1万7千人。
さらに31万8千人分の入力ミス。
その影響が実際どうなっているか、日本年金機構は解らないという。
バカじゃないか?
こいつらは!!!
過去、大問題になった『消えた年金問題』がありました。
自民党が進めたオンライン化後、年金のデータ管理がずさんで
厚生年金4000万件、国民年金1000万件が宙に浮き
紙台帳からコンピュータへの記録の転載がいい加減だったことが原因だったと判明。
さらに、多くの納めたはずの年金が記録されておらず
年金を受け取れない人が続出。
この問題に関し、安倍内閣総理大臣は、過去こう仰ってます。
私は現在の行政の長として
この問題に関して、一番大きな責任があります。
まずは、国民のみなさまにおわびを申し上げなければならないと思います。
この問題は10年前から今日に至るまで
社会保険庁において、先送りしてきた問題です。
私の第一の使命は、最後のおひとりに至るまで年金記録をチェックして
まじめに保険料を払って来られた方々に
しっかりと年金を正しく、お支払いをしていくということです。
その御方が総理大臣の今、再度・・・
『消えた年金問題』と同じことが起きたこととなります。
驚くことに・・・
中国企業がデータ処理していた人数は、500万人に及びます。
約6000万人の加入者がいるとすると
そのうちの8%の国民の個人データを、外国企業に渡していた事となります。
大事件です。
ハッキリ言って、籠池どころの騒ぎではないのですが・・・
いざ、自分たちが当事者だと、ここまで、大人しい与党。
あなた方が大っ嫌いな中国の企業ですよ~。
なぜ、保守やタカ派の方々は、黙っているのですか~。
あなた方が大好きな言葉をあえて使って・・・
この大問題を表現してると、こうなります。
国民の個人データを外国企業に手渡すなんて
安倍政権は、売国奴ですね!!
この問題、実際、内閣総辞職に値するのです。
しかし、与党も野党も、籠池に夢中。
なぜ?
どうして?
旧社会保険庁が名前を変え、日本年金機構になりました。
10年が過ぎた現在。
結局、何も変わっていなかったという事です。
ということは・・・
「責任を持って最後の一人まで年金記録をチェックする」
と仰いながら、何もしていなかった内閣総理大臣が
しっかりと責任を負い、辞めてもらうしかないわけです。
できれば、私財没収して、国民の損失を補てんすべきかと。
それにしても・・・
これだけ「口だけ」の奴っていうのも、珍しい。
最低最悪の内閣総理大臣だと、心底思うのです。
Translate
2018年4月1日日曜日
2018年3月31日土曜日
功利主義
「嘘をつくな」というのは・・・
「人間を辞めろ」と言っているのと同じ。
哲学者の中島義道さんが新聞紙面で仰ってました。
氏曰く(注釈)
国会中継をずっと見ていたが
皆「嘘だ」「嘘じゃない」とえんえんと議論して
「ウソをついた!」という形だけで他人を非難することに終止し
いわれた当人も「ウソではない!」とただ弁解するだけであって
あまりにも退屈で、途中2時間も眠ってしまった。
どうして人は「ウソをつくべきではない!」と言いつつ
絶えず、ウソをつき続けるのか?
人の行動原理は、三つに分けられる。
■理性主義
道理(人として行う正しい道)に従うというもの。
我々国民が政治家に期待しているものが、これにあたる。
「約束を守るのは、人として当然である。」という考え方。
■功利主義
幸福を最大の目的とすし、快楽や利益を基準にして行動をするもの。
■情緒主義
その時々の感情を行為の基準にするもの。
「昨日約束を守るつもりだったが、今日気が変わった。」
という態度がこれにあたる。
大部分の現代日本人は、基本的には功利主義に立っている。
比較的どうでもいい場合は情緒主義で
逆に自分の信念に直結する場合も情緒主義である。
しかし、どちらも名目上は理性主義だとしているのである。
そして、興味深いのは・・・
我々が他人の行為を判定するときは、秩序を適用しているという事。
秩序とは、理性主義を指す。
安倍晋三首相も、菅義偉官房長官も、このことをよく知っている。
事実そうであったとしても
「私の得になるからしました。」とも
「その時の気分に誘われてしました。」とも
言わないのであって、だから必然的に
「1点の私欲も無く、ひたすら国民のことを考えて行いました。」
というウソばかりの答弁になるのだ。
しかし、カント(ドイツの哲学者)は、これを「善意のウソ」と呼び
ウソのなかで最も悪質なウソとみなした。
なぜなら、こう語る時の人は
他人を騙すのみならず、自分も騙し
さらに・・・
「私は国家のためにやっているのだ。」
という、善意に基づいているからである。
ほほ~
批判する側も、批判される側も
その大部分は自分の利益を最優先しているのに
どちらも「国民の為にやってるんだ。」と嘘をついているから
国会自体が嘘くさくなっているのですね。
面白い。
そして、我々も「国民の為に」とシュプレヒコールを上げていても
皆、実は理性主義ではなく、限りなく功利主義であって
その手段として情緒に身をゆだねている。
それでいて「我々は理性主義だ」というから
一歩引いて第三者的に見ると
なんだかオカシイように思う訳ですね。
哲学だな~。
でも、この三つに基いて考えてしまうと
もう、どう考えても、社会全体が嘘の塊に思えてきます。
全ての仕組みが、功利主義の上に成り立っていて
情緒主義が表裏一体でのさばっている。
それを必死に法律で押さえつけているのが現実かと。
それでいて、皆、理性主義のフリをしている。(苦笑)
ちなみに理性主義は、法があって初めて成立します。
掟がなければ、皆、情緒主義に走りますから。
その法律が・・・
今、日本では危機に瀕しようとしている。
「国のため」という善意によって。
なるほど~。
とても難しい切り口ですが・・・
物凄く現代社会を解き明かしたお話でした。
「人間を辞めろ」と言っているのと同じ。
哲学者の中島義道さんが新聞紙面で仰ってました。
氏曰く(注釈)
国会中継をずっと見ていたが
皆「嘘だ」「嘘じゃない」とえんえんと議論して
「ウソをついた!」という形だけで他人を非難することに終止し
いわれた当人も「ウソではない!」とただ弁解するだけであって
あまりにも退屈で、途中2時間も眠ってしまった。
どうして人は「ウソをつくべきではない!」と言いつつ
絶えず、ウソをつき続けるのか?
人の行動原理は、三つに分けられる。
■理性主義
道理(人として行う正しい道)に従うというもの。
我々国民が政治家に期待しているものが、これにあたる。
「約束を守るのは、人として当然である。」という考え方。
■功利主義
幸福を最大の目的とすし、快楽や利益を基準にして行動をするもの。
■情緒主義
その時々の感情を行為の基準にするもの。
「昨日約束を守るつもりだったが、今日気が変わった。」
という態度がこれにあたる。
大部分の現代日本人は、基本的には功利主義に立っている。
比較的どうでもいい場合は情緒主義で
逆に自分の信念に直結する場合も情緒主義である。
しかし、どちらも名目上は理性主義だとしているのである。
そして、興味深いのは・・・
我々が他人の行為を判定するときは、秩序を適用しているという事。
秩序とは、理性主義を指す。
安倍晋三首相も、菅義偉官房長官も、このことをよく知っている。
事実そうであったとしても
「私の得になるからしました。」とも
「その時の気分に誘われてしました。」とも
言わないのであって、だから必然的に
「1点の私欲も無く、ひたすら国民のことを考えて行いました。」
というウソばかりの答弁になるのだ。
しかし、カント(ドイツの哲学者)は、これを「善意のウソ」と呼び
ウソのなかで最も悪質なウソとみなした。
なぜなら、こう語る時の人は
他人を騙すのみならず、自分も騙し
さらに・・・
「私は国家のためにやっているのだ。」
という、善意に基づいているからである。
ほほ~
批判する側も、批判される側も
その大部分は自分の利益を最優先しているのに
どちらも「国民の為にやってるんだ。」と嘘をついているから
国会自体が嘘くさくなっているのですね。
面白い。
そして、我々も「国民の為に」とシュプレヒコールを上げていても
皆、実は理性主義ではなく、限りなく功利主義であって
その手段として情緒に身をゆだねている。
それでいて「我々は理性主義だ」というから
一歩引いて第三者的に見ると
なんだかオカシイように思う訳ですね。
哲学だな~。
でも、この三つに基いて考えてしまうと
もう、どう考えても、社会全体が嘘の塊に思えてきます。
全ての仕組みが、功利主義の上に成り立っていて
情緒主義が表裏一体でのさばっている。
それを必死に法律で押さえつけているのが現実かと。
それでいて、皆、理性主義のフリをしている。(苦笑)
ちなみに理性主義は、法があって初めて成立します。
掟がなければ、皆、情緒主義に走りますから。
その法律が・・・
今、日本では危機に瀕しようとしている。
「国のため」という善意によって。
なるほど~。
とても難しい切り口ですが・・・
物凄く現代社会を解き明かしたお話でした。
2018年3月30日金曜日
玉縄谷戸池の桜
鎌倉の北、大船の桜は、桜が満開です。
玉縄城の城下だった谷戸にある「谷戸池公園」です。
池の横にある公園内もご覧の通り。
すでに古木ですが、枝振りは勇ましく
花びらの量は、鎌倉の中でも随一かと。
今日は、風が強く・・・
すでに散り始めているので・・・
明日には、花ビラで埋まる湖面が見られると思います。
池に近づくと
「餌をくれるの?」
と、野鳥たちが近寄ってきます。
(※クリックすると拡大します。)
鳥は、色の識別が4原色だというのが有名です。
人間が見る世界は3原色で、紫外線を見ることが出来ません。
でも、鳥は紫外線を見ることが出来るそうです。
噂では、鳥には桜が青にみえるのだとか。
満開の桜が青く見えたら、別世界ですね。
興味津々。
話はガラッと変わりますが・・・
この谷戸池目の前に、当社売主の売地があります。
http://www.heisei-shonan.co.jp/urinusi/tamanawa100.html
こんな景勝地に住みたい!!
それを実現できる土地です。
ぜひ、ご検討くださいませ。
2018年3月29日木曜日
リメンバーミー
3月16日に卒園式だった娘の晴れ姿を見るために
山形から上京していた妻のお父さんお母さん。
我が家に滞在し、春休みの息子と娘の面倒を見て下さり
昨日のお昼、帰郷されました。
新幹線に乗って、約3時間。
桜が満開の鎌倉からたった3時間ですが・・・
山形は、まだ雪が残っているそうです。
お盆休みには、山形でキャンプをしに行く約束をしながら
お昼に大船駅でお別れ。
午後は、家に戻って夕方まで寝たい気分でしたが
そうは問屋が卸しません。
向かったのは、イオン茅ヶ崎。
イオン茅ヶ崎といえば、湘南地域で数少ない映画館がある所。
先日、学校から頂いた息子の通信簿が
なんと、オール『良くできました』だったんです。
そのお祝いに、今日は映画を見に来る約束をしたのです。
(本当に私の息子かな?)
お目当ては、これです。
これが・・・
凄かった。
子供のアニメと高をくくってましたが
大人の私の見終わった感想は、一言。
「とっても感動した!!」
映画をみて滅多に泣かないタイプですが
この映画で、3回ばかり涙腺が緩み・・・
最後のおばあちゃんが歌うシーンでは、涙腺崩壊。
歴代のディズニーアニメ映画の中で、個人的にNo1です。
いや~、良い映画だった。
改めて、ピクサーの力に感服。
ところどころトイストーリーっぽいところもあり
なんとも懐かしく、そして、おもしろおかしくもあり
最後にガッツリ泣かせる。
クレヨンしんちゃんやドラえもんの映画で泣くとか言いますね。
毎回毎回「大人も泣かせる。」とか話題になりますが
私、泣いたことが無いんです。
皆が泣いたというドラえもんの「STAND・BY・ME」でも
ウルッてくるところは一つもありませんでした。
それが、この映画では・・・
恐るべしディズニーピクサー。
ちなみに・・・
邦題のリメンバーミーは、ミステイクですね。
本当の題名は「COCO」でして
ママココという、おばあちゃんの名前が題名です。
アカデミー賞、2部門受賞。
ゴールデングローブ賞、アニメ映画賞を受賞。
アニー賞、11部門受賞。
メキシコでは、映画史上歴代最高の興行収入を記録。
アメリカや中国でも、大ヒット。
でも、なぜか日本では、ドラえもんに動員数で負けていて
昨日の映画館も、春休みのお昼すぎなのに
座席は5分の1程度の客入り。
正直、ガラガラです。
個人的に邦題が大失敗だと思うのです。
もっと、気が利いた日本名がなかったか?
少なくとも『私を忘れないで』とした方が、全然よかったなぁ。
なんとも、勿体ない。
とにもかくにも「この世界の片隅に」と同じく・・・
皆さんに、見てほしい映画です。
そして、子供を持つ親は、絶対に見てほしい。
とても不思議な感覚になるはずです。
親から、子が生まれ・・・
その子が、親になり・・・
親の親は、おばあちゃんで。
ひいばあちゃんの子は、おばあちゃん。
そのおばあちゃんの子から孫がうまれ・・・
孫から見た親の親は、年老いた老人。
その孫もすぐに親になり
親たちは、順番に年老いて亡き人となり
卵が先かニワトリが先か?みたいな混乱をきたします。
作中では、天国のような別の世界で皆が生きていて
その親も、親の親も、親の親の親も
皆「親の子として」存在しているという
とても不思議な世界観なんですね。
そして、ラストシーン。
ひいばあちゃんのママココは、死ぬ間際も心は子供のまま。
人の心理を問われたような・・・
なんとも、深い映画です。
はたして親は、子の親なのか?
それとも、親の子なのか?
この作品から鑑みると・・・
人は、生涯子供でありつづけ・・・
でも、思春期で親を遠ざけ
子が親になると、親という責任を担っている時だけ、子であることを忘れる。
そして、親としての責任を失った時
人は皆、子に戻るのか。
自分の子供達が我が手から離れていったとき
映画の中のママココのように
私も、亡き親を想い続けるようになるのかしら?
だとしたら、人とは何とも悩ましい。
そして、なんとも絶妙な仕組みだとも思うのです。
とにもかくにも、人間とは難解だ。
死ぬまでに、自分で自分を理解できるのかしら?(^^;)
山形から上京していた妻のお父さんお母さん。
我が家に滞在し、春休みの息子と娘の面倒を見て下さり
昨日のお昼、帰郷されました。
新幹線に乗って、約3時間。
桜が満開の鎌倉からたった3時間ですが・・・
山形は、まだ雪が残っているそうです。
お盆休みには、山形でキャンプをしに行く約束をしながら
お昼に大船駅でお別れ。
午後は、家に戻って夕方まで寝たい気分でしたが
そうは問屋が卸しません。
向かったのは、イオン茅ヶ崎。
イオン茅ヶ崎といえば、湘南地域で数少ない映画館がある所。
先日、学校から頂いた息子の通信簿が
なんと、オール『良くできました』だったんです。
そのお祝いに、今日は映画を見に来る約束をしたのです。
(本当に私の息子かな?)
お目当ては、これです。
(※画像は、リメンバーミー公式サイトより)
ディズニーピクサー「リメンバーミー」
凄かった。
子供のアニメと高をくくってましたが
大人の私の見終わった感想は、一言。
「とっても感動した!!」
映画をみて滅多に泣かないタイプですが
この映画で、3回ばかり涙腺が緩み・・・
最後のおばあちゃんが歌うシーンでは、涙腺崩壊。
歴代のディズニーアニメ映画の中で、個人的にNo1です。
いや~、良い映画だった。
改めて、ピクサーの力に感服。
ところどころトイストーリーっぽいところもあり
なんとも懐かしく、そして、おもしろおかしくもあり
最後にガッツリ泣かせる。
クレヨンしんちゃんやドラえもんの映画で泣くとか言いますね。
毎回毎回「大人も泣かせる。」とか話題になりますが
私、泣いたことが無いんです。
皆が泣いたというドラえもんの「STAND・BY・ME」でも
ウルッてくるところは一つもありませんでした。
それが、この映画では・・・
恐るべしディズニーピクサー。
ちなみに・・・
邦題のリメンバーミーは、ミステイクですね。
本当の題名は「COCO」でして
ママココという、おばあちゃんの名前が題名です。
アカデミー賞、2部門受賞。
ゴールデングローブ賞、アニメ映画賞を受賞。
アニー賞、11部門受賞。
メキシコでは、映画史上歴代最高の興行収入を記録。
アメリカや中国でも、大ヒット。
でも、なぜか日本では、ドラえもんに動員数で負けていて
昨日の映画館も、春休みのお昼すぎなのに
座席は5分の1程度の客入り。
正直、ガラガラです。
個人的に邦題が大失敗だと思うのです。
もっと、気が利いた日本名がなかったか?
少なくとも『私を忘れないで』とした方が、全然よかったなぁ。
なんとも、勿体ない。
とにもかくにも「この世界の片隅に」と同じく・・・
皆さんに、見てほしい映画です。
そして、子供を持つ親は、絶対に見てほしい。
とても不思議な感覚になるはずです。
親から、子が生まれ・・・
その子が、親になり・・・
親の親は、おばあちゃんで。
ひいばあちゃんの子は、おばあちゃん。
そのおばあちゃんの子から孫がうまれ・・・
孫から見た親の親は、年老いた老人。
その孫もすぐに親になり
親たちは、順番に年老いて亡き人となり
卵が先かニワトリが先か?みたいな混乱をきたします。
作中では、天国のような別の世界で皆が生きていて
その親も、親の親も、親の親の親も
皆「親の子として」存在しているという
とても不思議な世界観なんですね。
そして、ラストシーン。
ひいばあちゃんのママココは、死ぬ間際も心は子供のまま。
人の心理を問われたような・・・
なんとも、深い映画です。
はたして親は、子の親なのか?
それとも、親の子なのか?
この作品から鑑みると・・・
人は、生涯子供でありつづけ・・・
でも、思春期で親を遠ざけ
子が親になると、親という責任を担っている時だけ、子であることを忘れる。
そして、親としての責任を失った時
人は皆、子に戻るのか。
自分の子供達が我が手から離れていったとき
映画の中のママココのように
私も、亡き親を想い続けるようになるのかしら?
だとしたら、人とは何とも悩ましい。
そして、なんとも絶妙な仕組みだとも思うのです。
とにもかくにも、人間とは難解だ。
死ぬまでに、自分で自分を理解できるのかしら?(^^;)
2018年3月27日火曜日
日本と言えば
皆さん・・・
「日本と言えば?」
そう問いかけられたら、なんと答えますか。
サムライ
忍者
寿司
着物
富士山
シャープペンシル
ファミコン
ウォークマン
トヨタ
HONDA
色々ありますかね?
私はというと・・・
「日本と言えば、メイド・イン・ジャパン」
と答える世代です。
全世界を日本製品が席巻していた時代
そんな日本に生まれ育った世代です。
日本の白物家電が世界各地でもてはやされ
ファミコンやウォークマンが世界の常識を変え
F1では、HONDAのターボエンジンが上位を独占し
WRCでは、トヨタのセリカ・スバルのインプレッサ・三菱のランエボが総合優勝を繰り返す。
日本の輝かしい第二次高度経済成長期。
キラ星のごとく輝く総合家電メーカー。
三菱・日立・東芝・松下(ナショナル)
そのなかのシャープは、シャープペンシルから始まった会社です。
メイドインジャパンを築き上げてきた日本企業。
それが今では・・・
F1では、HONDA全く勝てず
WRCでは日本車の影もみません。
冷蔵庫や洗濯機は、中国製品にシェアを奪われ
テレビは、韓国がトップシェア。
日本のお家芸である精密機械の携帯電話すら、サムスンに完敗。
驚いたのは・・・
戦いに敗れた日本企業は、盛り返すことなく・・・
シェアを奪われた市場から相次ぎ撤退。
なんと現在、日本の総合家電メーカーは、パナソニックだけとなったそうです。
家電には、白物家電と黒物家電があります。
冷蔵庫・洗濯機・掃除機などの生活家電が白。
テレビ・ビデオデッキ・アンプ・ビデオカメラが黒。
これらを自社製造で扱うのが「総合家電メーカー」と呼ばれます。
三菱・東芝・日立は、自社ブランド名でそれぞれの家電を売っていますが
実はすでに自社生産はしていないものが多く
実際には、開発から生産まで海外メーカーに任せているものまであるそうです。
東芝は、白物家電を中国の美的集団にすべて売却。
シャープは、企業自体が中国に買収されてしまった。
これは、各企業が目先の金を優先し
海外に生産拠点を移したことで、日本の技術が海外に流出したのが主因です。
日本の代わりに精密機器で世界を席巻したサムスンなどは
日本人技術者を各企業から引き抜き発展したことで有名ですね。
技術を売るということは・・・
何十年と積み重ねてきた創意工夫や先代達の苦労や思いを
ドブに捨ててしまったのと同じではないか?
携帯電話を造っている日本メーカーは、今、たった2社だけ。
過去、10社もあったのに。
日本を取り戻すと仰る総理大臣。
でも、全く違うんですよね。
戦前回帰じゃなく・・・
約30年前のメイドインジャパンを取り戻すのが本懐では?
大量生産ではなくて、日本国内で限られた生産をする。
安売りではなくて、良い物を高く売る。
丈夫で長持ち、高品質、高性能を造る。
そのこだわりが日本人であり、日本企業だったのではないですか?
取り戻すのであれば、その心意気であって
日本人としての、その品格と品性だとおもうのです。
日本人の品とは「嘘偽りのない」物造りであり
人の考えの先を行く「心配り」なんですよね。
それがメイドインジャパンをささえた
『匠の心』です。
とにもかくにも、総合家電メーカーがパナソニックだけとなったというニュースに
衝撃を受けている私でした。
「日本と言えば?」
そう問いかけられたら、なんと答えますか。
サムライ
忍者
寿司
着物
富士山
シャープペンシル
ファミコン
ウォークマン
トヨタ
HONDA
色々ありますかね?
私はというと・・・
「日本と言えば、メイド・イン・ジャパン」
と答える世代です。
全世界を日本製品が席巻していた時代
そんな日本に生まれ育った世代です。
日本の白物家電が世界各地でもてはやされ
ファミコンやウォークマンが世界の常識を変え
F1では、HONDAのターボエンジンが上位を独占し
WRCでは、トヨタのセリカ・スバルのインプレッサ・三菱のランエボが総合優勝を繰り返す。
日本の輝かしい第二次高度経済成長期。
キラ星のごとく輝く総合家電メーカー。
三菱・日立・東芝・松下(ナショナル)
そのなかのシャープは、シャープペンシルから始まった会社です。
メイドインジャパンを築き上げてきた日本企業。
それが今では・・・
F1では、HONDA全く勝てず
WRCでは日本車の影もみません。
冷蔵庫や洗濯機は、中国製品にシェアを奪われ
テレビは、韓国がトップシェア。
日本のお家芸である精密機械の携帯電話すら、サムスンに完敗。
驚いたのは・・・
戦いに敗れた日本企業は、盛り返すことなく・・・
シェアを奪われた市場から相次ぎ撤退。
なんと現在、日本の総合家電メーカーは、パナソニックだけとなったそうです。
家電には、白物家電と黒物家電があります。
冷蔵庫・洗濯機・掃除機などの生活家電が白。
テレビ・ビデオデッキ・アンプ・ビデオカメラが黒。
これらを自社製造で扱うのが「総合家電メーカー」と呼ばれます。
三菱・東芝・日立は、自社ブランド名でそれぞれの家電を売っていますが
実はすでに自社生産はしていないものが多く
実際には、開発から生産まで海外メーカーに任せているものまであるそうです。
東芝は、白物家電を中国の美的集団にすべて売却。
シャープは、企業自体が中国に買収されてしまった。
これは、各企業が目先の金を優先し
海外に生産拠点を移したことで、日本の技術が海外に流出したのが主因です。
日本の代わりに精密機器で世界を席巻したサムスンなどは
日本人技術者を各企業から引き抜き発展したことで有名ですね。
技術を売るということは・・・
何十年と積み重ねてきた創意工夫や先代達の苦労や思いを
ドブに捨ててしまったのと同じではないか?
携帯電話を造っている日本メーカーは、今、たった2社だけ。
過去、10社もあったのに。
日本を取り戻すと仰る総理大臣。
でも、全く違うんですよね。
戦前回帰じゃなく・・・
約30年前のメイドインジャパンを取り戻すのが本懐では?
大量生産ではなくて、日本国内で限られた生産をする。
安売りではなくて、良い物を高く売る。
丈夫で長持ち、高品質、高性能を造る。
そのこだわりが日本人であり、日本企業だったのではないですか?
取り戻すのであれば、その心意気であって
日本人としての、その品格と品性だとおもうのです。
日本人の品とは「嘘偽りのない」物造りであり
人の考えの先を行く「心配り」なんですよね。
それがメイドインジャパンをささえた
『匠の心』です。
とにもかくにも、総合家電メーカーがパナソニックだけとなったというニュースに
衝撃を受けている私でした。
登録:
投稿 (Atom)