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2018年3月22日木曜日

幸せとは

娘が先週、幼稚園を卒園しました。



息子と合わせて、4年間お世話になった玉縄幼稚園。
毎日、仕事前に子供たちを車で送り届けていましたが
もう、それも終わりです。

来月から、玉縄幼稚園の門をくぐる事も無くなります。

私も妻も、玉縄幼稚園ロスになりそうなほど
寂しさを覚えておりますが・・・
当の本人(娘)はというと・・・
すでに新しく通う小学校の生活に胸高まらせ
買い与えたランドセルを片時も離さない状況です。(^^;)

過去に思いを馳せる親と、完全無欠の未来志向の子。
なんとも対照的なものですね。

世知辛いニュースが多い昨今。
幼稚園や保育園でも、凄惨な事件や事故があったり
登園中に車が突っ込んで来たり、交通事故に巻き込まれたり
そんなニュースを見るにつけ
我が子が無事にここまで成長できたことが
なんだか、奇跡的に思えてきます。

玉縄幼稚園の先生方は本当に素晴らしく
皆様のお力添えもあってのことと強く思うのです。
本当に、玉縄幼稚園を選んでよかった。

夫婦ともども・・・
4年前、子供たちが入園する幼稚園をどこにするか
右も左も上も下も何もわからない中で
多くある幼稚園の一つとして玉縄幼稚園に初めて訪れた日。

あの下見をした日を思いおこして
時の経つスピードに嘆きながら
そして、玉縄幼稚園を選択した過去の自分たちを
誇らしく思うのです。(^^;)

玉縄幼稚園は、お寺の幼稚園です。
曹洞宗の龍寳寺の敷地内にあります。
https://kamakura-guide.jp/ryuhouji



龍寳寺の開山は、なんと1503年。
515年前です。
ものすごい歴史がある土地にあるのです!!

同じ曹洞宗の禅僧「佐藤隆定」さんのお話

幸せだなあと感じるのも
なんだか満たされないなあと感じるのも
それを感じているのは、自分の心。

いかに原因が自分の外側にあるように思えても
最終的にそれをどう感じるかは
自分の心が決めている事です。

それなら・・・
人は、自分の外側にある何かを変えて幸せを求めなくても
自分の心を整えることで
幸せに生きることが出来るのではないか。

問題の根本は・・・
外界ではなく内界にある。

貧乏や裕福といった『客観的』に判断される事柄は
所得の多少で決まるかもしれませんが
幸福や不幸といった『主観的』な事柄は
金額では決まらないのです。

何が決めているかと言えば
それは、やはり自分の心にほかなりません。

それならば・・・
心がいつも幸せを感じることができるように
常に心を整えて生活する。

それが、とても大切なのだと思います。

全ては自分次第。

他物・他人と比べず・・・
自分は自分。
まさに玉縄幼稚園の教えそのものですね。

感謝をこめて。
「幸せな4年間でした。有難うございました。」


2018年3月20日火曜日

鎌倉市玉縄2丁目売地

不動産会社の一番の繁忙期である3月も
残り僅かとなってきました。

さて・・・
本日お引き渡しの予定でした当社売主物件「鎌倉市玉縄2丁目」売地が
前日にお客様のご都合にて、キャンセルとなりました。

つきましては・・・

大幅値下げをして、本日、再度販売を開始したします。

(※クリックすると拡大します。)

大船駅から徒歩12分。
平坦です。

土地面積は、なんと110坪を超えます。
価格は、値下げ後3,680万円!!

坪単価33.39万円です!!
周辺の平均相場は、100万円を優に超えます。
入口が狭いというだけで
1億円前後の土地が3000万円台で手に入ります。

土地が広いため
40坪の平屋を余裕で建築することが出来ます。
広い畑も実現でき
住宅に合わせ、50㎡未満の教室を併設することも可能。

ぜひ、これを機会に・・・
徒歩圏で広大な土地を手に入れてください!!!

当社が売り主です。
もちろん、建物を請け負うことも出来ます。

建築家「伊藤誠康」先生に設計を依頼することも可能。

ご相談くださいませ。

電話:0467-46-8775

お気軽にお問合せ下さいませ。
私、柳(やなぎ)がご対応申し上げます。(^^)


2018年3月19日月曜日

執心

今週の水曜日は、春分の日で祭日です。
お客様との打ち合わせが2件入ったので
急きょ、昨日、振り替え休日を頂きました。

娘の卒園式があり、山形から妻のご両親が来ていて
じいちゃん・ばあちゃん・私・妻・息子・娘で遊んできました。

不動産の取引は、水曜日にしません。
なぜかというと、水に流れるのを嫌うから。
だから、不動産業は水曜日が定休日なのです。

「水曜日に結びごとをすると水に流れる」
なんとも日本っぽいですね。

現在日本にて使われている曜日は「七曜」といいます。
太陽・月・火星・水星・木星・金星・土星
で構成されています。
この件は、話し始めると長いので、止めましょう。

日本人は、言葉合わせが昔から大好き。

縁や柄、結びつき等の迷信が多く残ってます。
現在、その迷信自体は、忘れられ・・・
その慣習だけが形骸化して残っている。(^^;)

これも、なんとも日本らしいといえます。
六曜なんかが、その最たるものですね。

話はもどりまして・・・日曜日、久々に休みましたが
やはり、どこも混雑してます。
子供の遊ぶところは、ご家族連れで一杯。

そんなご家族をウォッチングしていると
大まかに3パターンあることに気が付きました。

①子供達と楽しそうに遊ぶ親。
②遊ぶ子供たちと一線を引いている親。
③子供と遊ぶ体力すら残っていない親。

多いのが②ですね。
子供には一切目を向けず、ひたすらスマホを見てる。
ちくちく、ちくちく。
街中で子供の手を引きながらスマホを見ながら歩く母親。

自転車の前と後ろに子供を乗せながら・・・
スマホを片手に自転車を運転する母親を見つけて
心底、ゾッとしました。

レストランに入って驚いたのが・・・
4人家族のテーブル。
小学生高学年の子供2人に30代の親。
4人とも会話が無い。
皆、スマホを手にして画面に吸い込まれてる。
食事が運ばれてきても、手からスマホは離れない。

あれは、もう、スマホに憑り付かれてますね。
こうなると・・・
スマホは妖怪の類なのかもしれません。

次に多いのが③のお父さん。
公園に行くと、公園の隅っこのベンチで・・・


(※画像はヤフーより)

こんなお父さん方が一杯。(^^;)

仕事を1週間こなして、燃え尽きたんですね。
その週末、奥様に「休みぐらい子供と公園に行って来い!」と言われ
公園のベンチで、灰になって・・・

そうそう!!
明日のジョー、今年で連載、50周年!!

特別サイトを見て、ゾクゾクっとしました。

何十年前にリアルタイムで見たTVアニメ。
その衝撃を原画を見ただけで肌で思いだすのだから
凄いです。

50周年、おめでとうございます。
私たち世代の男の子、永遠のバイブルです。

さて、我が家は・・・
午前中、家でデュエルマスターズの対決を散々行い
午後、寒川の「湘南釣り堀」で釣りを2時間ばかりして
その後「大和の引地台温水プール」で2時間ばかり泳ぎ
口座渋谷の「おふろの大様」で入浴後
その食事処で食事して

家に帰ったのが、夜の9時ごろ。

さすがに、リビングで・・・
私、燃え尽きました。

2018年3月17日土曜日

廃棄食品

息子が、私のまねをして新聞を読み始めました。



朝日新聞の勧誘のお兄さんから
「無料でためし読みしてみませんか?」
とススメられたのがキッカケのようです。

朝日学生新聞社の「小学生新聞」です。

月々1769円(税込)で毎朝、配達をしてくれます。

朝、新聞を読む私の姿に何か感じたのでしょう。
読みたいと言ったら、断る理由はありません!!
子供の感性は面白い。

その付録の中にこんな記事がありました。

日本で、消費されず廃棄されている食べ物
どのくらいあるかご存知ですか?

年間、632万トンですって。

と言われてもピンときませんね。
凄い量だとは分かりますが。

発展途上国や紛争地帯への食糧支援と比べてみましょう。

全世界から途上国への支援総量は年間320万トン。

日本が廃棄している食品の2分の1です。
つまり・・・
こんな小さな島国が一年間に捨てている食べ物を無くすだけで
世界の食糧支援をまかなえ・・・
さらに、倍の人を救える計算となります。

賞味期限が切れたら、大量に廃棄するスーパーやコンビニ。
とくにコンビニエンスストアの普及に合わせ
食品廃棄も増え続けています。

売れずに棄ててしまったら
企業も損をするはずだと思うでしょう?

しかしそうはならないのです。
作っても無駄にならないであろう分をメーカーは計算しており
廃棄にかかるコストも商品価格に織り込んでいるのです。

つまり・・・
無駄に作って廃棄する分まで
我々消費者が負担させられているのです。

その上、公的な処理施設を使って廃棄する場合
私たちの税金が使われます。

企業は何の痛みも無く
大量生産、大量廃棄を続けているのです。

テレビCMは、ごみ山に通う少女や
飢えによって命の危険にさらされる幼児の映像を使い
募金や支援を呼びかけています。
確かにそのような支援は大事かもしれません。

しかし私たち一人一人が
普段からもっと賢い消費を心がけることで
大量廃棄にNOと言えば
それが貧しく飢えた子供たちの命をつなぐことになるのです。

「勿体ない」

こんな素敵な言葉を生み出した国に
私たちは生まれたのですから

モノに敬意を払う日本の文化を守り
その精神を実践して
いつまでも伝えていきたいものです。

小学生新聞、侮れません。

44歳、勉強になりました。

2018年3月16日金曜日

無駄のある家

建築家伊藤誠康氏が基本設計を手がけた
当社売主の建売住宅「鎌倉市岡本2棟」の
B棟が本日、完成しました。



個性ある外観です。 



ビルドインの駐車場に玄関が続いています。

建築前・・・
伊藤先生から頂戴した「住宅模型」の写真。



ほぼ完ぺきに再現できてますね。(^^)

伊藤先生の最初の図では、仕上げは左官でした。
そこを私がサイディングに変え
サッシも、シャッターを増やしています。

そこが少し伊藤先生の意匠と異なっています。
(先生、申し訳ありません。)

内部仕上も、伊藤先生が監修すると自然素材が中心となりますが・・・


ドア・枠材は既製品とし
床は、イクタの合板をチョイス。


壁も壁紙としてあります。
(と言っても、ハイグレードのモノを選んでます。)

キッチンはおしゃれに使いやすい内容となっています。
レンジフードも独立マントル型!!
床は、磁気タイル。
背面にホーローパネル。(絵が描けます。)


コンロの後ろに食器棚スペースが独立しています。

ここに冷蔵庫も入ります。


廊下は、パントリーも兼ねた配置。


空間の考え方が巧みですね~。

奥にあるのは脱衣所兼ランドリー。
ランドリー(室内物干しスペース)があり・・・
その前に、大きな引違窓。


空間を、なんとも無駄に使ってます。
普通、施主も設計者も「空間=居住スペース」なので
こういう無駄な発想は、できないのですよね。

でも、居住スペースで満たした家は・・・
逆に狭く、収納が足りず、物があふれる家になったりするのです。

本物件は3階建です。
1Fに居室が2部屋。
2Fは、LDKと洗面・浴室。
3Fは・・・
通常2部屋とするところですが・・・

そこは建築家のなせる業!
・吹き抜け
・インナーバルコニー
・フリースペース
・倉庫
で構成されました。

完成すると、こうなります。



間取り的には「2SLDK」です。
4LDKの空間が2SLDKとなることにより
とても開放的な家となります。

世の中の建売住宅では、有り得ない設計です。
「部屋数が多い方が売れる」と盲信されているから。

でも、部屋で区切ったら・・・
3Fは、狭く暗い北側廊下に向かい合うドア。
たぶん、全然異なる家になる。

その既成概念を取り払うことで
家って、これだけ楽しい空間に生まれ変わるのです。

階段の袖壁は、本棚に。


ちなみに、2Fにも広いバルコニー。


3Fは、屋根付きバルコニー。


共働きでも、洗濯物を干して、仕事にいけます。
雨が降っても、なんの心配もありません。

玄関横には、キャンプ用品等をしまえる倉庫。



玄関にもオープンクロークがあり
ロングボードが4本ぐらい立てかけられます。

ガレージ部分と3Fのインナーバルコニーを合わせると
建築面積は130㎡を超えます。
(吹き抜けは未参入)

これだけやると・・・
決して安くはありません。
他の建売住宅にくらべると、だいぶ高いと思います。

でも、普通に建築家と言われる一級建築士事務所に依頼し
この建物を注文住宅で建てた場合、総額3000万円はかかるかな?
そう考えると、はるかに安い訳です。

ちなみに本物件。
建築開始は、去年の9月です。
下記は、建設中の紹介ページです。

時間、かかりすぎですね。(^^;)
同業者が見たら「バカじゃないの!」と言うでしょう。
でも、本来、家の建設って、このぐらいを要するのです。
手間暇、かかるのです。

本日、お客様にお引き渡しをしましたが・・・
お客様も大満足です。(^^)

この家で、新しい生活が始まります。

どこにいても、日中は明るい心地よい家です。

良い人生が歩んでいただけると確信しています。
空間設計をしていただいた伊藤先生に感謝です。

最後に。
やはり階段の回転場は、2段までが良いですね。


3段まわりの階段は、日々の生活をキツくします。
特に3階建ての家は絶対ダメ。
「急な階段」は年を取ったら地獄ですよ。

最近、ZEHや低炭素と、断熱性能ばかりに目が向けられていますが
住みやすさって、違うと思うのです。

その中の一つとして・・・
「緩やかで登りやすい階段」も
住宅の性能の中心として
しっかりと考えることをお勧め足ます。