Translate

2018年2月23日金曜日

パパイヤ鈴木の子育て日記

なんてこった!!
朝、ショッキングな出来事が。

パパイヤ鈴木さんの東京新聞の月一コラム「子育て日記」が
今日の朝刊を持って、最終回だというのです。
号泣。(TT)

私の数少ない楽しみの一つが・・・
突然終わってしまいました。

2年半前の涙したブログ。
http://heisei-shonan.blogspot.jp/2015/10/blog-post_18.html

どこかの出版社が本にしませんかね?
心のバイブルとして、絶対欲しい。
お願いします。

さて、私が愛読する東京新聞。
この間、知人に「東京新聞良いよ~」と言ったら
あからさまに嫌な顔をされました。(^^;)
彼曰く、左翼急先鋒の新聞なのだそうです。

個人的に右寄りな私ですが・・・
原発反対」と言うだけで左翼とみなされ
続けて「反政府」だけで、共産主義のレッテルを貼られます。
いつの間に、こんなになってしまったんですかね?
きな臭くさいったらありゃしない。

東京新聞、良い新聞ですよ。
本当に良い記事が一杯です。

このブログで紹介しようと切り取ってきた記事が
機会を逸してドンドンと仕事机に溜まってきたので
一気に放出します。

■岡崎勝さん『子供ってワケわからん』より
「早くしなさい」
と親は子供に良く言います。
「きちんとしなさい」
「ちゃんとしなさい」
が口癖になっている親も多いのでは?
学校でも、多くの先生は
「きちんとしなさい」
「ちゃんとしなさい」
と言います。

忙しい毎日の暮らしの中で
親も先生もなすべき事をテキパキこなそうと
他事に気を取られたりする子に
どうしても厳しくなります。

でも・・・
ときどきは子供と一緒に
道草することをお勧めします。

子供たちが今、何に興味を持っているのか?
どんな友達と遊んでいるのか?
何が流行っているのか?
子供の暮らしを一緒に眺めるのも大事。

別にわざわざ子供に向き合って
真剣に「さあ語りましょう」などという必要はなく
一緒に夕食の支度をしたり
洗濯物を畳んだりしながら
「ちゃんとしなさい」を封印し
話しかけてみるもの良いものです。

これ、私の考えと凄く一致します。(^^)
子供の横につねに寄り添い、子供の思考で考える。
そして、子供目線で遊びを一緒にする。

目まぐるしい日々の中で、大人はいつも疲れてます。
自分に余裕がない。
そうすると、常に大人の都合を優先してしまいますが
大人が縛られた規律や規則に待ったをかけて
一瞬でも立ち止まってあげる。
その中で、子供の「望み」や「想い」ををくみ取って
大人の心を子供に配ってあげる。

中々出来ないですが、大事ですね。

■ドナルドキーンさん『東京下町日記』より
私がいつも感心することの一つに
日本人の教養の高さがある。
しっかりとした家庭での教育や初等教育のおかげだろう。
読み書きの水準は高く
誰もが詩を読む。
絵や書にしてもそうだ。

そんな教養を背景とする「お互いさま」という共同意識が
この社会を支えているように感じる。
それを初めて私が体験したのは
もう60年前以上も昔だ。

まだ米国人だった1953年8月
京都へ向かう二等列車の車中
とても窮屈で暑く、私は古い封筒で顔をあおいでいた。
すると前席の男性が「これを使いなさい」とセンスを差し出した。
ありがたく拝借し、涼をとった。
別れるときに返そうとしたが「持ってけ」と聞かない。
まだ戦争の傷跡が残る時代の思い遣りに
「この国なら、留学生活はうまく行きそうだ」
と心弾んだものだった。

留学中には、こんな事もあった。
月夜に下宿近くの竜安寺に出かけ、石庭を見ていた時だった。
傍らでかすかな音がした。
住職の奥様が、一服の茶を置いて行ったのだった。

室生寺で雨に降られた折には
知らないおばさんが傘を貸してくれた。
「返せないかもしれないから」と遠慮すると
「それでもよいから」と去って行った。
些細なことかもしれないが、とてもうれしかった。

あの時代と比べると・・・
日本は豊かになり、物にあふれるようになった。
日本人は依然として教養高く、親切である。
だが、社会に変化を感じるのだ。

何事も効率優先で目先の利益を追うようになっている。
新聞を開けば、格差や貧困の記事を見ない日はない。
でも、政府は企業向けの景気対策を優先する。
利己主義が幅を利かせ、IT長者が時代の寵児とされている。

大学でも実学系に重きが置かれ
バランスのとれた全人を育てるための教科は
ないがしろにされている。

日本社会の強さは『共同体意識』のはずだ。
それが世界に誇る日本独自の文化を支えているのだ。
急増する外国人観光客がどこに訪れ
何に関心を持つかを考えれば
今の日本に何が必要かは明らかだろう。

貧しくも豊かだった日本が
豊かだが貧しい国になりやしないか?
危機感を持っている。

「お互い様」という言葉、私も大好きです。
そして、この言葉に今まで幾度も助けられてきました。

住宅を建てるとき、騒音等で御近隣にご迷惑をおかけします。
よって、建設前に必ず、あいさつに行きます。
「これから数か月間ご迷惑をおかけいたします。」
と頭を下げて回るのですが・・・
お歳を召した奥様は必ずこう仰られます。
「私もこの家を建てるとき、お隣さんに迷惑をかけたわよ。」
「お互い様だから、気にせずやって下さいな。」

この言葉を頂くと、その瞬間、とても救われます。
もちろん、迷惑をかけないよう万全は期します!
でも相手から「お互い様」と言われるだけで、本当に気が楽になるのです。

そうそう・・・
オリンピック招致で
しゃべり方が媚びたキャスター上がりが
「お・も・て・な・し」とか言っていましたが

日本の心を分かってないなと、思いました。

ただの媚びですよ。
とくにあの女性の所作は。

椎名林檎さんは、こういってます。

相手がこういうものを喜ぶだろう
と決めつけたうえで
わざわざ媚びに行ってふられるのは
色恋沙汰しかり
一番みっともない。

日本の場合、「カリスマの力に頼る」のは
合わないんじゃないかとも思います。
スターを登場させると華やかながら賛否両論。
その人を支持する人としない人の争いにしかならない。
それでは、私たちの日本らしくない。

市井の知恵が結集したものの方が
日本の良さが出るはずです。

市井(しせい)とは・・・
井戸の周りに市(いち)が出来たのが由来の言葉です。
人が集まって知恵を出しあうという意味ですね。

椎名林檎は、分かってらっしゃる。

日本の心は「お互い様」の精神です。
私は、キーンさんに強く賛同します。


■銃連射装置を禁止
トランプ大統領は、生徒が17人死亡した乱射事件後
銃を連射する装置「バンプストック」を禁止するよう指示を出した。

連射装置が無くてもね
普及している多弾装填銃の半自動小銃であれば
一秒に2発3発撃てる。
だから、論点が完全にずれている大統領。
バカなの?

■銃を持つ教師にボーナスを
トランプ大統領は、教師に銃を持たせることに言及。
人に見えないよう教師に銃を携行させ
厳しい訓練を受けた銃を持つ教師に
少額のボーナスを支給することを提案。

もう、バカを通りこして、狂ってますね。
こんな輩が、世界一危険な合衆国の大統領を今やっている。
そして、そのトランプ氏を称賛する日本政府。
今回も・・・
同盟国として評価するのでしょうか?

■プロ野球くじ導入
日本野球機構が、野球を賭けの対象にるす「野球くじ」を検討。
過去、反対を表明していた十二球団も反対無し。

野球賭博で、散々問題を起こしていた日本球界が・・・
反省の欠片も見せず・・・
満を持して、球界ぐるみで賭博を行うそうです。

つづく

2018年2月22日木曜日

雪ノ下上棟

建築家、伊藤誠康氏設計の建売住宅「鎌倉市雪ノ下」
A棟を本日、上棟しました。

一昨日、土台を敷き終わり、昨日足場。



土台は、紀州檜の4寸。

快晴が続き、工事はとても順調に進みました。
天気予報も、週内は全て晴れマーク。

そして、今日の朝。

朝起きて外を見ると雨。(TT)涙
なんでやねん!

でも、小雨なので、決行です。




新年が明けて、大工さんたちはとても忙しく・・・
上棟時に6人以上を確保するのが大変とのこと。
クレーンも中々とることが出来ないぐらい。

でも、地場工務店仲間からは景気の良い話は聞きません。(^^;)
悲鳴ばかりが聞こえてきます。

「建材が値上がりし続け、建築コストがどんどん上がる。」
「職人が居ない」
「消費税が上がる来年、どうなってしまうのだろう?」

中小は冷え込むばかり。
そのかわり、巨大企業ばかりが儲かるようになっているのですよ。
国の政策づくりに関わる超大手とパワービルダー。
パワービルダーなどは、最高益を更新し続けています。

そのあおりで、中小企業は経営が苦しくなっていくばかり。

でも、負けませんよ!!
夢がある家を造り続けていれば、生き残れると思ってます。
建築家の伊藤先生のちからを借りて、できるところまで頑張ばります。

おかげさまで、本物件もB棟がご成約となりました。
A棟も引き合い多数あり、嬉しい限りです。

とにもかくにも、今日は雨の中、棟梁の遠藤さんはじめ
上棟応援に来て下さった大工の皆様、有難うございました。

明後日はB棟の上棟です。
また、よろしくお願い申し上げます。

2018年2月20日火曜日

高木の伐採

昨日、丸一日かけて・・・

ビフォー

 アフター

高木が一本、消えて無くなりました。(^^)


一本撤去に、丸一日。(^^;)

作業員5人。
高所作業車1台。
クレーン1台。
シャベルカー1台。
誘導員2人。

物凄い手間と費用が掛かりました。

根が解れて2本。


切った後は、ひたすら長さ2m以下に裁断。


大きな木のため、輪切りにしていくのも一苦労です。
順次、ダンプカーに乗せて、処分場へピストン運送。

とにもかくにも、無事に完了することが出来ました。
ご近隣の皆様、ご協力感謝申し上げます。
有難うございました。

さて・・・

この作業中。
ひとつ、気になるものがありました。

県道の歩道、本地から側面が見えます。



なんだか、やたらと痛んでますよね?

この歩道、鎌倉市の管理する河川の上に架かっています。
つまり、浮いているのですね。
その歩道を支えているのは、茶色く見える鉄骨なのですが

腐ってますね。


しかも、かなり。


上部の歩道もすでに欠け落ちている個所が多数あり・・・
歩道を一手に支えている「H鋼」という鉄骨柱は
くの字に折れて見えます。

「やばいぞ、これ!!」


すぐに鎌倉市に話をしますが・・・
「河川は市の管理ですが、歩道は県の管理です。」
と、仰る。
県の窓口は、藤沢県土木事務所です。

すぐに藤沢県土木の担当部署に行き・・・
「いつ落ちてもおかしくないよ」と忠告。

県は慌てて、急きょ、歩道を通行止めに。(^^;)

これ、倒壊したら、大事件になってました。
なぜかというと、その上にバス停があったから。
バス停に人が並んでいると、重みがかかります。
倒壊するときは、重みがかかったときでしょう。
全国的な事件になるところだったと思います。

私が気が付いたのは、何かの因果かと。

ちなみに、公共設備の老朽化は社会問題となっています。
日本全国にある公共の設備は、築40~50年を経過したものが多く
トンネル・架橋・下水道・水道管etc・・・
どれもこれも、耐用年数を超えている。

管理がしっかりとされていれば
補修や塗装が行われていて問題ないのですが
この歩道のように、見逃されているものがとても多い。

特に・・・
市が管理しているのか?
県が管理しているのか?
国が管理しているのか?

一目してわからない物は、危険と言えます。

今後、我々は、要注意です。
「公共だから安全」というのは、もう通用しない。
橋の上の手すりやフェンス一つとっても
もたれかかったり、ふざけて上に乗るのは危険です。
ボロッと取れたり崩れ落ちたりする可能性がある。

特に子供たちやお年寄りには、知ってほしい。

それを顕著にしらしめてくれる事案かと思います。

2018年2月19日月曜日

樹齢100年

鎌倉の某所にて
本日は、朝から高木の撤去作業でした。


樹齢100年はあろうかという高木です。
この高木は、ご近隣に長らく迷惑をかけ続けた問題児だったそうです。

県道に越境し、大きく上空に張出し・・・


枯葉や木の実がその下に落ち、車や歩行者にあたる。
片付けもご近隣の方々がやっていたとのこと。

当社がこの土地を購入し、去年初旬に古屋の解体を行いました。
でも、樹木の撤去は鎌倉市から「待った」がかかったのです。
風致地区だから。
急ぎ、去年の初旬から開発許可申請を鎌倉市に行い
今年の2月半ば、ようやく風致の許可が下り、着工と相成りました。(^^;)

鎌倉警察に県道片側通行止めの申請を行い
樹木の解体開始です。

前日に、敷地側は伐採しておき・・・
高所作業車のゴンドラが入れるようにしてあります。
今日一日で片付けなければなりません。

鎌倉警察も、当初は日中の片側通行止めを拒否。
「夜間工事で行こなうように」という指導がありましたが
真夜中にチェーンソーの音が街中に響き渡ったら
ご近隣の住民から大ブーイングですよ!

不動マネジメントさんが粘り強く交渉をしてくれて
どうにか了承を得ることが出来たのです。

クレーン車で釣りながら、チェーンソーで地道に切っていきます。


吊っては、切って、降ろして、細切れにして
吊っては、切って、降ろして、細切れにして
物凄く時間がかかります。(^^;)

午前中でここまで来ました。


ドンドンと、進めます。
太い幹は、慎重に。

道路に落ちたら、新聞記事です。(冷や汗)


午後一で、下部の幹の根本までたどり着きました。


太すぎて、チェーンソーが入りません。

でもそこは、プロ。
チェーンソーを手足のように上手く使い
枝分かれした幹一本が消えて無くなりました。


さて、あと、2本。

午後も頑張っていきましょう。

つづく



2018年2月18日日曜日

グラスホッパー

子供がラジコンを欲しいというので・・・
電池式の安いラジコンを買ってあげました。

ラジコン。
懐かしいです。

私が小学生のころが、ラジコンの最盛期だったと思います。

毎週、タミヤRCカーグランプリが東京テレビでやっていて
ブラウン管のテレビの前で、食い入るように見ていたのを思い出します。

同級生は、皆、そのタミヤのラジコンを持っており・・・

一番安いのが「グラスホッパー」
ワンランク高いのが「ホーネット」
お金持ちが「ホットショット」

子供の中でも家の裕福度がランク付けされるという
私にとっては、とても嫌な思い出でもあるのです。

もちろん、私は・・・
「持っていない」です。(^^;)

母親に「買って」とも、言えませんでした。

友達が遊ぶのを、ただただ、うらやましく見てた子供のころの私。

驚くことに、その記憶が現代によみがえりました。
しかも、現物です!!!

タミヤが、復刻販売していたのです。


グラスホッパー!!!
ホーネット!! 


な、な、懐かしい~。

涙が出るほど、懐かしい。

どちらも、アマゾンで6000円ぐらいで手に入ります。
コントローラーは別売り。

コントローラーも2種類ありましたよね~。

プロ仕様のこの形状と・・・



初心者仕様のこの形。



(※画像はすべてタミヤのWEBサイトより)

小学生の時、一人だけ持っておらず
貧乏人と馬鹿にされ
悔しい思いをしました。
今でも、その気持ちは覚えてます。

大人になり、自分の稼いだ金で苦なく買えちゃいます。
32年前の僕に教えてあげたい。(TT)