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2017年11月28日火曜日

今、一番ほしい本

今、一番ほしい本があります。
しかし、高額でして・・・

買おうと思ってはやめ
忘れて思い出しては、買おうと思い
いざ買おうと思っては、やはり高いと思い
どうしようと考えているうちにやめて

もう1年ぐらい買えずにいる本。


写真アルバム「鎌倉・逗子・葉山の昭和」です。

10,275円也!!

この本、すごいのです!!
昭和初期や、戦前の鎌倉の写真を見ることが出来る
物凄く貴重な本なのです。

出版元のいき出版さんのWEBサイトで
一部紹介されている写真は、衝撃的です!!!


この写真は、昭和二年に小坂小学校から大船駅を撮ったもの。
駅まで、建物は一切なく・・・
大船駅東口、全部田んぼ!!!

ルミネもなければ、西友・イトーヨーカドーも無い。

衝撃的です。


この写真は、昭和三十年に稲村ケ崎から江の島方面を撮影した写真。

七里ヶ浜の住宅地が、ありません!!
稲村ケ崎と七里ヶ浜の山が開発される前の貴重なものです。

実は結構最近まで、134号線は「湘南道路」という名前で有料道路でした。


この写真は、50年ほど前の現在の七里ヶ浜駐車場付近だと思われます。
料金所がありますね。

どうです?
この写真を見るだけで、欲しくなってきますよね?
こんな写真が満載の写真集なのです。
グラビアアイドルの写真集なんかより
よっぽどドキドキしませんか?

どうしよう、また買いたい衝動が・・・
沸々と・・・

でも、1万円するんだよな~。

(^^;)

2017年11月27日月曜日

江の島のアオリイカ

昨日の出社前の早朝。
電話が鳴りました。

出社前に電話が鳴ると、ドキッとする私。

早朝の電話って・・・
相手が慌ててかけてきているケースが殆どで・・・
悪い知らせが多いのです。
特に日曜日は、建築現場が休みなのでその割合は高くなります。

おっかなビックリ電話にでると
相手は、水道屋の武蔵設備工業の白井さんの声。
「朝、事務所に居ますか?」
とおっしゃる。

とりあえず「も、もうすぐ出社しますよ。」と答えると・・・
「じゃあ、すぐ行きますから!!」といい、電話を切られました。

ますます、不安な私。

事務所に到着して、ほどなくして白井さんが到着。
眉間にしわを寄せ「なんのトラブルですか?」と聞く私に
彼は、ビニール袋を取り出しました。

「はい、昨日の夜の釣果です。」

話はさかのぼりまして・・・
今年の7月の話です。
http://heisei-shonan.blogspot.jp/2017/07/blog-post_13.html

江の島で息子と釣りをしているとき
堤防からイカ狙いの投げ釣りをしている白井さんと出くわしたのです。



その時の写真。
カメラを向けると顔を隠す白井氏。(^^;)

市橋達也とか福田和子とか
「逃亡犯は、顔を写させない」と言いますが
なにか、のっぴきならない事情が彼にもあるのでしょう(笑)

面持は、ブルーノマーズのフィリップローレンスに似ています。


(※画像はふるっきーツイッターより)

左から二人目の人です。(ソックリです。)

こんなファンキーな白井さんですが
釣りが趣味でして・・・
昨夜、釣った一尾を、私に持ってきてくれたんです。

「約束、果しましたからね~」
と、瞬く間に去っていきました。
そういえば、そんな約束したぁ~!!
すっかり、忘れてた~。

鮮度が心配で、朝一持ってきたそうで。(^^;

とりあえず、会社の冷凍庫に入れて・・・
仕事・仕事!
仕事を終え、家に帰り、妻に袋ごと渡してみます。
すると、超強度の拒否反応。(笑)

そりゃそうですね!!
その反応を想像してましたよ。

世の奥様方の困り事ランキングなるものがあります。
『釣りに行った主人が釣った魚をそのまま家に持って帰って来る』
は、最上位にランクインします。
世の奥様が「絶対にやめてほしい」事なのだとか。
さらに、今回は・・・
その中でも難易度の高い「イカ」です。

我が妻も触ったことがなければ、さばき方すら知りません。
きっと、どこのお宅でも
ご主人が突然にイカを持って帰ってきたら
「おいおい、お前マジか!」
と、拒否反応を示すことでしょう。

ということで、私が調理することに。(^^)



袋から察するに、結構な大物ですね。
覗き込んでみると、目があいました。(汗)

黒いのは、墨を吐いた後です。


胴長で25cmクラスですね。
足先までだと50cmを超えます。

さて、胴体を引き抜き、背骨を抜き、墨袋も取り、内臓を洗い出し
一枚に切り開き、皮を剥ぎます。


洗ったら、固い根本部分を切って捨てます。


後は、ぬめりを取って、きれいに洗って・・・
短冊切り。

フライパンにオリーブオイルをひいて
洗ってクッキングペーパーで水分を拭き取ったイカをぶっこみ・・・


色が白くなってきたら
コショウと塩を振り、少したってからバターを入れます。


あとは、味噌で味付けをして・・・・

最後に青ネギを入れて、完成!!


基本、私の料理は、すべてカンです。
イカのさばき方も、料理の仕方も習ったわけではありません。
本を見るわけでもなく、ネットで調べるわけでもなく・・・
「AB型の左利き」特有のカンが便りです。

この感性で、今まで失敗したことは無い。
かな?

あっというまに出来上がり!!
隣にいた妻に食べさせてみると
「うまい!」と一言。
機嫌が直りました。


ざっと、さばきに10分。調理に5分ぐらいの所要時間。
お店で出せるぐらいの味です。(自己過大評価)
良くできました。


白井さん、アオリイカ、有難うございました。
おいしく食べさせて頂きました。

また、釣果待ってます。

今度は、カワハギとかも良いな~!!

2017年11月26日日曜日

イタリア製バイオエタノールストーブ

バイオエタノールストーブ・・・
探しまくっています。

でも
無い!

日本では、全く普及していないようです。

でも、この世の中。
手に入らないものなんて無いはずだ。
と、粘り強くWEBで探してみていると・・・
やはり出てきました。
外国のサイトに。(TT)

こういう時に「英語を勉強しておけばよかった」と
心底悔しい思いをします。

とくに、欧州のサイトに多種多形状のものがあります。
その中で、私の琴線に触れたものがこちら。



BioKaminoというイタリアのメーカーです。
バイオカミーノと読むのでしょうか?

「BioStufaRoma」という商品名です。

STUFAとは、イタリア語で「ストーブ」を意味します。
つまり、バイオストーブ「ローマ」ですね。

これは、ものすごくカワイイ!!

しかも、やかんを上に乗せられるのが、良い!!!


白と赤があり、白が、すこぶる良い!!

タイプだわ~。(^ー^)

サイズも、とてもいいサイズで
ベストサイズですね。



「これを買って、雪ノ下の新築住宅に設置しよう!!」

と思い、早速メールにて問い合わせをしてみました。
が・・・
メールフォームがイタリア語。
十中八九、日本語での問い合わせは、返信が望めなさそう。

さらにしらべましたが、日本語のWEBサイトがない。
日本の販売代理店もない。
ということは、個人輸入という選択肢しか残っていません。

イタリアからのネットでの個人輸入は・・・
以前商社につとめる友達から・・・
「商品が来ない可能性50%」と聞いたことがあります。(^^;)

でも・・・
これ、ほしい~。

さて、どうしよう?
どうにかしたいけど・・・


2017年11月25日土曜日

毎日かあさんが終わる

だいぶ前の話ですが・・・

西原理恵子の毎日かあさんが最終回を迎えました。

毎日新聞朝刊で15年間も連載していた
日本一のノンフィクション?子育てマンガです。

コミックは全14巻。
14巻の最後の回は、子育中の親御さん達が見たら
必ず、涙腺が崩壊すると思います。



ぜひ、読んでくださいませ。

連載スタート時は、小っちゃかった子供たち。
ちょうど、我が子たちと同じぐらいの年齢でした。
それがあっというまに大人になり
マンガの中では親と口も利かない。(涙)

でも、それが健全なのですね。

これから我が家も同じ道をたどることでしょう。
この漫画は、まるで「道しるべ」のよう。
といっても・・・
西原氏の人格崩壊も見え隠れするマンガなので
全部を真剣に読むには、根気が必要です。(笑)

毎日新聞には、こんな回が紹介されていました。


(毎日新聞WEBより)

あかん、この11コマだけで、泣いちゃいそうだ。

個人的に、西原ファンを20年以上続けている私。
過去、このブログでも幾度と紹介してきました。

6年前のブログ

5年前のブログ

5年前のブログ

その他いろいろ書いた気もしますが
追い切れないので、このぐらいで。

5~6年前。
私が息子を抱きかかえ先輩のご夫婦方に会うと、必ず言われた言葉があります。

「今が一番かわいい時期だね~」

何回言われたか分りません。(汗)

確かに1~2才の時の息子は天使でした。
体中がプニュプニュで、全身ミルクの匂い。
片手で抱えられたことが、今から思うと奇跡のよう。

今、息子に「抱っこして」と言われても、簡単ではありません。
気構えが必要で、足腰を確認し、自分に気合を入る。
そして、「よいしょ!」と全身を使い、なんとか抱っこする。
すると、頭は臭いし、口も臭い。

いっちょまえに、もう男くさいのです。

でも、そんな今の息子が一番かわいい
1歳よりも2歳、2歳3歳よりも4歳の方が愛らしく
その、どの時よりも・・・
今の息子が一番好き。

最近、先輩の親御さん方はこう言います。

「小4ぐらいで、近寄るなって始まるよ~。」
「友達優先で、全く遊んでくれなくなるよ~。」

息子から避けられる日が来るなんて・・・
なまじ信じられませんが・・・

その日が来たら・・・
耐えられるかな?

その話だけで、今からショックを受けている私。
本気で心配です。

時間、止まらないかな?

2017年11月24日金曜日

バイオエタノールストーブ

建築家の伊藤誠康先生に現在依頼中の新規分譲住宅
「鎌倉市雪ノ下」の2棟現場

ラフプランが上がってきております。

■1F

■2F


玄関クロークと、リビングに土間のある家。
これまた、とても個性ある住宅となります。

リビングの土間は、吹き抜けになっており・・・
良く見ると、まきストーブの絵がありますね。

当社が薪ストーブを扱ったのは、5年前です。
最近は全く触っていません。
ということで、慌てて最近の流行りを勉強することとしました。

伊藤先生が良くお使いになっていたのは、デンマークのモルソー社。

見てみると、5年前とラインナップは変わっていません。

(moruso1126CB)

伝統的な暖房器具なので、すでに普遍的なようです。
(普遍的って使い方あってますかね?)

薪ストーブは、とても良いものです。
私も過去、薪ストーブのある家に住んだことがあるのですが
炎がある暮らしは「癒し」でした。

しかし、至れり尽くせりの現代社会に慣れていると
薪ストーブは、色々と面倒が多い。

今、住宅の潮流は「指でスー」です。
暖房や電気・テレビやオーディオも手元のスマホで操作。
お風呂の湯沸かしも鍵の開け閉めも、スマホの画面を指でなぞるだけ。

家に居なくても、指一本で遠隔操作する世の中に向かっています。

対する薪ストーブは、究極のアナログ。
火つけ用の木をくみ上げ、新聞紙を入れマッチやライターで火をつける。
事前に乾燥させ、大きさをそろえた薪を30分おきにくべる。
使った後は、灰やススを片付ける。

一暖房器具としては物凄く手間がかかり、現代住宅に逆行しているといえます。

また、多くの人が勘違いしているのですが・・・
薪ストーブは、何でも燃やせるわけではありません。

日本で簡単に手に入る薪(松・杉)は、燃やせません。
ヤニと煤が煙突の内側に付き、不燃や故障の原因ります。

針葉樹は煙も多く臭いので、ご近隣からのクレームにもなります。

薪に適しているのは、広葉樹の桜・ナラ・クリ等。
ヤニは出ず、ススも少なく、煙少なく、香りも良い。
火持ちも良いのですが、簡単には手に入りません。
ネット等で地方から購入するのですが、価格は高い。
そしてなにより、重い。(^^;)

その他・・・

・薪を大量に積み上げておく置き場が必要。
・薪は、常時乾燥させておかなければならない。
・冬しか使わないから、ストーブも薪も春・夏・秋は邪魔。
・2年に一度、屋根の上から煙突掃除が必要。
・5年に一度、煙突メンテナンスが必要。

過去、ストーブを設置したお宅に行くと・・・
「面倒なので、使ってない。」
とおっしゃり、リビングの片隅でただのオブジェと化してました。

さて、どうしようかしら?

そんなことを考えながら、ふと思い出しました。
テレビで見た「バイオエタノール暖炉」です。
(画像は、エコスマートさんから)

写真は、キューブブラック、75万円なり!

このバイオエタノールストーブは・・・
煙突がありません。
しかも、暖炉のように灰やススも出ません。
さらに、かさばる薪も必要ないのです。



(動画はエコスマートさんから)

特殊な住宅工事も不要!
お掃除の必要もなく、煙突掃除も不要。
もちろん、電気も専用換気も無し。

つまり、マンションにも簡単に設置することが出来てしまいます。

こ、これは、すごいですね。
今の住宅事情に沿った「革新的暖炉」といえます!!

しかも、燃料はサトウキビなどから精製されるバイオエタノール!!
いいとこ尽くめです。

ただ、一つ動画を見て心配なのは・・・
火力。

映像を見る限り、薪ストーブの火力の何分の1か。
この少量の火力で、部屋は温まるのかな?


ショールームなどで実際に見てみないとわかりません。
近いうちに、個人的に検証してみたいと思います。