Translate

2017年11月4日土曜日

世界一の電車

限度を知ることの大切さ。
何事でも、やりすぎは良くない。

それをリニアに乗ってみて、思い知りました。

だって、こんなんですよ。
(30秒後に通過します)



降車後、私が撮影したものです。

こんなスピードで走っていたら
走行中の些細な事故で、もう終わりです。
あれに数分前、我が家族が乗っていたと思ったら
それだけで冷や汗をかきました。

地面スレスレを、時速500~600km。

人は繊細な生き物です。
限度というか、限界はとても低い。

オートバイで160km以上出すと
簡単に生死の境が見えます。
車で200km超えを体験すると
三半規管が狂います。

でもこれらは、自分でハンドルを握っている訳でして
他人任せで地表を500km超で走るなんざ
無茶なんです。

つい100年前。
東京~京都間は「東海道五十三次」です。
早籠で時速5km程度。
早馬で時速15km程度。

皆歩いて移動した。
さぞゆったりした時空だったことでしょう。

今の世の中、何倍の速度でしょう?

JRさん、新幹線で十分じゃない?

政治家の意地のために
何十年も実用されないまま
兆円も注ぎ込んで

今度は、政治家のプライドだけのために
さらに何十兆円もかけて
整備する必要って
JRさんも感じて無いでしょ

新幹線で、十二分じゃないかな~。

はっきり言って・・・
リニアモーターカーは体に悪いよ。(^_^;)



2017年11月3日金曜日

リニアモーターカー

さて、11月1日。
私の定休日です。

先日、このブログでご報告しましたが・・・
当選したアレを、行ってきました。

リニアモーターカー試乗!!!

場所は、山梨のリニア実験場です。

第一便に当選したので、朝10:15分に集合となります。
鎌倉から圏央道で片道1時間半かかるので我が家を朝8時に出発。
(圏央道が無ければ、2時間はかかりますよ)

会場に付くと・・・
すでに長蛇の列。



入場するために並んでいたら・・・
先頭の方で、写真撮影用の列だと言われ・・・
苦笑い。
仕方ないので、柳一家でパチリ。


ちなみに私。
「リニヤのヤで撮るよ~」と言ったら、JRの係りの人に
「リニヤじゃなくて、リニアです!」と軽く叱られてしまいました。
43歳にして、情けない。(^^;)

入場は物々しい感じです。

手荷物検査ですか。


金属探知機での本格的な検査です。

内容は、飛行機と同じですね。
警備員もいて、息子たちも親も、なんだか盛り上がってきました。


広い会場に100人ほどが入り・・・
10分ほど、説明ビデオを視聴。

そして、いよいよ搭乗です。

会場の奥が入口になっており・・・
数十メートルすすむと・・・


おおおお!!
目の前にリニアモーターカーの入口が。


すご~い。
息子は、興奮絶頂で・・・

「ひゃっほ~!」

と一声発し・・・


こんな感じでコブシを突き上げ飛び上がりながら
一目散に搭乗。

そのあと、ゆっくりと行く私たち。(^^;)


中は「THE JR」という感じです。
モニターがあり、ここに速度が表示されるようです。

座ると、さほど時間をおかず出発。


なんと、後ろ向きに走り出しました。
これには参りました。
動き出した直後、妻一言「マジか!」

後ろ向きって、酔うんですよね~。(涙)
時速320kmで数分走ったら、停車。

アナウンスがあり
「これから時速500kmの走行を行います」
というと、今度は前方に向かい走り出しました。

あっと言う間に・・・


350kmを超え・・・

400kmを超えたあたりから、ガタガタと機体が振動し始め・・・

そして、あっという間に時速500km超え!!


結構ゆれますね。(汗)

外は、猛烈な風切音。
中は、ピタッと滞留する空気。
その時空のギャップが異様な空間を作り出しています。
それが、なんとも恐いのです。

時空がゆがんでるんじゃないの、これ?

この嫌な感じは、アレと似てます。
飛行機に乗っているときに遭遇する乱気流。
あの脂汗と同じ。(TT)

私はすっかり気分が悪くなり・・・
妻もダメ。
10分ぐらい走ったら、また後ろ向きで走りだし
今度はその状態で時速500km。

こりゃ、アカンわ。

賞味20分の走行でしたが・・・
降り立ったところで、ふらつく柳家4人衆。

なるほど。
これは、人の体がついて行かないな。
2025年に運行を予定しているそうですが
たぶん、名古屋駅に降り立った乗客の1割ぐらいが
体調不良で倒れるように思います。

外から見たリニアは、ブタッ鼻。
ちなみに運転窓はありません。


完全な、コンピューター制御だそうで・・・
運転士はいないそうです。

さて・・・
時空のゆがみに身を置いて
すっかり脳がモヤってしまったので
富士山方面に向かい、体を癒すことにしました。


富士山のふもとは、すっかり紅葉に色づき・・・
美しい景色を楽しませてくれます。


鎌倉は全く紅葉をしておりませんが・・・

思ってもみなかった情景を見ることが出来て
すっかり、我が夫婦の気分も良くなりました。



今日も親としてヤリ切りました~。
息子と娘には、今日という日が一生の記憶となったことでしょう。

『親として、子供の記憶に残ること』
それが40代の私の唯一の楽しみでして。
今日も大満足の一日となりました。(^一^)ニッコリ



2017年11月2日木曜日

手造り

10月31日のこと。
仕事から帰ると、娘が寝ずに待っていて・・・

「トンちゃん、怖いよ~」

と、オドロオドロしい顔をしてお出迎え。

私の手を取り「いいから、こっちに来て!!」と、引っ張る。
着替える間もなく、そのままリビングへ連れて行かれました。

なんだろか?

リビングの前に来ると・・・
「トンちゃん、目をつぶって!!早く!!」と、強い口調。
言われるがまま目を瞑る私。(^^;

「薄目あけてんじゃない?」と息子の声。
「本当?」と娘の声。
目の前で、どうやら二人、私の目が開いてるかどうか確かめているよう。

このパターンは、初めて。
私の誕生日は、2月ですし・・・
何か記念日だったっけか?

目を瞑ったまま、手を引かれ
10歩ほど歩かされ

「いいよ、目をあけて!!」
と息子の声。
「怖いよ~!!」
と娘の声。

目を開けてみると・・・



こんなものが、リビングの床に。(笑)

「お化けだぞ~」
「ぎゃーぁ~!!」

と、娘と息子が走り回って大騒ぎしております。(^^;)

トイレットペーパーの芯・・・ですね。
ほほ~。
幼稚園で教えてもらったのかしら。
良く出来てますよ~。

しかも、中に小豆を入れてあり、カラカラと音がします。

それにしても・・・
ずいぶんと、かわいいお化けたちです。


これは、吸血鬼なのだそうです。

ですが・・・・


ずいぶんと、かわいい・・・
お化けだ。

まだまだ子供だしね~。
と思ったら、中に一匹、本当に怖いものも。

気合入ってますね。


ずいぶんとリアル。
特に血の表現が。(汗)

目も何気に・・・
悲しそうなのがミソです。(笑)

・・・・・
・・・・
・・・


もはや、お化けではなく・・・
猫ですね。

そうか~
世の中、今日がハロウィンなのか~!!
なんという、無頓着な父親だこと。
残念な男です。

個人的にハロウィンなんて一切祝ったことなのなく
仮装パーティーやイベントも興味を抱くこともなく
43年間生きて来てしまった私です。

人生で初めてハロウィン的なイベントが今日かもしれません。(失笑)
しかも、トイレットペーパーの芯という、究極のエコなハロウィン!

娘も、今年10月で6歳になりました。
あと半年で小学生か~。

来年は、娘のために仮装でもしようかな?
恐怖におののくような、本格的な・・・

くっくっく。


2017年10月31日火曜日

堀部安嗣氏の集会所

つい先日
鎌倉山の土地の商談で、鎌倉山二丁目を訪れました。
メイン通りの桜並木に面した立地です。

商談のあと、すぐ近くに噂の自治会館(集会場)があるので
のぞいてきました。

そうです。
建築家「堀部安嗣」氏が手掛けた・・・
鎌倉山町内会集会所です。



これは、
鎌倉山町内会が複数の建築家に設計を依頼し
コンペに参加した住民の多数決で建築家をきめるという
とても面白い手法で建てられた集会所です。

木造平屋建て。
石畳を介して、風情のある建物となっています。



内部は入れませんでしたが・・・
外部と同じく、内部もほとんどが木肌での仕上がりなのだとか。
色々な雑誌で紹介されているので、興味がある方はそちらをご覧くださいませ。

軒の杉の木肌が美しい。

キクイムシとか蟻とかクマ蜂とか
その他いろいろな虫害に目をつむれば

桁も垂木も野路も破風も皆、国産の無垢材の表しだと良いですね~。


桁と野路の隙間は、そのまま小屋裏が開いているように見えます。
スズメ蜂とか、エゾリスなんぞが、入り放題のように見受けますが
大丈夫なのかしら?

もともと古い集会場が建っていたそうで
費用は、総額4000万円とのこと。
目視で、約40坪ぐらいにみえますので
解体や外構などを鑑みても、なかなか高価なものと言えます。

ところどころ、贅沢な作りになっています。

土間も美しい。


なるほど!!
コンクリートの金鏝と大磯砂利の洗い出し仕上げをこんな風に使い分けるのか。
継ぎ目は玄武石っぽい自然石の縁石を見切りにするなんて、素敵。

それにしても、継ぎ目が解らないぐらい、綺麗に仕上げてるな~。
よほど、腕の良い左官職人が仕上げたのだろう。



ちなみに、4000万円のお金は
町内会費の積み立てや住民からの寄付で補い
足りない部分は、鎌倉市の補助金を利用したそうです。

地域が主導するなんて、ますます素敵ですね。

町って、こうあるべきです。

知らない間に、チープな家が次々に出来る昨今。
「家がその町の景観になる」という意識は
ビルダーには皆無です。

建物の面積や土地の面積ばかりを規制する町内会や自治会。
でも、それは全く意味が無く
こんな風な「その町の風土にみあった家」が出来上がるよう
市役所ぐるみで、規制をするべきだと思います。

いっそのこと、鎌倉市役所がコンペを行い
建築家に建築関連の条例を手掛けさせればよい。

鎌倉市内すべての建築協定や自治協定を破棄して
宅地の無駄な規制ではなく、建物の規制に乗り出すべきと、考えます。



2017年10月30日月曜日

昭和回帰

東京モーターショーが先週末に開催されています。
最近、特に興味もなかったのですが・・・
昔のバイク仲間から「待ちに待った昭和回帰が始まったようだ」と
連絡がありました。

ちょこっと速報サイトをみてみると・・・
https://news.webike.net/2017/10/25/118124/
(ウェビックニュース)

本当だ!!
これは、オートバイの「昭和」への回帰ですね!!

私は、1973年生まれの学年です。
高校生時分は、日本の『オートバイ黄金時代』でして
本当にオートバイに恵まれた青春時代を過ごしました。

日本製バイクが世界を席巻。
毎年毎年、物凄くカッコ良いバイクが発売され
どれもこれも、超高性能。

カワサキ派
ヤマハ派
ホンダ派
スズキ派

各メーカーがしのぎを削り
それに感化された消費者である我々若者は
各派閥に分かれ、バトルしていました。

Z系、CB系、GS系、RZ系が現役の時代。
公道レーサーと言われたNSR250が発売され
箱根の峠では、87年のNSRと、88年のNSRと、89年のNSRが
ぶつかり合い・・・
最新のTZR(後方排気)を初期型TZRが追いかける。
片持ちスイングアームのVFR400が出て
湾岸仕様で、夜間のヘリポートや大黒ふ頭のコーナーを光りながら疾走する。

まさに、黄金時代で、本当に楽しかった。(^^;)

そんな、世の中に多大なご迷惑をおかけした我々世代。
彼らが社会人になるのを境に・・・
日本のバイク業界は、衰退をたどります。

特に1998年の排ガス規制により
「ハイスピード」「ハイパワー」に規制がかかり
『冠』であったNSやFZという名前は消え
各メーカーのデザイナーは奇抜をもとめ出し




昭和後期のオートバイのカタチは、失われていきます。

その最新鋭のデザインが、致命的にダサい。
それが、近年までずっと続いたんです。

今年、大きな変化の兆しがありました。
先陣を切ったのが、ホンダ。
CB1100RSという、古きCB系の復活を皮切りに・・・

今年のモーターショーで、なんとカワサキの古き「Z」が完全復活。



1970年代の往年の名車「Z1」に見間違えるかのようなフォルム。

これは、衝撃です。

他のメーカーも同様。

ヤマハも・・・ 



ホンダも・・・


スズキも・・・

(写真はすべて、ウェビックより)

形が、昔に戻ってきている!!

極めつけは、これ。


ホンダ「モンキー」復刻。
昔のママですよ。(゜゜;)

これを、現在のモーターショーで出してきますか?

なんでしょう?
メーカーの傾向が横並びで気持ち悪いですが・・・
(これも一種の日本の慣習談合か。笑)

個人的には、この写真を見るだけで、わくわくするのです。

カワサキの新型Z900RSは、なんと今年12月に発売されます。
https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/z900rs/

乗ってみたい~!!