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2016年4月25日月曜日

造作家具続々

さて・・・
鎌倉市岡本のA棟にて・・・

「・・・・が一杯あるので、どうにかできないか?」

と、お客様から、ご相談がありました。

そこで、私、考えました。
何か、良い手はないだろうか?と。

そして、アイデアをスケッチにして、大工の井関さんに相談しました。

そこで、出来上がったのがこれです。


ランバーコアで造作した、井桁です。

さて、なんだと思います?

この造作棚とセットになります。


笠木には、溝を掘ってもらいました。


幅6mmの溝です。


細かい収まりは、富士工芸の若大将を読んで、打ち合わせ。

さて、どう収めるか?

現場で、あ~だ、こ~だ、ケースケ(富士工芸の若旦那)と井関棟梁が腕組みしてます。

30分ほど、打ち合わせして、収まりが決定しました。
仕上がりが楽しみです。

それにしても・・・
私の空想を、きっちりと形にして収めてくれるんです。
腕の立つ大工さんと付き合えて、本当に感謝です。

これ、腕も経験もない大工さんだったら、形になったとしても、後日クレームになります。
優れた大工の造作は、耐久性も剛性もあり、使い勝手も良く、美しい。(^^)

現場は、大工工事が完了しました。


井関棟梁は、すでに新しい現場「浄明寺のガレージハウス」の準備に取り掛かっております。

完成したら、何だったのか、ご紹介しますので。
しばらくお待ちくださいませ。




2016年4月24日日曜日

造作家具

当社売主の新築分譲住宅「鎌倉市岡本」にて

建物完成まで、ラストスパートです。


遠藤大工が受け持つ、B棟の内部です。

吹き抜けとロフトが絡み合った複雑な形状です。

下の写真は、2階廊下から見た吹き抜けとロフト。
リビングの天井となる吹き抜け天井は、杉板張り。


オレンジ色の柱は、化粧柱です。
きれいな紀州の杉の特一等です。

オープンキッチン袖壁もダイニング側から使える棚を造作しています。


階段には、お客様のご希望で、ニッチ。


1Fトイレは、階段下となります。

カウンターを造作して、便器を手前にだして・・・
天井に頭が当たら無いよう、階段下なりで天井下地を組みます。


トイレ前の壁は、ランバーコアで化粧棚を製作。
壁の中に埋め込む形で納めます。


2Fにも造作の本棚。


子供部屋には、窓上にタモの集成材で、収納棚を造作。


これから、リビングに大きなテレビ台を造作してもらいます。
(お客様からの追加注文)

ウッドデッキも追加となりましたので、全て完成後に造作開始予定です。

あと、1ケ月でキッチリ仕上げ・・・
すぐに引っ越しが控えてます。

もう少し、がんばりましょ~




2016年4月23日土曜日

外壁の杉板

当社売主の鎌倉市岡本にて・・・

下屋の外壁、仕上がりました。



施工中「珍しく、赤身ばかり入ってる」と、井関棟梁。

外壁に板を使う場合、「赤身」が絶対条件となります。

杉や松の場合、白身・赤身・源平と大きく分けて、3種類あります。
木の幹を断面で見ると・・・
芯に近ければ近いほど、赤色が強くなります。
木は、成長とともに太くなるので、芯に近ければ近いほど、年輪を刻んでいて強い。


(画像は、山長商店さんのWEBサイトより)
http://yamacho-net.co.jp/brand.html

白身は、キレイですが、外側にあるやわらかく若く弱い層なんです。

だから、外部に使う板は、問屋に「赤身」で指定をします。
しかし、大体が、3割前後、白身が混ざっていて、酷ければ、さらに2割が源平。

源平は、一枚に赤白がある、中間層の年輪部分の板となります。



外部に使うのであれば、源平も避けたい。
よって・・・
白身や源平を弾く前提で、最低でも3割増しで板を頼む必要があります。

今回の吉野杉は、日本の銘木の三大産地。
ほとんどが赤身で統一されています。
さすがというところでしょうか。

そして、完成。(^^)



吉野杉の赤身、本実特一等の外壁となります。(^^)


美しい。

屋根を設けているので素地のママでも良さそうですが・・・

破風・鼻隠しに塗った色で仕上げる予定です。

室内で作業をしている石井塗装さんと打ち合わせをし・・・


(何を塗っているのでしょう?)

ドイツ「オスモ社」のウッドステインプロテクターのチーク色で仕上げる事とします。



ただし、2度塗をすると木の目が塗り潰れてしまうので・・・

1度塗で仕上げるのが良さそうです。(^^)

2016年4月22日金曜日

将来の夢

私が子供のころ・・・

「将来なりたい職業は?」

という問いを、度々、大人たちから受けた記憶があります。

男は基本的に馬鹿だから、今も昔もあまり変わりません。

小学生男子の現代の一位は「サッカー選手」です。
我々のころは、ダントツで「野球選手」でしたねぇ~。

でも、女の子は、昔と今で大きく変わっているようです。
これを見てください。
http://www.kuraray.co.jp/enquete/occupation/2014/girls.html
(株式会社クラレさんのWEBより)

気が付きませんか?

我々の子供のころに、女の子達が夢見た・・・
あれです。

あれが、トップ10のどこにも無いんですよ。

そうです。

「花嫁さん」です。

私の記憶では・・・
教室の女子のほとんどが「将来は花嫁さんになりたい。」と答えていたんです。

ランキングの20位辺りに「主婦」なんてありますが
ちょっと、ニアンスが違うんですよね。

私の記憶が確かならば、小学生で皆、こんなこと言ってました。

「赤ちゃんが欲しい」
「子供がいっぱい欲しい」

今の子供達の価値観からすると、失笑されるのでしょうか?
「豊国主義」なんて、言われるかも。(^^;)

総務省にこんなデータがあります。



我々の子供のころと比較して、
女性の労働人口が、1.5倍にもなっているのです。
(男性の労働人口も同じ比率で増えています。)

昔は、高校生の時分に、「花嫁修業」なんて言葉を聞きました。

今では、死語ですね。

今の女の子は、進学することで頭が一杯。
学校や塾に通い詰めて、勉強・勉強・勉強。

なんで、こんな世の中になってしまったのでしょう。

当時・・・
小学生の子供だった私も42歳になりました。
30年後の未来に生きています。

子供のころの夢は「サッカーのゴールキーパー」だったかな?それが、なぜかリアルエステイトに従事しています。
(それはさておき)

過去と未来を見比べてみて、思うんです。

「当時の教育の方が、間違ってなかったんじゃないか?」


好きな人と結婚して、同性を名乗り、子供を作り、育てる。
当時の女の子が持ち合わせていた価値観。
遅ればせながら、40歳過ぎて、現在進行形で行っています。

2児の親となり、日々、怒って笑って泣いて・・・
そんな日々、悪くないんです。

妻と、365日、子育てに全力投球。
日々、過労でスッタモンダ。
そして、毎日が未知との遭遇です。

それが、なかなか楽しいのです。
物凄く、楽しいのです。

そこには・・・
生き物として確固たる・・・

「生きる価値」
「生きる理由」

を、感じるのです。

私が今に至る30年の間に・・・ 専業主婦が人権侵害のように言われた時代がありました。
「女性は、子育てに忙殺され、社会的に虐げられている。」

そんな主張の下、現代社会が構築されたように思います。

結果、女性へ独り立ちを諭し、就職を求める。
とにかく成人したら働く。
良い収入を得るために、勉強する。塾に通う。

それって、正しい価値観なんですかね?

子供を産んで育てるって、偉大です。
40歳になるまで、色々な事をして来ました。

ですが、こんな凄い事は、今までに経験は出来ませんでした。
それほど、エキサイティングな日々です。

現代の若者たちの多くが
「生きる意味を見いだせない。」
なんて、言っていますが・・・

自分の命を分け与えた「もう一人の自分」が居るのと居ないとでは、日々見る景色も感覚も感性も、異質なんです。

そして、人の為に生きるという強烈な責任感。
それが、人を人とする。

これは、経験しないと解りません。
実際、私も子供が大っ嫌いな人間でしたから。

先日、漫画「東京喰種」でこんなくだりがありました。

失っていくしかない
この世界で
唯一の望みは
「つながる」こと
植えた種が
花を咲かせること
・・・花がまた
種をおとすこと

本当に、そうだと思います。

そこが無くなったら、人間は本当に生きる意味を失うのだと思います。


2016年4月21日木曜日

道路拡張&舗装

当社売主の売地、鎌倉市岡本にて
http://www.heisei-shonan.co.jp/urinusi/oka2uchichi.html


全面道路の拡張工事及び、舗装工事が始まりました。


手前の4mの私道(公道移管手続き中)から、そのまま奥まで道路が繋がる形状となります。

よって、大きく生まれ変わります。(^^)


左側に見える更地部分が当社の土地となります。

土曜日の午前中には、アスファルトが打ち終わる予定です。

日曜日に見に行っていただくと、見違えるような状態になっていると思います。

月曜日から、奥のブロックを補修し、フェンスを取り付けたら、完成です。

ご期待下さい。