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2016年2月12日金曜日

建築現場は危険が一杯

スーツ×3着
ジャンパー×2着
Yシャツ×5枚
カバン×1個
革靴×6足
カメラ×1台
携帯×1台

さて、これはなんの数でしょう?

先週も、やってしまいました。



これ・・・

毎日、仕事で履いている・・・

白い靴、ではなく・・・

黒い革靴です。(苦笑)

注文住宅の現場にて、珪藻土に突っ込んでしまいました。

左官屋さんが地面に穴を掘って、余分なものを捨てるのですが・・・
そこが固まっていると思い込んで、ズボッ!!

瞬時に飛び上がって、靴だけで免れましたが・・・
危うく、スネあたりまで埋まるところでした。(^^;)

これで、突発的事故で履けなくなった靴、7足目。

さようなら。(TT)号泣

子供の頃、父親から
「社会人になったら靴は良いものを履け。」
と言われて続けていた私です。

晴れて社会人になり、少し余裕が出てきた20代半ばで・・・
トラサルディーの革靴を買ったんです。
5万円ぐらいだったと思います。

良い靴を履くと、人って、足元に気を付けますね。
足元を見て歩く。
なるほど、そういう事なのか?

なんだか、レベルアップしたようで嬉しかった若かりしころの私。
おろしたての高級靴に意気揚揚で訪れた建設現場。
ズボっと、ぬかるみにハマり・・・

両足、泥がくるぶしまで
懸命に洗って磨きましたが、すでに遅し。
乾かしたら、外も内もカッピカピ。

不動産業・建設業での格言。

よい靴は
汚れ・ほつれて・シミ付いて
釘は刺さるし
色変わる

ちなみに靴を「服」「鞄」にも置き換えられます。(苦笑)

それから15年。
安い靴しか履かなくなった私です。


安いといっても、2足で1万5千円。

痛いな~。

さよなら、マイシューズ。(TT)



2016年2月11日木曜日

鎌倉市岡本新築住宅

当社売主の建売住宅
鎌倉市岡本の全3棟のA棟を、昨日、上棟しました。


先週の週間天気予報では・・・
月曜~火曜まで、雪予報となっていたので、ヒヤヒヤしていましたが・・・

週が明けてみたら、月~水まで、晴天。

月曜日に土台を敷き
火曜日に足場を建造して

無事、上棟日を迎えられました。


土台柱は、紀州産の檜、四寸。

今、注文住宅でも土台柱は、集成材や注入材の三寸五分が多いですね。

当社は、国産ヒノキの産地証明付き乾燥剤を使用してます。
建売住宅なのに、とっても贅沢です。


担当する大工は、「井関工務店」の一人親方、井関棟梁。

在来工法なので、1日で一気に躯体を屋根まあで組み上げていきます。


柱は全て、無垢。
集成材は、一本も使っていません。
和歌山の国産材、しかも全国的に名を馳せる「山長商店」さんの産地証明付きとなります。

全てに銘木の産地「紀州産」の刻印と、乾燥率・ヤング係数・シリアルナンバーが明記されています。
この仕様は、高級注文住宅専門の某工務店さんと同じです。
贅沢です。


夕方には、屋根の耐水合板まで施工して、終了。

腕の良い、一人大工の親方衆が5人。
手伝いに来て頂き・・・
たった1日で、30坪近い家を完璧に組み上げてくれました。

いつも、ありがとう御座います。

5月初旬の完成を目指します!!

2016年2月9日火曜日

なぜ勉強するの?

新聞の切り抜きが、まだまだ山のよう・・・
という事で、教育系で気になった記事を一斉放出します。

★池田清彦先生
皆さんの中には
「勉強なんかしたってしょうがないよ!」
と、思ったことがある人もいるでしょう。
むしろ一度も考えた事もない人の方が珍しいと思います。
成功した大人はしたり顔で
「勉強をするのは一流大学を卒業して、大企業に就職し、安定した生活をするため」
と答えるかもしれません。

でも、スティーブジョブスのように
大学を卒業しないで大成功した人もいます。
では、何のために勉強をするのでしょう?

苫野一徳は著書『勉強するのは何のため?僕らの答えの作り方』の中でこう言います。

「勉強する意味は、あえて言うなら自由になるためだ。」

何だ、正解があるじゃないか。
と、思ってはいけません。

自由は万人に共通する正解では無く
自分にとって一番望ましい状態のことです。
自由を得るためには「力」が要する。
その為に勉強をする。
シンプルだけど素敵な考え方だと思います。

内田樹が著書『修業論』の中でこう言っています。

修業とは
あらかじめ設定されたゴールを目指して努力する事では無く
一生懸命やっているうちに
昨日の自分と違った自分になっていることに
気が付く事だ。
勉強も実は修行と同じだ。
勉強をしなければ、自分の新しい可能性を発見する事が出来ず
つまらない人生になるよ。

★児美川浩一郎先生
大企業・正社員モデルへの信仰は、もう辞めるべきです。
大卒者55万人に対し、従業員5千人以上の大企業の求人数は5万以下です。
すでに終身雇用制度は崩壊していて、非正規社員が多くの企業を支えている現状です。

中小企業では、希望退職を募って人員削減をしているところは、いくらでもあります。
「正社員になれば、一生安泰」「就職できればいいんでしょ」
と学生が考えているのだとすれば・・・
大学のキャリア教育は、見事に失敗です。

誰かに教えられた通りでなく
視点をずらして物事をみる。
そんな現代的な教養を、大学で得てほしい。

就職したらゴールでは、人生は開きません。就職後の人生の方が遥かに長いのだから、生涯学び続ける姿勢を大学で身に着ける必要があります。

自分の人生なんだから、ちゃんと自分に責任をもたなくちゃ。

それを最初に問われるのが就職活動で・・・
みな、大学や親に依存しすぎており
多くの学生が生まれて初めて、挫折を味わいます。

その時、親が心配して介入すると
子供の依存心が無くならない。

そんな人材は、企業も欲しくないし・・・
将来、本人がキャリアを切り開く邪魔になるだけです。

★小泉文子先生
出産後、短くとも3年
いや、就学前まで・・・
働く女性が育児に専念できる環境が必要です。
「預ける」は教育ではないし、「イクメン」もよろしいですが
母親の愛情は、なにものにも代え難い。

赤ちゃんは、おっぱいに触れて飲んで
その安心した感覚を土台に育ちます。

仕事だけでなく子育ても
あらゆることに、女の人は賢くあってほしい。

女性が子育てをするのは、社会にとってもプラスですよ。
子供のによって訓練された女性が
どれほど素晴らしい力を持つか。

何より、忍耐力がつくし
何事にも即時即決で対応せざる得ないので
高度な判断力も付きます。
それを女性のキャリアとして
認めてほしいですね。

★よしもとばななさん
人間は一度くらい深く内側に入る時が無いと成長しない。
学生時代というのは、そのためにあります。

皆、成長無く子供のまま大学を卒業してしまう。
だから、就職してから
「なんで俺はこんなに大変なんだ」
「なぜあんな奴に頭を下げなきゃならないんだ」
と感じたりすることが多くなり
やがて辞めてしまったり、鬱になったりして、また一層落ち込んでいく。

だから私が、言ってあげたい。

もし今、あなたが学生なら
良い子で勉強なんかしていないで
何かにがむしゃらになってくださいと。

そうすれば、嫌でも自分の限界や能力が分り
絶望的にがっかりするだろうけど・・・
大人になれる。

めちゃくちゃに恋愛したり
スポーツの部活でやっと手にしたポジションを奪われたり
時にはいじめられたり

そういう目に合って・・・
自分の内側に入ってしまい
「うちの子は一か月も部屋に引きこもって出てこないの」
と、親が心配するようなことが無いと・・・

結局、人間は、大人になれないと思います。

2016年2月8日月曜日

パパイヤ鈴木さんの子育て日記

東京新聞で毎週とても楽しみにしているのが・・・
「パパイヤ鈴木さんの子育て日記」です。

一歩先をいくパパとして、本当に為になり参考になってます。
下記は、2016年12月25日ばの記事です。

【(子供たちを)スマホから奪還】

僕たちが子供の頃と
今とでは時代がおおきく変って
昔では考えがつかないモノがたくさん出来ました。
中でも断トツに凄いのが「インターネットの普及」と「携帯電話」

スマートフォンはその両方の良いとこ取り。

どこにいても何でも調べることができるようになりました。

文字を打つ必要もなく

スマートフォンに話せば
何でも教えてくれる時代に。

外国語が解らなくても、通訳までしてくれます。


これは便利です。

小学生でも解らないことがあると
辞書ではなく携帯電話を持ってきて、あっという間に答えを見つけることが出来ます。

分厚い辞書のように場所をとらず

一台の携帯電話が魔法のようになんでも教えてくれるのです。
さらにスマートフォンは、ゲーム機の役割も務めるようになり
無限の可能性を秘めるようになったのです。

そんな優れものに

うちの子供たちも翻弄されています。

体よりも、指先を動かすことに夢中になっています。

時代が進むにつれ
昭和の遊びが減っているのも事実です。

エスケン

ドロケイ

僕らの青春時代の遊びは、過去の遺物になりつつあります。


家に帰ってくるなり玄関にランドセルを投げて

「行ってきま~す!!!」
と叫び、外に出かける子は少なくなったでしょう。

家の外に楽しみが無い子供が増えたと思っています。


我が家も同じです。

息子はゲームに没頭。
娘はスマートフォン片手に部屋に閉じこもるようになりました。

学校の成績も下がっていきました。


僕は・・・

「そういう時代なんじゃないの?」
と、なかば諦めていましたが
妻は、そうではありませんでした。

ルールを決め

それを守らなければ、「便利」を没収。
ワイファイの電波を切り
「リビングに来なさい!」
と一喝。

一切妥協せず、子供たちと必死に戦いました。


ほぼ毎日、ぶつかり合い

険悪なムードが家に立ちこていることが何度も。
しかし、妻は負けませんでした。

子供の事を思い

厳しく接し続けました。

こういう時の母親って凄いですね。


結局子供たちが降参。

そして、今に至ります。
今は、息子はゴルフに夢中。
娘は、ダンスとギターを楽しんでいます。

これがいつまで続くか、解りませんが・・・

こうやって悩みながら、お互い成長していくのが・・・
子育てなんですよね。

そういう苦労が出来ることを

ありがたく思いながら
今日も子育てに奮闘しています。

最近、コミニュケーションアプリLINEで、イジメが横行していることが、社会現象になってますね。

そんなものは、我々の青春時代にはありませんでした。

呼び出しをする場合・・・
相手の家にいって、その子が居る部屋の窓ガラスに・・・
小石を投げる。

「コツ」
「コツ」

と、やっていると・・・
そのうち窓がカラカラッと開いて、「おうっ!」と出て来る。

それが、今のLINEの代わりでした。

便利になったもんですね。

ポケベルが、魔法の道具に見えたのは、ついこの間の話ですよ。

我が家は、幼稚園児ですが・・・
そのうち、スマホ問題が勃発するのでしょうね。

今のうちに、親が出来ることは・・・
なにか没頭出来るものを探してあげる。

それが、最善なことだと、パパイヤ鈴木さんのコラムから教わりました。

さて、父親として頑張って、息子の才能を掘り起こしてやろう!!(^^)
でも、無限の選択肢がある・・・


こまった。

2016年2月7日日曜日

木製の手造りポスト

先日、片瀬山西公園にてお客様と待ち合わせ。

その時・・・
公園の中で、こんなポストを目にしました。


何気ないポスト。

それを食い入るように見る私。

多分、子供を遊ばせているお母さん方からは・・・
思いっきり変質者に見えた事でしょう。(^^;)

それにしても・・・

良くできてます。


何が良くできているか解ります?

そうなんですよ。

打っているはずの釘が、見えないんです。

隠し釘?違うな~。
埋め木?見当たらないな~。
接着剤?それも難しい。

まさか、伝統工法の継手で組んでるのかしら?

扉の蝶番もきれいに掘って、ピッタリ。

う~ん、見れば見るほど、良くできてる。

今度、大工の井関さんに造ってもらおうかしら(笑)

そんなことを思いながら・・・

遅れている待ち人を待つ、私でした。