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2015年12月15日火曜日

経年劣化

最近、JRでのトラブルが多発してます。

ドアが開かなくなったり
架線が折れたり
トンネルからの落下物があったり
地下でポンプが壊れて、水浸しになったり

JRへの危機管理の希薄体質を指摘しているマスコミがいますが・・・

これらの原因は、120%、設備の経年劣化ですよね。

つまり、施設に寿命が近づいてきている。

コンクリートの耐用年数は、大よそ50年。
鉄骨の耐用年数は、おおよそ40年。
マンションなども、築40年を超えると、建て替え同義が持ち上がります。

高架線・架橋・トンネル・土手・電柱・架線柱・ホーム・駅。

大半が、昭和中期世代。

すでに平成に入って・・・
28年を過ぎようとしています。



(画像は時事通信 https://www.jijiphoto.jp/ext/year/ より)

あれから、もう28年。
平成元年から、28年経ったんですよ。(゜゜;)

昭和40年代に出来た設備は、五万とあります。
築後50年を超えるものが次々に出てきている。

つまり、一斉に老朽が始まり・・・
寿命が迫っていることとなります。
さて、どうなるのか??

今後、急激にトラブルが多くなることが想像されます。

今まで世界に誇った日本の安全神話。
JRは守る事ができるのか??

それには、老朽に合わせて、一斉に造り替えるしかないわけですが・・・
それらの設備は、国鉄時代の産物も多く・・・
過去、税金で造った膨大な設備の数々。
民間のJRが負担できるとは、到底思えません。

リニアに何兆円も投入している余裕は、どこにも無いはずなのです。

利用者として、覚悟が必要です。
そして今後、注視する必要があります。

2015年12月14日月曜日

ガレージハウス

現在・・・
鎌倉市浄明寺3丁目で計画している
当社売主の建売住宅にて

ガレージハウスの建築を実現しようと
計画しています。

ガレージハウスとは・・・
建物の中に自動車を入れることが出来る家ですね。

個人的に・・・

車が完全に家屋の中に収納できて
家の中のように密閉できて
内部で作業が出来る

ものが、ガレージというものだと思っています。

明確な定義が無いため、たまに「ガレージハウス」と言いながら、タダの駐車場だったりする場合もあるので、ここはハッキリとしてほしいものです。

さて・・・
こんな絵を書きました。(Yanagi作成プラン)



(クリックすると拡大します。)

13帖のガレージ。
完全収納型の「大型ガレージのある家」となります。

幅が4メートルあるので、車とともに、バイクも入ります。
小型車であれば、車を傍らにテーブルを置き、接客も可能です。
小さな所ジョージの等々力ベースのようなイメージ。(^^)

良いな~。
夢があります。(^^;)

よくあるビルドインガレージは、ドアも開けられない幅のものが多い。
あんなものは、ガレージとはいいません。
タダの屋根付き駐車スペースです。

何のためのガレージか?
って思うんです。

ちょっとした修理や、作業をするスペースがある。
工具やタイヤが置ける。
自転車やバイクも入る。

車を入れたら、ピッチピチの空間は・・・
ガレージと呼びたいだけの、ただの造り手の言葉遊びだと思います。

私のイメージでは・・・
アメリカの映画に良く出て来る、あの家なんですね。

このラフ図、実現します。

外部にも駐車スペースがありますので、実用車と趣味の車を2台持っていても大丈夫。
逆に1台しかない場合は、ガレージは多目的に使えます。

車を出せば・・・
パーティーもできます。
トレーニングも出来る。

ベンチプレス機器のような、トレーニング器具を置いても良いですね~。

埋蔵文化財があり
風致地区であり
セットバックもあり

建築確認が下りるのは、来年の1月末ぐらいでしょうか??

ハウスメーカーだと、建物だけで税込3000万円ぐらい掛かるガレージハウス。
土地付き建物で4980万円(税込)を予定しています。

土地は、東南の角地です。

ご期待くださいませ。

2015年12月13日日曜日

シナべニアの内壁仕上げ

注文住宅、T様邸。

大工さんによる家具工事、進んでいます。

まずは、2階踊り場にある本棚。



シナランバー18mmを使い、3台の箱を製作。
それを1つに合わせて、壁の中に設置します。

家具は、ある程度の叩き台を私が手書きして・・・
それを、御客様にお見せします。
その後、ディスカッションをしながら微調整をします。

書き直し、井関大工に手渡します。


・リビングのAVボードと吊戸棚
・トイレの洗面カウンター
・本棚

普通は、現場で採寸をして、もっと正確な図面とする必要があります。
が、当社の住宅を叩いてくれているのは、皆腕の良い大工さん。
このラフ図を基に、井関大工が現場にキッチリと収まるように、微調整して製作してくれます。

ここで・・・
臨機応変に対応できる経験・機転・腕が無いと・・・

上手く収まらなくなったり、隙間だらけになったりします。
井関大工は、凄腕大工です。
お任せで、想像以上のものをキッチリ仕上げてくれます。

ドア枠に干渉するこの本棚も、ピッタリと収まっています。
まさにミリ単位での収めです。

仕上がったら、石井塗装の石井さんの出番。

プライマーを当てて、表面を滑らかにして・・・
清掃後、塗膜が付く「ラッカー」の半ツヤを塗っていきます。


とても、手間が掛かります。(^^;)

通常、この本棚だけで、10万円を裕に超える費用がかかります。
フルオーダーですから。
ハウスメーカーさんだったら、25万とか言うかも。(汗)

本物件は、玄関の横に作業場があります。
ここの内壁の仕上げを、後でお客様が色々とご自身で細工が出来るよう、構造用合板とすることになりました。

ただ、普通の合板だと様子が悪い。
そこで「シナベニアを貼りますか。」と私が軽く言ってしまいました。
「出来なくはないですが・・・」と苦笑いの井関さん。

始めてみると、その苦笑いの訳がすぐに発覚。
物凄く大変なんですね。

掃出し窓×1
小窓×2
引き込み戸×1
造作棚×3
カウンター×1
電動シャッターボックス×1etc・・・

すでに取り付けてあります。
これらを全て避けなければなりません。

シナランバーは、1800mm×900mmの大判1枚。
この1枚を壊さずに、上記項目を全て欠き込み処理をして、貼っていく必要があります。



下地に構造用合板を捨て貼りして、シナベニアの継ぎ目を見付けて、見切りテープを先に貼ります。

そして位置を測って、べニアに墨を引き・・・
仮当てして、切って、再度仮当てしてを、繰り返し。

下記写真、解ります??


薄いシナベニアが、キレイに棚や吸気口を欠き込んで収まっています。

折れやすく、割れやすい薄いベニアです。
これだけきれいに、ミリ単位で欠き込み、一枚で棚等に差し込むのは、中々至難の技となります。


天井もシナベニアです。
その入隅も、ミリ単位で納めます。

でも、ちょっとでも小口を擦ってしまうと、キズになってしまう。
でも、ミリ単位で納めたいので、ギリギリの攻防となります。

仮当てして、外して、仮当てして・・・

鉋(カンナ)でミリ以下の微調整。


部屋の面積は4.5帖ですが・・・
下地から張り終わりまで、4日間を要しそうです。

普通のボードであれば、1時間も掛かりません。

一枚一枚、微調整を重ねながら、ピッタリのサイズになったら、裏に接着剤を付けて、表面から影打ちしていきます。

貼りながら、苦笑いの井関大工の図。


おかげさまで・・・
ささくれ一つない、完璧な仕上がりです。
有難うございます。

シナベニアは、無塗装品です。
ここも、後日、石井塗装の石井さんが塗装して仕上げることとなります。

ちなにに天井に付いているアングルは、100kgに耐えられる吊金具です。
何の為に??
それは、後日のご紹介する予定です。

軽く「シナベニアで仕上げましょう。」なんて言ってしまい・・・
申し訳ありませんでした。

反省しきりです。(^^;)

2015年12月12日土曜日

お正月の過ごし方

もう、12月も半ばとなりました。
2015年も、なんと・・・・あと19日で終わりです。(゜゜;)

さて、物価が上がり、なにかと世知辛い世の中。
とくに、小企業や自営業者には厳しい年末となりそうです。

そんな中・・・
皆さまは、お正月はどう過ごされるのでしょう??

アパレルや飲食、百貨店や量販店にお勤めの方は「休まず働く」のでしょうね。

一昨日、銀行の方にお正月休みのお話を聞くと・・・
「今年は31日・1日・2日・3日だけの休みです。」
と泣いていました。

来年は、1月4日が月曜日なんですよ。
だから・・・
「仕事始めが4日から」という方も多そうです。

当社は、28日~6日までお休みを取ります。
毎年、ここぞとばかり・・・
いっぱいとります。

不動産会社は、世の中が「休日」の時が書き入れ時となります。
なので、ゴールデンウィークなどの大型連休は一切休みません。
もちろん振替休日などもありません。

なので、お正月やお盆休みに、ここぞとばかりに長期休暇となります。
不動産会社は、どこもそんな傾向にあります。

じゃあ、海外旅行でもいっちゃう?
ハワイ・グアム・セブ・西海岸etc・・・

「不動産屋」って、いまだにバブリーなイメージなんですよね。
もう、20年以上も前にバブルははじけているのですが・・・

世の中に定着しているようで・・・
未だにお客様に・・・

「もうかって仕方ないだろう?」
「年末はハワイですか?」

みたいな事を、冗談半分に聞かれたりします。

じゃあ・・・ 羽を伸ばしますか???

・・・
・・・
・・・

う~ん、無理です。
どう考えても、無理ですね。

右を見ても左を見ても上を見ても下を見ても
机の下から、家の戸棚を片っ端から開いて見ても
そんな余裕は、どこにも見当たりません。

さらに、体力的にも、1年の疲れが腰・肩・首とパンク寸前。
精神的にも、ボロボロです。(笑)

ここ数年、深身に解ったことがあります。

「子供との旅行は、疲れる。」

それが、飛行機だろうが、電車だろうが、車だろうが、バスだろうが・・・
北海道だろうが伊豆だろうが、何だろうが、本当に疲れるんですよね。

一年の疲れを癒すには、どうしたらよいか?
我が家は達観しました。

正月は、家に居る!!

これです。
これ。

ということで、我が家、今年の正月のスローガンは・・・

「いかに家で快適に過ごすか」

と、することにしました。
国内旅行なんて、家族4人で2泊3日するだけで、10万円は飛んでいきます。
それを、家に居ながらの贅沢に変えてみてください。
凄い、贅沢が出来ますよ!!

9日間、毎晩焼肉をしてもおつりが来ます。
映画を借りまくって見ても、まだ余る。

という事で、その準備に、買いました。
家庭用無煙焼肉ロースター!!



その名も、「やきやきさん」

厳密に言うと、ロースターでは無く・・・
伊賀焼の陶器の「焼肉用卓上グリル」となります。

長谷園さんが作った、日本の心「焼きもの」の無煙焼肉ツールです。
http://www.igamono.co.jp/product/index.html

これで我が家は、焼肉三昧です!!!
(妻は、納得いっていませんが・・・笑)

焼肉を啄みながら・・・
テレビで「海外旅行者数」が増えた減ったというニュースを見て、行った気になるのでしょう。





2015年12月10日木曜日

上野動物園のフリーペーパーが凄い

上野動物園にある園内の案内紙(パンフレット)の中に・・・

ペーパークラフトがあることを、息子が発見。

「トンちゃん、これみて、モノレールのプラモデルが付いてるよ!」
「凄いよ、凄い」
「ねえ、今作ろう、今、今」

と、大騒ぎ。




上野動物園のモノレールのペーパークラフトです。

私、全く気が付かず・・・
お恥ずかしい限りです。

こどものアンテナは、「昆虫の触角」並みなんです。(^^;)

さすがに、寒空の中、凍える手で作ることは出来ません。

「ハサミもないし、のりもない。ここで作るのは無理だよ~」
という私に対し「今作る」と、半泣きの息子。

5歳なのに、この手のものにとても興味を示します。

君は・・・
将来、職人さんに向いているかな??
日本の工芸を守っていく仕事も、とても尊いぞ、息子よ。

とりあえず・・・
このパンフ、家族分、持って帰ることとしました。

さて、5歳の息子。
家に帰ると、大急ぎでダイニングテーブルにパンフレットを広げ
ハサミとのりを自分で用意して来て
一切親に助けを求めず・・・
造り始めました。

完成がこちら!!



ヘナヘナ。(爆)

まだ、ノリが美味く使えません。
塗りすぎてしまい、ベットベトになってしまうんですね。
それで乾くから、ヘナヘナです。

でも、形をしっかりと捉えており・・・
切貼りを全て自分でこなしたことは、称賛に価いするぞ、息子よ。(^^)

そして、その後・・・
「トンちゃんも、一個作って!!」

と、迫ってくるので、運転で疲れ切った私が造ったモノレール。


その出来上がりを見て・・・
歯ぎしりしながら、泣きだす息子。(^^;)
悔し泣きみたいです。

自分が造ったのが劣っているのを見て、歯を食いしばりながら泣いています。

こいつは、益々、職人向きの性格だぞ。

それにしても、面白いです。
上野動物園。

パンフレットにも、遊び心満載だなんて、素敵。

ちなみに、このペーパークラフト。
ダウンロードが出来るんですよ!!!!!

東京都交通局のHPにて

是非、チャレンジしてください。

難しいですよ~。