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2015年10月16日金曜日

グリンピース

先日、見た事もない番号から、携帯電話が鳴りました。

仕事柄、良くあることなのですが・・・
時間が午後9時ごろです。
9時以降に、仕事の電話はほとんどありません。
なんだろうか?

取ってみると、とても謙遜した声で・・・
グリンピースと名乗られました。

なんでグリンピースから、夜遅く電話があるのだろう??
ちょっと、戸惑う私。

どうやら、ネット上で参加した署名活動のお礼のようです。
それは「農薬でミツバチが大量死」



http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/eu/blog/45630/

世界各地で、使用禁止となっているネオニコチノイド系農薬。
それを我が日本は、アメリカからの圧力に屈し、大量に使っているというものでした。

普通であれば・・・
「こんな遅くに、非常識だよね」
と、いう電話ですが・・・
グリンピースと聞いて、その後30分お話をしました。

今、地球の環境が激変してきている。
その主因は、経済主義であり、危機的状況である。
グリーンピースはその世界を変えたい。
環境保護を願う市民の立場で活動するため、政府や企業から資金援助を一切受けとっていない。
個人の方々からの寄付だけで活動している。
この美しい日本、地球を未来へ残すため、ぜひグリーンピースの活動をご支援ください。 

というものでした。
個人的に、同感です。

原発3基、メルトダウン中の日本。
その国が、汚染を止める事も出来ず・・・
4年たっても内部がどうなっているかもわからず・・・
その状況で、世界に原子力発電を売りつけようとしている異常さ。

「人は金に目がくらむと目先が見えなくなる」
というのを、国を通してまざまざと見せられている我々です。

一個人では、どうやっても覆せそうにない現実に身を置き・・・

このグリンピースという団体は、とても眩しく見えるのです。

主張は一本だけ。
自然を守ろう。

人間は「食の安全」が全てなんです。

その安全を確保するには、豊かな自然を守らなけれなならない。



視点は、一つだけなんです。
だから、紛れもない。
政治家のように、ごまかしは効きません。

30分のお電話を聞き、二つ返事で「支援します」とお話ししました。

個人的に、毎月少ないですが5千円を寄付しようと思います。

http://www.greenpeace.org/japan/ja/donate/


人は、争う生き物です。
何千年と、戦争を続けてきている生き物です。

なので、殺し合いを止めることは出来ないと個人的に思っています。

大河ドラマで、主人公となり美化されている武将たち。
日本人の憧れ・英雄・偉人とされている織田信長や豊臣秀吉・武田信玄etc
彼らが殺した人の数は、現代のテロリストの比ではありません。
何十万人規模です。
それだけ多くの日本人を殺した人たちが、偉人?
笑ってしまいます。

隣の村どうしで殺し合いをしていた。
勝ちを収めた武将は、農村や城下町を蹂躙した。
焼き討ちなんて当たり前だった。
首切・磔・火炙りなんでもござれ。
ISISより、やっていることは酷かったわけです。

そんな世界が、たった数百年前の日本の姿です。

ただ・・・
人は、死んでも、また生まれてきます。
そんな地獄のような過去を乗り越え・・・
今、これだけの人間が生きている訳ですから。

しかし、自然が犯されたら、元に戻ることが出来ない。

簡単なことです。
単純な話なんです。

排気ガスで、大気が壊され・・・
原子力で海洋が汚染され・・・
大陸で大地が汚染され・・・
野菜や果物は、大量生産と引き換えに農薬漬けにされ・・・
遺伝子操作で、安全が破壊され・・・

子供たちの未来は、120%暗いです。

止めましょう。
そろそろ、後ろ向きに歩きはじめるべきですよ。

国が掲げる経済成長戦略。
これが、すべての悪の根源となっています。

歯止めを掛ける。

簡単なことのはずなのです。




2015年10月15日木曜日

家造り

日々、遊び心を求めて家を造っています。

でも、それが形になるのは、お住まいになられた後のお話。
我々は、その生活を想定して家を建てていく訳です。

先日、お引渡しした注文住宅のF様邸。

お引越しの後、お伺いしてみますと・・・


玄関に自転車が吊ってありました。

これは、お客様のご要望に基づき・・・
大工の井関寛さんに特注で造ってもらった木製の「自転車掛け」です。

完成直後の状況はこんな感じでした。


完成後、思い通りに使って頂いている状況を見て・・・

思わず、感動。

なんだか、妙にうれしい訳です。

さらに室内に入ると・・・
これまた、感動する部分がありました。
さすがに写真でのご紹介は出来ません。

でも、造る前にお客様と綿密に打ち合わせいたものが・・・
とてもうまく収まっているのを見て・・・
さらに、その細工をお客様がとても満足して頂いているのを見て・・・

さらに感動したりするわけです。

日々のこの仕事が報われる瞬間でもあります。

皆さんにお見せしたかったな~。
抜群のバランスで梁に掛けたハンモックチェアーを。

贅沢だ~。

2015年10月13日火曜日

パナソニックの広告に感動

パクり騒動が糸を引いて・・・
何かあるごとに「パクッてるのでは」と疑われる昨今。

パナソニックの広告に感動しました。

粋ですね。
パクるのであれば、これぐらい機転を利かせないと。
見て、感心して、爆笑してしまいましたもの。

キャベツと茄子。(爆笑)

パナソニック、やるじゃん!!!!

デザインって、人の心を感動させる仕事でしょ?

オリンピックのロゴ・・・
誰か一人でも「おおおおっ」って思った人居るんですかね??

ぜひ、新しいロゴは、この人を感動させるモノを選んでほしい。

このポスターをデザインした人に、個人的に依頼したいぐらいです。


2015年10月12日月曜日

新規「建築家の建売住宅」販売開始

鎌倉市玉縄2丁目にて・・・
アトリエIs一級建築士事務所、建築家「伊藤誠康」先生が設計した建売住宅の販売を開始します。

今まで、近隣地の注文住宅2棟を建築しており
職人の駐車場として利用していたので、土地にて販売を続けてきました。
その注文住宅も全ての工程が終了。

満を持して、建築を開始します。(^^)

詳細はこちらからどうぞ。
http://www.heisei-shonan.co.jp/urinusi/tamanawa2.html

完成予定図は、伊藤先生の手書きです。



一般的な住宅と比べ・・・
窓の配列が大きく異なります。

屋根の掛け方、庇(下屋)の存在も住宅の意匠設計といえます。




間取りは、とてもシンプルです。

土地は31.8坪を超えた面積なのですが
第一種低層住居専用地域のため、建物面積は25坪となります。

ただし、そこは良く考えられた間取りとなっており・・・

①玄関にシューズクローク。
②広いホール
③緩やかな階段
④勾配天井
⑤解放ロフト
⑥固定ロフト階段
⑦外部アクセスの階段下収納庫
etc

工夫が盛りだくさん。(^^)

■1F間取り



■2F間取り


特に2Fは、生活動線を考えた空間設計となります。

「家具を置いたら狭くて住みにくい。」

そんな家がとても多いのですが・・・
本物件は、4人家族を想定して、物を置いても住みやすいように設計から心がけています。

実は、当初、伊藤先生の図面は配置が少し異なりました。
5.84帖の居室が、リビングと一体化しており、2LDKでも利用できる形でした。
さらに、左側にキッチンがあり、もう少し個性的だったんです。(^^)

そこを、少し打ち合わせしてオーソドックスに変更。
悩みに悩みましたが・・・
やっぱり、お客様の多くが3LDKを欲しがるので。
苦肉の選択となりました。

伊藤先生、有難うございました。

本物件は、10月初旬に地盤調査をおこなっており・・・
休み明けに分析結果が上がってきます。

そうしたら、すぐに基礎を着工し、11月初旬に上棟を目指します。

完成は、一番早くて来年の1月末日ごろでしょうか。

建築家による住宅を、土地付きで5000万円以下で手に入れるチャンスですよ~

絶対にお買い得です。
是非、ご検討してください。(^^)


2015年10月11日日曜日

ツタヤ図書館

大赤字の公共施設の数々。
その中に、図書館があります。

その図書館を、民間に運営させる。
素晴らしい試みだと思います。それをはじめて実現させたのが「ツタヤ図書館」です。

武雄市のTSUTAYA図書館
http://applembp.blogspot.com/2013/05/Takeo-City-Library-Tsutaya-Starbucks.html

武雄の市立図書館は、TSUTAYAのおかげで怒涛の集客を得ているそうです。
こんな素晴らしい図書館を所有していながら・・・
今までいったい何をやっていたのでしょう??

そんなTSUTAYA図書館が、我々の身近にも出来るとのこと。 10月1日、海老名市でOPEN!!!
https://ebina.city-library.jp/library/ja/guide

凄い規模ですね。
行ってみたい。

楽しそう。(^^)

しかし、まあ・・・
新しい物が生まれると、必ず重箱の隅をつつく輩が現れる。

こけら落としした海老名の図書館。
新たに購入した約7千冊の内、下記書籍が3冊含まれていたという。

「大人のバンコク極楽ガイド」
「タイバンコク夜遊び地図」

別に卑猥な表紙ではない。
内容も、エロ本の部類ではありません。

しかも、40万冊の貯蔵書籍の中に、たった3冊。

それを、マスコミは「大ごと」として報道。

「公立図書館に風俗雑誌が!」

もう、本当に呆れてしまいます。
一言だけ言わせてください。

そんなものを攻撃するんだったら・・・
コンビニにこれみよがしに陳列されている
風俗雑誌やエロ本、SM本や盗撮等の有害図書を排除しろよ!

先日、こどもとコンビに行った時の事。
5歳の息子が陳列棚に並ぶ女性の裸をみてこう言いました。

「トンちゃん、おっぱい一杯だよ。」

そう大きな声で言った息子。
そのあと「なんでみんな裸なの?」
と聞いてきて、私、答えられず閉口してしまいました。

ツタヤ図書館を攻撃している輩は、コンビニに行ったことがないのかしら?
公共性だったら、よっぽどコンビニの方が酷い状態だわ。

ビデオショップでは、AVが陳列されているところは隔離されているぞ?
なぜ、コンビニや本屋では、ドンと公開されてゆるされるのか?
誰か教えてほしい。

気持ち悪い。
何なんだ、この世の中は??

武雄の千客万来の状況をみて・・・
もっと違う事を思わないのかな、その人たちは。

図書館とは、素晴らしいハードなわけです。
それをTSUTAYAは知らしめた。

その魅力的な空間を・・・
市役所は、今まで一切、ソフト面で活用できなかった。

いかに公共が行う事業がダメなのか。
普通、そこに目が行きませんか??


それを、風俗を紹介する記事が載っている雑誌3冊あったと・・・
鬼の首を取ったかのように、大騒ぎ。

本当に馬鹿だよ。
バカ。