そうです。
妻と結婚をした2008年のことです。
山形に住む妻の父に・・・
「娘さんをください。」
と、言いに行ったのが最初です。(^^;)
その時、山形の父に案内されて見たのが、「立石寺」でした。
解ります?右上の御社。
断崖の上に修行僧が篭ったとされる木造の建物があります。
あそこまで、参拝することが出来るのだとか。
「しずけさや 岩にしみ入る 蝉の音」
松尾芭蕉が、ここ立石寺で読んだ俳句は、あまりにも有名ですね。
別名、山寺。
案内をしてくれた父は、「どうだ、登ってみるか?」と仰る。
妻の方(当時は彼女)を見ると、ブンブンと首を横にふる。(笑)
それから、7年が経ち・・・
妻に「今年は登るか?」と聞くと、なんと首を縦に振るではありませんか。
ということで、山寺を初登頂してきました。(^^)
ここが入口。
地図を見る限り、先は長いです。
娘は、はなから自力で登る気がないので・・・
私が肩車して。
息子「俺も肩車がいい」と、早くも駄々をこねています。(TT)
気にせず、登ります。
洋服を引っ張ったり、足にしがみ付いて来たり。
色々して来ますが・・・
気にせず登ります。(笑)
この岩が、蝉の音がしみいった岩でしょうか??
まだまだ先は長いです。
ここいら辺で、ひと休憩。
水分補給です。
さてと、また登ります。
猛暑なのと・・・
歪な自然石の石段のため・・・
かなりきついです。
でも、気にせず、登ります。
結構登ってきました。
でもまだ、先は長いです。
ここで、もうひと休憩。
ドンドン、行きましょう。
この辺で、息子は限界のよう・・・
でも、気にせずドンドン登ります。
階段、1015段。
山頂に到着。
皆、全身、汗でビッショリ。
線香を焚いて、お参りして、家族のお守りを購入。
そして、登ってきた階段を100段ぐらい下りて・・・
いざ、修行僧の御社へ!!
断崖の道で、柵が無いので、子供連れはヒヤヒヤ。
息子は「ダメ」というと、余計にやるタイプの人間のようで・・・
何度も、崖をのぞき込もうとするので、妻が本気で怒っていました。(笑)
さて、到着しましたよ~!!!
おおお、スゲ~!!!!
パノラマの絵画のよう。
なんていう景色でしょう。
周囲は、開発がされていないので・・・
江戸時代と、さほど景観は変わらないと思われます。
まさに、タイムトリップしたかのような、感覚。
きっと、松尾芭蕉も、この景色を見たのでしょうね。
さてと・・・
下山しますか。
そういえば、入山時
駄々をこねる息子と、こんな約束をしたっけか?
「肩車は半分ずつ、だから帰りがニーニ(兄)ね。」
私は、絶対に約束は守りる男です。
ということで・・・
25kgの5歳児を肩車して、下山となります。(苦笑)
往復、2時間ぐらい。
さすがに、下りきったところで膝が笑いました。
ふもとの茶屋で、皆、かき氷を頬張る。
よく頑張った、俺。
でも・・・
途中、ハイヒールで登っている女性何人かとすれ違いました。
それを見て、「まだまだ、甘いな~」と思った私でした。