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2015年3月19日木曜日

外構工事

注文住宅のI様邸、外構工事進んでいます。


ウッドデッキも8割完成。

以前紹介した階段の袖と、タイル貼りの階段下地も完成しています。

ウッドデッキを除く外構工事だけで・・・
100万円を超える工事となります。

エントランス工事は、ちょっと凝るだけで「ドドン」と、お金が掛かるもんです。(^^;)

といっても、特段、なにか派手に作っているわけではありません。


自然石のピンコロで積み上げた花壇に・・・
大工の井関さん手造りのサイン&ポスト用の柱。


インターホンも付けるので、CD管を建物からここまで地中に埋めて引き出しておきます。

来週中には、階段を除く工事は完成します。

駐車場土間コンクリートが終わったら、タイル工事に入ります。

2015年3月17日火曜日

稲村ケ崎注文住宅

稲村ケ崎5丁目にて、注文住宅「K様邸」が上棟しました。


お客様が撮影されたものです。
写っているのは、私と善波ですね。(^^)

建築家「伊藤誠康」氏設計による「大屋根と吹き抜けの家」です。

大工は、遠藤さん。
目標は、梅雨前に完成をめざします。

夕方4時に上棟式を行う予定でしたが・・・
屋根が3か所分かれていて、手こずりました。
結局、5時半に野地板を上げ終わり、6時ころから上棟式。

上棟式といっても、神主さんも呼びません。
餅を撒いたりもしません。
お酒も飲みません。

略式です。

お米とお塩を建物の4隅に盛り、お酒でお清めとお祈り。
上棟をした大工さん7人にお礼、祝辞。
最後に一本締めをして終了となりました。

記念写真を取り・・・

最後に、建て主様から大工さんにご祝儀をお渡し頂き頂きます。

お酒は、当社からお祝いとしてご贈呈申し上げました。
その時に、建主様が記念にとパチリ。


私です。(^^;)

無事、建前が終わりました。

K様、おめでとうございました。m(_ _)m

2015年3月16日月曜日

枕木の活用Ⅱ

塗装をし終った枕木。
3mモノを半分の1.5mにカットします。
カットしながら、3種類に分けていきます。



左に立ててあるのが使えるモノ。
真ん中に立ててあるのが、使えないモノ。
右端のが、微妙なモノ。
横たわっているのが未整理のモノ

一通り、ヒビが入っていますが、ひび割れがNGだと全部使えません。
ただし、ひび割れが酷いものは、腐る速度が早い。
悪いのを弾いていくと、40本のうち、10本程度は使いたくない状況です。

良品から、使っていきます。

枕木を立てるのは、階段の袖壁です。
ココには、水道・ガス・下水・雨水と4種類のライフラインが通っています。
上下水道は、すでに避けてありましたが、ガスは当日となりました。




根切りをしながら、枕木を避ける経路を東京ガスの工事店に指示して、ガス管を埋設していきます。

50坪ある敷地です。
が・・・
エントランスを造り込むとライフラインは邪魔の何物でもありません。
しかし、ライフラインは生活には一番なくてはならないモノなので中々、外構工事泣かせです。



やり方を出して・・・
いざ、枕木を立てていきます。

半分にカットした枕木を一本一本図りなおして、切っていきます。



擁壁の内側にはハンチという基礎があります。
よって、1本目は下部を斜めに加工。



図って・・・
切っては立てて、高さを調整して根固めして・・・
図って・・・
切っては立てて、高さ調整して根固めして・・・
この作業の繰り返しです。

御客様からは「上を凸凹にしてほしい」という要望がありました。

よって、私が現場に張り付いて、その程度を調整します。
立てるたびに遠くから見て・・・

「次は、3cmぐらい凸!」
「次は、1cm凸!」
「次は、2cm程度凹!」

というような具合です。



上手く行っています。

一本を図って、加工して、調整して立て終わるのに10分はかかります。
片袖だけで、16本。
2時間半みっちり掛かりました。(^^;)

なにせ・・・・



重い!!(^^;) 



しかも、反っているので、上手い事付けるのが一苦労。
そして、一本一本太さも形も違うので、二苦労。

約3時間で、ここまで出来ました。



そして、午後4時を回り・・・
もう少し!!!



午後5時半過ぎ・・・
あと一本!!



そして・・・
全て完成!!






なんとか、形になりました。(^^)

2015年3月15日日曜日

枕木の活用

注文住宅のI様邸、外構工事に入りました。
去年10月着工の本物件、今月末日に引き渡しとなります。

お客様の希望で、お知り合いの業者が所有しているローズウッドの古木を利用してエントランスを作ることとなりました。
某日、現場に愛知から直送されてきました。
130角の3mの枕木が20本。

荷下しは、現地にて8時半の約束です。
外構を依頼する「幸輝土建」の社長さんと私、計4人で待ちます。
が、10分、20分経っても来る気配がありません。
9時近くになり、さすがに幸輝土建さん、仕事に行かなければなりません。
しびれを切らし、施主様に運送屋の連絡先を聞き、電話。

すると・・・
電話先で、あからさまに寝起きの声で・・・
「ハイ?」と出るではないですか。(^^;)

どうやら、運転士さん。
10時間かけて運転して、深夜2時についてしまい・・・
朝まで近くで路駐して寝ていたそうです。

運送屋さんは、日本全国津々浦々、とても繁盛しているそうですね。
が・・・
運転手は過酷な労働を強いられているようです。

今回の運転手さんも・・・
「10日間、運転しっぱなしで、家にも帰っていない」
と、朦朧&フラフラで現場に到着です。

一本30kg~40kgの枕木。
20本、降ろします。

元々、私一人で荷受けしようという計画でしたが・・・
前日に「嫌な予感」がしたので・・・
幸輝土建の佐藤社長に「荷受けお願いしていいですか?」と連絡をしたんです。

これ、私が一人だったら、降ろしきれませんでした。
(だって、運転士さんヘロヘロなんですもの。)



「やりますよ!」と、快く受けてくれた佐藤社長に感謝です。m(_ _)m

さてと・・・
着た枕木、降ろしたのはよいですが・・・
状態がかなり悪いです。



施主様に電話。

「ヒビが縦に入っているものが殆どで、しかもサイズが全てバラバラで、さらに反りがあってかなり厳しい状態です。」

と報告。
個人的には、このまま使うのはお勧めできません。
しかし、返品するとすると、運送代だけで5~10万円前後かかる可能性があります。
すでに掛かっている愛知からの運送代も、高額です。

施主様から・・・
「どうにか使ってくれ!」
というお言葉。

困ったときは、石井塗装の石井さんです。(^^;)

早速、現場に呼び立て、見てもらいました。

「磨けます?」
「きれいに再生できます?」

という私の問いに・・・

「やってみます!」

という一言。
良いですね、男です!!

私「できません」という言葉が大っ嫌いです。
多くの人が、「出来ません」という言葉で逃げていきますが・・・
「どうにかやってみます」という男気、大好きです。

普通にやると、一本磨きだしに2500円、塗装に2500円。
20本で10万円掛かります。

磨きだしは、シンナーで汚れを落として、4面を全て紙やすりで削ります。
塗装も、施工前と施工後の2度塗を要します。

ですが石井さん、「全部で5万で良いですよ」と、これまた男前。
カッコいい!!(^^)
有難うございます。
感謝です。



早速、施工開始!
一本一本、シンナーで拭き、削り出し、オイルを塗っていきます。



手間のかかる作業です。

つづく

2015年3月14日土曜日

優先順位

昨日・・・
総合格闘技の最高峰UFCで活躍する空手家、「菊野克紀」さんのブログを見て・・・
なんだかすべてが腑に落ちまいました。

息子が1歳の誕生日を迎えた彼が、ブログの中でこう言いました。
-------------------
自分大好きな俺が
家族が出来て
優先順位が変わって
それが何より幸せで
-------------------

http://ameblo.jp/kikuno-katsunori/entry-11992473739.html#main

格闘家というのは、究極の「自己完結」「自己中心」の職業です。
正直、食えない職業です。
皆、貧乏人です。
キックボクシングや空手だけで食べている人は、100人いて1人ぐらいの割合でしょう。

でも、別に社会にも妻にも責任を負っているわけでもなく・・・
皆、好きなことをやって満足している。
私も元々は、そんな人種です。(^^;)

有名な格闘家の一人、須藤元気が離婚した理由を聞かれ・・・
こんなことを言いました。
------------------
人生80年時代となった日本で
終身結婚という制度は
生活実態にそぐわない
と前から考えていました
------------------

なんだかカッコ良いことを言ってそうですが・・・
ようは、「奥さん以外の女とも付き合いたい」という事です。(失笑)
ただの既婚者の不倫願望ですわな。

彼の言動が、格闘家という人種をとてもよく物語っていると思います。
社会がどうなろうが、自分の生活が苦しかろうがどうでもいい。
自分が怪我しても、命に係わるような事をしても別に全然問題ない。

そんな、世界です。

その格闘家でさえも・・・
今まで自分に向いていたすべてのベクトルが・・・
子供が生まれることで、一斉に方向転換を起こすのです。

そして、自覚します。

①育てる
②教育を受ける
③環境を整える
④家計を支える
⑤自衛を計る

それらは、「責任」です。

その重責があって、始めて「親」が生まれるのですね。

だから、怪我なんで出来ない。
だって、子供が成人するまでの資本は自分一人ですから。
その親としての自覚が、人を「大人」にする訳です。

子供が出来るとは、そういうことなんですね。

私も、4歳と3歳の子供の親ですが・・・
自分の中には、いくらでも子供のままの部分が存在します。
アレもしたい、これもしたい、もっとしたい、もっともっとしたい。
でも、親としての責任感が、それらをピシッと抑制します。

顔を出しては、自制心に上から叩かれる。
まるで、モグラ叩きのよう。(^^;)

だから、多くの食えない格闘家は・・・
子供が出来ると現役を止めます。
そして、掲げていた「自分の旗」を降ろすのです。

全ては、子供のために。

一試合何百万ものファイトマネーを稼ぐUFC選手の菊野さんでさえもそうなんです。
それを聞き、妙に納得できたのです。

今、政府が行っている行政。
国民の声を無視した原子力の再稼働。
沖縄県民の声を無視した基地建設。国民を無視した交戦権への法改正。

なるほど、そういうことなんだ。
とても、腑に落ちました。


親を経験したことのない首相。

彼は、自我の塊です。
自分の考えとは違う人の話は、一切聞く耳をもたない。
無視です。

無視って、子供の世界で今一番問題になっている「イジメ行為」です。
国民の親であるべき政府が、子供である国民の声を無視する。凄いでしょ??

そこにあるのは、彼の優先順位です。
自分のやりたいことが最上位。
あとは知ったことじゃない。
どんなに人が嫌がっても、関係ない。

やりたいことだけやって、あとは総理大臣やめれば万事。
満足して悠々自適に余生を送る。


まんま子供でしょ??

間違いなく、大人の対応ではない。

この間、子供とドラえもんの映画をみました。
「スタンドバイミー」という3D映画です。
その映画を見て、思いました。

「日本政府は、スネ夫化しているな。」

本来、政府は、のび太を支えるドラえもんであるべき存在です。
ですが、今の日本には、ドラえもんはどこにも存在しません。

スネ夫はジャイアンという強力な後ろ楯がおり・・・
親の財力を駆使してジャイアンに取り入ります。
そして、ジャイアンの権力を背にして、好き放題、振る舞います。

国民は、のび太。
わがままだけど、とことん弱い。

ジャイアンがアメリカ。
「お前のものは、俺のもの。」
「俺のものは俺のもの。」

しずかちゃんは、ちょっと前まで中国だった。
「みんなのアイドル。」

出木杉君は、ドイツ。
「お手本の優等生。」

ドラえもんの原作では・・・ ドラえもんが居ないのび太は、目も当てられませんでした。
いじめられて、奪われて、ボロボロ。
そんな悲惨な人生を送るのび太の未来を変えるためにやってきたのがドラえもんです。

今の政治の話に戻ります。

税金が上がっても良いですよ。
社会保障が削減されても、許せます。
自衛権を拡大しても、行使しなければ同じです。

今の政府に唯一言いたいことは・・・
「ドラえもんであってほしい。」

国民を思いやり、手を取り手助けしてくれる政府であってほしい。

国民を無視して・・・
国民を欺く。

それを、政府が国民にやったらおしまいだと思いませんか?