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2015年2月24日火曜日

電線には、様々な会社の電線があるんです。

昨日は、久々にブログを書く時間がありませんでした。

朝からトラブルばかり。(^^;)

PM9:00
鎌倉市浄明寺にて、電柱の撤去の立会い。

東電から聞いている予定では・・・
「電柱一本新設」
「電柱を2本除去」
という話でした。

で、現場に行くと・・・
抜くはずの電柱に、まだ電線が付いています。

手前が抜くコンクリート電柱です。


これから、電線を付け替えて外すのかしら??

現場の関電工の方と話をすると・・・

「これ、青と緑の線は、ケーブルテレビとKDDIですね。」


「これらの線は。我々(関電工)では触ることが出来ないです。」

と、信じられないお言葉。
関電工の担当者が慌てて、東京電力と電話で話しています。
そして、予測通り・・・

「この電柱は、今日抜くことは出来ません。」
「申し訳ありませんが、東京電力の担当者から連絡させますので。」

とのこと。(^^;)

この電柱を撤去するのが今日のメインだったのです。
が・・・
そんな凡ミスって、日本有数の大企業で、通用するのでしょうか。(大汗)

でも、起きてしまった事は仕方ありません。
すぐに、仲介業者に連絡をして、購入予定者様に状況説明。
そして、東京電力に再度電話をして、早急に後日の工程をまとめるように依頼。

「電線が他社(2社)なので、交渉はしてみますが・・・」
という回答。

イヤイヤ、去年依頼した話ですよ。
その後、何度も打ち合わせをしていた案件です。
3ケ月立って、ようやく抜ける日に、現地に呼ばれてコレですか?

とりあえず・・・
「一刻でも早く除去が出来る用、お力添え願います」
として、もう一つの電柱の撤去作業に入りました。


敷地奥にある、木の電柱です。

ついている手すりや金具を取り・・・


レッカーで釣り・・・


引っこ抜きます。

抜いたら、人力で根元を引っ張って・・・


寝かします。


この地で、おおよそ50年、立ち続けてきた電柱です。
私より、高齢ですね。

ご苦労様でした。

にしても・・・
材質は、檜かな?
表面の目が杉っぽいけど??

でも、杉でシロアリにやられず、50年もの間、無事にいられるのかしら。

どうやら、ボカスギという種類の杉のようです。

加工をせずに表皮を剥がした程度で、芯を残した柱は・・・
やはり強いという事を証明していますね。

木柱を抜いた後に、鉄柱を入れます。
そのために、穴を掘ります。


ちなみに手前にあるのは、一月に入れた仮柱です。

そして、新しい電柱を差し込みます。


鉄のため、亜鉛メッキされていますが・・・
ご近隣より「鉄の色が景観を崩すから、辞めてほしい」というご要望を頂きました。

東京電力と相談して、この電柱をペンキで茶色く塗ることになりました。

よって、敷設後、ペンキ屋さんによる塗装工事となります。



2015年2月22日日曜日

入念に・・・

昨日、注文住宅I様邸、外構工事の打ち合わせを行いました。
外構工事は、家の総仕上げになります。

入念に、そして綿密に計画を練ります。

注文住宅の場合・・・
外構工事別途というケースがとても多いです。

当社で土地をご購入されたお客様の中でも・・・
、ハウスメーカーで家を建てられて、家は完成してすでに住んでいるのですが、外構工事が手付かずの方は、結構見受けられます。

駐車場も土のまま。
庭も建築時のまま。

玄関ポーチすらない。

そんな状況を見て・・・
個人的に・・・
「よくこんな状態で、お客様に引き渡すな。」
と思うのです。

30坪で3000万円もお金を取って家を建築してですよ。

「外構は、住んだ後、自分でやってください。」
と平気で引き渡す。
御客様は、数か月、泥の駐車場と格闘することとなります。
雨の日なんて、玄関内泥だらけですよ。(^^;)

家でさんざん利益出したんだったら・・・
外構ぐらい原価でやってあげれば良いのに。
(こういう考え方が、うちの会社が儲からない理由だろうと思われます。)

外構は、家の顔です。

ここを適当にしてしまうと、台無しになります。
気を抜くことも、手を抜くこともお勧めしません。
できれば外構にはお金を掛けた方が良い。
植栽一つだけで、家の格が数段上がります。

但し、「好み」があります。

私が良いと思っても、お客様は嫌いという場合も多々あります。

だから、注文住宅の場合は、建築家が意匠設計をしない場合は、基本的に全てをお客様に選んでもらいます。
その中で、意匠性の低い物や家と合わないものは、私がダメだししていく。
そんな作業を行っていきます。

I様邸は、みっちりと3時間。(^^)
最後の方で、娘さんがお母さんに・・・
「もう帰ろうよ、3時間も経ったよ」
と、お父さんの背中にグッタリ。

でも、おかげて良い外構となりそうです。

今日は、日曜日ですが、朝からその外構工事を工事会社さんと現地で打ち合わせ。
製図をして、現場で収まりの指示をして、見積もりを依頼します。

あとは、いくらで上がってるか。
見積もりが出てきたら、再度お客様と金額の打ち合わせとなります。

ちなみに・・・
枕木で階段を作ります。
当社としても初めての経験となります。

外構をお願いする幸輝土建さん。
打ち合わせ中、佐藤社長が・・・
「う~ん、中々大変ですね。」
と、苦笑い。

「でも、平成さんの仕事は完成後の達成感があって楽しい」

と仰ってくださいます。
どんなふうに仕上がるか、楽しみです。



2015年2月21日土曜日

俯瞰の大切さ

この地図を見て下さい。


・スーダン
・リビア
・エジプト
・イラク
・イラン
・シリア
・パレスチナ
・アフガン(イランの東側)
・ウクライナ

皆、戦争・内戦・クーデター・経済制裁が起きている国々です。
そのほとんどが、この地図内に収まっています。

ハッとお気が付いた人は、鋭いです。
そうです、その中心に「イスラエル」があるのです。

国土は、日本の四国よりも少し大きい程度。
しかし、世界有数の経済大国でいて軍事大国です。

その周辺国に次々とクーデターが起こり・・・
内戦状態に突入し無政府化。
それら国々は弱体化し、テロ組織が台頭。

その結果として、アメリカがことごとく「民主主義の的」と掲げ、攻撃を仕掛ける。

今まで、私は・・・
イラクも、シリアも、エジプトも・・・
一つの国のニュースとしてとらえていました。

しかし、こうして地図を見て・・・
その異常な状況に、始めて気が付きました。

こりゃ、アカンわ。


2015年2月20日金曜日

建築現場リアルタイムブログ

当社売主の建売住宅の建築現場をリアルタイムで紹介するページを新規作成しました。


(写真をクリックください。)

以前、数年間、現場紹介ブログをシーサーブログでやっていましたが・・・
http://kenchikugenba.seesaa.net/

当社HP上で、新しく開始します。

基本的に出来上がった建物を買う建売住宅。
購入者は、自分の家がどういう風に建てられたのかを知る由はありませんでした。
しかし、一生に一度の買い物です。
自分がこれから生涯住む家がどういう経過で作られたのかは、本来、知るべきことだと思うのです。

どんな地盤補強をしたのか?
どんな基礎の形なのか?
どんな鉄筋を組んだのか?
どんな柱が使われたのか?
断熱材は?
水道管は??

知っていたら、安心です。
将来のメンテナンスも、全然行いやすくなるでしょう。

もし、将来、売ることになったら・・・
このブログが、家の価値になるかもしれません。

安かろう悪かろうの建売市場。
出来れば建築現場は見せたくないのが普通です。

当社は、フルオープンにして、一石を投じたいと思います。

また、今後の予定地などを、当ブログと合わせて、フェイスブックでもいち早くご紹介しております。

www.facebook.com/kamakura.heisei

フェイスブックをご利用されている方!!
是非、当社ページを「いいね」してください。

ほぼ、毎日更新しています。
よろしくです。

2015年2月19日木曜日

鎌倉市玉縄2丁目建築家による建売住宅

鎌倉市玉縄2丁目で、去年から計画していた・・・
建築家による新築分譲住宅。

ようやく、造成工事に着手することが出来ました。(^^)



去年の8月から手掛け・・・
奥にある法面の造成許可が下りたのが1月中旬。
時間が掛かりました。(涙)

元々、造成を要する必要があるのは、隣接する青地の部分です。
その青地の地権者は「神奈川県」。

建築家の伊藤誠康先生が、建築確認の申請を行うと・・・
鎌倉市より「法面の安全性を確保しなければ、建築の許可を出せない」との回答。

早速、神奈川県に訪問し、現状の危険性を改善するように求めましたが・・・
神奈川県の回答は「一切の工事も費用負担もしない」というモノでした。

神奈川県の所有地が危険で、我々が家を建築することが出来ない。
ですが、その相手が我々業者だという理由で、一切の対処をしないというのは、物凄く納得がいかないモノでしたが、これを県と喧々諤々やるとなると、1年~2年は掛かる。(^^;)

我々は、一現場一現場毎に金融機関からお金を借りて事業を行っています。
1年も交渉にかかったら、簡単に数百万円が飛んでいくのです。(TT)

致し方なく、自費で行うことに切り替え、神奈川県に申請。
しかし、自費でも「県の土地に手を付けることはダメ」と言う。
さすがに、それは横暴です。

交渉を続け、どうにか工事許可を得ることが出来ました。

その許可後、今度は新設する擁壁が高さ2mを超えるため宅地造成規制法に基ずく宅造申請が必要だとのこと。

県の所有地に民間業者に防災工事を自費でさせ・・・
宅造規制があるから宅造申請を別途で県に申請する。
なんだか納得が出来ませんが・・・
従うしかありません。(TT)

ちなみに、建築確認申請は去年すでに済んでいます。
ですが、宅造工事が全て終わり、県から完了検査済み証が発行されないと、鎌倉市より建築許可が下りないのです。

造成工事は1月中旬からいつでも出来る状態でした。
順調にいけば、実はもう工事は8割程度終わっていたはずなのですが・・・
去年から工事を予約していた土建屋さんが、年末にこんなことを言ってきました。

「仕事が多すぎて、対応できない。申し訳ないがお断わりします。」

踏んだり蹴ったりとは、このことです。

なんでも、環状2号線関連の公共事業等が活況で・・・
石屋も土建屋も、皆持っていかれてしまっているのだとか。

よって、うちみたいな小さな会社の工事を請けている場合では無いという事です。

慌てて、他者を探しましたが・・・
どこも皆、同じ。

けんもほろろ。

そんな中、横浜の小雀建設さんが「2月中旬なら、どうにか無理くり確保できそう!」と連絡をくれました。

で、今に至ります。

先日、ご近隣全てにあいさつ回りを済ませました。

去年の8月からですから約7か月ですか。
その間、金利は無駄払いとなります。
当初予定よりも、だいぶオーバーです。

元々、多額の造成工事も見込んでおりませんでしたので、頭が痛いところです。

3月末日には造成工事が終わり・・・
4月から、建物を着工します。

仕上げ時期に梅雨が重なるので・・・
完成は、7月末ごろになるでしょうか。

なんだか、長くなりましたが、今ようやく入口にたどり付いたところです。
これから着々と工事を進んできけば嬉しいなぁ~。
そして、良い家を建てたいと思います。

ちなみに、販売は、3月末日開始となります。

ご期待くださいませ。