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2015年1月27日火曜日

造作階段

注文住宅のI様邸。
階段が完成しました!!



大工の井関さん、力作です!!

今回は・・・
踏板と蹴込み板を同材としました。



井関さんに提案したら・・・
一番最初に「マジですか!?」と、苦笑いを受けました。

数分考えた後・・・
「それ、かなり大変ですよ。」
「でも今回は、造作が面白そうだから、請けますよ。」
とハニカミながら、了承してくれました。

あざッス!!

無垢板でやりたかったのですが、「反り」や「縮み」で将来欠陥となる可能性が高い。
よって、将来狂いが出難いタモの集成材の無塗装で造作。


集成材の一枚板を注文し、井関さんが踏板と蹴込み板を切り出し
ノミやカンナを使い
接合するための「ホゾ」と「ホゾ穴」加工を施し

寄木細工の要領で、組み立て。

う~ん、カッコ良いね。





本来なら・・・
既製品のべニアの化粧蹴込み板で誤魔化してしまう所ですが・・・

この住宅は、この階段がリビング中央に収まります。
よって、日々目にするのがこの階段側面となります。
ようは、家のメインの意匠ポイントなのです。


ちなみにここだけの話、こんなところは、幾らでも手を抜けます。
だって、一般の人は解らないですから。

でも、利益を抜くために安普請に治めたら、家の格がドカンと落ちてしまいます。

家って将来、来客者が来た時に自慢できる箇所が数か所あったら楽しいでしょ??

もし、その中に同業者が居て・・・
「おお、この収まりは凄いですね。」
なんて言ってくれたら、御客様も嬉しいし、私も嬉しい。

ただし・・・
当社がこんなことを出来るのも、
大工さんの腕があっての事です。
経験も修業も浅い大工には、到底できません。 経験と確固たる技術をもった職人さんでなければ、難しい収まりは家を無茶苦茶にする可能性が高いのです。

だから・・・
安い家ばかり建てているビルダーに無理をさせるのは、怖いんですよ。(苦笑)


側板と裏側は、石膏ボードで覆います。



このままでも十二分に良いですが・・・
今回は室内を左官にて珪藻土で仕上げるので・・・

壁の一部に「踏板」と「蹴込み板」が浮いているように見せたいのです。

階段下は、家事スペースとなります。
造作テーブルと、棚板が2段付きます。

それも、井関さんに手造りしてもらう予定です。

井関工務店の井関親方、いつも、有難うございます。
感謝、感謝m(_ _)m




2015年1月26日月曜日

グリムスパンキー

お世辞、何度吐いたって
単純な馬鹿には見抜けないのさ
今日もヨイショしておけばよいのに
天まで登りつめて消えてなくなるだろう
歯の浮くセリフ虫唾はしるけど
我慢するのは簡単だろう
褒めろよ

いつか世界が手のひら返すのみたいなら
褒めろよ
デカい野望で敵を味方に変えてしまえよ
誰よりも輝くために
褒めろよ
踊るあほうと踊るふりして

「おお、カッコいい!!!」

先週、朝8時に現地で立会いがあり・・・
家を早めにでて車に乗った直後・・・

FMヨコハマから流れてきた音楽。

あまりにもカッコ良すぎて、聞いた瞬間に惚れてしまいました。(^^)
冒頭は、その歌詞の一部です。

バンド名は「GLIMSPANKY」
女性ボーカルのガリガリのロックバンドです。


事務所に帰って、早速検索!!
http://www.glimspanky.com/

動画はこちら!!

スマホの人は、↓↓をクリック。
http://youtu.be/39x3mMFNkPA

いや~、久々にカッコ良いバンドですね。
今、ビジュアルから入るバンドばかりですが・・・
グリムスパンキーは、Soulです。


歌い手の気持ちが、歌と音楽からダイレクトに入ってきます。

ラジオで音聞いて、数秒で身の毛が逆立つなんて・・・
私個人は、THEBULEHEARTS以来ですよ。(古っ!!)


2月18日発売!!「惚れろよ

必見!!

2015年1月24日土曜日

我が子を思うとホッとするのです

先日・・・
鎌倉市役所にて。

道路課・都市調整課・開発審査課・建築指導課などを回り、現場に向かう前に、市役所の1Fのトイレに駆け込んだのです。

保育課の窓口を通ったら・・・
こんな張り紙をみつけました。



これを見て・・・

私「おおおおっ!」と、感嘆の雄叫び。
忙しさを忘れ、息子と娘の顔が浮かびます。

「娘にはダックスフンドがよいかな?」
「息子にはとスライムだろうか?」

と、保育課の前で立ち止まり・・・
30秒ほど、本気で悩んでしまいました。(^^;)

悩みながら・・・
ん?
くらし安全通信・・・?

ぬいぐるみじゃなくて?

「ごじゆうにおもちください。」
って、くらし安全通信のことか??

手を伸ばしてスライムを取る直前で、気が付き・・・
赤面しながら、足早に立ち去りました。

危なかった。
危うく、ぬいぐるみ泥棒さんになる所でした。(汗)

でも・・・ きっと、これを見てぬいぐるみを持って行こうとした人
私だけじゃないと思います。(苦笑)

絶対に!!

2015年1月23日金曜日

苦情

我々の仕事は・・・

「古家を壊す」
「古い宅地を壊す」
「新しい家を造る」
「新しい開発をする」

というものです。

そこには、必ず騒音や振動、粉塵が発生します。
トラックや重機の往来が始まり、多くの職人の往来があります。

古いものを壊す場合は、建物だけではありません。
土地の外周を囲む擁壁やブロックフェンスなども老朽化していたら撤去して新設を要します。
簡単に撤去出来れば問題も少ないですが・・・
ご近隣がお庭を造り込んでいたり、家の一部がそのブロックにくっ付いていたりすることも多々あります。

新しい家を造る時も・・・
材木を切ると、木くずが出ます。
風が強いと、舞い散ります。
足場に掛けてあるホロだけでは、止めるのは困難です。

仮設トイレも問題になることが多いです。
糞尿の匂いです。
風向きで、ご近隣に舞い込みます。

鎌倉は駐車場を確保するのが困難です。
建築時、多いときには、5種の職人が現場に来ます。
5台の車を、路上でどうにかやりくりするしかありません。

そのたびに、苦情を頂きます。

「音がうるさい」
「話し声が気になる」
「ラジオの音を消せ」

「振動が凄い」
「においがする」
「粉が舞うぞ」
「路上駐車をやめろ」

中には・・・
「家を低くしろ」
「もっと家を離せ」
「窓の位置を変えろ」
「植木をしろ」
「電柱をどけろ」

様々なご意見も賜ります。

御近隣の方々は、お客様と同じです。
当社の物件をご購入下さったお客様の御隣人となる訳です。
当社が揉め事を残して、お客様に引き渡すわけには絶対に行かないのです。

ですので、私が全て責任をもって話し合います。

今日も、解体中のご近隣の方から、苦情を頂きました。
既にご近隣の皆様のご協力で、建屋が全て撤去するところまで進みました。
重量鉄骨の建物のため、木造住宅の2倍の騒音と振動が発生しています。
特に鉄骨をカッターで切る時の音は、とても耳に付きます。
この場を借りて、再度お詫び申し上げます。

現在、重量鉄骨の建物独特の深基礎の解体に入っています。

朝、事務所の電話がなり「今すぐ辞めろ!」と、お怒りの様子です。
すぐにお詫びとご説明をするべく、お名前を何度かお伺いしまいたが、お教えいただけませんでした。

ただ、どうやっても取り壊さなければなりません。
壊さなければ、新しいものを産むことが出来ないからです。
作業を止めても、また始まれば同じです。
であるならば、最短で騒音や振動が無い状態にするのが最良だと考えます。


今回は、アパートを取り壊し、戸建てになります。
不特定多数の人の出入りが無くなり、周辺環境も良くなります。


日曜日に、周辺を隈なく回って、御苦情を下さった方にご説明しなければなりません。
まずは、直接お会いしてお詫び申し上げます。

すんなりどちら様か解れば良いのですが・・・。
(TT)

2015年1月22日木曜日

他に道は無い

「経済も、外交も、安全保障もこの道しかない。」

そう公言して突き進む安倍政権。

道はいくらでもあるのですが、幾多の分かれ道に脇目も振れず・・・
「信じろ」「この道が正しい」と、我が道を突き進む。

その姿には迷いが無く、猪突猛進の如く。
しかし、丁寧に地図を広げているわけでも、カーナビゲーションがある訳でもない。

どこに行き着くかは、全く解らない。

でも、たどり着く先は、彼ら曰く「バラ色」なのだそうだ。

何度も言うが、私は左翼でも右翼でもリベラルでもない。一般論で言うならば、どちらかというと、「右翼寄り」な思想を持ち合わせており、安倍氏が第一次政権で掲げた「美しい国日本」というスローガンに共感した一人だ。
その時は、彼を応援したりもした。

「右とか左とかいう棲み分けは、古臭くて昭和的だ。」
と思っている人間の一人でもある。

数日前、三宅洋平がこんなことをフェイスブックで言っていた。
彼は、世の中で左翼の急先鋒とされる。(本人は不本意だろうが)

「日本の借金1000兆円、ドイツの借金O円。この国は、何をやってきたんだろうか?」

日本とドイツは、同じ敗戦国。
同じ時期に復興を始め、高度経済成長を遂げ・・・
両国ともに世界有数の先進国となった。

その結果が・・・
かたや借金1000兆円と、かたや借金0円。
かたや原発54基、かたや原発0基。
かたやメルトダウン中、かたや国内原発の廃炉が22年ですべて終了。
かたや自然エネルギー縮小、かたや自然エネルギー50%達成。

結果を見れば、全てが語っていると思う。

よくよく考えて。
この今の日本を造ってきたのは、自民党。

借金を返せない輩は、一般社会では相手にもされない。
会社であれば、その代表者は経営不適合者の烙印を受ける。

でも、1000兆円をこさえた張本人が「任せてくれれば大丈夫。」と、平然と言っている。
そして、国民は去年末に、その張本人に日本の経営を「全任」した。

結果、今まで以上に借金をバンバン重ねてるという。
公共事業とODAと、大盤振る舞いで大金をドンドンばら撒くという。

その様子は、数十年前の日本と何ら変わらない。
金を大量に擦って、ばらまくだけ。

まるで、デジャブーを見るかのよう。

ただ違うのは、すでに借金があるのと無いの差だけ。

おまけに、福祉予算が削られ、軍事予算が増え・・・
原子力再稼働に、兵器開発に、兵器輸出に、戦争支援。
約束した行政改革、国会定員削減、年金問題解決は、手付かず。

なんちゅう、センスの無さ。

その方向音痴な状況を見せつけてなお・・・
「この道しかない。」と、胸を張る。

その状況に国民の50%は「自分には関係ない」と言う。

センスの無さは、国民の方が上手だ。

政治家が悪いというが・・・
やっぱり、国民が悪いのだろう。

あれだけ、官僚の天下りで大騒ぎをしたのはいつだったか?
税金泥棒の特殊法人を改革するのと狼煙をあげたのは誰だったか?
自民党で唯一、行政改革まっしぐらだったのは、渡辺善美。
いつの間にか、政治の舞台から弾き飛ばされてしまった。
霞が関の都合よく、出来過ぎているね。


そして、国民は、天下りという言葉さえも、すっかり忘れている。(苦笑)

自民党政権になって、逆に出先機関が増え続けている恐怖。

強制的に徴収された税金を好き放題使われてなお・・・
「俺には関係ない。」という国民が5千万人いるのだから・・・

開いた口がふさがらない。