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2014年12月9日火曜日

我に返る場

東京新聞に、胸が痛くなる風刺がありました。




浦島太郎の玉手箱に原発のマークが・・・

こんな添え書きがあります。

原発を動かすほどに深刻なのが使用済み核燃料だ。
ガラスで固め地下3百メートルの最終処分場に埋める。
ガラス固体表面は、人間が20秒で死に至る放射線を発する。
専用容器に入れ、外側を厚い粘土で覆うから大丈夫だと言う。
しかし、開けたらおしまい。

害が減るのは何万年も先。

世界で唯一、最終処分場を造ったフィンランドでは・・・
未来の世代が誤って掘り出して開けないよう・・・
何語で表示すればいいのか真剣に悩んでいるという。

日本では、処分場の目途すら立っていない。

行く場の無い使用済み核燃料。
それが増え続けている。
今この瞬間も。

原発が危険というだけではなく・・・
使用済み核燃料の方が実は危険なのです。
それが不安定なプールに保存されている。
しかも冷却し続けないと12日でOUT。

さらに凄い事実があります。
実は全国にある原発のうちの三十三基が・・・
あと数年間稼働しただけで、保管プールが満杯になるそうです。
それを政府がひた隠す事実。

困った日本は、それをモンゴルの大自然に埋めてしまえという計画を進めているとのこと。

皆、平等という地球上で・・・

ここ3年の間、シリアの内戦で20万人が死んだそうです。
20万人、ピンと来ませんか?
1日に182人が殺されているという事になります。
(実際にはその倍とも言われています。)

日本・・・
平和ですね。

生産し放題!!消費し放題!!

その消費を維持するために、生み出した猛毒を海に流しつづけ、そして、必要なモノだけを取り出した猛毒の残りかすを、貧国に押し付けようとしている。
しかも、大自然の中に。
現代文明に縁もゆかりもない放牧民が暮らす大地に。

なんという不平等でしょうか。

私は権利とか平等とかいう言葉が大っ嫌いです。

権利、権利と現代人は言いますが・・・
右から読んで下さい。ただの利権ですからね。

福島が爆発した時、御用学者はこう言ったそうです。
「これで、最終処分場の問題が解決する。」
つまり、福島を使用済み核燃料の一大処分地にしようという魂胆です。

先月末、ローマ法王が今の世界の現状を見てこう言ったそうです。

「人類は広島や長崎の歴史から、何も学んでない。」

これは、日本へ向けられた痛烈な批判だと思うんです。

原子力発電所が爆発中の国、日本。
その国主が「完全にコントロールされ安全だ。」と世界と国民を欺く。
その嘘をベースにして、原子力発電所を重要なベース電源と掲げ、次々に動かそうとしている。

普通に考えるだけで異常でしょ?
なのに、なぜか国民は全く直視しようとしない。(^^;)
今回の選挙、うそつき国主が圧勝するのだってさ。
そうなれば、我々日本人は共犯者だよね。

詩人のアーサービナードさんが、こう言ってます。

現政権は「積極的平和主義」という表現を多用している。
しかし、彼らが使う言葉は単なる「包装紙」だ。
その包装紙を破ると、中から「武力行使」や「戦争」という言葉がでてくる。
ただ単に「集団的自衛権」という言葉が国民受けしないから・・・
平和という日本人が好む言葉で欺こうとしているのだ。

アメリカ国防省も、その昔、戦争省と言われていた。
国防に改めることで、朝鮮半島やベトナムでの軍事行動を可能にした過去がある。

安倍政権も同じレトリックを使おうとしている。

まんまと国民は騙されているのですね。

原発
特定秘密保護法
消費税増税
労働法の改変
沖縄基地問題
TPP

全て、同じ手法です。
分りませんか?
最もわかりやすいのは、武器輸出三原則です。

いつのまにか、武器輸出三原則という言葉が無くなったの、皆さんご存知でしょうか?
「防衛装備移転三原則」と変更されています。

高校生のころ勉強した記憶をたどると・・・
日本が戦争に加担しない為の法律だと記憶しています。

それが、言葉自体、この世から消えてしまった。
知らないうちに。((゜゜;))))))

そして、武器を防衛装備などという言葉に変えて・・・
世界に売るのだという。
言葉遊びをしなければ、防衛設備は「日本製の人殺しの道具」です。
それを、人殺しが行われている国々に売る訳です。
企業が金を儲けるために。

それが、今の安倍政権のやっていることです。

目先の景気が上がればそれで良いのですか?
給料がほんの少し上がれば許せるのですか???

その見返りに・・・
モンゴルに核のゴミを押し付けるのですか。
私たちの子供たちの将来を蝕んでも良いのですか。
他の国で女性子供が大量に虐殺されていても関係ないのですか。

軍事ジャーナリスト神浦氏は言います。

現代のハイテク兵器に必要な小型化・精密さの技術は、日本が最も先進的です。監視カメラにしろ、ロボット技術にしろ、軍事転用すればすぐに有用な兵器になります。
このような軍事精密機器分野で世界をリードしていたのはイスラエルだったのですが、日本とは国力も資本も圧倒的な差があります。
日本企業の製品が世界の武器市場で主要な位置を占めるまで、それほど時間はかからないでしょう。

つまり、メイド・イン・ジャパンが、これから人を殺す時代となるのです。
そこまでして、金を儲けたいのか?
原発も酷いですが、企業体っていうのは全てにおいて金が優先されるものだというのを、我々国民は理解しなければなりません。

それにしても、なんていう糞くらえの平等なのでしょうか。

私が、パレスチナ人で、子供を殺された親だったら・・・
息子を木端微塵にしたミサイルを作った国も人も呪いますよ。

そんな金で得た景気なんて、私はいらないです。

我々の持つ権利の正体って・・・
一体全体なんなんだ??

他を犠牲にして得る自由ですか?
汚物を垂れながして得る文化ですか?
人と自然を破壊し得る便利ですか。


選挙は、未来を決めます。
考えましょう。
ここまで、深く、じっくり考えましょうよ。

じゃないと、何も変わりませんよ。(TT)

2014年12月8日月曜日

セルローズファイバーの動画

昨日のブログのつづきです。

吹き込んだ後は、穴をふさぎます。


解りますかね?
このパンパン度。(^^;)

この上に構造用合板を捨て貼りして、床を敷きます。

これだけパンパンなので、合板で抑えられるか心配ですが・・・
施工業者さんは、「全然大丈夫です」とのこと。

大引きと根太の深さに丸々セルローズが入っていて、これだけ膨れ上がっているので・・・
床下140mm厚ぐらいの断熱層となります。

通常の住宅で使われているスタイロフォームですと・・・
厚みが45mm程度です。

贅沢ですね。(^^;)

床の冷気を完全にシャットアウトするので・・・
床冷えがゼロの家となるでしょう。

家全体の断熱をセルローズで行うのは予算が必要です。
床だけセルローズファイバーで行うというのは、とても有効な手かもしれません。

当社が今採用している固形断熱材国内最強のネオマフォームでも、材工で10万円超ぐらいです。

これを、セルローズにして、3倍ぐらいかな??
セルローズは、通気止めが必要ありません。
床を全部、隙間なく包み込んでくれます。

それで、家が劇的にあったかくなるのであれば、安いな。
ちょっと、考えてみよう。(^^)

話は元にもどりまして・・・

最期の最後に、吹きこぼれた新聞紙を清掃します。


これで、全行程が終了です。

下記が、施工時の動画です。


スマホの人は、こちらをどうぞ。
http://youtu.be/gWyr06f6lnQ



2014年12月7日日曜日

乾式セルローズファイバー

一昨日、注文住宅I様邸にて、断熱材の施工を行いました。

本物件は・・・
日本製紙木材の乾式のセルローズファイバーを採用しました。
その名も「スーパージェットファイバー」
http://www.jet-npl.com/

大引き下に受け用の垂木を3尺ピッチで組み込み・・・
根太を施工後・・・

スーパージェットファイバー専門の施工業者が、専用シートを敷き込みます。

大引きのあいだ。


セルローズファイバーは、古紙(新聞紙)を砕いてホウ酸で特殊処理をした綿状のものです。
とても細かい繊維状のものなので、隙間があるとそこからこぼれ落ちてしまいます。
また、固まらない為、将来このシートが断熱材を支えることとなります。

つまり、このシート張りがかなり重要なのです。

配管回りは念入りに隙間を埋めていきます。


施工後、穴をあけることが出来ません。
よって、正確な位置決めを要します。
また、断熱を施工後に、配管や電線を追加することが出来ません。

大引きのシート張りが終わると、今度は上部の根太です。


上から吹いて積もらせるのかと思いましたが・・・
シートで挟んで、その中に吹き込みを行うそうです。

物凄い手間ですね。(^^;)

タッカー(建設用ホッチキス)も1cm感覚で打っていきます。
それだけ張力を出さないと、はち切れるのだとか。

外部には吹込み用のトラックが待機。


これがセルローズファイバーですね。


トラックの中に、ブローの機械が載っています。


玄関からフォースを室内に差し込みいざ尋常に!!



さて、室内では・・・
貼り終わったシートをカッターで等間隔で切っていきます。

ここから吹き込むこととなります。


そして、吹き込み開始。


内部を見ながらの作業は出来ません。
切り込みからホースを差し込み、吹き込んでいきます。


かなりの勢いで、セルローズファイバーが送られてきます。

「ボボボボッ!!」

あっという間に膨れ上がってきます。
隙間なくできているかは私には解りませんが・・・
プロは感覚で解るのでしょう。

かなりのスピードで進んでいきます。


室内は、細かい古紙が舞っています。
ホウ酸が入っているので、あまり吸い込まない方が良いでしょう。
この辺で退散します。

ちなみに吹き込んだ場所はというと・・・


こんな状態です。

つづく

2014年12月6日土曜日

某有名建築家の浅草のビル

東京スカイツリーに訪れた休日・・・
私の御目当てはというと・・・

これです!!



吾妻橋の交差点から見える、歪な建物。

そう、今、日本を代表する建築家といわれている御方が・・・
公共事業として手掛けたアレです。

凄いですね。
遠目から見ての異物感。

目の前に行ってみます。



う~ん
目の前に立ち、浅草という下町の雰囲気は一切感じません。
巨大なルーバーが、近くで見るとなんともかんとも不自然的。
自然じゃない設計ですね。

反対側に回って見てみると・・・



こちら側から見ると、少しは自然木的な雰囲気は味わえます。
が・・・・
やはり、「素晴らしい~」という思いは生まれません。

賛否両論の設計のようですが・・・
この景観を絶賛する人がいらっしゃいます。

日本を代表する建築家の大先生の作品です。
一庶民の私ごときが意見をするのは・・・
糞生意気なのはよ~く解ってます。

ただ、建物は町の景観を形成します。
歴史ある町であれば、それはより顕著です。

一般庶民がどう感じるのかは、設計者にとって重要なファクターなのだと、個人的に思うのです。
ということで、遠慮なく庶民の意見を言わせていただきます。 私の第一印象は・・・

「マッチ棒工作」

子供の頃、マッチ棒で工作した建物にとても似ていません?

そして、なんだか視感がとても暗い。
黒の外壁部分が建物全体を影のように見せてます。
そして、無機質なガラスが殆どなので、温かみがありません。

とても目立つ位置にあり・・・
下町浅草に、この建物の印象が影を落としているように思います。

銀座のど真ん中あたりにあれば、良い建物かもしれません。
が・・・
これを、雷門の目の前に建てる必要性が理解できません。
台東区の担当者は、どう思ってるのだろうか??

実物をみてがっかりしながら・・・
浅草寺へ。




凄い観光客です。
でも・・・
すれ違う3分の2が、中国人。(^^;)ビックリ

息子が「恐竜のウンチを見に行く!!」と言うので・・・



何を隠そう、私も初めてこんな身近で見ました。
息子が見たいと言わなければ、一生こなかったでしょうね。

そして、遠くから・・・
「恐竜のウンチ」を愛でる息子と娘。



高感度カメラで撮影しているので写真は明るいですが・・・
この時点で、すでに足元が見えないくらいの夕暮れです。

かなり寒い。(^^;)

そんな中、後ろにいたストリートミュージシャンが・・・
サイモン&ガーファンクルから突如アンパンマンを演奏。

おもむろに振り返る我が子達。



その後、立て続けに・・・
「ありのままで」と「となりのトトロ」を演奏。

妻と私、しかたなくチップをギターボックスの中へ。(^^)



しかし、ここは絶景ですね。
浅草のフェリー乗り場です。



(クリックすると拡大します。)

スカイツリーと、アサヒビール本社ビルと、月!
そして恐竜のウンチ。(笑)

すっかり暗くなった帰りの車。
子供たちは、車に乗ったと同時に爆睡。

帰り道の東京の町は・・・



むやみやたらに、明るいですね。

そんな町を車で運転しながら・・・
私、ぼそっと独り言。

「こりゃ、原発無くならないわ。」


2014年12月5日金曜日

すみだ水族館

今週の休みは、スカイツリーへ!!
といっても、目的はスカイツリーではありません。

我が家が掲げる・・・
「関東圏の水族館制覇」

それを目指すべく、スカイツリー内にある「すみだ水族館」に行ってきました。

今まで制覇してきた水族館は・・・

①新江ノ島水族館
②油壷マリンパーク
③八景島シーパラダイス
④しながわ水族館
⑤サンシャイン水族館
⑥箱根園水族館
⑦加茂水族館
⑧あわしまマリンパーク
⑨横浜おもしろ水族館

そして、今回、記念すべき10回目の山頂踏破・・・
もとい水族館踏破が、このすみだ水族館となります。(^^;)



娘も息子も、日に日に大きくなってます。

さて、この水族館・・・
小さかった!!

サンシャインに行った時も、小さいな~と思ったぐらいの我が家です。
規模は、サンシャインの3分の1ぐらいでしょうか??

入口を入って、小さな水槽ブースを通り過ぎると・・・



ドンと大広間が出てきます。

ここで、「おおおおおっ!!」と歓喜の雄叫びをあげ・・・
下に下りてみると・・・



大型水槽があり、ペンギンがメインとなっています。
で、少し進むと・・・、息子が右手にあるトンネルに進もうとしています。
あれ??
「待て!息子!!そこ、出口だぞっ!!」

あわてて、連れ戻す私。
もう、出口ですか!!
ビックリ。

上の写真でいうところの、電飾されたクリスマスツリーの裏側になります。

ぐふぁっ!!入口から入って、普通に歩いて2分で出口。

私と顔を見合わせる妻。(^^;)
妻の口から・・・

「4人で5300円払ってもうたっ!」

という、ため息とも言葉とも言えないものが漏れ出ます。

お目当ての「くらげ万華鏡」を探す私。

ここかしら??



えええええええええっ?
クラゲ、どこ???
どの辺が万華鏡なの????

クラゲの小さな水槽が数個に、場末のラブ●テルのような・・・(TT)

巨大水槽らしきものはあります。



が・・・・
特殊ガラスなのか、内部が濁ってしまいみえません。
反射も激しくて、こりゃアカンわな。

そんな親の心、子知らず。
娘と息子は、大運動会中。



常時走り回っております。

展示は少なく・・・
なぜか真冬に金魚。



高いお金払って、水族館で、金魚。(TT)

結局、滞在時間は30分でした。

さて・・・
子供の御目当ては、終わりました。
今度は妻の御目当てです。

妻は、きっての肉食です。
しかも、その肉の中で牛タンが一番好き。

スカイツリーのレストランブースには・・・
あの、「牛タン炭火利休」があるのです。

ということで、週に一度の贅沢ランチ。



これで、子供たちと妻の御目当て終了。

あとは、私の御目当てに向います。

その向う途中に・・・
ハニートラップがありました。





プラレール専門店&トミカ専門店

ここで30分費やされたのは言うまでもありません。(TT)

つづく