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2014年12月4日木曜日

鎌倉市浄明寺の新規物件

鎌倉市浄明寺4丁目にて・・・
新規物件の解体工事を行っています。



125㎡前後にて、2000万台後半で販売を予定しています。

11月26日に解体工事を開始した本物件。
もともとは、こんな邸宅でした。



植木がうっそうとしていて・・・
中の様子をうかがい知ることが出来ませんでした。

来週初旬には、更地になります。

外周のブロック等がだいぶ痛んでいるので、ご近隣の方々と話し合いを重ねています。

鎌倉の旧市街地は、境界がはっきりしていない場所が多く・・・
しっかりと測量を行うと、隣地の建物や工作物が越境していたり、大きな木が境界ラインに「ドンッ」とあったり、中々大変です。

本物件も、いくつか問題がありますが・・・
将来揉め事にならないよう、全て、解決してから販売を行います。
東京電力の電柱も移設が必要です。
鎌倉市の消化器も、防災課と話をしなければなりません。
さらに間口にゴミ置き場もありますから、これは町内会と折衝です。

全ては、私の仕事です。

それにしても、あっという間に建物も無くなり・・・



敷地の全容が見えるまでになりました。

境界沿いの生垣も、地中でかなり根が張込んで、とてもナーバスでしたが・・・
とてもうまく抜根までして頂き・・・

茅ヶ崎の解体業者の「不動マネジメント」さん、有難うございました。

ちなみに、撮影日は、12月2日(火)。
毎月第一火曜日は、私唯一の連休を頂いております。(^^)

しかし、この日は朝から仕事。

朝、数件の仕事をこなして・・・
昼、妻と飯を食べて、その足で息子を娘を2時にそれぞれ幼稚園と保育室に迎えに行き・・・

家族を乗せたまま、鎌倉に行き仕事を片付け・・・

なにもせずに、すっかり夕方。
その帰り道の稲村ケ崎。


(クリックすると拡大します。)

思わぬ、絶景。(^^)


渋滞をゆっくりと進みながら・・・
茜色に染まる江ノ島と富士山を見ていると・・・



あっ、点いた!!
写真を拡大してもらうと、解りやすいです。

江ノ島の灯台のライトアップですよ!!
今年も、もうそんな時期ですか。

↓↓これ、3年前のブログです。
http://heisei-shonan.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-e512.html

「見に行こう」と妻に言うと・・・
「薄着だから、極寒の中死ぬよ」と諭され・・・
来週に持ち越しとなりました。



それにしても、やっぱりどう見ても・・・

UFOだよな。(^^;)

2014年12月1日月曜日

ウレタンフォームの現場吹付動画

先日、藤沢市の注文住宅A様邸でおこなった
フォームライトSLの施工動画をご紹介します。

横からだと、膨張が良く解ります。


スマホの方は、こちらをクリック。
https://www.youtube.com/watch?v=t6UuHOnodUQ

正面から。


スマホの人はこちらから。
https://www.youtube.com/watch?v=KrNRB_9U-t8

フルハイビジョン撮影したものをユーチューブにUPしてあります。
興味がある方はURLをクリックして頂き、PCで拡大して見てください。

キレイに見れると思います。


2014年11月30日日曜日

円安120円間近

日本の製造業の上場企業のうち・・・
海外拠点を作り現地生産をしている会社の割合が・・・
平成13年度で、70%を超えたそうです。

ついこの間まで世界を席巻した「Made in Japan」

今、日本で・・・
それを探すのが難しい状態となっています。

衣料品のタグを見れば、「China」を筆頭に、東南アジアの国ばかり。

車・家電・携帯電話・雑貨・冷凍食品に至るまで。

半年前、家具を買いに、IKEA~ニトリ~みなとみらいのおしゃれな家具屋をハシゴしましたが、見るもの見るもの、やはりほとんどが「MADE in 東南アジア」です。

日本にあるアメリカの家具屋の商品が皆中国製という・・・
個人的に何とも摩訶不思議な感覚ですよ。

そんな中、円安が急激に進行しています。

政治家は、円安は日本にはプラスだと言います。
日銀総裁は、お札を前代未聞なほど大量に刷りながら「1ドル120円というのは日本企業に悪くない。」とまで言いました。
どうやらアベノミクスは、円安を誘導して、輸出企業を潤すもののようです。

実際に、円安誘導で企業収益は大赤字を脱却しましたが・・・
日本は、実は世界有数の輸入大国であり・・・
現在、貿易赤字は過去最悪。

それもそのはず。
輸出する「物」を日本で作ってないのですから。
中国で製造して海外に売ってたら、円安は関係ありませんわな。

過度の円安は、国内生産を増やす絶好期です。。
本来なら、日本企業はこぞって国内生産拠点を増やすところですが、企業が政府を信頼していない。(^^;)
さらに、人手不足・最低賃金・社会保障費etcが邪魔をして、海外から国内のチェンジは全く行われず、今後3年で日本企業の海外生産率はドンドンと増える予想なのですって。

つまり、円安の恩恵は、今、日本の救世主とはならないのです。

円が安くなるというのは、単純に円の価値が下がっているという事です。
一時、70円まで円高が進んだのはつい最近の話です。
そこから、円の価値が約50円も落ち込んでいる。

異常ですね。

お金の価値が落ちることを、インフレと言います。
物価が上がることも、インフレと言います。
金利が上がることも、インフレと言います。

これらが合わさり、国民を苦しめるものをハイパーインフレと言います。

今、物価も上がり、お金の価値が下がっています。
ですが、我々の感覚は変わりません。
一万円札は、一万円札のままです。

日本国内では、お金の価値は変わっていないのです。

しかし、世界から見る目は、明らかに日本のお金の価値が下がっている状況なのです。

元々、お金は紙切れです。
無価値の物を、信用しているだけなんですね。
だから、信頼を失えば、ただの紙切れと成り下がってしまいます。

日本の中層の国民は、今、一生懸命預金をしています。

これは、老後の生活費にあてるためです。

しかし、インフレという怪物は、生涯働き、溜め込んだ命ともいえる預金を、紙クズにする可能性を秘めているのです。

今のような財政出動をし続け・・・
公共事業で企業にばらまき・・・
霞ヶ関の構造改革をしない状況が続けば・・・

近い将来、ハイパーインフレが起こるというエコノミストは多いです。

日本は、人口が減り続けています。
超高齢化に差し掛かっています。
社会保障制度の維持すら難しい中・・・

政府は、年金基金で株運用を大々的に始めます。
恐ろしいマッチポンプです。
企業に公共事業をバラマキ、収益を上げさせ、その会社の株を買い利益を上げる。
これ、世に言うインサイダー取引ですよね??

そんな無茶、長続きしませんよ。

アメリカ経済、ロシア経済、EU経済、中国経済・・・
どれがくしゃみしても、日本株市場は大暴落しますから。

暴落した中、年金基金で買った株は損切りすることはできません。
より一層の大暴落を生むことになりますから。

年金が一気に株を売ったら、潰れる企業も出てくるでしょう。
外資に買いあさられて、乗っ取られる企業もでてくるかも。

だから、暴落しても売れない。
暴落したら、年金の含み損は計り知れません。
年金基金の株式投資が年々増えれば増えるほど、影響力が増え続け、売れなくなると思ってください。
リーマンショックやギリシャショックや、東日本ショックのような事態は、今後多々あるでしょう。

そうしたら、誰が責任を負うのか?

誰ひとり責任を負わない様が、目に見えるようです。

「経済成長を何十年も続けながら、1千兆円の借金を返済する。」
というのは、誰が見ても不可能でしょう。
政府は、自信満々に前を向き過ぎて、足元がまるで見えていない。

今こそ、足元の借金を返す必要があるのではないですか?
今、後ろ向きにならないと、本当に後戻りできなくなりませんか?
一生懸命働き、老後生きるための我々の貯金が・・・
老後を迎える前に紙くずになる可能性は、かなり高いように思うのです。

外国通貨預金が大流行りです。
ハイパーインフレのリスク回避と、円安による為替差益が人気の理由です。
それが、さらに円安の一因になっているのかもしれません。

なんだか・・・
物凄く、心配です。
アベノミクス大丈夫か?
日本は、もうすでに後戻りできないのか?


我々、思考停止してませんよね?
国民の感覚、麻痺してませんよね??

この低金利のうちに・・・
国の借金、返しましょうよ。

今後、日本国債の金利が上がっただけで・・・
ジ・エンドなんて・・・
勘弁して欲しいのです。


2014年11月29日土曜日

現場発泡ウレタンフォーム吹付断熱

今日は、注文住宅A様邸の断熱材の工事日です。

普通は、大工さんが施工するのですが・・・
当社は、大工さんが断熱材を施工しません。(^^)

断熱材だけの専門職の部隊が2日かけて施工を行います。

なせ??

それは、特殊断熱材を全ての住宅に採用しているからです。
その名も、フォームライトSL
http://www.foamlite.jp/


(クリックすると拡大します。)

在来工法の欠点は、断熱材なんです。

筋交いを主として配線・配管が邪魔をして、主流であるマット型の断熱材を隙間なく壁内に収めることが出来ないのです。

また、断熱工事をするのは大工さん。
断熱の知識も正確な施工方法も知らない大大工が多くいるのが実在で・・・
適当に壁内にロックウールやグラスウールを押し込んでいる現場も、珍しくありません。

そうなると、家は冬寒く、夏暑い。
そして、壁内結露を誘発し、家の寿命を縮めることとなります。

当社の断熱は、全て「フォームライトSL」を採用しています。

これは、空気に触れると100倍に発泡するウレタン液を現場で壁内に吹き付ける「現場発泡ウレタン吹付断熱」という工法です。


本来、この野縁(天井の骨組み)に、マット型のロックウールやグラスウールを乗せるだけです。
フォームライトSLは、天井に通気スペーサー(写真で見る茶色の物)を設置してその表面にウレタンを吹きかけていきます。

ご覧いただくように、特殊技術のため・・・
断熱材だけの専門職人が来て施工します。

よって、一切の隙間が無い断熱施工が出来きます。

連続写真でご覧ください。





柱の間で、液体が100倍に発泡するため・・・
360度の方向に張力が発生し、一切の隙間をふさぎます。

通常、床と壁のつなぎ目の隙間から、隙間風が生じるのですが・・・
その隙間に直接吹き付けるため、1mmの隙間も塞いでしまいます。

床下からの通気止めも容易に出来る。
在来工法の欠点である床下の外気の流入を防げるのです。

よって「冬暖かく、夏涼しい家」を実現出来きます。

天井には、厚み160mm以上のウレタンの層が出来上がります。


写真の天井断熱の厚み、160mmで依頼していますが・・・
200mm以上あります。(^^)

屋根の輻射熱を完全にシャットアウト出来ます。

「勾配天井やロフトにすると、真夏、家が熱くなる。」
その常識は、この家には存在しません。


施工をしていきながら、厚く吹きすぎたところを削っていきます。


家の中全部を養生し、最後にすべてを片付けます。

物凄い手間がかかります。
でも、それだけの価値があります。

費用も、通常のロックウールやグラスウールに比べ、3倍程度かかります。
でも、それ以上の効果があるのです。

おススメします。

2014年11月28日金曜日

サーモスⅡ結露

住宅サッシの結露の質問をお客様から良く受けます。

「ペアサッシであれば結露しないのか?」
「樹脂アルミ複合サッシであれば、結露しないのか?」
「外断熱であれば結露しないのか?」
「24時間計画換気システムを取り入れれば結露しないのか?」

面白いことに・・・
結露という言い回しは、2種類あります。

「窓の結露」と、「壁内結露」です。

システム換気や外断熱で「結露しない」というのは、壁内結露を指します。

結論を言うと・・・
窓の結露は、どんな家でもするのです。

結露をしないと言われている、木製サッシや三層ガラスサッシ。
これらも、冬、室内の温度が高ければ、結露します。

逆に木製サッシの場合は、水に弱いので、結露を頻繁に起こしてしまうと心配です。

2重サッシにしても、寒冷地ではやはり結露をするのです。(^^;)

ちなみに我が家は、LIXILの最新サッシ「サーモスⅡ」です。

このサッシは・・・
メーカー曰く「アルミ構造サッシの断熱をリードする」そうです。

熱伝導率の高いアルミ部分の露出を極限まで減らし、独自のスマートシナジーシステムによるアンカー式グレチャン・フレームイン構造・高性能複層ガラスが生み出す強力なシナジー効果により最高水準の断熱性能を実現。

これが、メーカーの売り文句です。

さて、我が家。
今、この時期の朝、掃出し窓がこんな状況です。



(クリックすると拡大します。)

レースなしのシェードカーテンとなります。

ガラス全面、汗をかいています。

アルミ部分はというと・・・



ビッシリ結露してますね。(^^;)

この時期、朝タイマーでガスファンヒーターを起きる30分前に作動させます。すると室内温度が20度程度、室外温度が9度前後となります。
建物は在来工法ですが、現場発泡ウレタン断熱を使用し、断熱性能が高い住宅です。
テレビCMで「魔法瓶の家」と放映しているあれです。

断熱性能は外断熱とほとんど変わりません。
ですので、玄関にあるガスヒーター一つで家の中全体が暖かい。
この時期でも、夜、Tシャツ一枚で過ごせます。

じゃあ、何故、最新断熱サッシでこんなに結露が起きるのか??
在来工法だから??

いえいえ、違います。

この原因は、サッシ&ガラスが夜、冷えるからです。

室内の温度が上がり、夜中に冷えたサッシとガラスに暖かい内気が一気に触れて起こります。

同じ家で、FIX窓(開かない窓)は・・・



結露していません。

サーモスのFIX窓は、フレームが殆ど露出していません。
外気が入り込む余地があまりないため、ガラスも冷えません。

引き違いの場合、レールの隙間から外気が少なからず入り込みます。
それで、サッシフレームが冷え、ガラスに伝っていくわけです。

よって、縦すべり窓も全面結露はありません。



下部結露は発生しています。

この下部結露は、木製サッシにも三層ガラスサッシにも、樹脂サッシにも起きます。

よく見ると・・・



樹脂の内枠にも汗が伝達しています。

つまり、冷えるものであれば、なんでも汗をかくという事です。

この結露を完全に防ぐ方法は何か??

ポイントは、カーテンです。

完全な断熱を求めるサイトの管理人は、カーテンを床に引きずるように設置し、窓の幅より10cm余計にカーテンの幅を取るよう指導しています。

内気とサッシをカーテンで完全に遮断するのですね。

でも・・・
カーテンを床に引きずったら、裾がホコリまみれですね。
しかも、いくらカーテンを充実させても、朝、カーテンを開けたとたん、結露します。
特に日が当たらない北側・西側の窓。


う~ん。

断熱性能が良い家ほど、室内の温度と外気の温度差が高くなります。
その中で唯一、計画暖房換気システムの家は、朝昼夜共に室内温度が変化しないため、サッシが常時温められ、結露をかなり抑えることができます。ただし、カーテンでサッシを遮ってしまうと結露します。

サッシが冷えなければ、結露しない。
でも、それは、かなり難しいのが現実です。

窓が少なければ・・・
家は暖かくなり・・・
結露も少なくなります。

でも解放感が損なわれます。

引き違い窓を2重サッシにするのが、今のところ一番の得策でしょうか?

でも、室内に厚みが出るし、2回開けなければならない。

結露を発生させないという外国製の特殊窓がありますが・・・
引き違いは、無いんだよな~。