昨日、新聞にひっそりとこんな記事がありました。
~東電に738億円交付~
東京電力は25日、福島第一原発事故の賠償金として
『原子力損害賠償廃炉等支援機構』から738億円の交付を受けたと発表した。
資金の交付は、34回目で・・・
累計で4兆4582億円となった。
東電は、これとは別に政府から原子力損賠賠償法に基づき
1200億円を受け取っており・・・
合わせると4兆5782億円となった。
東電が2014年11月21日時点で支払った賠償金は
約4兆4513億円だった。
とっても、小さな小さな記事です。
でも、とてつもなく、強大な数字が並んでいます。
これを見て、ゾッとする人は、まだ、平和ボケしてないと思います。
そうです。
4兆5782億円もの我々の税金が・・・
東京電力に無償でバンバン投入されているのです。
東京電力は、そのお金を我がもの顔で・・・
被害者に「申し訳ありませんでした。お詫びです。」と賠償しています。
つまり、詫びているけど他人のお金。
まったくもって自分の腹は痛めていないのです。
それで、反省しますかね?
悪い事をしても自分で責任を負わないので良いのであれば・・・
どんな良識のある人でも、普通、反省は出来ませんわな。
政府は「将来返してもらう。」と言っていますが、今後廃炉の優遇や援助も含め、ドンドンと費用はかさんでいくでしょう。4兆ものお金が、湯水のように湧いてきて、返す当てが無く、催促もされない。今の民主主義国家の世の中に、こんな美味しい話は他に無い訳です。
そして、片や電気料金を値上げし、今年3月期で1300億円の利益を上げている。
こりゃ、異常だわ。
考えてみてください。
被害者が、自分の払った血税で償いを受けているのですよ。
「血を流した者が、自分の血を輸血している。」
血が足りないのに、自分の体から血を抜き取り・・・
その血を、自分の体に戻している異常さ。
結局、体力を回復するには・・・
自分で新たに血を造らなければならない。(゜゜;)
こんな理不尽なことありますか?
こんなひどい話ありますか??
政府も東京電力も、「責任を負う」「責任を負う」と言いますが・・・
結局は、税金、税金、税金、税金。
責任=税金なわけ。
政治家は口が裂けても、政治責任とか「したり顔」言ってほしくない。
何が起きても、国民責任となるのですから。
当たり前ですが、税金は政治家の金ではありません。
官僚の金でもありません。
東電の金だと思われたら、もっての外です。
我々のお金なんです。
その我々が、この無茶苦茶な使い方をゆるしている。
それが現状です。
原子力発電所の爆発で発生した大量の放射能。
今でも爆発当時と変わらない放射性物質が流出し続けています。
被害は収拾しません。
そのうち、海外から巨額な賠償請求を受ける可能性が大きい。
それらの賠償も、税金で行うのでしょう。
被害者は国民です。
その責任を全て負っているのは、国民なんです。
収拾する見通しもなく、付け焼刃の現場で働いているのも、国民です。
政治家も官僚も東電も高見の見物で、政府が「下層」と位置づける方々が安い給与で使われ、元請けのゼネコンがピンハネして利益を上げている。
・政府
・政治家
・東京電力
・その他沖縄を除く8社の電力会社
・経済連
・東芝・日立・三菱の大手原発製造メーカー
・原子力規制委員会
・原子力安全保安院
・日本原電
・推進派の大学教授
・推進派の医者
皆、誰一人、責任らしき責任を取っていませんよ。
それでいいんですか??
これ以上、自分の血を自分でぬぐい続けるんですか??
私は、まっぴら御免ですね。
見て見ぬふりはもうやめましょう。
他人の金をばらまいて、そのばらまく権威を偉ぶって・・・
「原子力は必要」
「放射能の影響はない」
「放射能は体に良い」
「噴火しても爆発しない」
などと言っている無責任の連中にオサラバです。
我々被害者が、唯一意思表示出来るのが、選挙です。
選挙、行きましょ!!
絶対。
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2014年11月27日木曜日
2014年11月25日火曜日
事件です。
我が家は、あるシステムを構築しています。
その名も「良い子スタンプ」システムです。
子供たちが良いことをすると・・・
スタンプシートにアンパンマンのスタンプを一つ押すことが出来ます。
そして、15個のスタンプが溜まると、なんと玩具が買える!!
なんとも画期的なシステムです。(笑)
シートは私の力作です!!
15個たまったら、深夜、皆が寝静まった頃に作るのです。(^^)
また、厳密なルールがあります。
「スタンプを押す時は、母親の許可を要する」
というものです。
つまり、妻がこのスタンプを厳正に管理しているわけです。
とある日の朝・・・
子供より先に起きた妻。
キッチンにある冷蔵庫の前で、なんだか「ザワザワ」しています。
どうかしたのだろうか?
心配する私に妻、一言。
「なんだか、スタンプ増えてない??」
事件ですっ!!!
その名も「良い子スタンプ」システムです。
子供たちが良いことをすると・・・
スタンプシートにアンパンマンのスタンプを一つ押すことが出来ます。
そして、15個のスタンプが溜まると、なんと玩具が買える!!
なんとも画期的なシステムです。(笑)
シートは私の力作です!!
15個たまったら、深夜、皆が寝静まった頃に作るのです。(^^)
また、厳密なルールがあります。
「スタンプを押す時は、母親の許可を要する」
というものです。
つまり、妻がこのスタンプを厳正に管理しているわけです。
とある日の朝・・・
子供より先に起きた妻。
キッチンにある冷蔵庫の前で、なんだか「ザワザワ」しています。
どうかしたのだろうか?
心配する私に妻、一言。
「なんだか、スタンプ増えてない??」
事件ですっ!!!
2014年11月24日月曜日
エコキュートの水漏れ
当社がエコキュートを使いだしたのが、ちょうど6年ぐらい前です。
それまではガス給湯機が標準でしたが・・・
「二酸化炭素を出さない。」
「環境にやさしい。」
「時代の最先端、オール電化。」
これらに感化され・・・
高額ですがエコキュートを標準装備としたのです。
その住宅に、ここ最近、水漏れのトラブルが頻発しています。
今回も、約5年前に引き渡しをした建売住宅のお客様から、SOSを頂きました。
しかも、2件。症状は同じです。
室内リモコンに「E10」というエラー表示が出て、お湯が出なくなるというトラブルです。
エコキュートには、外部に貯湯タンクとヒートポンプがあります。
ヒートポンプで沸かしたお湯をタンクに貯める構造です。
よって、2つの機械に、お水とお湯を行き来させるためのホースが接続されているのですが・・・
症状は、そのお湯のホースが裂けて、水漏れです。
場所は、ヒートポンプ機械とのつなぎ目からです。
最初、お客様は、すでに引渡し後約5年経過しているので、当社ではメンテナンスを受けられないと思い、三菱電機に直接連絡をし、後日、三菱メンテナンスの人間が修理に来たのです。
そこで問題発生。
三菱メンテナンスの人間曰く
「これは、配管がダメですよ。」
「架橋ポリエチレン管は使っちゃだめなんですよ。」
「今は、アルミの三層管が支流。」
「配管はメーカーでは直せないので、応急処置はしますが設置業者に依頼して取り替えてもらってください。」
漏れ出したお湯の湯気で、ヒートポンプの機械が壊れたとのことで、基盤を交換ただけで、帰って行ってしまったそうです。
基盤を交換すれば、エラー表示は消えますが・・・
応急処置だと、また、すぐ同じことがすぐ起きて、基盤が壊れるのは誰が考えても明らかなのですが・・・。
このお客様は、「配管を取り替えるのにはお金が掛かる」とお考えになり、そのまま放っておいたそうです。
そうしたら、1年経たないうちに、すぐに同じエラー表示が。
またメンテナンスを呼んで、基盤を取り替えることに。
その費用、4万円5千円也!
つまり、2回合わせて9万円の負担です。
さすがにお客様、慌てて当社に電話を掛けてきました。
「どうなってるんだ!」と。
すぐに水道屋さんを手配して、応急処置。
事情をお客様から聞き、水道屋が調べることとしました。
すると・・・
「架橋ポリエチレン管は、使っちゃダメだ。」
という、情報が多く出てきます。
三菱メンテナンスの人間がお客様に言っていた「アルミの三層管」も、水漏れ事故が多発しており、そして、殆どの事例がヒートポンプのつなぎ目からの水漏れのようです。
メーカーに問い合わせをして、推奨配管を確認します。
すると、三菱の回答は、こうです。
「架橋ポリエチレン管で大丈夫。」
いやいや、待ってください。
三菱のメンテナンスの人は、架橋ポリエチレン管はNGって言って帰ってるんですよ。(^^;)
そんなやり取りをしている最中、今度はこの物件のお隣のお客様からも「水漏れ」のSOSの電話が!!
なんだよ!図ったように5年で壊れんのか(▼▼#)
すぐに水道屋さんの武蔵設備さんと現地に!
やはり同じようにヒートポンプからお湯が漏っています。
う~ん。
漏っている箇所のカバーと被覆を剥がして・・・
下の写真の真ん中の管、その取り付け金具とポリエチレン管とのつなぎ目が漏れている箇所です。
圧が掛かっているので、少量ですがお湯が噴出しています。
その噴出したお湯は、湯気をだし・・・
普段、紫外線を遮るために写真の機械の上に置いてあるカバーが掛かっているため、その湯気がカバー内に篭り、機械の中に入って基盤を壊すのだとか。
メーカーは、架橋ポリエチレン管で良いと言いますが・・・
つなぎ目は変わらない為・・・
武蔵設備さんの提案で、銅管に変更することとしました。
銅管は、バーナーを使いつなぎ手と管を溶接するので、そこに亀裂が入り漏れることは、将来にわたり回避することが出来ます。
使用直後は、内管表面の銅が溶けだし、お湯が少し青くなるそうですが、銅は人畜無害だというのでお客様にその話をして、了承を得ました。
しかし、配管を変えても、エラー表示は消えないままです。
やはり、湯気で基盤がやられたのでしょう。(▼▼#)
機械内は、メーカーじゃなければ触ることが出来ません。
2日後、三菱のメンテナンスを呼ぶことになりました。
その間、お客様はお風呂に入ることが出来なくなる訳です。
しかも、冬なのに、キッチンのお湯が出ない。
大変ご迷惑をお掛けいたします。
(この場を借りて、心よりお詫び申し上げます。)
この配管工事は、無料で行います。
だって、メーカーが「配管に問題がある。」と、お客様に言い捨てて帰っていたそうですから。
三菱電機は、架橋ポリエチレン管で良いという。
三菱メンテナンスから来た下請けの工事業者は、いまどき架橋ポリエチレン管でつなぐ業者は居ないと言う。
三菱メンテナンスから来た下請けの工事業者は、いまどき架橋ポリエチレン管でつなぐ業者は居ないと言う。
ネットでは、銅管にすると、お湯に青い色が出る可能性があるという。
もっと悩ませるのは、今回来たメンテナンスの下請け業者さんの話。
「架橋ポリエチレン管で問題ないです。ポリエチレンは紫外線に弱いので、接続部分が露出して紫外線で劣化すると、今回のような水漏れになる。」
ええと・・・ですね・・・
接続部にカバーがあるのですよ。
つまり、三菱のヒートポンプは、鼻から接続部が紫外線に当たらないようになっているのですが・・・(汗)
もっと悩ませるのは、今回来たメンテナンスの下請け業者さんの話。
「架橋ポリエチレン管で問題ないです。ポリエチレンは紫外線に弱いので、接続部分が露出して紫外線で劣化すると、今回のような水漏れになる。」
ええと・・・ですね・・・
接続部にカバーがあるのですよ。
つまり、三菱のヒートポンプは、鼻から接続部が紫外線に当たらないようになっているのですが・・・(汗)
さて、どうしてくれようか!!
ちなみに、基盤工事代もお客様に支払ってもらう訳には行きません。
メーカーは、工事店(当社)が悪いと言っているわけですから。
ここは、週明け、三菱電機の担当者を呼び出して、喧々諤々やってみるつもりです。
2014年11月23日日曜日
柏尾川の蝙蝠
現在、藤沢市宮前にて・・・
注文住宅を建築中です。
建築家「伊藤誠康」先生が設計された大屋根の家です。
その現場に向かう途中、まだ、明るいというのに・・・
蝙蝠が何匹か飛んでいます。
「え?何言ってんの?」
という声が聞こえてきそうですね。(^^;)
素早い動きにカメラを向けてみましたので、ご覧くださいませ。
(クリックすると拡大します。)
解りますかね??
何々?ツバメじゃないかって??
いえいえ、もう冬ですもの。
つばめはこの時期いませんよ。
近くに来るので、もう一枚パシャ!!
どうです?
信じてくれます??
実は・・・
大船駅を少し藤沢寄りに行ったところに、山崎の跨線橋があります。
その付近の柏尾川を夜見に行ってみてください。
真っ暗な空に、うごめいている影がいっぱいあるのです。
懐中電灯を持っていったら、驚きますよ。
100匹近くの蝙蝠が舞っているのです。
昆虫を空中で食べているのかしら??
跨線橋や橋の下が巣になっているのでしょう。
柏尾川に流れ込む下水管の中かもしれません。
写真ではうまく取れなかったので・・・
動画をどうぞ!!
スマホの人は、こちらをクリックください。
https://www.youtube.com/watch?v=wigqyafRUsU&feature=youtu.be
柄が長い網があったら、捕まえることが出来ます。
それほど、目の前を飛んでいるのです。
こんど、やってみようかしら。(^^;)
注文住宅を建築中です。
建築家「伊藤誠康」先生が設計された大屋根の家です。
その現場に向かう途中、まだ、明るいというのに・・・
蝙蝠が何匹か飛んでいます。
「え?何言ってんの?」
という声が聞こえてきそうですね。(^^;)
素早い動きにカメラを向けてみましたので、ご覧くださいませ。
(クリックすると拡大します。)
解りますかね??
何々?ツバメじゃないかって??
いえいえ、もう冬ですもの。
つばめはこの時期いませんよ。
近くに来るので、もう一枚パシャ!!
どうです?
信じてくれます??
実は・・・
大船駅を少し藤沢寄りに行ったところに、山崎の跨線橋があります。
その付近の柏尾川を夜見に行ってみてください。
真っ暗な空に、うごめいている影がいっぱいあるのです。
懐中電灯を持っていったら、驚きますよ。
100匹近くの蝙蝠が舞っているのです。
昆虫を空中で食べているのかしら??
跨線橋や橋の下が巣になっているのでしょう。
柏尾川に流れ込む下水管の中かもしれません。
写真ではうまく取れなかったので・・・
動画をどうぞ!!
スマホの人は、こちらをクリックください。
https://www.youtube.com/watch?v=wigqyafRUsU&feature=youtu.be
柄が長い網があったら、捕まえることが出来ます。
それほど、目の前を飛んでいるのです。
こんど、やってみようかしら。(^^;)
2014年11月22日土曜日
障子と襖の仕上げ
一昨日、芝田内装さんにお願いをして・・・
新築住宅の障子と襖の貼り込み仕上げをしてもらいました。
芝田内装さんは、「ニコちゃんマークのクロス屋さん」といえば、ご存じでしょうか?
忙しい中、無理を言って、朝一で現場に来てもらい・・・
早速、障子から。
注射器で、ノリ付け。(^^;)
「見られながら貼るのは、緊張しますよ」
と、芝田さん。
私の携帯が引っ切り無しに鳴るので・・・
紙を貼る写真を撮れませんでした。
建込み。
仕上がり!
(クリックすると拡大します。)
雲流柄です。
今度は、襖戸。
といっても、べニアのフラッシュ戸を建具屋さんに作ってもらい・・・
表面にクロスを貼り込みます。
襖戸は強度が弱く、また古臭いイメージがあり、最近、若い方にはウケません。
お客様が選んだクロスを、広げます。
「うおっ!!」
と、声が出る芝田さん。
そうなんです。
秀吉の茶室のような柄ものなんです。(^^;)
「凄いですね」と、芝田さんから言葉が漏れます。
今まで、私、クロスを貼るところをじっくりと観察したことがありません。
今回初めて知ったのですが・・・
紙の端布に矢印マークが打ってがあるんですね。
なるほど、この矢印を合わせることで、柄を合わせることが出来るのか~!!
早速、裏返して、ノリを塗っていきます。
今回は、枚数が2枚と少ないので、機械は使いません。
ローラーでのノリ付けとなります。
隅々まで塗ったら、折れないように、たたみます。
フラッシュ戸の取っ手を外します。
クロス屋さんは、貼るだけが仕事じゃありません。
先についている細かい部材や建具、照明器具などを取り外す作業もします。
下地をビスで止めたり、追加したりと軽い大工仕事もこなします。
よって、ある程度の大工的な知識も必要ですし・・・
ドアや建具のような重量物を取り外して移動するので、繊細さも重要なのです。
取っ手を外して、いざ貼り込みです。
平行を出すのは、完全に感覚なんですね。
へ~。
カッターでカット。
2枚目は、ガラの高さを合わせます。
これが結構大変です。
正味30分。
仕上がりをチェック。
そして、建込み。
完成です。
どうですか??
(クリックすると拡大します。)
吊押入れなので、ワンポイントのアクセントとなりました。
とても派手で個性的なクロスですが、違和感は有りません。
柄絵の線の緑と、壁の緑が調和して・・・
同系色の柄天井が上手く中和しました。
元は、もっと派手な色を選んでいたお客様。
しかも壁全面をこのガラにするご要望でした。
それをどうにか説得しながら、吊押入れの襖へ誘導しました。(^^)
お客様からは、最後にこう言われました。
「柳さんとの、この喧々諤々のやり取りが自分的に面白かった。」
お褒めの御言葉として、お受けいたします。(笑)
良い仕上がりに、私も、お客様も大満足です。
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