解体の全工程が完了しました。
①60坪程度の古家の解体
②庭木&庭石(庭園)の撤去
③玉石擁壁の撤去
④RC浄化槽(3連)の撤去
⑤境界ラインのブロック塀&フェンス撤去
⑥駐車場となる部分のドタン層土の掘削&処分
⑦隣地越境構造物の撤去
以上を大よそ1か月で終わらせました。
元々は、こんな感じ。
Before
After
解体を引き受けて頂いた不動マネジメントさん。
今回も、有難うございました。
前後の写真を見ると、解体業がいかに大変な仕事かが、改めて良くわかります。
大規模な解体でしたが、御周辺の方々からも一切のクレームも無く、無事終えることが出来ました。(^^)
その上に40年もの間存在した建物と庭木。
その存在が消えるだけで・・・
周辺の環境は一変します。
そして・・・
今後ここに立つ家によって、この沿道の景観が決まります。
安っぽい家を建てたら、景色も安っぽくなり・・・
センスの悪い家を建てたら、センスの悪い街並みと変わります。
ようは、ビルダー次第です。
建物の配置一つで圧迫感を取り除くことが出来ます。
窓の配置や屋根の形状で周辺の既存の住宅と新旧が融合出来ます。
しかし、今の世の中・・・
「儲かれば、良い。」「安ければ、良い。」
こんな状況です。
建設業界はそのど真ん中に居るように思います。
既製の間取りのを土地に置くだけのビルダーやメーカーが殆ど。
環境設計や空間設計なんてどこにもありません。
今一度、ビルダーは「日本の景色を作っている」という事をしっかりと認識して、日々、その地域にあった家造りをする努力するべきだと思います。
ここは稲村ケ崎のメインストリート!!
これから家を建てる我が社の責任は、重大です。