この仕事をしていますと、表札のご相談をとても良く受けます。
インターネットで買えないものがない時代。
表札も、家に居ながら何百通りの種類を見て選ぶことが出来ます。
そして、自分でデザインまでできて、メールでやり取りすれば、オリジナルの表札を簡単に発注まですることが出来るんです。
一昔前とくらべ、なんと便利になったことか。
私は、ご相談を頂いたら、お勧めのサイトをご紹介します。
ロートアイアンのアーティスト(鍛金術師)などに製作を依頼するような場合を除き、ご自身でネットで十分満足いくものが作れ、そしてとても安く納めることが出来るからです。
ちなみに以前、仕事を何度か依頼した鍛金作家「小田薫」さん
(叩き出しのアイアン表札を5万円前後で制作してくれます。)
ただ、ネットでは設置場所を決めることは出来ません。
玄関ドアのある壁であれば悩みませんが、柱的なものをご希望されるお客様が多いです。
表札柱というと、街中でとても良く見受けるのが、このタイプ。
メーカーのセット品です。
施工する側は、こrが一番簡単です。
納品されたものを組み立てて、設置するだけですから。
ただ、表札をこだわる方は、このタイプはまず選びません。(^^;)
そういうお客様に当社が良くご提案するのは、枕木の支柱です。
以前、ブログでご紹介した建築家の伊藤誠康先生の住宅で作った枕木の表札柱です。
枕木は腐らず、自然の風合いがあり、とにかく安い!
ただ、使い方を間違えると何ともイモ臭くなるので注意が必要です。
先日・・・
当社の建築中の住宅のご近隣で、とても目を引く表札柱を見ました。
堅木で作った、手作りの表札柱です。
「ハッ」としちゃいました。(^^;)
これは、面白いですね。
というか、こういうやり方がありましたか。
手間がかかりますが・・・
なんとも、簡素でそっけなく・・・、それでいて、おしゃれです。
針葉樹で作ったらあっという間に腐りそうですが・・・
広葉樹のウリンやイペで作れば、腐ることはないでしょう。
(小声ですが・・・)
今建築中の注文住宅にて、真似しようかな??
大工さんに、どうにかお願いしなきゃなりませんが・・・
ウッドデッキの残材で、造れそうです。(^^)