Translate

2022年8月25日木曜日

姫路城(白鷺城)

夏休み3日は・・・
朝一、6時に起きて
淡路島から高速道路を飛ばし
約1時間半かけて北上!!

目指すは
日本一のお城「姫路城」です。

午前9時、姫路に到着。
姫路市のど真ん中にあるんですね。

その美しさから・・・
別名、白鷺(しらさぎ)城と呼ばれ
江戸時代初期のそのままの状態で残る
とても希少なお城で
天守閣は国宝。
他7棟も国宝。
その他の殆どの部分も
国の重要文化財となっており

さらに世界遺産という
世界で一番有名な
日本のお城です。

私は、多分に漏れず初来訪。(^^;)

車を停めた駐車場が東門の方で
「搦手」側から正門に向かいます。



それにしても・・・
凄い石垣だ。


関東圏にあるお城とは
比べものにもならないほど
巨大であり、それでいて繊細。

石垣だけで
すでに美しい。(゜゜;)

正門入口でお金を払い
中に入ると、これまた広い。


何処に向かえば良いのか
迷うほどです。

まずは、特別公開中という
百閒廊下へ向かいます。

お城から離れになっている
正室が住む建物に繋がる
距離約300mの廊下。
かの千姫も住んでいた
日本一有名な廊下なんですって。

途中で顔出しがありパチリ。


中に入ると
なんと、当時のままで
凄い趣があります。

昔の御殿様は
この廊下を通って
御姫様に会いに行っていたのか~。

しかし、暑い。
8月12日の朝9時ですが・・・
気温はすでに32℃ですよ。
永遠と続く廊下の中で
すでに家族4人汗だく。

ようやく、建物から出たら
今度は、迷路のような坂道が続きます。


妻も私も首からタオル。
娘はヘロヘロ。

監視員の人がところどころにおり
「暑いですね~、ご苦労様です」
と話しかけると
「今日は曇りだから幾分か楽ですよ~」
と答えてくれました。
昨日は晴天で
5人が倒れて・・・
3人が救急車で運ばれたそうです。(^^;)

途中で休憩しながら、進みます。



それにしても・・・
何個の門をくぐったろう。

すでに5個ぐらい
門をくぐったぞ。



まだまだ続きます。
さらに3つぐらい門をくぐり

これがラスト。



内部は壮大。
でも、凄い人。

サウナのような状態で
汗が噴き出ます。
人混みに押されながら
進んでいき
急こう配な木製階段を
必死に上がり続け
6回目で、ようやく最上階!!



祭られていた神社にお参りして

遠望鏡が大好きな娘は
「トン、100円くれ!」
と、私から100円強奪し


遠望鏡を堪能。

そして、アラフィフにキツ~イ
下りの急階段へ

妻と私・・・
「膝が痛い」
「腰が痛い」
と言い合いながら
頑張って下山ならぬ下城。

ズボンまで汗びっしょりで
姫路城を初体験してきました。

出口は広場になっていて
撮影スポットにならび
「暑くて死ぬ」
「もう、お城はウンザリ」
と、ブーブー文句を言う子供達を
どうにか並ばせて、パチリ。


さて、一服して城外へ向かいます。
時計を見ると午前11時を回っています。
なんだかんだで、2時間かかったのか~。

城外への道すがら・・・
巨大な井戸がありました。

覗き込んでみると深~い!



なんだか嫌な雰囲気のする井戸ですね。
ありゃ、お菊の井戸って書いてある。


本物の「番町皿屋敷」の井戸ですか!!
ここにあったのか。
あれって江戸の話じゃなかったでしたっけ?
とにもかくにも、怖っ!!

さて、無事に城の外までくると
駐車場の手前に
小さな動物園があります。

その名も「姫路市立動物園」ですって。
のぞき込むと、遊具が。

入園料220円という激安さと
子供達が私の手をつかみ
「絶対に入る!」という圧力に負け
入園。

昭和の香りが強烈な・・・


遊具の数々。


なんと、1回200円。


一切並ばず・・・
しかも1回の乗車時間が長~い!

コーヒーカップは
物凄く高速で回すことが出来て
我が子達は必至で回すので
飛び出しそうになってます。(汗)



40分、遊びました。


ユネスコ遺産をみながら
遊べる遊園地なんて
素敵です。(^^)



さて、予定にはない時間を使い
もうお昼を過ぎてしまいました。

さて、お昼ご飯、どうしよう。

つづく

2022年8月23日火曜日

ニジゲンノモリ

淡路島・・・
思っていたよりも
全然大きいです。

長さは、伊豆半島より少し短いぐらい。


宿泊した洲本市は、真ん中に位置して
南の「鳴門海峡」から、北の「明石海峡」まで
高速道路一本で行けますが
飛ばして1時間かかります。

さて・・・
渦潮を観潮船でみたら

目の前に、日本有数の美術館
「大塚国際美術館」があります。
https://o-museum.or.jp/
是非寄ってみたい場所ですが・・・

以前、我が子たちを箱根のポーラ美術館に
連れて行ったら、ものの10分ぐらいで
「もう出たい!」「つまんない!」
と大騒ぎしだし
妻と大喧嘩した経緯があります。

今回も見たいという妻の言葉に
我が子たちは大反対。
ということで、入館断念。

鳴門大橋をまた渡り返し
淡路島の最南端から
最北端へ急いで北上です。

高速道路を飛ばして1時間。
12時半、ニジゲンノモリに到着。

さっそく、今回の旅で
子供達のメイン「忍里」へ


アニメ「NARUTO」「BORUTO」の
アミューズメントパークです。

「天の巻」というアスレチック型迷路と
「地の巻」という謎解きがあり
さらに漫画NARUTOの作中で
登場するラーメン屋
主人公のナルトが大好物の
「一楽のラーメン」が
実在するのです。


息子と娘は
このラーメンが食べられると
夏休み前から
興奮し続けてきました。(笑)

中に入ると・・・
リアル「火影岩」があります。


まずは、天の巻へ
サスケがお出迎え。



相模湖のプレジャーフォレストにある
立体迷路「カラクリ砦」と同じですが
アニメファンにはたまらない
細工がところどころにあります。



基本的には
スタンプ収集で同じですが


階段の途中に
イチャイチャパラダイスが
置いてあったり



忍者的な通路があったり



デジタル画面に手で
12種類の忍術の「印」を結んで
正解しないと進めない仕組みです。



外気は、36℃の中
子供達は夢中で進んでいき
アラフィフの両親(我々)は
全身汗だくで、息も絶えだえ。

階段の上り下りや
梯子の上り下りで
「膝が痛い。」
「腰が痛い。」
「頭痛い。」
と顔を合わせ、言いあう二人。(苦笑)

30分ほど迷路内をさまよい・・・
流石に4人ともに
熱中症の一歩手前ぐらい
融けてしまいしまいそうな状況。

フラフラで・・・
次の謎解きである「地の巻」コースへ



ここは、炎天下の中、歩きます。
色々な所でバーチャル体験が出来るのですが
もう、炎天下が過ぎて
歩くのもしんどく
全て素通り。(^^;)

要所要所で写真を撮り・・・



どうにか30分かけて、クリア!!

午後2時半過ぎ、ようやく日影に入り
一休み。
そして、念願の一楽のラーメン。



灼熱の中、屋外で・・・
アツアツのラーメンは・・・
正直、地獄です。

子供達は美味い美味いと
頬張っていましたが
もう、全身、シャワーを浴びたように
汗でビッショリ。(TT)

ニジゲンノモリは
広大な公園の中に
他のアトラクションが多数ありましたが
もう、気力が残っておらず・・・

「クーラー!クーラー!」
とうわごとの様に唱えながら
灼熱の太陽の下
広大な敷地をフラフラで歩き
駐車場へ向かう我が家。

車で、ビッショリのTシャツを着替えて
計画を変更して
すぐ近くの温泉施設に向かう事に。

関西有数の設計露天風呂が有名な
日帰り温泉「美湯松帆の郷」へ

駐車場に到着し
その景色に感嘆。


お風呂の中からも
同じ景色が見れます。
写真は残念ながら撮れませんが

松帆の郷のHPに
http://matsuho.com/
露天風呂からの写真が掲載されています。


景色は、今まで入ったお風呂の中で
3本の指に入ります。

ただ、お湯が循環しておらず
人でほぼ満杯の湯船を除くと
ゴミ・髪・垢がいっぱい浮いており
衛生面を気にしない私でも
気持ちよく入れる状態ではありませんでした。

潔癖の人は、足も入れられないんじゃないかな?

お風呂を上がったら・・・
「道の駅わらじ」で、明石海峡の観光。



道の駅と言ってますが
とても小さく、買うものはありません。
ただ、明石大橋の真下に入れるので
是非立ち寄って下さい。

今日は、体力の限界。
宿に帰ります。
宿に帰ったら、もう午後6時です。

洲本を散策して・・・


素泊まり宿なので
昨日と同じお蕎麦屋「なだ市」へ
https://www.nadaichi.jp/


他の食事処が午前中でしまってしまう中
お盆休み中も夜の営業をしてくれて
とっても助かりました。

とんかつ・アジフライ
とても美味しゅうございました。m(_ _)m

つづく

2022年8月22日月曜日

渦潮(うずしお)

夏休み初日は
車で鎌倉から9時間かけ
ひたすら高速道を走って
淡路島に到着し終了。

午後5時過ぎ、
洲本市を散策して



地元のお蕎麦屋さんを見つけて
夕食。


淡路島が意外と都会で
それでいて、雰囲気が
我が地元鎌倉と似ていてビックリ。
もっと、陸の孤島なのかと
勝手に勘違いしていました。

今日はこのまま宿に戻り就寝。

次の朝は、6時起き!
一日かけて「淡路島観光」です。

春陽荘の庭でカブトムシが捕れると
当主の高山さんが仰っていたので
息子を起そうとするも
全く起きない。

仕方がないので、私一人で
早朝の庭散策。
早速一匹見つかったので
手に乗せて、寝る息子の元へ。


すると、息子
起きようともせず寝ながら一言
「凄いねぇ・・・」

張り合いネ~な。我が息子。(TT)

家族を順番に叩き起こし
午前7時40分ごろ、出発です。

まず向かったのは・・・
全国ご当地バーガー1位と2位に輝いた
「あわじ島バーガー」
の淡路島オニオンキッチンさんへ
https://eki.uzunokuni.com/etc/hamburger.html

洲本市から40分車で走り
道の駅「うずしお」に到着。
駐車場に車を止め
藤棚を歩いて行くと・・・


鳴門大橋の真下に出ました。
「鳴門岬」の顔出しでパチリ。



時間は、午前8時20分。
キッチンは9時開店のため
橋の下まで降りて
絶景を堪能しながら時間を潰します。


息子が「そろそろ開店だから行くぞ」とうるさいので
開店15分前に店の前に行くと
すでに10人以上並んでいます。(TT)
マジか。
甘く見てた。



プンプン怒る息子と並び
開店して・・・
注文して・・・
9時半、朝食。


妻は、肉厚てりやきチキンバーガー
娘は、オニオングラタンバーガー
私は、福良こども園チーズバーガー

そして、ここに連れて行けと
数日前から騒いでいた
「ハンバーガー命」の息子は

・オニオンビーフバーガー
・クラシックバーガー
・デリシャスポテト
・玉ねぎコールスローサラダ

朝からどれだけ食うんだ?
信じらせません。

一口食べて「美味い!」と
叫んだかと思うと
これだけの量を一番早く
食べ終わっていました。(汗)



さて、一服したら
鳴門大橋を渡り
徳島に入ります。

妻と子供達に
「橋を歩いて渡るぞ!」
と、提案すると・・・
「はぁ?暑いから無理!馬鹿じゃないの!」
と娘に言われ・・・
3人に瞬時に拒否されました。

現在の気温34℃。(TT)
多数決だし、しかたない。
大鳴門橋遊歩道を諦め
「それだったら涼しいから良い。」
と娘がOKした
クルーズ船に乗ることに。

色々なクルーズ船があるようですが
我が家は、鳴門観光汽船をチョイス。
小型船は怖かったので
大型観潮船「わんだーなると」に乗船。
物凄い人だったので
2階の特等席を買いました。

結構な出費となりましたが
これらの為に
宿泊費を安く抑えたので、いってこいです。(^^)



1階は、超満員ですが
2階は、優雅です。



うずしおを見るために
右舷に行ったり左舷に行ったりする必要があり
1階だったら、密集して
まともに見ることが出来なかったでしょう。



さあ、橋が見えてきました。



まさかの・・・
うすしおを横断します。



おお、これがかの有名な
「うずしお」ですか!!


ラーメンの具である
「なると」の名前の由来であり
世界で一番有名な日本アニメ
「NARUTO」の主人公
うずまきナルトの元がこれですよ!

11時10分が干潮で
現在の時刻10時50分。
グットタイミングです。

子供の見聞を広める旅ですが・・・
それにあやかって、私も初体験。
子供様様です。

凄い景色だ。


子供の記憶に
一生残ってくれることでしょう。

迫力ある渦潮の動画、ご覧ください。


動画が見れない人は、下記をクリック
https://www.youtube.com/watch?v=bl7M4qqD95s

つづく

2022年8月21日日曜日

47都道府県の旅

世界地図で見ると
とても小さな日本だけど
日本に住んで48年
まだまだ・・・
日本は知らない事ばかり。

平成の時代に
細木数子という人が
日本を席捲していました。
占い一つで巨万の富を築いた方で
去年亡くなられたと
ニュースになりました。
(ご冥福をお祈り申し上げます。)

占い師は個人的に好きではない人種ですが・・・
彼女が言っていたことで
二つだけ感銘を受けたことがあります。

「衣食住が充実すれば占いなど必要ない」
「見聞を広げることが人を一番成長させる」

私は貧乏ゆえに
神奈川県から出ることなく育ち
成人した後、30歳すぎても
神奈川県から出る事は殆ど無く

小さい日本の
一地方の神奈川県の
更にその中でも小さな
鎌倉という地で
毎日、同じ景色を見て
生きてきました。

べつにその事に
不満も不安も無かったのですが
32歳ぐらいの時
空手仲間(ハワイ育ち)が
マウイ島で結婚式を挙げるというので
生まれて初めて飛行機に乗り
海外旅行をしました。(苦笑)

飛行機が大の苦手で
8時間もかかったジェット機の中
たびたび起きる乱高下に
死ぬ思いをしながら
ようやくオアフ島に到着。

解放されたと思ったら
マウイ島へは小さなプロペラ機。(^^;)
寿命を縮めながら
降り立ったマウイ島は
私の人生を変えました。

「夢のような景色」とは
ああいうのを言うんでしょうね。

帰国後・・・
2年ぐらいは、会う人会う人に
マウイ島の絶景を
興奮して話していたように思います。

「見聞とは、人を成長させる」

それを初めて実感したわけです。

そんな最中
山形県に実家がある妻と結婚し

「娘さんを僕にください!」

と挨拶をするため
妻と初めて訪れた山形は
これまた素晴らしい地でした。

温泉最高!食べ物最高!蔵王最高!

事細かく山形県を教えてくれるお義父さんに
「よくご存じですね!」
と話すとお義父さんに叱られました。

『地元を知らないなんて恥ずかしいと思え!』

地元に帰って
この言葉がとても心に残ったんです。
「ああ、俺、鎌倉を案内できないわ!」
鎌倉のお寺の「お」の字も知りません。
そして・・・
日本で生まれ育ったのに
日本の事を殆ど知らないことに
気が付いたんです。

「マウイ島は日本とは別世界!」
なんて、言っていたけど、お前・・・
「日本の事なんにも知らないじゃん」
と、自分で自分を失笑したわけです。

あとは・・・
妻との間に子供が生まれたら
もう待ったなしです。

我が子達の見聞を広げるため
親が出来ることは
塾に行かせることではなく
日本津々浦々に連れて行く事。

葛飾北斎・松尾芭蕉・山下清じゃないですが
子供の記憶に
日本の見聞録を作るため
我が子たちが成人するまでの間
『47都道府県制覇の旅』
を達成するべく・・・
今年の夏休みも、頑張ってきました。

今回は、神戸と徳島です。(^^)


オレンジは、宿泊した地。
黄色は、観光した地。

各地で心に残っているのは・・・

秋田/乳頭温泉郷の風情。
山形/映画村の情景。
新潟/水族館ザンマイ。
副島/猪苗代湖で泳いだ。
栃木/中禅寺湖畔でキャンプ。
茨城/アクアワールドの恐竜コラボ。
群馬/草津温泉で車中泊。
埼玉/奥秩父のわらじカツ絶品。
東京/スカイツリー。
神奈川/じつは、湯河原がオススメ。
千葉/とても険しい鋸山。
長野/上高地は日本一の絶景。
山梨/精進湖に移る逆さ富士。
静岡/天竜浜名湖鉄道の転車台。
岐阜/恵那峡ワンダーランド。
愛知/知多半島エビフライの歯ごたえ。
三重/鳥羽水族館の規模。
和歌山/高野山の密教。
大阪/道頓堀の串カツっ!!
香川/子供が一番という「小豆島」
大分/湯布院。
沖縄/紀乃川食堂のソーメンチャンプル。

沖縄拳法空手の先生に教えてもらった
本部市で食べた
「紀乃川食堂」のソーメンチャンプルは

今回で2県プラスとなりますが
まだ半分です。(TT)
まだまだ知らぬ日本の地が
数多く待っています。

頑張って参ります。